トミーが自社開発したゲームパソコン。
日本語記述のBASICでゲームが作れる。
それが―――
「ぴゅう太」
ゲーム画面に絵が描ける!着目点は良かったがFCに勝てなかった16ビットマシンを大特集!
パソコンて、過激なオモチャじゃ! byキャッチフレーズ
「ぴゅう太」って?
「ぴゅう太」は、1982年8月20日に株式会社トミー(現タカラトミー)よりリリースされた16ビットゲームパソコン。
初代機は、プログラミング言語に日本語記述のBASICである「G-BASIC」、グラフィックソフトに「G-GRAPHIC」を標準搭載していた。
ユーザーが本機を使用してゲーム等を作成することができるようになっていた。
パソコンとして考えると低価格で、それなりの機能しな無い為、低機能。
基本はゲーム機で、パソコンとして使用も可能なマシンというスタンス。
ただ、ゲーム機として考えると59800円という価格は、当時としても非常に高いと感じるレベルだろう。
比較的、コンピューターゲームを作成するには有利な性能で、内蔵されたキャラクターや背景を流用可能だった。
トミーは玩具メーカーであるコトから、玩具店への販売チャンネルを持ち、デパートの玩具売り場などで実機展示するなどの展開をしていた。
同時期にバンダイやタカラからもゲームパソコンがリリースされていたが、自社開発だったのはこの「ぴゅう太」だけだったのは凄いところ。
販売開始から4ヶ月で4万台が出荷された本機だが、その売り上げは翌年に登場する高性能、低価格ハードに全てを奪われる形となる。
1983年7月、任天堂よりファミリーコンピュータが14800円でリリース。
トミーもそれに対抗し同月に互換機となるゲーム専用マシン「ぴゅう太Jr.」を19800円でリリースするも惨敗。
1985年2月にはゲーム機開発から撤退することとなった。
国内外合わせて約12万台が出荷されたという。
利点・欠点
ゲームも作れるという触れ込みであった「ぴゅう太」。
それなりに売れそうな要素も多かったのだが、何故消えていってしまったのか?
・テレビ画面に絵が描ける機能
・ファミコンやSG-1000より先に出ていたため、リリースタイトルが当時は多かった
・業務用と同じタイトルのリリース
・8ビット主流の時代に16ビットマシン
こうやって上げてみると、それなりにいいじゃん?とも思えないだろうか?
だが、それでも想定より売り上げが望めなかったのには原因がある。
その敗因と言われることが多いものを幾つかまとめてみた。
・玩具としては高価な価格設定
・操作しづらい縦長コントローラー
・新機種ラッシュの時代でのリリース
・G-BASICが、通常のBASICより貧弱で扱いにくい
この中でもやはり価格に関しては、多くの人が「当時、買うには高かった」と口をそろえて語る。
コントローラーに関しても、実はレバー式コントローラーの発売予定もあったようだが、実現していない。
時代に関しては―――、ファミコンと同年代にリリースした以上、これはどうしようもなかっただろう。
決定的だったのは、G-BASICという日本語でのプログラムが扱いにくいという使用者からの意見がでかかった。
簡単に言うと、機能を制限されてしまったプログラム言語の為、最終的には思った様なゲームが作れないという感じ。
また、記憶容量もかなり制限がある為、あまり自由な創作ができない。
技術的に限界だったのかも知れないが、いろいろな要因は解消できない問題ではなかっただろう。
かなり残念だったハードといえるんじゃないかな?
スマホで遊べるレトロ風ゲーム
ぎゅうぎゅうダンジョン2
「ぎゅうぎゅうダンジョン2」は、魔物がぎゅうぎゅうに詰まった迷宮に挑むダンジョンRPG。
ダンジョンに入ると周囲は完全に魔物に囲まれた状態でスタートする。
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前作から同様のシステムだが、今回は基本以外にジョブチェンジやダンジョン以外での宝箱などシステムが追加されている。
よりやり込み要素が深まったレ本作は、前作から遊んでいる人はもちろん、レトロ風ゲーム好きなら是非プレイしておいてほしい逸品だ!
Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner
「Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner」は、英雄や兵士を送り込んで魔物を倒す塔攻めRPG。
100階構成の塔を1フロアずつ攻略していくシステム。
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兵士と英雄を上手く使い分けて塔を制覇し、てっぺんに待ち受けるボスを撃破するのが目的になるぞ。
スーパー ニャー!!
「スーパー ニャー!!」はヒーローに憧れるネコキャラを操り、多彩な能力を駆使してステージを突破する王道2Dスクロールアクションだ。
ハイムーンや雨の日、太陽と風など様々なシチュエーションのエリアに挑んで物語を進めていこう。
基本操作は画面左にあるボタンで左右移動、右側にはジャンプボタンがあり、敵を踏みつけて倒すスタンプ攻撃や空中にあるブロックを真下からジャンプで叩くと壊せるなどオーソドックスな形式になっている。
この他に、エリアごとに「妖精」が出現し、それを取得すると魔法弾の発射や近距離ワープなど、多彩な特殊アクションが使えるようだ。
ステージの各所には針山や不意に飛んでくるトゲトゲ玉、近づかないと発見できない隠し部屋があり、それらの障害を多彩なアクションで乗り越えていこう。
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