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画像出典:http://matome.naver.jp/odai/2141486576268427601
SG-1000から始まるセガハードの歴史。
このセガ最初のハードは、数々のマイナーチェンジを繰り返しマスターシステムで完成された。
今回は、ファミコン世代に多くのセガファンを産み出した名作ハードシリーズを大特集!
SG-1000
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SG-1000
画像出典:https://en.wikipedia.org/wiki/SG-1000
SG-1000は、1983年7月15日にセガ・エンタープライゼス(後のセガゲームス)から発売された家庭用ゲーム機。
記念すべき、セガ初のコンシューマーマシン。
同社から発売されていたSC-3000のパソコンとしての機能をそぎ落とし、ゲームに特化してシンプルな回路で構成された製品。
単色のみだがスプライト機能を搭載したマシンであり、本体価格は15000円で販売された。
特徴的なのはコントローラーの構造で、ジョイスティックと左右に配置されたボタン2つで操作する。
持ち手でボタン操作を行い、逆の手でスティックを操作。
アクションやシューティングが多かった当初としては、直感的操作が可能なスタイルだったが、後のハードには受け継がれなかった。
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画像出典:http://shg.sega.jp/chara.html
SG-1000Ⅱ
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SG-1000 Ⅱ
画像出典:http://consollection.de/consoles/SG-1000II/
SG-1000Ⅱは、1984年7月にセガ・エンタープライゼス(後のセガゲームス)から発売された家庭用ゲーム機。
いわゆるSG-1000のマイナーチェンジ版。
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画像出典:http://consollection.de/consoles/SG-1000II/
本体が軽量、薄型化されて後のシリーズの原型ともいうべき形状になった。
「つなげればホームパソコン」の宣伝文句があるように、別売キーボード接続時のレイアウトが統一感のあるデザインになっている。
専用コントローラーもファミコンと同様に、方向キーとボタン二つの構成に変更された。
最初から2つ付属していて、2人プレイのゲームを意識したセット内容になっている。
後継機がセガ・マークⅢという名称で販売されたため、マークⅡと呼称される場合もあるのだが、実は正式名称ではない。
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画像出典:http://shg.sega.jp/chara.html
セガ・マークⅢ
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画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/セガ・マークIII
セガ・マークⅢは、1985年10月20日にセガ・エンタープライゼス(後のセガゲームス)が発売した家庭用ゲーム機。
型番は、SG-1000M3。
これまでのシリーズと互換性を保ちつつ、同時発色数、スプライト、スクロール機能などを強化。
カートリッジの他に、マイカード専用スロットが追加された。
これまでのシリーズでは、ファミコンに一歩後れを取る性能だったが、このマークⅢを持ってファミコンと対等以上の性能を持つこととなる。
外付けのFM音源を装着するコトでこれまでにない多彩な音源を持つこととなり、セガファンのハートをガッチリつかむ。
後に大ヒットシリーズとなるファンタシースターもこの機種で最初に発売された。
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画像出典:http://shg.sega.jp/chara.html
セガ・マスターシステム
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画像出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Master_System
セガ・マスターシステムは、1987年10月18日にセガ・エンタープライゼス(後のセガゲームス)が発売した家庭用ゲーム機。
型番はSG-1000IV。
マークⅢにFM音源を搭載して、連射機能なども内蔵した機体。
元々は、マークⅢの北米市場用機種として開発されたもの。
開発は日本のセガ本社とセガ・オブ・アメリカ共同で行われ、逆輸入の形で米国版をベースにFM音源や連射機能の内蔵など更なるマイナーチェンジを行い発売に至った。
日本とアメリカの市場では、ファミコンに勝つことは無かったが、実はヨーロッパとブラジルでは成功を収めていた。
その為、後に続くメガドライブでも地域的にアドバンテージを取ることができるのだが、それはまた別の話。
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画像出典:http://shg.sega.jp/chara.html
数々の名作たちの下地を作った名作ハードシリーズのゲームは、一部がバーチャルコンソールなどで遊ぶ事ができる。
ちなみに、途中に挿入されている美少女は、セガ・ハードガールとして展開中のもの。