環境は日々大きく動いています。
最適デッキを導くのは難しく、人によって「最強デッキ」と呼べるものは違ってくるのではないでしょうか。
そんな環境のときは、とりあえず過去の強力デッキを鑑みるのが一番。
TCGにおいては、禁止・制限改定のあと、過去のデッキが息を吹き返すのはよく見ることだからです。
そして、シャドウバースには幸い構築済みデッキという制度があり、過去環境の強力デッキの雛形はとりあえず販売されています。
もちろんそのままではきついので、自分なりに改造する必要があるでしょう。
そこで、ここではシャドウバースにおけるウィッチの構築デッキ「魔導の暴威」から派生可能なデッキを紹介していこうと思います。
ドロシーウィッチ
デッキに投入されているレジェンド「次元の魔女・ドロシー」を中心にしたデッキです。
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https://shadowverse-portal.com/
デッキコンセプトはごく単純、スペルを連打して相手の体力を減らし、相手が対応しきれないほど大量の「スペルブースト」を持ったフォロワーを並べて勝利するというデッキです。
デッキの顔である「次元の魔女・ドロシー」もまたスペルブーストを持っているので、手札を使い切ったら彼女で補充、さらに追加で相手の体力を減らすという動きが出来ます。
構築済みデッキからサンプルレシピを組むと生成コストは12520。
半分以上は「次元の魔女・ドロシー」のものなので、3つ購入すれば生成コストは半分以下で済みます。
絶対に生成すべきカード
デッキに投入されていないものの、必ず生成したほうがよいカードを紹介します。
古き魔術師・レヴィ
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https://shadowverse-portal.com/card/102331010
自称・しがない魔法使いこと老いぼれですが、ウィッチ最強の2コストフォロワーといっても過言ではないフォロワーです。
進化させることで「紅蓮の魔術」こと1コストの「デモンストライク」を手札に加えることが出来ます。
ドロシーウィッチでは盤面の掃除・後一歩の後詰め・スペルブーストと、縦横無尽の活躍をしてくれるでしょう。
ほかのウィッチデッキでも大きな活躍をしており、ウィッチを続けるのであれば必ず生成しておきたいフォロワーです。
虹の輝き
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https://shadowverse-portal.com/card/101314010
時間稼ぎ・自分のフォロワーの使いまわしなど色々なことをしてくれる多用途な一品です。
特に環境に「ネクロマンサー」が多いのであれば、面倒なラストワードフォロワーを手札に戻しつつドローすることが出来ます。
バウンスの弱点であるアドバンテージを失う点も1枚ドローによって克服しており、非常に強力なカードです。
還元してもよいカード
「土の印」とかいてあるカードは還元してしまって構いません。
このデッキでは大したことができないためです。
加えて、「プリンセスマナリア・アン」なども還元してしまいましょう。
秘術ウィッチ
看板カードである「魔導の巨兵」を活かすためのデッキです。
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ワンダーランドドリームズによって強力なカードが多数収録されたため、一線級のデッキへと成り上がることができました。
「土の印」をもったカードと「土の秘術」を持ったカードとのシナジーで戦うデッキです。
アドバンテージを取る能力に優れており、横並びに対しても対処しやすいのが特徴。
デッキのカスタム次第では素早いデッキにも派生ができる点も強力で、自分なりにデッキを組むことができるのも良い点ではないでしょうか。
絶対に生成すべきカード
構築済みデッキには投入されていないものの、絶対に生成すべきカードを紹介します。
偉大なる魔術師・レヴィ
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ファンファーレで「紅蓮の魔術」を放てるようになったしがない魔法使いの若い頃の姿です。
そのままでも十二分に強力なのですが、土の印があると相手のリーダーを含めた全ての敵に3点ダメージを与えてくれます。
あらゆる横並べ形のカードに対処可能なのが強力で、フィニッシャーにも盤面を奪う用にも使える、高い汎用性を持ったフォロワーです。
オズの大魔女
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ファンファーレで手札を5枚になるまで引くことができるフォロワーです。
このデッキの切り札である「魔導の巨兵」で失ったアドバンテージを回復できます。
後半の効果はほぼ無視することになりますが、単純に5/4/5 5枚ドローと考えるとそマナレシオは圧倒的です。
還元してもよいカード
基本的に「スペルブースト」系のカードはこのデッキでは使わないので還元してしまっても構いません。
また、「次元の魔女・ドロシー」は強力なカードですが、このデッキでは活躍しないので還元してもいいでしょう。
ただし、ほかのウィッチデッキを作る予定があるのなら取っておいたほうが無難です。