【シャドウバース】全国高校生シャドウバース選手権閉幕! 決勝戦で勝利した優勝チームのデッキレシピを振り返り、何が勝敗をわけたのか考えます【大会結果分析】

暑い夏が終わりを迎えようとしています。

色々なことがあったかと思いますが、シャドウバースはまだまだこれからです。

さて、全国展開で行われた「全国シャドウバース高校生選手権」。

決勝大会の模様は2日にわたって生中継されたため、見ていたという人もいるかと思います。

独自フォーマットのチーム戦によって行われた本大会。

熱い決勝戦の末、勝利したのは兵庫県のチーム「ズィーク」でした。

果たして彼らの勝利を決定付けたのはなんだったのでしょうか。

チームズィークの選手たちのデッキレシピを掲載し、カードの捨拾選択の理由と勝敗をわけた理由について考えていきたいと思います。

優勝チーム「ズィーク」の選手紹介

優勝チーム「ズィーク」の3名の担当と、選択リーダー、その勝敗を紹介していきます。

chino選手

選択リーダーはドラゴンとウィッチ。

決勝戦では残念ながら一勝もすることができませんでした。

sonchamp選手

選択リーダーはネクロマンサーとヴァンパイア。

ストレートで勝利し、見事に優勝を決定しました。

今回はSONchamp選手のネクロマンサーとヴァンパイアのデッキレシピについてまとめていきたいと思います。

ガリレイ選手

担当は2Pickでした。

ビショップを選択し、適切なピックのおかげで見事勝利しました。

ネクロマンサーのデッキ紹介

Sonchmp選手が使用したネクロマンサーのデッキは以下の通りです。

決勝戦では、ピン刺しされた「ダークコンジュラー」がうまく生き、見事にアグロヴァンパイアを下しました。

ネクロマンサーのデッキレシピ

https://shadowverse-portal.com/

スカルビースト 3枚
スケルトンファイター 2枚
ソウルコンバーション 3枚
天弓の天使・リリエル 3枚
ダークコンジュラー 1枚
よろめく不死者 3枚
破魂の少女 3枚
デーモンイーター 3枚
ゾンビパーティ 3枚
ボーンキマイラ 3枚
骨の貴公子 3枚
ファントムハウル 1枚
ケルベロス 2枚
ブラックスワン・オディール 1枚
不死の大王 2枚
魔将軍・ヘクター 3枚
デュエリスト・モルディカイ 1枚

デッキコードはこちら

デッキ種別はミッドレンジヘクターネクロです。

ただ、RAGEの東京予選における活躍も記憶に新しい、前に寄せるデッキを作成しています。

長丁場ゆえに事故を起こさないことを前提としてか、1コストフォロワーと2コストフォロワーがデッキの大半を占めており、さらにコンボが前提となる「闇の従者」「ウルズ」といったカードは採用されていません。

一方で注目したいのが、3種類の1枚差しカードたち。

「ダークコンジュラー」「ブラックスワン・オディール」「デュエリスト・モルディカイ」の3枚がそれぞれ1枚だけ投入されています。

「ダークコンジュラー」はアグロデッキに3枚投入されることも多いカードですが、あえて1枚だけの理由は、恐らくほかのカードとの兼ね合いの結果でしょう。

一方、彼の枚数を削ってまで投入された2種類のカードは、それぞれネクロマンサーとコントロールデッキによく刺さるカードであり、それを意識しての採用だと思います。

特にRAGEで多く姿を見せたコントロールヴァンパイアに対しては「デュエリスト・モルディカイ」が強力で、多少無駄な手札をひくことに目を瞑ってでも採用したかったのでしょう。

なぜ優勝できたのか?

「事故率を低くした」ということが一番の勝因だと思います。

「骨の貴公子」は強力なカードですが、場を一掃されてしまうとあらゆるカードの劣化になってしまうので、4PPが溜まるまでには必ず場にフォロワーを維持しておかなければなりません。

そのため、序盤にテンポをとりやすいカードが大量に採用されていますし、ほかのカードと組み合わせなければ真価を発揮しづらいカードは採用されていません。

一方で、「はっきりとメタゲームを考えていた」という点も大きな理由のひとつだと思います。

デッキリストからは、アグロとコントロールが多めだろうという考えを感じることができ、実際にそれが甲を制してか、決勝戦ではアグロを見事に下しています。

あえて「デスタイラント」ではなく「モルディカイ」を取ったのも、ビショップが少ないことを見越しての判断でしょうか。

ヴァンパイアのデッキ紹介

Sonchamp選手が使用したヴァンパイアのデッキレシピは以下の通りです。

決勝戦ではランプドラゴンとの長期戦を見事勝ちきり、今ではあまり見なくなった「昏き底より出でる者」の13点ダメージで決着しました。

ヴァンパイアのデッキレシピ

https://shadowverse-portal.com/

バフォメット 3枚
血の取引 2枚
鮮血の口付け 2枚
群れなす飢餓 3枚
黒死の仮面 3枚
ブラッドムーン 2枚
ダークジェネラル 1枚
ベルフェゴール 3枚
豪拳の用心棒 3枚
緋色の剣士 3枚
ディアボリックドレイン 3枚
アルカード 1枚
デモンオフィサー・エメラダ 1枚
昏き底より出でる者 2枚
黙示録 3枚
セクシーヴァンパイア 2枚
バハムート 2枚

デッキコードはこちら

デッキ種別はコントロールヴァンパイアです。

目を引くのが、フィニッシャーとして「昏き底より出でる者」を搭載していることでしょう。

ナーフによって環境から姿を消したかに思われていた彼ですが、一撃13点ダメージの破壊力と潜伏による破壊耐性の低さは健在。

むしろ、環境からランダム破壊をはじめとしたカードの採用率が低くなった今だからこその採用といったところでしょうか。

復讐を軸にしたコントロールヴァンパイアながらも、「バハムート」や「デモンオフィサー・エメラダ」など、あらゆるカードに解答を用意してある点が目を引きます。

加えて、じっくりと腰を据えて戦うイベントとは別に、「ダークジェネラル」「エメラダ」「アルカード」の疾走カードによって一気にライフを詰めるプランも用意しているという、満遍なく戦うことの出来るレシピだといえるでしょう。

「血の取引」「バフォメット」「ベルフェゴール」など、手札を補充する手段も豊富に用意しており、無尽蔵のリソースを誇るネクロマンサーに対してリソース負けの可能性を少しでも減らそうとする意志が見られます。

なぜ優勝できたのか?

不安定な要素を少しでも緩和しようとした採用カードが勝敗をわけたように思います。

手札を増強することで解答札を多く持っておくことを前提としたのが勝利を決定づけたのでしょう。

特に「デモンオフィサー・エメラダ」の3枚採用は明確に単体のバリューが高いフォロワーを有するドラゴンへのメタを意識しており、彼女に加えて「アルカード」まで採用しているのは、高い回復力を持つドラゴンを押し込むための採用ではないでしょうか。

AOEの採用を「黙示録」のみ抑えている点も、ネクロマンサーに対しては「群れなす飢餓」を、ほかのデッキに対しては単体除去を……という風に、どのカードがどのカードに対して機能するのを見極めたのだと思います。

まとめ 勝利を決定付けたのは事故を誘発させない構築

両者を見てわかることは、事故を起こさないようにすることを前提にしていることです。

もちろん、どのデッキでも事故を回避するのは必然ですが、ある程度デッキのバリューを落としてでも採用カードを前に寄せていることがわかると思います。

ランクマッチとはデッキ構築の考え方は全く異なるとは思いますが、「事故を回避する」ということがシャドウバースにおいていかに大切だということを改めて再認識できるのではないでしょうか。

いかに強力なデッキといえども、回らなくては意味がありません。

もちろん、デッキ自体のパワーはデッキを前に寄せれば寄せるほど薄くなってしまいます。

それをどこまで許容できるのかが、まさにシャドウバースのデッキ構築の幅なのではないでしょうか。

ライター: 編集部

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