【シャドウバース】全国高校生シャドウバース選手権開催!

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執筆者:編集部

先日のシャドウバースフェスティバル2017の興奮冷めやらぬうちに、新しいイベントの情報が開示されました。

シャドウバースフェスティバルでも告知されていた「全国高校生シャドウバース選手権」です。

ここでは、実際に公式サイトがオープンした「全国高校生シャドウバース選手権」について私見も交えながら紹介していきたいと思います。

全国高校生シャドウバース選手権開幕! 詳細は?

引用元: https://shadowverse-highschool.jp/

参加用件は15歳~18歳の高校生であること、加えて同じ学校の生徒でなければならないようです。

予選大会は7月下旬から8月上旬に行われ、場所は札幌・仙台・さいたま・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の8都市。

決勝大会は8月下旬、東京で行われます。

大会が夏休み中に行われるので、高校生にとっては嬉しいところです。

なお、エントリーは5月下旬から開始され、別途公式サイトから告知されるようですね。

ちなみに賞金・賞品は現在不明です。

某クイズ選手権はニューヨーク旅行が賞品になっていますが、こちらはどうなっていくのでしょうか。

参加資格の同じ学校というのがなかなかハードルが高いかもしれません。

というのも、通常のカードゲームと違ってスマホカードゲームは1人で全国の人と遊ぶことが出来るため、必ずしもやっている人がわからないからです。

リアルTCGですと、遊ぶ相手がいなくては始まらないため、同じ学校でも集まりやすいとは思いますが、リアルでやっている人を探すのが難しいのはデジタルTCG特有の難点かもしれませんね。

高校生に限定する目的は?

シャドウバースを大会に出るレベルでやりこんでいる人であれば、こう思うのではないでしょうか。

「なぜわざわざ高校生に限定する必要があるのか?」

と。

1プレイヤーとしては大会は多ければ多いほどいいですし、せっかくの全国大会、出られないのは悲しいところですよね。

ではなぜ、わざわざ参加者を高校生に絞る必要があるのでしょうか。

高校生が集う選手権といえば、甲子園が浮かびます。

しかし、甲子園が高校生限定なのは、成人と比べるとどうしても未熟だからです。

一方シャドウバースは、多少の資産差の影響はあるかもしれませんが、体格差のような絶対的な差はありません。

フォントなどがよく似ている某クイズ選手権が高校生限定なのは元となるクイズ大会番組に高校生が出場できなかったからです。

実際のところの理由は予想するしかありませんが、決して悪乗りや勢いでの開催ではないと思われます。

個人的な見解を述べさせてもらいますと、参加者を高校生に絞るのは、コミュニティの発展のためではないでしょうか。

というのも、上述したように、デジタルTCGはリアルで遊ぶ人を見つけるのが難しく、インターネット上以外でのコミュニティを築く難易度がリアルTCGよりも高めです。

コミュニティに根ざさない熱は冷めやすく、ふとしたきっかけでゲームを辞めてしまうことがあります。

一方、コミュニティが存在していると、やる気のある人に引っ張られてやる気を出す人も多いでしょうし、○○がやっているなら、と惰性でも続ける人がいるでしょう。

そして、続けている人がいればいるほど、人は社会的な動物ですから、また人が集まってきます。

コミュニティの成長は、それだけでもゲームを盛り上げるのです。

そのため、TCGを扱う各社はコミュニティを作らんとして苦心を続けています。

コミュニティに根ざした熱気が冷めづらいというのは、サブカルチャー関連で昔から擁立されている事実の1つなので、サブカルチャーのスペシャリストであるCygamesもよく把握していることでしょう。

つまり、「同じ高校」という1つのコミュニティを築くことで、よりたくさんの人を集めようという算段なのではないでしょうか。

高校生を意識してかそうでないのか、放映されているコマーシャルの中には「シャドバ部」というものが存在していたりもします。

もちろん、これは個人的な予想でしかないので、実情はわかりません。

ただ、この大会がコミュニティの活性化に繋がることは間違いありません。

残念ながら高校生ではないプレイヤーの人たちも、是非応援していきたいところですね。

今回の発表へのユーザーの反応は?

ハッシュタグを確認して、今回の発表に対しての声を紹介していきたいと思います。

やはり同じ学校、というところに困惑を覚える人が多かったように感じます。

もちろん、同ハッシュタグの中には前向きに同じ高校の人を探す人も見られました。

同じ学校で3人チーム! 大会情報のまとめ

同じ学校、かつそれなりの実力を持つ人3人チームというのはやはり高校生の間でもハードルが高めに感じられるようです。

おそらくですが、この困惑もCygames側は予測していたのではないでしょうか。

というのも、同じ学校で出場する人がいないとなれば、どうしても出たいのであれば、新規ユーザーを探すしかありません。

友達の勧誘ともなればと、実際にゲームをはじめる人も出てくるのではないでしょうか。

告知から実際に予選がはじまるまで2ヶ月の隙間があるのも、もしかしたら新規ユーザーがある程度戦えるようになる資産を貯めるための期間かもしれませんね。

高校生でなくなった大人たちは、今後この大会が一体どうなっていくのか、じっくりと注目していく必要がありそうです。

更なる詳細は、エントリーがはじまる5月下旬までには発表されるものと思われます。

執筆者: 編集部