50 Tiny Room Escape
Kiary Games ltd
3D脱出ゲーム
基本プレイ無料
謎解きに加えオモチャをいじっているかのような楽しさがある!ミニチュア的に部屋を表現した脱出ゲームダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
見下ろし型視点で描かれた部屋からの脱出を目指す脱出ゲーム
「50 Tiny Room Escape」は、見下ろし型視点で描かれた部屋からの脱出を目指す脱出ゲーム。
脱出ゲームではプレイヤー自身の主管視点で描かれることが一般的。しかし本作はナナメ上から部屋を見下ろすかたち。
このため、ミニチュアハウスやジオラマを見ているかのような独特な感覚が味わえる。また、プレイヤーの操作に応じて部屋の中のギミックが動くため、謎解きに加えておもちゃで遊んでいるかのような体験ができるのが魅力となっているぞ!
スワイプで回転!タップで探索
本作はステージに分かれており、謎を解いて部屋からの脱出に成功するとステージクリア。
タップで部屋の中を探索し、謎解きの手掛かりを手に入れよう。
なお、部屋をナナメ45°の方向から見下ろす視点となっているため、一度に左右2つの壁を見るかたちとなる。なので、部屋の全貌を見るためには視点を回転させ、向きを変えなければならない。視点回転はフリックで行えるぞ。
手に入れたアイテムの使用は、使いたい場所までアイテムをスワイプすることで行う。拡大表示中のアイテムに対して別のアイテムを使用することもできるぞ。覚えておこう。
挑戦にはカギ!ヒントにはコインが必要
なお、ステージへの挑戦にはカギが必要となる。カギの入手は時間経過を待つか、動画広告を見るか、課金で手に入れることができるぞ。
また、謎解きに困ったらコインを消費してヒントを獲得可能。コインはステージクリア時に獲得できるほか、動画広告鑑賞か課金で手に入れることができる。
「50 Tiny Room Escape」の魅力はおもちゃで遊んでいるような楽しさ
仕事で関わっている方々には大変申し訳ないのだが、筆者は人の話を落ち着いて聞くことが苦手。
話を聞いているとペン回しをしたり、ボールペンを分解して組み立てたり、手近にある紙で折り紙してしまったり、爪切りを変形させてまた戻したり、スマホをいじってしまったり…といったことを行ってしまう。
失礼なことをしてしまって誠に申し訳ない。本当に本当に申し訳ないと思っている…のだが、これがおもしろい。
自分の手であれこれ目的もなくいじるという行為には、おもちゃ的な楽しさ、気持ちよさがある。ペン回しにハンドスピナー、ベイブレードは勝敗という目的があるけど、コマを回しているだけでもおもしろい。ルービックキューブだって、なんとなく回しているだけでも結構楽しくないだろうか?
本作にはそんな、手先でおもちゃをいじるような遊びの楽しさが、込められていると思う。
小さいところに詰まっている!ミニチュア的楽しさ
ゲーム的に見れば本作は、単なる脱出ゲームに過ぎない。もしナナメ上から見下ろす視点じゃなかったら、ほかの脱出ゲームと区別がつかなかっただろう。
実際、本作でも特定のポイントに視点がズームインした時には、一般的な脱出ゲームに近い感覚を受ける。つまり、自分が作品内の人物の視点で探索を行っているような感覚。
ただ、ナナメ上から見下ろす視点があることで、視点が客観的なものになる。ミニチュアハウスをのぞき込んでいるかのような感覚。これがいい。
筆者は子どものころ、戦隊もののロボットを格納するメカが好きだった。ポピー(現在のバンダイボーイズトイ事業部)からリリースされていた超合金のシリーズ。「太陽戦隊サンバルカン」のジャガーバルカンや「大戦隊ゴーグルファイブ」のゴーグルシーザーなど、合体ロボではなく、格納する母艦の方が好みだった。
なぜ母艦の方が好きだったかというと、母艦に格納されたメカが発進し、ロボへと合体するという流れにワクワクしたから。まず、小さいものが詰め込まれた状態にロマンがある。そして、広大な世界へと広がっていく展開がカッコいい。
本作の舞台となる部屋も、見下ろし視点でミニチュアハウス的に描かれているため、色んな小さいものが詰め込まれているように見える。それらは、つまり謎。そして謎は解くことで部屋から解放され、外の世界へと放たれる…。そこに筆者はワクワクを感じてしまった!
ギミックが動く!おもちゃ的楽しさ
ところで、筆者がかっていた母艦のおもちゃは、ポピニカというブランドでリリースされていた。このおもちゃ、母艦だけでなくロボットもついてくる。
たとえばジャガーバルカンであれば、母艦であるジャガーバルカンだけじゃなく、サンバルカンロボも付属。そして、なんとニクいことにこのサンバルカンロボ、オマケ的存在にも関わらず、ちゃんと合体・分離させることができる。
もちろん、単体で売られていたサンバルカンロボと違い、合体ギミックが大幅に簡略化されているのだが、それでもスゴい。細かな部分に最大限のギミックが詰め込まれていることに当時感動を覚えていた。
そして、本作もこのポピニカ超合金に似た魂を感じる。というのは、部屋の様々な場所を調べると細かなリアクションがあるから。謎解きに関係ない場所でも、動きを見せてくれる。
このため、謎解きの楽しさに加えておもちゃで遊んでいるかのような楽しさが感じられるのだ。謎を解いていなくとも、探索がおもしろい。とても好ましいゲームだと思う。
ゲームの流れ
ドアが描かれたスタート画面。Playをタップするとゲームが始まるぞ。
ちなみに本作、残念ながら日本語未対応。ただクリアするだけなら文章を読む必要はないぞ。
最初のステージはチュートリアル。画面上部に表示されたスピーカーが操作方法を教えてくれるぞ。まあ、日本語ではないんだけど。
基本的に、一般的な脱出ゲームの操作方法・ルールを踏襲しているので、一度でも脱出ゲームを遊んだことがあるなら、問題なくプレイできるはず。
ステージ選択画面。「PLAY」を押すとボタンに書かれた分のカギが消費され、ステージへ挑むことができる。
ちなみにカギは課金せずとも、時間経過を待つことで復活させることができるぞ。
ステージ1スタート!マイステージ主人公がセリフを語ってくれるが、「気づかない内に、知らない部屋にいた。ここはどこだ?何が起きているんだ?」的なことを言っているだけなので、読めなくともそんなに問題はない。
画面タップでメッセージを送り、ゲームをスタートしてしまおう。
タップとスワイプで探索を進め、謎を解き明かそう。おっと…何やら「ダンスダンスレボリューション」の家庭用コントローラーみたいなものが。ちなみに実際タップで押すことができるぞ。
こんな風にタップした場所がズームアップした場合、「BACK」ボタンを押すことで元の場所へ戻ることができるぞ。
「50 Tiny Room Escape」の攻略のコツはとにかくいじってみること
脱出ゲームをプレイする際のコツは、くまなくタップして手掛かりを取り逃さないこと。本作ももちろん、そう。
本作の場合、ミニチュアハウスを探索する感覚で、好奇心の赴くままいじっていく…というプレイスタイルが、攻略する上でも楽しむ上でもオススメだぞ。
いきなり謎を解かない!まずは情報収集
謎を解くためには、手掛かりとなる情報やアイテムを揃えなければならない。
なのでまずは視点を回転させながら、くまなくタップ。服の後ろに金庫が隠されていたり…といったビックリ展開もあるので、怪しそうかどうかに関わらずタップしよう。
そして、ある程度情報やアイテムが揃ってきたら、謎解きに挑戦!
行き詰ったらやむなし?ヒント機能
どうしても行き詰ってしまった時のために、本作にはヒント機能が用意されている。
ただし、使用ににあたってコインが必要。では、コインを消費してどのくらいの情報が手に入るのかというと…次に調べるべきポイントを1か所教えてくれる。
謎解きの答えを全開放するものではないので、ネタバレしてつまらなくなってしまうという危険性はない。ただ、コイン消費に見合うヒントかというと…量的にはちょっと物足りないかも?
気軽にガンガン使っているとあっという間になくなってしまうので、少なくとも使いどころは絞った方がいいだろう。