ナナメループ

スマホを斜めに構えてみよう。遊びやすくなるはず。

スマホの斜め持ちにする世界初（？）のカジュアルアクション

「ナナメループ」は、スマートフォンを斜めに持つティルトアクション。

主人公は美しい世界をただぐるぐる回る。ジャンプで障害物を避けながら。

シンプル操作と洗練されたグラフィック。なにより斜め持ちのUIがもたらす奇妙な中毒性が不思議な感覚を残す一作だ。

ぐるぐる回る世界をスマホを回転させながら遊ぶ

キャラの移動先が上下左右が回転していくので、不思議な感覚になるんだろう。

タップするだけでジャンプ。そして障害物を避けていく。長く遊べばハイスコア。驚くほどシンプルな作りになっている。

長く遊べばオンラインでスコアのランキングが更新されていく。リリースされたてのゲーム、つまりトッププレイヤーになるチャンス到来だ！

「ナナメループ」の特徴はシンプルながら斬新なプレイ感

ラーメン屋の行列に並んでる時とか、頼もしかったよ。

タップだけの操作のジャンプアクションという、極めてシンプルなゲーム内容ながら、斬新なプレイフィールに驚くと思う。それがナナメ持ちの魔力だ。

誰もが簡単に遊べる、だがハイスコアは難しい。「スイカゲーム」「フラッピーバード」にも似た、ハードルの高さと敷居の低さの両立に成功している。

言葉もなく、ただタップするのみの操作性

★を集めていろんなキャラで遊ぼう。

Switch版も好評な「ヒュプノノーツ」を手掛けた石乃浦骨董店の新作アクションとだけあって、雰囲気あるグラフィックとBGM、吸い付くような操作感で遊べる。

ストーリー演出を期待した人は多いだろうが（自分もその一人だ）、ここまでシンプルを極めた新作。逆にヤバい予感を感じずにはいられないな。

ゲームの流れ

チュートリアル！説明は文字なし。少女は駆ける！

そういや一切課金や広告もないよなあ。潔いなあ。

タップでジャンプする！トゲを避ける！以上！

ステージはぐるぐると回転していく。さながらこの世界のようだねえ。

拾ったスターが上部に飛び、プレイ終了時に財布に飛んでいく。

ハイスコアが飛んでいき、ハイスコアを書き換える。こういった視覚的演出の気配りが効いている。

ストーリーテリングが最大の武器なデベロッパーだと思っているので、言葉がない大胆な演出にはビビった。

言葉なしで広い景色を見せる今作は新境地なのかもしれない。

「コレクトラ（カルドラシル2）」、「至れり尽くせり（いたつく）」など次回作を並行して制作中の石乃浦骨董店さん。

スマホゲームライターとして10年以上書いてますが「ヒュプノノーツ」をやった以上の衝撃はなかったかもしれない。これからも追い続けたいデベロッパーだ。

「ナナメループ」の序盤攻略のコツ

すべてのキャラアンロックもそんなに難しくない。

難しい操作はないが、ハイスコアを取るのは難しい。攻略のコツなどと偉そうに言語化するのも一苦労である。

スマホの向きをステージの回転に合わせて回転させると、ミスが体感的に減っていった。焦らず、トゲを通過したタイミングでタップだ。それが難しいんだけどね。

やりこみ要素について

わたしのハイスコアは86秒です。

稼いだスターをショップで使うと、背景や動物や車といったキャラクターたちを変更できるようになる。

BGMや着地時のエフェクトも変わるのでそこらへんも注目してみると面白いぜ。ちなみに90秒くらい持つ人はかなりランク上位だ。僕は86秒くらいだった。