脱出ホラーゲーム ゴーストロッジ

通常の脱出ゲームの場合、登場人物の視点から見た形で部屋が描かれるが、本作は上から見下ろした視点で部屋が描かれる。

このため、主人公のキャラクターが画面内に登場し、実際に十字キーを使ってキャラクターを移動させるという形になっているぞ。

実際にキャラクターを動かしていると、一般的な脱出ゲームよりも探索している感じが強く感じられ、ついつい感情移入してしまう。

本作はタイトルにもある通り、ホラー脱出ゲームなので、感情移入すればするほど、ホラー部分の怖さも強く感じられるぜ。

ホラーファンにはたまらないゲームといえる。

スーパーファミコン世代のレトロなRPGのように、同じような絵のパーツが敷き詰められた、いかにもゲームっぽいグラフィック。

キャラクターも小さい。

だからホラー演出たってたかがしれてるだろ…？

…とか思っていると裏切られて泣く羽目になるので注意だ！

確かにリアルなグラフィックではないのだが、リアルでないからこそ、残酷表現を追求できるという側面があるのだ。

リアルなグラフィックで残酷表現を行うと規制にひっかかるようなものでも、リアルじゃなければ容赦なく表現できる。

そう、本作の残酷表現は容赦がないのだ。

また、リアルでないからこそ、想像力を煽ってくれるという側面もあり、なめてると痛い目を見るホラーゲームになっているぜ。

本作には即死系のトラップが用意されており、これにハマると即ゲームオーバーなのだ。

セーブしていなければ、当然ながら最初からやり直し…となる。

基本的には即死系のトラップに合わないように行動すればよいので、何回も何回もやり直すような羽目にはならない。

だが、本作にはイベントスキップ機能がないので、最初からやり直しをするのは正直つらいぜ。

ちなみに、序盤の即死系トラップについてはハマると面倒なのでここに書いてしまうが、階段だ。

階段を上る前には必ずセーブをしておこうぜ。