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タマシイは四角い、たぶん。
「フラッシュモーター・カレン」は、携帯アプリ版やPSP版で好評を得た電脳パズル&アドベンチャー。その無料版。
パズルパートでは、高さの概念もある疑似3Dで構成されたマップやギミックを利用して、規定歩数でゴールを目指す頭脳戦が繰り広げられる。
アドベンチャーパートでは、現実世界の「かれん」と仮想空間『フロンティア』のアバター「カレン」が、様々な人々と共に電脳世界で巻き起こる事件に立ち向かう。
世界観とストーリーがゲームシステムにも密接にリンクした、惹き込まれる構成に刮目してほしい。
ギミックを利用して最短ルートを探る思考型パズル!
複数の立方体が組み合わさったようなステージマップの中で、スイッチを押してゴールのゲートを作動させた後、規定の歩数以内にゴールに到達するのが基本ルールだ。
段差は1段までは登るコトが可能で、移動可能なブロックは「倉庫番」のように押して移動できるぞ。
複数積み重なっていても移動でき、アタックツールを使うと破壊も可能なので余分なブロックや邪魔な敵などはぶっ壊して進もう。
即死のダメージブロックなどもあり、一筋縄ではクリアさせてくれない歯ごたえ抜群の難易度。
ストーリーの展開上、ボスとのバトルになることも。特殊な条件をクリアしてボスをやっつけていく。
「ラグ先生のヒント」や「カレンさんのつぶやき」を参考にしよう!
各エリアごとに新たなギミックが登場して、それまでに登場いていたモノも含めて配置されていき難易度もうなぎ登り。
だが、各ステージのはじめには「ラグ先生のヒント」という一言のヒントがあり、参考にするとクリアまでの道筋がおぼろげながら見えてくる。
更にステージクリア後の「カレンさんのつぶやき」では、忘れがちなコトや豆知識などを教えてくれるので見逃さずにいこう。
難易度は高いが、ある程度のヒントとやればいけそうな絶妙なレベルデザインがやる気を引き起こさせる良作だ。
「フラッシュモーター・カレン」の魅力は、良質な世界観・物語にボリューム満点のパズル
病院での寝たきり生活を送る美少女「かれん」に、先輩エージェントとなる猫アバターの「ラグ」など個性豊かなキャラクターはどのキャラも非常に魅力的。
主人公陣営のみではなく、電脳空間のエージェントとなった「カレン」たちに立ちふさがる敵キャラクターたちにも惹かれるはず。
電脳砦を作り人に攻略させる「砦マスター・山田」などは、世界観・システムを引き継いだタイトル「マンカイデンシ*サクラ」にも登場する人気(?)キャラだ。
ストーリー・世界観にどっぷり浸れる濃厚な設定!
ただのパズルゲームではなく、アドベンチャーパートもメインと言っていい本作は、ゲーム内の設定やシステムも世界観に密接に関連しているのが魅力の一つ。
キャラクターたちのやり取りやドラマの中で、少し難しい単語も登場するが詳細を解説した「辞典」もあるのですんなり世界観に入り込める。
グラフィック的に携帯版と変わりがないのは残念だが、内容は今見ても色あせない楽しさがある。
SAOなどの作品以前に、電脳空間をここまで描いた珍しい作品でもあるぞ。
メインストーリー後も楽しめる大ボリュームのパズル!
メインのストーリーは、アドベンチャーパートとパズルパートを交互にプレイし、エピソード1つあたりTVアニメの1話程度の内容で、全体は1クールくらいのボリュームで完結している。
元々有料コンテンツなので、しっかりとエンディングが存在するぞ。
ただし、メインストーリーが終了してもパズルパートは続くので、かなりの大ボリュームで遊べるのはパズル好きには嬉しいポイントだ。
ストーリーだけを楽しみたい人も、全てのパズルステージをクリアする必要のない仕様なので、パズルが苦手な人でも安心な点も心憎い作り。
ゲームの流れ
無意識のまま夢を見ている感覚で電脳空間へダイブしていた「カレン」は、猫のアバターの少年エージェント「ラグ」と出会う。
ここから二人の戦いがはじまった。
パズルパートは、様々なギミック・ツールを利用してゴールを目指す。
高さの概念があるマップで、立体的なパズルを楽しもう。
現実世界では寝たきりの少女である「かれん」。
彼女を中心としてストーリーは展開していく。
ストーリーとパズルステージを交互にプレイしていく。
全てをクリアしなくても、5ステージクリアで次のストーリーパートは開放されるぞ。
難解なパズル続出。キミの頭脳が試されている。
パズルを解いてカレンたちの物語の結末を見届けよう!
「フラッシュモーター・カレン」序盤攻略のコツ
立体的構造とはいえドット絵の疑似3Dで表現されたグラフィックなので、位置関係がつかみにくい場合も多い。
そこで「サーチ」を使って自分の座標や、マップの高さ・地形を随時確かめる癖をつけておこう。
あとは1歩ずつ、足場を確認して進んでいけばミスを減らせるぞ。
急ぐ気持ちを抑えて操作するのが攻略への近道だ。
1マス抜けをジャンプで渡る基本を忘れるな!
序盤から終盤まで、とにかく重要になるのが1マス抜けた足場をジャンプして渡る歩数短縮テクニック。
ゴールまでの道のりを短くするには、このテクニックは欠かせないモノなので、常に頭の片隅に置いておいて足場を作ってからスイッチを踏みに行こう。