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ゲームメーカー潜入取材
株式会社チュンソフト編

■片手でプレイできる物を



モバイル版の「不思議のダンジョン 風来のシレン」シリーズのコンセプトはなんでしょうか?

中西氏(以下敬称略):この「不思議のダンジョン 風来のシレン」シリーズは、初めはコンシューマーゲーム機で発売したタイトルで、ゲーム性という観点から、発売当時には携帯ゲーム機「ゲームボーイ」向けではないかという声を多数頂きました。

それを踏まえて更に持ち運びやすいケータイで提供するにあたり、ケータイの特性を考慮し、コンテンツを制作してきました。

「風来のシレン」は、一回のプレイにそれほど時間がかからず、これを何度も繰り返して遊んでいくスタイルのゲームなので、長い間ずーっと遊ぶよりも短い時間でプレイすることが多いというケータイの特徴がマッチしていると考えております。

ケータイアプリとして「不思議のダンジョン 風来のシレン」シリーズを制作する上で、気をつけている部分はなんでしょうか?

中西:我々は、ゲームの制作時に色々なこだわりを持っていますが、その一つにゲームをプレイする際に不要なストレスを感じていただきたくないので、操作系に関してこだわりを持っています。

家庭用のゲーム機は、コントローラーで両手でプレイしますが、ケータイでは両手でプレイできない状況もあります。

ここに関しては、片手で遊びやすいように作ってきました。
その結果、数字キーを使ったり、長押しによって矢を撃つことが簡単行えるようにできました。 ケータイでのポイントのひとつとしては、片手だけでも不自由なく遊んでいただけることです。

文字入力にしても、パソコンでは両手を使ってキーボードで入力しますが、ケータイでは片手で何不自由なく入力している人がいます。要するに、使いやすい物を提供すれば、片手だけでも遊んでいただけるということを考慮して開発してきました。

ボタンの同時押しなども無いですよね

中西:逆にボタンの同時押しというのはゲームに慣れていないユーザーだと抵抗があったりできなかったりするので、極力同時押しは採用しないようにしています。

ケータイだからこそできた機能はなんでしょうか?
中西:当然ケータイというのは、本来は通信をするという手段があります。その通信を利用して「シレン」の中には、風来救助隊という機能があります。
これは、自分が倒れた時に、他のユーザーに助けてもらうという機能です。

実は、ケータイで初めてこの機能を搭載したわけではなく、ゲームボーイ等で採用しましたが、当時のデータのやりとりはパスワードにして交換したり、ゲーム機をインターネット経由で接続して交換という方法を取ってきましたので、敷居が高い部分がありました。その点、ケータイではボタン一つで手軽に通信機能を使えるので、この部分はケータイならではと考えています。

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インタビュー
□片手でプレイできる物を
メガゲームになった「不思議のダンジョン 風来のシレン」
ケータイでチャレンジ精神を発揮



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