アプリ★ゲットDX
ゲームやりこみ&ヒマツブシ系
ゲームメーカー潜入取材
テクモ株式会社編
■モンスターは生きている
「モンスターファームPOP」で印象に残るエピソードがあれば教えて下さい。
伊藤:「モンスターファームPOP」は初めはスタンドアロンで動くソフトとして出しましたけど、その後「バトルオンライン」という通信対戦用の追加アプリを出したんですよ。
これはネットワーク対戦ですので、本格的なアプリでユーザーの方同士で対戦をさせたい。でもリアルタイムのバトルは処理が追いつかない。じゃあ何が一番ネットワークの向こう側に「人」を感じるんだろう、という所を一番重視して、「リアルタイムマッチング」という手法をとりました。
マッチングの部分だけは、自分で相手を見て自分で申し込む。すると相手に即連絡が行き、相手もその場で即返事をする、そしてバトルが行われる、というシステムとなっています。自分が相手を探している間に突然誰かにバトルを申し込まれたりと、中々楽しいですよ。
3Dでありながらもキャラクタやモンスターが可愛い本作ですが、どのような見せ方の工夫をされているのでしょうか。
松村:カワイらしいデザインであったり、そのデザインを正確に表現するモデリングであったりとか、色々な要素はあるんですが、最終的に命を吹き込むのは「モーション」なんです。
結局、動いて初めてユーザーの方は「動物」と認識してくれますから。しかもこの動きがヘンだと「ロボット」になっちゃうし。…まあ、ここをどういう風にコーディネートするかという部分は、作成するモーションデザイナーの個性でしかでない物なんですけど。
この個性を凝縮してデフォルメして表現して動かす、この部分を一番大事にしていますね。
伊藤:…実は、今回モンスターのグラフィックを作るにあたって、PS2チームにいた松村からCGデータをもらったんですよ。で、そのとき松村に「『モンスターファーム』のモンスターは、『本当にこういう生き物いるよね』ということを意識して作ってほしい」と言われたんです。…正直「???」と思いましたね(笑)。
松村:えーと(笑)。伝統として「モンスターファーム」では、シリーズ初めの時からこのスタンスがあるんです。「モンスターは実在している生物のように作ること」と。肌の質感とかモーションとか。つまり「モンスターは決してファンタジーな生き物ではない」という位置付けにしているんです。
伊藤:私も言われた時は半信半疑だったんですが、もらったデータを見て納得しました。
モンスターの動きがすごいんですよ。ホントに生きてるように動いてる。
見ただけでゾクっとさせられましたよ。「言うだけのことはあるな」と思いましたし、「このデータをもらう限り、絶対POPを成功させなければいけないな」と感じました。
開発に当たっては、当然ケータイですから全部のモーションを入れるわけにはいきません。
全てのモーションデータをチェックして、その中から「かわいいモーション」「目立つモーション」をピックアップしつつも、「生きてるよね」感を出せるかを意識しました。
ユーザーの方々にメッセージをお願いします。
松村:是非「こういうゲームが欲しい」だとかそういう一言二言でもいいので、もっと今の品質を向上させるようなご意見ご要望があればお願いします。
これからも、テクモのゲームを宜しくお願いします。
伊藤:ケータイって一番身近なゲーム機だと理解しているんです。ぶっちゃけて言いますと、PS2並の本格的なゲームも出来ますし、ネットワークを使ったゲームもできる。さらにはケータイでしか出来ないゲームというのもいっぱいあります。
私たちゲームメーカーとしましては、これらのケータイの機能をフルに生かして、お客さんに満足いただけるものを提供したいと考えていますし、提供できると考えています。ですので、是非これからもケータイゲームに期待してほしいですね。
インタビュー
□携帯だったらカメラだ!
□楽しくて軽いイメージ
□モンスターは生きている
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