アプリ★ゲットDX
ゲームやりこみ&ヒマツブシ系
ゲームメーカー潜入取材
テクモ株式会社編
■携帯だったらカメラだ!
テクモ様のモットーは?
伊藤氏(以下敬称略):お客様第一主義ということで、まずお客様に喜んでいただけるゲームソフト・コンテンツの提供を考えています。
どんなよいものを作ったとしても、お客様に「遊んで」いただかなければ「遊び」として成立しませんから。
弊社としましては、お客様に喜んで遊んでいただけるものを考えて、ゲーム作りを行っています。その上で、色々な作品を提供して行きたいなと考えております。
作品づくりの際にこだわっている点は?
松村氏(以下敬称略):「自分がやって面白いものである」ということが、人に伝える際に一番大事なものだと思っています。
開発をしながらも、常にプレイヤーの視点に立って「自分がやって楽しめるものなのか?」ということを確認しながら作っています。
「モンスターファーム」と言えばモンスター再生がキモですが、アプリ版制作の際に、どのように実現されたのでしょうか?
伊藤:モンスター再生の点に関しては、これまで「モンスターファーム」シリーズはCD再生・文字盤再生とやってきていますので、今回も「携帯だったら何ができるんだろう?」と色々考え、その結果として「カメラじゃないか?」という話になりました。
…で、どうやって実現させようかという時に、これは本当に偶然なのですが、開発スタッフに色彩工学を学んでいる者がいまして、「画像識別ぐらいできますよ」と平気で言うものだから、「それじゃあお前に任せた!」となりました。
画像を撮ったら確かにグラフィックの解析が必要ですもんね。
伊藤:そうですね。その担当者にどうやって実現するのかと聞くと、いきなり「色の重心が…」とか言うんですよ。説明されても全くわからない(笑)。
そのあたりは本当に彼に任せましたが、傍から見てると不思議なことばっかり。
例えば、グラデーションの掛かったカラーバーを持ち出して来て「あなたにとっての青色はどこですか?」って訳の分からない質問をするんですよ。
「なんだそりゃ?」って聞くと、「人によって『ここからそこまでが青』という認識の違いがあるから」と平然と答える。…ホント色々やりました。
人間が青と感じる色だったら、青色のモンスターが再生されるわけですね。
伊藤:…まあ、一概にそれだけではありませんが、色の要素を上手く判定した上で、それをモンスターの誕生に反映させたい、という想いがありましたからね。
また、色の識別だけでしたら他のコンテンツでもありますが、ウチの場合は、いわゆる「仕込み判定」と言うシステムも取り入れています。ウチの特定のゲームソフトのジャケットを撮ると、それをきちんと識別して特別なレアモンスターが生まれる、という感じのシステムです。
これも本当に大変なんですよね(笑)。同じものを撮ったとしても、ジャケットって光るじゃないですか。
だから別の画像になってしまう。蛍光灯の光を反射しない場所で撮ったらどうかとか、何枚も撮った上で、様々なパターンで認識するようにアルゴリズムを考えていましたね。
もちろんこちらも先ほどと同じスタッフが担当してまして、「RGB値の分布がですね…」とか説明してましたが(笑)。
インタビュー
□携帯だったらカメラだ!
□楽しくて軽いイメージ
□モンスターは生きている
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