アプリ★ゲットDX
ゲームやりこみ&ヒマツブシ系
ゲームメーカー潜入取材
株式会社エンターブレイン編
■原点は作品発表の場
RPGツクールシリーズはこれまで様々なプラットフォームで登場してきていますが、今回QVGA端末で配信することになったきっかけはなんでしょうか?
重歳:そもそも、RPGツクールはシリーズを通してゲームを作った事の無い人でもゲーム作りが楽しめるというコンセプトがあります。今までゲーム機中心で登場していたので、ここで新しいユーザーを開拓する意味を込めて携帯電話というプラットフォームを選択しました。
一般の方が公開するフローが投稿してホームページに配信する形となった理由はなんでしょうか?
重歳:一番原点にあるのは、作品発表の場が無かったというのが理由です。インターネットが出てきて初めて個人で発表することが出来るようになったんですが、それまでは、友達にフロッピーディスクで手渡しする形でしか配布が出来なかったんです。
弊社として、公開するための場を提供することが重要だと思っています。
時代をさかのぼると、原点がMSXやPC98で出ていたRPGツクール Dante98シリーズのRPGツクールの元祖の頃から読者から投稿作品を募集するというのがあったんです。
最初は、ログインという雑誌の一コーナーとしてRPGの作品を募集していました。
これが、後に発展してソフコンというRPGツクールの作品を専門的に扱う雑誌が出ました。
この中で、コンテストパークという作品を募集するコーナーとして本格的に動きだしたんです。
このコンテストパークがインターネットの普及と共に、インターネットコンテストパークに発展しました。これもスタイルは元のコンテストパークと同じで、RPGツクールユーザーが作ったゲームを弊社に送っていただいて、スタッフが審査してコメントや賞金をつけて発表するというスタイルが今回も踏襲されています。
投稿していていただいた作品の中には、これはすごいと思う物もありますでしょうか?
重歳:今回モバイル版のRPGツクールの機能は、かなり限られていて初期のRPGツクール並なんです。
最初に用意した機能を使って普通のRPGを作るというのがいいところだろう。と思っていました。
ところが、今回投稿された中でリバーシを作った物があったんです。ちゃんと思考ルーチンが組まれていて、置いた所に対して最適な場所に石を置くというようなルーチンが組まれていました。
どうやって組んでいるんだろうという作品でした。
ツクールユーザーの中には、正統派のRPGでシナリオを考えたRPGを作りたいという人もいれば、ツクールの限界に挑戦する人もけっこういるんです。
実際にツクールを重歳さんが触ってみてどう感じたんでしょうか?
重歳:僕は、RPGツクール Dante98シリーズからやっていまして、この初期のツクールをいじっている感で、僕としては懐かしいし、面白いと感じました。
やっぱり、自分の工夫や努力がツールに余地があるんです。
最新版のRPGツクールXPになると、スクリプトでなんでも出来てしまう。スクリプトの知識さえあれば、ツクールで何とかしているというよりも、プログラムの技術力や発想力の勝負になってしまうんです。
あえて、今回は機能に制限があるツクールでゲームを作るというのは、作る側としては楽しかったです。
今回開発に当たって、今までのユーザーが満足出来るように、変数や乱数を扱えるようにというのも考えていたのですが、あえてツクールの限られた機能を使って、自分なりのアイディアや工夫をしてもらいたいという願いから、シンプルな形にまとめました。
インタビュー
□原点は作品発表の場
□作る喜びを知ってもらいたい
□ツクールの今後は…
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