アプリ★ゲットDX
ゲームやりこみ&ヒマツブシ系
ゲームメーカー潜入取材
コナミ株式会社編
■新機種が出たら…?
携帯の画面でも、選手の動きがリアルなのはウイイレのこだわりでしょうか?
中山氏:初めは、モーションやアクションは「一つも仕様は削るな」という感じだったんですよ(笑)
実際にはそれは不可能ですよね。
ちなみにAIの元になっているのはゲームボーイアドバンス版なんですよ。
そのAIを元に作ろうということになったんですが、携帯の限られた容量の中には、少々画像のクオリティを落としたり、小さくしただけでは入らなくて。
では根本的に入るものを選んで入れていこうということになりました。
全てのモーションをリスト化してこれはいる、これはいらないという選定に時間がかかりましたね。
ちなみに、一番最後まで議論されたものは何ですか?
中山:すごいもめたのが、特徴的な選手の動きです。
みんながみんな同じ走り方、蹴り方だったらサッカーファンが満足しない。
やっぱり、ロベカルならロベカル、ベッカムならベッカムの蹴り方がありますから。
せめて特徴的な選手だけでも入れたかったんですが、容量の関係で断念しました。
走るモーションも本当は10何種類もあって、同じ「走る」にも色んな走るバリエーションを持たせたかったんです。
でも、極限まで削ろうということになると1モーションしか入りませんでした。
現在の機種よりも性能の高いものが出た場合に、それに合わせたものも出す動きがあるのでしょうか?
中山:次の903シリーズではアプリの容量が格段に増えることが決定しているようなので、903で大幅にバージョンアップしてやろうという動きはあります。
903シリーズ向けのウイイレを出す時に一番最初に入れたい要素は何ですか?
中山:やっぱりモーションを増やしたいですね。
あとは、AIですね。
見えないところで22人の選手がそれぞれ動いている。
そういうのがちゃんと動いているからこそ全体の試合の流れの中でちゃんとサッカーできているなというのが自信を持っている所です。
その辺をもっと細かく動くようにAIを賢くしたいです。
今度パワプロの方で実名版が出るということですが、これも夢でしたか?
中山:夢でしたね(笑)
パワプロは携帯電話向けにもう6年サービスしているんですが、パワフルプロ野球なのに実名が使われていなかったので。
実名版を出すまでにあった事件はありますか?
中山:いろいろありますが…(笑)ちょっと…アレなので。
逆に6年かけてひたすら色んな声を聞いて改良に改良を重ねて、大きなバージョンアップは4回、マイナー版が加わるということで、まさに鬼に金棒といった感じですね。
実名版でもモーションが複数用意されているんですよね?
中山:そうですね、野球はサッカーと違ってターン制なのである程度再現ができるんです。
あとはAIをどれだけ賢くして、面白く感じさせるかが重要ですね。
パワプロもウイイレも元があるものなので、それを参考にしていかなきゃならない部分と、そうではない部分を考えなければならない。
でも現実的にやれることが限られている中で悩んだり言い争ったりという部分が続いていますね。
特に、パワプロ、ウイイレというのは他のケータイオリジナル物と違って、面白くなかったらブランドに対してマイナスなんですよ。
ファンに名前だけでは受け入れられない。
ブランドにも逆効果になってしまうので、かなり慎重に作りました。
インタビュー
□ウイイレ移植版のウラ側
□新機種が出たら…?
□コナミのこだわり
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