アイドルマスターシンデレラガールズ(デレマス)第5回総選挙において、前川みくにゃんが見事8位を獲得してましたね!
キュート内では第3位と大健闘。第四回に引き続き、安定した人気を見せてくれました。
『新婚旅行は、どこに行く?みくならねー、猫チャン島がいいにゃあ~♪』
SSレアの前川みくちゃん登場です!#デレステ pic.twitter.com/9JrlAo1Nnf
— スターライトステージ (@imascg_stage) 2016年5月31日
デレステでも期間限定で花嫁SSRとして登場し、Pのお迎えを待ちわびています(白目)
そんな人気猫チャンアイドルのみくにゃんですが、こんなセリフを各所で見かけたことはあるでしょうか。
「失望しました、みくにゃんのファン辞めます。」またはそれを略した「失みフ辞」。
全く関係無い箇所でとばっちりのように使用されたり、意味不明な流れを理解できない人も多いのではないでしょうか。
知ってる人は知っている、でも意外と知らない人もいそうなアイマス雑学シリーズ。
第4回である今回は、前川みくにゃんに関する一種のネットスラングについて触れてみましょう。
もっとアイマスキャラの記事読みたい!ってPさんは下のリンクからどうぞ。
「失望しました、みくにゃんのファン辞めます。」は一部ファンの間でのお約束ネタ
まずは使用例を見てみましょう。
「お仕事以外では猫キャラじゃないなんて失望しました、みくにゃんのファンやめます」
こういう感じで「○○なので、みくにゃんのファンやめます」という形式がメインです。
ファンを辞めるというの内容だけで考えると、みくにゃんを嫌ったりネガティブな方向でしか捉えられないこのセリフ。
しかし実際に使っている一部ファンは、基本的にそういった意図はありません。
「みくにゃんの曲めっちゃハマったからみくにゃんのファン辞めます」
「みくにゃん可愛い。可愛すぎるのでファンやめます」
など、好かれているのにファンを辞めるという謎現象もよく見受けられます。
「ちゃんみおアイドル辞めるとか幻滅しました、みくにゃんのファン辞めます」
「ジャンプ売り切れてて失望しました、みくにゃんのファン辞めます」
などなど、全く関係無いような場面でとばっちりのように使われる事もよくあったり。
つまり殆どの場合では深い意味はありません。
些細な事や理不尽に減っていくファンを前に
「え……酷くない?」
「なんでにゃ!なんでみんな、みくのファン辞めるのにゃ!」
このように、きっと困惑するであろうみくにゃんは不憫です。でもそれが面白く、可愛く感じられたり。
つまり「失みフ辞」とは、からかい甲斐のあるみくにゃんを愛でるためのお約束ネタだったのです。
委員長バージョンの前川さんネタなどバリエーションも豊か
派生系として、「みくにゃんのファンやめて前川さんのファンになります」といったモノも。
これは猫チャンアイドル「みくにゃん」より、マジメでメガネ委員長の「前川さん」の方が好きな人が使います。
どっちにしろ同一人物ですからあまり変わってないのですが、様式美のような感じで使われますね。
どうしてこのネタが浸透したのか?
モバマス初期の頃から、みくにゃんは元々いじりがいのある設定を多く持っていました。
・魚嫌いなのに猫アイドル
・最初の敵キャラとして現れ、速攻で仲間になる
そういった立ち位置でしたから、このセリフもいじりネタとして浸透していったのでしょう。
「反応が面白そう」など、好きな子にちょっかい出してしまうような男心くすぐる要素が多々あったのかもしれません。
元ネタとしては、マクロスFのランカ・リーに対するネタだと言われています。
「シェリルが○○したって本当ですか?」
「幻滅しました、ランカちゃんのファンになります。」
あることないこと言われてファンが減っていく現象は同じだったようです。
まあ、みくにゃんの場合はとばっちりも多いのですが。それもまたお約束でしょうか。
このネタを嫌う人もいるので使用する際は注意が必要
当たり前ですが、この一連の流れを不愉快だと思っている人もいます。
ネタや愛情表現のつもり…だとしても、言っている内容は悲しいですし、冗談じゃ済まなく感じることも。
中でも、みくにゃんの中の人である高森奈津美さんはとても毛嫌いされています。
「悲しくなるから私の見てないところでやってね」
「このネタは(派生系も含めて全て)嫌い、許せない」
ラジオなどでも明言されていて、おふざけでも使ってほしくないと願われています。
ィヨッシャアアア(^∀^三^∀^)みくウェディングVerきたぞおお!! RT @imascg_stage: 『新婚旅行は、どこに行く?みくならねー、猫チャン島がいいにゃあ~♪』
SSレアの前川みくちゃん登場です!#デレステ pic.twitter.com/tevHy146Iv
— 高森奈津美 (@takamori_723) 2016年5月31日
生粋のプロデュンヌであり、アイマスのキャラがお好きだからこその想いがあるのでしょう。
本人達が楽しいと感じていても、このように受け取る方も同じようにいます。
心が広く、おいしい立ち位置であるみくにゃんだからこそ、配慮をしてあげるべきなのかもしれません。
以上、「失みフ辞」についてお届けしました。
今もなおネタにされたり悲しまれるのは、みくにゃんが人気キャラだからこそ!な宿命でしょうかね。
最後にステキなみくにゃん劇場を貼ってお別れです。(画像タップ拡大)