目次
2013年を代表するスマホゲーム、アプリ・オブ・ザ・イヤー2013はセガの「チェインクロニクル」に決定!
スパイシーソフト(株)が運営するスマホゲーム専門メディア「無料ゲームが探せるアプリゲット」は、2013年を代表するスマホゲームを称える「アプリ・オブ・ザ・イヤー2013」の大賞に株式会社セガの「チェインクロニクル」を、審査員特別賞に「ロード・トゥ・ドラゴン」と「アルパカにいさん」の2作品をそれぞれ選出したことを発表いたします。
アプリ・オブ・ザ・イヤー2013 結果
大賞
チェインクロニクル
特別賞
ロード・トゥ・ドラゴン
特別賞
アルパカにいさん
結果発表に先立って、3社に受賞コメントを頂きました!
また、電撃ゲームアプリ編集部、アプリオ編集部、ゲームキャスト様、あぷまが様から講評を頂いておりますので、そちらも合わせてお読みください。
大賞 チェインクロニクル SEGA
ゲーム概要
2013年7月に公開されたRPG作品。ストーリーパートとディフェンスゲームタイプの戦闘パートから構成されている。
200名を超えるキャラクターすべてに3Dモデル、イラスト、ボイス、ストーリー、必殺技が用意されており、作品の大きな魅力になっている
編集部評
ドラコレやパズドラライクなライトなゲームが成功している中で、これほど手間のかかる骨太なゲームを開発したことにまず敬意を表したい。
チェインクロニクル以降、スマホゲーム業界は1段階前に進んだ感さえ感じます。アプリゲット上での人気も高く、ユーザー投票でも多くの支持を集めました。
人気、影響力、斬新さの合計ポイント45.10ポイントで堂々の大賞受賞となりました。
ゲームメディアからお寄せいただいた講評
電撃ゲームアプリ編集部
ゲームキャスト
『チェインクロニクル、ソーシャルゲームの新たな可能性を示した魅力とは。』
アプリオ編集部
あぷまが
『チェインクロニクルさんが大賞を受賞したというので4ヶ月ぶりに起動してみた』
受賞コメント
新小田プロデューサー
チェインクロニクルは、構想段階から「スマートフォンであろうとも、ゲームをきちんとゲームとして楽しんでもらいたい」というコンセプトで作ってきたゲームです。
その中でも特に物語を一番大事にしたいと思っていて、松永から「ユーザーさんが出会えたキャラクターや、愛着をもって育てたキャラクターによって体験できる物語が変わっていくという、今までのソーシャルゲームでは出来なかったことをスマートフォンでも出来るんだってことを証明したい」という構想を聞いて「これだ!」と思って作りました。
アプリゲットさんのような、ゲームをちゃんとゲームとして評価してくださるメディアの中で大賞を取れたということは本当に幸せです。自分たちの思いが伝わったんだなという達成感がありますね。
僕たちはこれからも魅力あるキャラクターと、そこにひもづいた様々な物語をどんどん紡いでいきたいと思っていますし、ユーザーさんもキャラクターに惹かれて続けてくださっていると思っています。
サーバーやレイドイベントなどで不具合を出してしまったことについては、僕達もとても心を痛めておりまして、ユーザーさんとキャラクターに対して申し訳ないという気持ちでいっぱいです。キャラクターや物語に愛着を感じてくださっているユーザーさんにがっかりされないように、真摯に取り組んでいきたいと思います。これからもチェインクロニクルという物語を、親愛なる義勇軍の皆様と一緒に紡いでいけたらと思っておりますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
松永ディレクター
大人になって遊びたいだけゲームを遊べるような時間がなくなって、でも僕達は今でもとてもゲームが好きで。それで遊びたい気持ちだけ抱えて日々を送ったりしてる人がいたりして。そんな理不尽なことってあるのだろうか? とずっと思っていました。でもポケットにはスマートフォンという、取り出したらすぐにゲームが遊べるツールが確かにあって。だからパッと取り出してプレイするだけで、いつでも感動が味わえるゲームを作りたいと思いました。未知の世界を冒険をする感覚、仲間との出会いの嬉しさ、そこから紡がれる物語を、わずかな時間のうちに体験できるゲームを作りたい、そうすれば遊びたいのに遊べないなんていう理不尽を変えることができるかもしれない、と思ったのがこのゲームのはじまりです。
はじめひとりでゲームシステムや世界観を作っていて、本当にそんなものが求められているのかとすごく不安でした。でも開発チームの皆や新小田が加わった時に、そんな想いにすごく共感してくれて。中のスタッフだけでなく、イラストレーターさんやライターさんたちも皆、ユーザーさんにそういう体験を届けたいと共感してくれて、当時まだ夢物語でしかなかったこのゲームに対して、ものすごい努力をしてくれました。そして完成した時、それでもチーム一同、皆不安がゼロというわけではありませんでした。
ですので実際に世に出たとき、想像した以上にたくさんの声を頂けたこと、そして今、ユーザーさんの声がしっかりと反映されたこういう賞を頂けたことを、大変嬉しく思います。もしこのゲームをプレイしてくれて、ずっとゲームに飢えていた人の想いを満たすことができたのだとしたら、これ以上の喜びはありません。
今、第1部のエンディングを制作しています。そしてそれと並行して、外伝を作ったり、第2部のプロットやキャラクターの設定を書いたりしています。こうしてユーザーの皆様から望まれて、物語の先を作っていけるというのは、本当に本当にありがたいことです。
こういった受賞も含めてユーザーさんから背中を押されることばかりです。運営については力及ばないところがあり、大変申し訳ありません。本当に皆さんにお届けしたかった形で運営が行えるよう、全力で考え、取り組んでいきたいと思っています。またゲームシステムについても、より快適に、より熱く、より面白い冒険ができるよう、この世界をさらに進化させていきたいと思っておりますので、親愛なる義勇軍の皆様、どうか今後ともチェインクロニクルをよろしくお願いいたします。
特別賞 ロード・トゥ・ドラゴン / アクワイア
ゲーム紹介
2012年11月にリリースされたRPG作品。
画面下部のパネルをタップするだけで完結するシンプルなインターフェースながら、キャラクターのスキルに個性をつけることでゲームの奥行きが増している。
移動の楽しさ、戦闘の楽しさ、キャラへの愛着といったRPGの根源的な要素が凝縮されている。
編集部評
人気、影響力、斬新さの合計ポイントでは5位。ユーザ投票で最多得票を得たことに敬意を表し、編集部特別賞に選出しました。
受賞者コメント
横山栄介プロデューサー
今回、ユーザー投票数で1位をいただけたということで、投票してくださった皆様、本当にありがとうございます。
また、今までロードラをプレイされていた方や、今もプレイされている方など、皆さんの応援があって、こういう賞をいただける所まで続けてくることができました。
これからもチーム一同頑張りますのでよろしくお願い致します。
宮内継介ディレクター
ユーザー投票数1位ということで、たくさんの応援ありがとうございます。
ただ、ここで終わりではなくてロードラの構想でいうと2割くらいしかやれていないということもありますので残り8割を埋めていくべく、邁進していきます。
アルフォンスともどもよろしくお
願いいたします。
特別賞 アルパカにいさん / ココソラ
ゲーム紹介
2013年2月にリリースされた放置系育成ゲーム。最初はかわいらしいアルパカが共食いを繰り返すことで異形にものへと変貌を遂げていく。そのあまりのキモさとグロさが話題となった。多くのグッズも制作されて人気を博している。
編集部評
社員ふたりの「ココソラ」という会社が作った、今年一番キモかったゲーム。2013年のグロカワブームの火付け役となったこと、そしてたった2名でこのヒット作を生み出した事に敬意を表し、審査員特別賞に選出しました。
受賞者コメント
前田氏
数ある素晴らしいゲームたちの中でゲームと呼べないような駄作がこういった賞を頂けて、日本っていい国だと思いました。
アプリ・オブ・ザ・イヤー2013
1位~20位 (点数は60点満点)
順位 | タイトル | 点数 |
1 | チェインクロニクル | 45.10 |
2 | テンプルラン2 | 42.97 |
3 | ぷよぷよ!!クエスト | 42.00 |
4 | アルパカにいさん | 41.99 |
5 | ロード・トゥ・ドラゴン | 39.35 |
6 | ブレイブフロンティア | 36.40 |
7 | にゃんこ大戦争 | 35.73 |
8 | ドラゴンコインズ | 34.69 |
9 | 魔法使いと黒猫のウィズ | 33.22 |
10 | クラッシュ・オブ・クラン | 31.47 |
11 | ケリ姫スイーツ | 30.76 |
12 | ディバインゲート | 30.46 |
13 | LINE POP | 29.91 |
14 | アイ-ザ・ホラーゲーム | 29.01 |
15 | Plague Inc. -伝染病株式会社- | 28.36 |
16 | 脳トレクエスト2 | 28.00 |
17 | 返信ください | 26.69 |
18 | ザ レジェンド オブ ホーリーアーチャー |
26.37 |
19 | ラブライブ! スクールアイドル フェスティバル |
26.29 |
20 | グローバルアウトブレイク | 26.10 |
アプリオブザイヤーとは
アプリ・オブ・ザ・イヤーとは、スマホゲームユーザ-にもっとも豊かなエンターテインメント体験を与えたゲームを厳選し、良質なアプリケーションを開発しているデベロッパーを労い称えることで、モバイル・ゲーム業界が健全に発展することを目指す賞です。
2004年にスタートし、表彰対象を携帯アプリからスマホゲームに変えながら開催し続け、今年で9回目の開催となります。
審査の方法
2012年11月度~2013年10月度のアプリゲット内の人気ランキングにおける全スマホゲームの初出月と翌月のポイントを集計し、合計値の高い上位100ゲームを選出。 ①業界への影響力、②斬新さ、③人気の3項目をポイント化して大賞を決定しました。