王天国家 -三国志 国家経営SLG-
チョイオイゲームス
経営シミュレーションゲーム
基本プレイ無料
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二択から選ぶだけだけど、シビアすぎる三国志政治。
天下統一後の中華帝国が滅びないように維持しよう
「王天国家 」は、劉備玄徳となって、戦争に国政にと、様々な問題を解決していく国家経営アドベンチャー。
劉備率いる蜀が、ついに中華統一を果たした！だが、臣下の陳情に二択で回答しながら、統一した国家を軌道に乗せていく。
内部のゴタゴタにてんやわんやする異色極まりない三国志ゲーがここに登場した！
2択のうち最善の答えを選べ
時には張飛も殺さなくてはいけない局面も…！？
臣下の質問に「はい」「いいえ」を左右のスワイプで答え、政治をすすめていく。内紛、権力争い、愛人と后の諍いなど、様々なイベントが発生する。
「徳」や「戦力」経済力の「国庫」土地の「州」これらを維持しながら、全員の願いを叶えるのは難しい。劉備玄徳皇帝の苦悩は続く。
「王天国家 」の特徴は中華皇帝を疑似体験できるリアルでシビアな選択肢
ときには家臣を誅殺するのも国家安定のためには欠かせない（？）。
あちらを立てればこちらが立たず。シビアなリソース管理は「REIGNS」のようであり、胃痛するくらいどの選択肢も迷いに迷ってしまう。
何よりこのシビアな政治を義と人情の象徴である三国志演義の主人公、劉備玄徳にやらせるあたり、悪魔的手腕がスゴイ！面白すぎる！
味わい深いイベントの数々とグラフィック
側室つくりまくり！子作りしまくり！みたいな昨今のハーレムゲーとはちょっと違うぜ！
「中国史が好きすぎて自作の三国志国家経営SLGを出した」という作者。
だけあって、中国あるあるの権謀術数をこれでもかと詰め込んだイベントとテキストは味わい深い。
各キャラの顔も、なんというか、最適化されすぎた昨今の三国ゲーからみたらかなり異端でインパクトがある。ぜひ遊んでみてほしい怪作…もとい快作だ！
ゲームの流れ
関羽は殺されず、諸葛亮と揉めもしない！
劉備が(期待した通り)天下統一した世界のifストーリーを味わえる。
だがそこからが大変だ。皇帝とは名ばかりの中間管理職。
自己肯定感が高まらないシビアな経営を強いられるぞ！
昨日の友は今日の敵。
出身州の派閥争い、皇后一族の専横、内乱で疲弊した中華に入り込む異民族の黒い影、後継者争いなど、中華統一後も悩みは付きない！
全員を選び、救うことはできない歯がゆさが、このゲームに深みを持たせている。
そういう意味でリアルなアドベンチャーでもあり、歴史シミュレーションでもある。
正直数多ある三国ゲーの切り口は似てるものも多く、食傷気味に感じている自分もいた。
だがこれは間違いなく新しくオリジナルな力作だ！ムズいが、支持しまくりたい！
「王天国家 」の序盤攻略のコツ
劉備の母（亡霊）、しれっと怖いこと言うなあ。
正直、初見プレイでは、このシビアな政治ゲームを突破するのは難しいだろう。
なので、最初は劉備玄徳になりきり、義に生きるとか、欲望の限りを尽くす、などテーマをキメて行動するのがいいだろう。
どっちつかずでは両方から嫌われる。恋愛とかと一緒だね。しらんけど。
忠臣を斬る、皇太后と側室と向き合う…劉備も大変だ
しかし全然張飛っぽくないなあ。この顔。
忠臣に対しても、統一後は非情な判断も必要だ。後宮の関係性にも気を配ると様々なイベントが発生するぞ。
統治に疲れたら、宦官の膝の上で体力回復とセーブをしよう。
なんでこんなイベントを入れたのかわからないが、本当に心が癒やされるんだ。劉備じゃなく、遊んでる自分の。
