ひげドン

ステージをひとつずつクリアしながら物語を進める「ストーリー」。

ローグライクRPGのようにダンジョンを探索しながら進む「運命のダンジョン」。

制限時間内にスコアアップアイテムを取りながらフロアを進む「タイムアタック」の中から好きなモードを選んでゲームをはじめよう。

ステージ上での基本操作は画面をスワイプしてヒゲ男を滑らせるだけ。

ヒゲ男は壁にぶつからないと止まれず、ステージの端はもう一方の端と繋がっており、それらのルールを踏まえて進行手順を考える。

ストーリーでは果物、運命のダンジョンやタイムアタックでは下り階段を目指して進もう。

ルール自体はシンプルで分かりやすいが、ひとつひとつのステージの思考性が高く、進行ルートの選択に悩まされるおもしろさがある。

また、各モードでプレイヤーの思考力が試されるシステムが導入されており、ストーリーモードでは最短移動数に応じて星評価が与えられる。

ダンジョンモードでは敵との遭遇を抑えたり、宝箱の取得イベントが発生したりと安全なルート選択が必要となり、タイムアタックではそこに時間制限という新たな枷が付けられているのが良かった。

ただ、ステージごとにリセットボタンはあるが一手戻る機能がないためリプレイに手間がかかり、ストーリーモードにおける難易度が高く、なかなか先に進めないのは気になった。

ダンジョンにおける宝箱も同様だが、スコアアタックにおけるコインや時計アイテムは通過するだけで取得できる。

果物や階段、宝箱など目的地とする場所には必ず壁が隣接しているので、そこに正面からぶつかるルートを探すといい。

コツとしては、ヒゲ男の現在地から移動方法を考えるのもいいが、思い浮かばないときは目的地と隣接する壁の位置からルートを逆算するのがオススメだ。