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大迫力の戦闘シーン。
映像&ゲーム音楽が最高なRPG!
開発は「金子彰史」さん率いる株式会社ウィッチクラフト。
コンポーザー(作曲家)にPCゲームや水樹奈々さんへの楽曲提供などで知られる「藤田 淳平(Elements Garden)」さん。
そして俺が最も崇拝するゲーム音楽作曲家「なるけみちこ」さんを起用している。
この金子&なるけタッグは、荒野と口笛のRPG「ワイルドアームズシリーズ」でおなじみの布陣なわけで……。
もう期待度MAXだったんだが、その気持ちの高揚を損なうことのないハイクオリティなRPGに仕上がっていた。
悪鬼を葬る竜騎士となれ!
ムービー風の演出、豪華声優のボイスは迫力満点。
悪鬼(ヴァサーゴ)の襲来により、イグレーンに住む人々は遠からぬ滅びを予感していた。
しかし、彼の地には古来より世界を護り続けてきた「竜騎士」の存在があったのだ。
探し屋の青年「アラン」は地下神殿において、捜索対象である謎の少女と、1頭の竜――ムラサメと出会う。
少女はアランの手の甲に紋章を刻み、こう唱える。
「その子をよく見てあげて。その子のすべてを」
もうこの舞台設定の中二度合い、ドラゴンを制御する際の「トリガーコネクトっ!」といった特撮っぽいセリフからして金子さんらしい。あとは、ほんのりクトゥルフのにおいがすれば完璧なんだが。
これらの物語を迫力の3Dグラフィックで拝むことができ、各セリフには木村良平、水樹奈々、三木眞一郎、花澤香菜、藤原啓治(敬称略)など。
アニメで主役級のキャラを担当する声優陣のボイスが収録されている。
バトルにおいても竜を制御する鎖を左右に指でなぞり、鎖を緩めて強力な攻撃を与えたり、最大HP減少などのリスクを考えつつ暴走させて敵を一気に倒したりと、簡単かつ緊張感のあるシステムになっていた。
スキルツリーやお使いイベントも
ドラゴンに多彩なアビリティを習得させよう。
その中に迷宮ダンジョンの「ハイパーキューブ」、ヴァレットと呼ばれる生き物をダンジョンに派遣してアイテムを得るお使いシステムが導入されている。
敵からCPを得てドラゴンにスキルを習得させるシステムもあり、育成要素もそれなりに整っているようだ。
期待していたゲーム音楽についても、イベントシーンや通常バトル、ボス戦にいたるまでスタイリッシュで心を熱くさせるBGMが用意されていた。
なるけみちこさんに対するファン補正はあるんだが、イヤホンでしっかりと聞いてほしい名曲がそろっている。
ただ、舞台設定の都合からか序盤で街の所在や描写がまったくなく、物語もキャラが説明口調で話していくため、その背景にある世界観を感じられなかった。
複数あるダンジョンもほぼ一本道であり、WAシリーズで楽しみだったグッズ・アイテムを使ったギミックの解除など、プレイヤーに選択をせまる部分がないのも残念だ。
本質的な部分がおざなりになった気はするが、グラフィックや映像演出、声優陣のボイスやすばらしいゲーム音楽などに魅力を感じる大作RPGになっていた。
(口笛イン)
ゲームの流れ
- アプリ容量が1.3GBあるため、Wifi環境でDLした方がよい。5~10分ほどかかる。
- 序章と戦闘などのチュートリアルを進めていく。
ADVパートでは、木村良平さんや花澤香菜さんなど豪華声優のボイスも聞くことができる。 - ダンジョン内での移動はパッド操作で行う。
宝箱などに近づくと「!」マークが表示され、それをタッチするとアイテムを入手できる。 - 戦闘は画面下の鎖を←→にフリックして操作する。
画面上の青・緑・黄色のゲージに鎖のポイント(矢印)を合わせると、攻撃や回復スキルを放つ。 - 物語は、探し屋である主人公「アラン」がとある少女の探索の依頼を受け、要塞に忍び込むところからはじまる。
- 戦闘で、画面右の赤いラインまで鎖を緩めると龍が暴走する。
強力な攻撃を放てるが、ゲームオーバーや最大HPの減少などリスクも多い。 - 攻撃時に消費されるCPは敵や宝箱から入手でき、それを使ってドラゴンにスキルを習得させることができる。
- この他、迷宮ダンジョンの「ハイパーキューブ」、ヴァレットと呼ばれる生き物をダンジョンに派遣してアイテムを得るお使い要素もある。