アノマリー ウォーゾーン アースHD

一見するとただのタワーディフェンスと思いきや、プレイヤーは侵入する側だ！

ゲームの特徴

スマホアプリとして定番ゲームになったといえるタワーディフェンス。そもそもはリアルタイムの戦略ゲームをシンプル改良したものであったが、今では様々なバージョンがリリースされ人気が高い。本作はタワーディフェンスから派生したものの、まったく別のゲームと言ってよい。というのは「敵の侵入を防ぐ」ゲームではなく、「敵陣に侵攻する」というまさに逆転の発想！ただ攻守逆転しただけでこんなにゲーム性が違うなんて、なんで誰も今まで思い付かなかったのか!?

敵の迎撃を予測して戦略マップで侵攻ルートを決定しろ！

ゲームの流れはまずブリーフィングでミッションの説明がなされ、ユニットを購入して配備、さらに敵陣への侵入経路の選択し戦闘開始！ユニットは装甲車、自走砲、戦車などから好きなものを購入して、隊列を組む。先に定めた侵攻ルートを自動走行しつつ、敵ユニットに攻撃を加える。この場面はまさにタワーディフェンスの敵と味方が逆になった感じだ。戦闘は基本的に自動だが、選択に応じてRepair（修復）、Smoke（煙幕）、Decoy（おとり）などのアビリティが使用可能。さらに戦闘の途中でユニットのアップグレードや侵攻ルートの変更も可能。ミッションのクリア条件を満たすと次のステージに進める。

美麗なグラフィックとBGMからリアルな戦争の雰囲気を感じろ！

ミッションの種類は敵ユニットの殲滅、友軍の救助、輸送機の護衛などリアルな設定で多種多様で飽きない。敵のユニットも多様でそれぞれ個性的な能力を持つため、いかに敵の攻撃にさらされない侵攻ルートを考えるのも楽しい。状況に応じて、リアルタイムにユニットの増強やアビリティの使用をする感覚はタワーディフェンスに近いものの、そのゲーム性はまったく新しい独創的なものだ。さらに戦場のグラフィックや戦略マップのデザイン、BGMや音声などを含めリアル戦争を体験できる。説明が英語であること、データ容量が大きいこと以外をのぞけば、Androidアプリ最高峰のクオリティだ！

ゲームの流れ

ミッションが説明された後、侵攻ルートを決定する。白いをタッチするとルートが変化。黄色で示される敵ユニットはクリアのために破壊する必要がある。

「＄」アイコンをタッチするとユニットの購入画面。それぞれ攻撃力、防御力、射程などが異なり、スライド操作で隊列の変更も可能。先頭のユニットは狙われやすいので防御力を重視しよう。

戦闘画面では左のアイコンでアビリティの使用。右のアイコンで侵攻ルート変更とユニットの購入とアップグレードができる。アビリティの効果は円状に示される。

アビリティはステージを進むごとに、Repair（修復）、Smoke（煙幕）、Decoy（おとり）と使用可能になる。敵を撃破すると友軍がアビリティを補給してくれるため、積極的に敵を撃破するのもアリ。

序盤の脅威はScorcherと呼ばれる敵ユニット。強力なレーザー攻撃をしてくるが、正面にしか攻撃できないため、横や背後を通過する侵攻ルートを選ぼう。