ドラマ『ウォーターボーイズ2』の動画を全話無料で見れる配信アプリまとめ

  • 2024年2月22日
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2004年7月〜9月まで放送されたドラマ『ウォーターボーイズ2』

この記事では、ドラマ『ウォーターボーイズ2』を無料で全話見ることができる動画配信アプリ・サービスを調査してまとめています。

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ドラマ『ウォーターボーイズ2』はどんな作品?

話数 全12話
放送年 2004年7月期
放送枠 フジテレビ火曜21時
原作 矢口史靖
脚本 橋本裕志、中谷まゆみ
演出 佐藤祐市
髙橋伸之
吉田使憲
主題歌 福山雅治「虹 〜もうひとつの夏〜」
キャスト 市原隼人
石原さとみ
中尾明慶
斉藤慶太
小池徹平
木村 了
金子貴俊
山口紗弥加
浅見れいな
井上和香
鈴木えみ
キムラ緑子
今福將雄
森下愛子
小日向文世
佐野史郎
前作 ウォーターボーイズ

中谷まゆみ 佐藤祐市 吉田使憲 橋本裕志 髙橋伸之 キムラ緑子 中尾明慶 井上和香 今福將雄 佐野史郎 小日向文世 小池徹平 山口紗弥加 市原隼人 斉藤慶太 木村了 森下愛子 浅見れいな 石原さとみ 金子貴俊 鈴木えみ

主人公

名前(演) 水嶋 泳吉(市原隼人)
年齢 高校3年生
職業など 姫乃高校 男子シンクロ部部長

あらすじ

舞台となるのは、3年前に男子学生を受け入れるようになったばかりの元女子高・姫乃高校。共学校になったとはいえ、生徒数も圧倒的に女子が多く男子と女子の関係は、「男尊女卑」ならぬ「女尊男卑」な?状態です。
そんな姫乃高校に、東京からひとりの高校生が転校してきます。

名門進学校・青葉高校で水泳部に所属していた水嶋泳吉(市原隼人)です。

彼は父親・泳太郎(矢島健一)が新事業を始めるためにニューヨークに行くことになったのをきっかけに、東京での生活から逃げるようにして、祖父・亀吉(今福將雄)が住むこの町にやってきた男でした。

しかし!姫乃高校に男子運動部を作りたいと願う“ヨワスケ”こと山本洋介(中尾明慶)は、「僕たちの救世主が来た!」と盛り上がり、水泳部を設立しようと動き出します。
一方、“狼少年セン”と呼ばれるお調子者・川崎仙一(斉藤慶太)、マスコット的存在として唯一女子に相手にされている岩田巌男(小池徹平)、大手スーパーの御曹司で、いつも取り巻きを連れている佐野秀樹(木村了)らも、この泳吉と関わることでその立場や意識は大きく変わっていくことになります。もちろん、その他の(数少ない)男子生徒達も...。

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以下に各話のあらすじや主要動画配信アプリ・サービスでの配信状況をチェックできるリンクを載せておくので、こちらもチェックしてみてください。

『ウォーターボーイズ2』の各話あらすじ

第1話 救世主がやってきた!?

あらすじ

 東京の名門進学校・青葉高校に通っていた高校3年生の水嶋泳吉(市原隼人)は、父・泳太郎(矢島健一)の生まれ故郷にある高校・姫乃高校に転校する。姫乃高校は、3年前に男子学生を受け入れることになった元女子高。生徒数も圧倒的に女子が多く、いまも男子運動部が無いような学校だった。
男子運動部を作りたいと強く願う3年生・山本洋介(中尾明慶)は、転校生の泳吉が青葉高校で水泳部に所属していたことを知り、水泳部を設立しようと決意する。そのアイデアに乗り気を見せたのは、この春から代用教員として同校に赴任した早乙女(金子貴俊)だ。早乙女は、シンクロ公演で全国的に有名な唯野高校の水泳部員だった。しかし、姫乃高校のプールは、共学への移行の際、風紀上の問題から閉鎖され、物置と化していた。英語教師の大原夏子(山口紗弥加)や、古文教師の越野晴香(井上和香)も、男子水泳部の創設には反対だった。
そんな中、駅前で姫乃高校3年生の矢沢栞(石原さとみ)に出会い、彼女の後を追って学校にやってくる泳吉。その途中、用水路に落ちてしまった泳吉は泥だらけだった。
そんな泳吉の姿を見た3年生・川崎仙一(斉藤慶太)は、泳吉がケンカで他校の不良たちをやっつけたと勘違いし、大騒ぎ。そのウワサはあっという間に校内に広がっていた。
泳吉は、栞や洋介、仙一と同じ3年3組に入った。早速泳吉に接近し、水泳部の件を切り出す洋介。すると泳吉は、やや動揺したような表情を見せ、「いいよ、俺は…」と断る。

泳吉が、これから生活することになる祖父・亀吉(今福將雄)の家に向かうと、そこには何故か栞の姿があった。実は、姫乃駅で働く栞の父・明(小日向文世)と泳太郎が親友同士ということもあって、明とその妻・薫(森下愛子)、そして栞の3人は、亀吉の家の母屋を借りて住んでいたのだ。亀吉は離れに住み、矢沢一家に食事や身の回りの世話をしてもらっているのだという。栞は、クラスメートになった泳吉との同居に反発するが…。

あくる日、姫乃高校の男子生徒たちに、水泳部への勧誘チラシが密かに配られた。そのチラシは、仙一が作ったものだった。女子たちのマスコット的存在である岩田巌男(小池徹平)も入部に興味を見せるが、ちょうどそこに生徒会長の大場加代(浅見れいな)がやってきたせいで仙一たちとキチンと話すことが出来ずに断念。大手スーパーの息子で、いつも取り巻きを連れている佐野秀樹(木村了)は、泳吉に対するライバル心を強めていた。それでも、泳吉に期待して、5人の男子生徒が集まった。しかし、勧誘チラシの存在を知った泳吉が文句を言いに来たために、「話が違う」と去ってしまう。

このチラシのことが問題となり、職員室に呼び出された洋介は、遊び半分の部を認めたら実績を積み重ねてきた女子部に失礼だ、などと夏子たちに責められる。すると洋介は、泳吉を説得するから水泳大会に出場させてほしい、と言い出す。そんな洋介の真剣さに打たれた樫山校長(キムラ緑子)は、水泳連盟に話してみましょう、と彼に告げる。
そのおかげで、水泳大会の出場枠をひとつだけ得ることが出来た洋介は、泳吉に出場を頼み込んだ。しかし泳吉は、自分で何とかしろよ、とそっけない。
そして水泳大会当日。会場には、もちろん泳吉の姿はなかった。追いつめられた洋介は、自分が出場すると言い出すが…。

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第2話 ウソつきの仲間

あらすじ

 樫山校長(キムラ緑子)の決断で、活動が認められることになった男子シンクロ部。泳吉(市原隼人)と洋介(中尾明慶)は、シンクロ経験者である顧問・早乙女(金子貴俊)の指導の下、早速練習を開始する。とはいえ、正式に創部するためには、終業式前日に全校生徒の前でシンクロ発表会をして、成果を認めてもらわなければならない、という厳しい条件がつけられていた。しかも、終業式まであと2週間足らずしかなかった。
男子生徒の憩いの場である元展望室・通称「男村」の一角を段ボールで仕切り、シンクロ部の部室を作った泳吉たちは、早速ミーティングを行った。そこで、泳吉たちに、唯野高校で行われたシンクロ公演のビデオを見せる早乙女。泳吉たちは、その演技に引き込まれ、自分たちもやりたい、と言い出す。が、問題は部員が集まるかどうかだった。
するとそこに、仙一(斉藤慶太)がやってきて、入部すると言い出す。仙一は、緊急部会を開こう、と提案し、泳吉たちをある喫茶店に連れて行った。そこは、粕谷(佐野史郎)が先日オープンさせたばかりの店だった。泳吉たちが発表会に向けてどうすべきか話していると、それを耳にした粕谷が、無料キャンペーン中だというスポーツジムのチラシを持ってきた。無料という言葉と、チラシの水着美女に目を奪われた泳吉たちは、早速そのスポーツジムに向かうが…。

その夜、帰宅した泳吉は、栞(石原さとみ)から、仙一は嘘つきで、いい加減な男だと聞かされる。が、その話の途中で、栞の父・明(小日向文世)が帰宅すると、栞は、明を避けるように席を立ってしまう。栞は、期末試験までに志望校を決めて明に報告する約束をしていたのに、吹奏楽部の演奏コンクールに夢中だった。
あくる日、泳吉と仙一が一緒にいると、佐野(木村了)の一派が近づいてくる。泳吉は、佐野からも、仙一には気をつけたほうがいい、と言われる。しかし、当の仙一は、そんな佐野たちのことをまったく相手にしない。それどころか、姫高カラオケ五人衆と呼ばれる新沼(高橋良輔)、鳥羽(滝口幸広)、五木(久野秀隆)、北島(久光邦彦)、氷川(松澤傑)をシンクロ部に勧誘していた。

一気に部員が8人になり、練習にも熱が入るシンクロ部の面々。すると仙一は、シンクロで使う曲を吹奏楽部に生演奏してもらおう、と言い出す。仙一は、かつて吹奏楽部に誘われ、ティンパニーを担当していたのだという。が、仙一からその件を相談された栞は、猛反発する。すると仙一は、協力してもらう代わりに今度のコンクールは自分がティンパニーを演奏してやるから、などと言い出し、梢(鈴木えみ)からマレットを奪った。事件が起きたのはそのときだった。栞が、マレットを取り返そうとして仙一ともみ合いになった際、ロッカーがティンパニーの上に倒れてきて…。

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第3話 伝えたいキモチ

あらすじ

 泳吉(市原隼人)、洋介(中尾明慶)、仙一(斉藤慶太)に、新沼(高橋良輔)、鳥羽(滝口幸広)、五木(久野秀隆)、北島(久光邦彦)、氷川(松澤傑)の「カラオケ五人衆」が加わり、総勢8名になった姫乃高校シンクロ部は、早乙女(金子貴俊)の指導でシンクロの練習を続けていた。しかし、正式な部として認めてもらうための全校発表会まであと1週間しかないため、今後は昼休みを削って練習しなければならない状況だった。

そんな泳吉たちを何かと目の敵にしているのが、シンクロ部設立に反対する生徒会長・加代(浅見れいな)たちと、何かと泳吉にライバル心を燃やす佐野(木村了)の一派だ。中でも、加代の手下である岩田(小池徹平)は、泳吉たちの行動を監視し、彼らが洗濯機を使うことを禁じたり、男子生徒のたまり場・通称男村に造った部室スペースを勝手に撤去するなど、妨害を繰り広げていた。

同じころ、姫乃高校では、進路面談が行われようとしていた。が、シンクロ発表会のことで頭が一杯の泳吉は、進路に関してまだ何も決めていない状態。一方、栞(石原さとみ)は、東京の音大に進学したいと思っていたが、まだそのことを明(小日向文世)や薫(森下愛子)に相談していなかった。というのも、栞は、父母の会話を偶然聞いてしまい、明が勤めるローカル線が廃線になるかもしれない、という話を知ったからだった。

ある夜、練習するために学校のプールに向かった泳吉は、そこで洋介に出会う。洋介も、自主練習をするためにプールにやってきたのだ。するとそこに岩田が現れ、生徒会への届け出と承認がなければ夜の練習は出来ない、と言って練習を止めさせる。

あくる朝、朝練を終えた泳吉たちのもとに、早乙女がやってきた。粕谷(佐野史郎)のアイデアで、部員獲得のために作ったTシャツが出来上がったのだという。そのTシャツ作戦が功を奏し、2年生の浜口(出口哲也)、長太郎、(長町太郎)、尾崎(登尾翼)、末永(永井祐大)、上柳(柳下洋輔)、西條(斎藤誠)、そして佐野一派だった1年生・横山(横上拓哉)が入部を希望する。15名になったシンクロ部は、早速、陸ダンスやフォーメーションの練習を始めるが、そこにやってきたのは、何故かおそろいのTシャツを着た佐野一派だった。すると横山は、突然シンクロ部をやめる、と言い出し、佐野についていってしまい…。

そんな折、泳吉たちは早乙女が着替えに使っていた体育倉庫を新しい部室にしようと思いつく。それを岩田に見られてしまい、口止めしようと彼を追いかける泳吉たち。その時、岩田のカバンから、ラブレターが落ちた。それは、加代に渡すために書いたものだった。それを見た泳吉たちは、ラブレターのことを秘密にする代わりに、部室の件を秘密にするよう岩田に言うが…。

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第4話 新たな決意

あらすじ

 姫乃高校男子シンクロ部の存亡をかけた全校発表会まであと3日。発表会の告知ポスターも完成し、泳吉(市原隼人)や洋介(中尾明慶)ら部員たちも一層気合いが入っていた。
そんなムードに水を差したのが佐野(木村了)の一派だった。佐野の実家が経営するスーパー「スーパーサンオー」では、シンクロ部の発表会と同じ日にイベントショーを開くことになっていた。佐野たちは、そのポスターを、わざわざシンクロ部のポスターの上に貼るなど、嫌がらせをしていたのだ。
同じころ、栞(石原さとみ)たち吹奏楽部も、2日後に迫ったコンクールに向けて、厳しい練習を続けていた。とりわけ、ピリピリしていたのが栞だった。何故なら彼女は、東京で音楽をやっていくために、コンクールの審査員としてやってくる有名なクラリネット演奏家に、自分の実力を認めてもらいたい、と必死だったからだ。

練習を終えた泳吉たちは、下校途中に鯛造(阿部亮介)、平政(山根和馬)、勘八(篠原孝文)の三兄弟と出会う。鯛造たちは、スーパーサンオーにスッポンを届けるところだった。店の前では、佐野が取り巻き連中とともに、イベントのステージ設営を見物していた。その時、事件が起きた。勘八が転んだ拍子に水槽からスッポンが飛び出し、佐野の前に転がった。それを見て動転した佐野が輸送用に積み上げてあったイスにぶつかると、それが倒れ、洋介が足を挟まれてしまったのだ。
病院に運び込まれた洋介は、医師から打撲と捻挫で全治1週間と診断される。シンクロ発表会に出ることは不可能だった。

泳吉たちは、急きょ新しいフォーメーションに取り組むことを余儀なくされる。が、やはり簡単にはマスターできない。するとそこに、佐野の姿があった。泳吉たちの練習を見ていたのだ。岩田(小池徹平)や仙一(斉藤慶太)は、責任をとって誰か代わりをつれてこい、と佐野に怒りをぶつける。
その日の夕方、泳吉たちが練習をしていると、そこに佐野がやってきて、発表会までの間シンクロ部の助っ人をする、と言い出す。佐野は、小学校水泳大会で優勝した腕前、などと大口を叩いていたが、その実力はお粗末なものだった。

発表会前日、泳吉たちはいつものように早朝練習を行った。が、やはり佐野だけがついていけない状態だった。そこに、洋介がやってきた。病院から外出許可をもらってきたのだという。洋介を交えて話し合った泳吉たちは、授業をさぼってスポーツジムで特訓をしようと決め、やる気のない佐野を巧みにおだてて練習させる。シンクロ部の面々は、粕谷(佐野史郎)の店で昼食をとった。そこでも、ふてくされたような態度をとる佐野。それを見た洋介は、いい加減な気持ちならやめてもらった方がいい、と佐野に告げるが…。

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第5話 自分で決めた事

あらすじ

 泳吉(市原隼人)たちは、シンクロ部の存亡をかけた全校発表会で大失態を演じてしまい、廃部に追い込まれる。が、それでも諦めきれない彼らは、なんとかシンクロ部を復活させようと決意していた。そんな折、佐野(木村了)が、父親に頼んで作ってもらったという姫高シンクロ部のジャージを持ってきた。それを見た洋介(中尾明慶)や仙一(斉藤慶太)、岩田(小池徹平)は興奮を抑えきれない。
とはいえ、せっかく夏休みに入ったにもかかわらず、学校のプールが使えないため、練習すら出来ない泳吉たち。そんな彼らに、いい練習場を知っている、と持ちかけたのは梢(鈴木えみ)だった。しかしその場所とは、轟音を響かせて水が落ちてくる滝つぼだった…。
一方、栞(石原さとみ)は、吹奏楽部の顧問・晴香(井上和香)に退部届けを提出していた。栞は、コンクールで優勝したものの、音楽の才能がないことを思い知らされ、自信を失っていたのだ。それを知った泳吉は、このままでいいのか、と栞に問う。が、彼女の決心は固いようだった。
そんなある日、泳吉は、早乙女(金子貴俊)の机の上にあったシンクロ競技会地区予選の案内状を勝手に持ち出し、洋介たちに見せる。この競技会でいい成績が残せれば、シンクロ部を復活させることが出来るかもしれない、と思った泳吉たちは、出場を決意し、エントリーしてしまう。が、実はその競技会とは、正式な女子シンクロ競技会で…。

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第6話 あきらめない

あらすじ

 泳吉(市原隼人)、洋介(中尾明慶)、仙一(斉藤慶太)、岩田(小池徹平)、佐野(木村了)の5人は、滝の下でシンクロの練習を続けていた。とりわけ張り切っていたのは仙一と佐野だ。その理由は、梢(鈴木えみ)が差し入れを持って見学に来ていたからだった。が、近くにある寺の住職(不破央)に怒られ、その場所から追い出されてしまった泳吉たちは、またもや練習場所を失ってしまう。

その帰り道、5人は、栞(石原さとみ)の母・薫(森下愛子)に出会う。栞一家が、泳吉の祖父・亀吉(今福將雄)の家の母屋を借りて住んでいることを知らない仙一、岩田、佐野の3人は、薫を泳吉の母だと勘違いしてしまう。薫に誘われて、一行が水嶋家に向かうと、ちょうどそこに栞が帰ってくる。事情を知り、急にニヤニヤする仙一たち。栞たち姫乃高校吹奏楽部がプールもある合宿施設に行くことを知った仙一たちは、泳吉と同居していることを内緒にする代わりに、吹奏楽部の合宿に同行できるよう顧問の晴香(井上和香)を説得して欲しい、と栞に頼む。

泳吉たちは、栞のおかげで無事合宿に同行することが出来た。が、実は彼らの役割は、合宿所の雑用を手伝うボランティアだった。プールを目の前にしながら、練習も出来ない泳吉たち。やがてその合宿所には、夏子(山口紗弥加)が顧問を務め、生徒会長の加代(浅見れいな)も所属する姫乃高校陸上部や、大学のサークルなどが大挙して押し寄せ、泳吉たちは休むヒマもない。おまけに、こっそりプールに忍び込んでゲリラ公演をやろう、などと話しているのを運悪く加代に聞かれてしまう。合宿所を追い返されそうになった泳吉たちは、事情を知って駆けつけた早乙女(金子貴俊)のおかげで残ることが出来たが、仕事に追われて、シンクロの練習などまったく出来ない状況だった。

数日後、加代たち陸上部の面々は、県大会に備えて、合宿所から競技場近くの宿舎に移ることになった。ちょうどその日は、大学のサークルなどの出発も重なっていたため、玄関先は大混乱だった。そんな中、仙一は、岩田から加代のスパイクなどが入ったバッグを手渡される。ちょうどその時、梢がティンパニを抱えてやってきた。仙一は、加代のバッグをそこに置いて、梢の手助けをするが…。

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第7話 先生のための嘘

あらすじ

 泳吉(市原隼人)のことを好きだという梢(鈴木えみ)の告白が波紋を呼んでいた。梢に思いを寄せる仙一(斉藤慶太)と佐野(木村了)は、彼女の告白にショックを受けるが、泳吉にはその気がないようだと知ると、急に元気を取り戻していた。
そのころ、姫乃高校では、学園祭の準備が着々と進められていた。しかし、学園祭に出店できるのは部活動かクラス単位、という決まりがあるため、シンクロ部が廃部になったままの泳吉たちにはまったくチャンスがなかった。
そんな中、チェス部が姫乃高校初めての男子部として活動を許される。それを知った男子生徒たちは、チェス部に便乗して何か出店しようと大騒ぎだ。

そんな折、早乙女(金子貴俊)が臨時採用から本採用になる、という話が浮上する。それを知った泳吉たちは大喜びだ。その早乙女に、今後の活動について相談を持ちかけた泳吉たちは、彼からあるアイデアを授けられる。それは、かつて早乙女がいた唯野高校水泳部が近くにある桜木女子高校でシンクロ公演を実現させたように、他校の学園祭に参加させてもらえればいい、というものだった。
そのためには、実力をつけるしかない、と思った泳吉たちは、早乙女が話をつけてくれたスポーツジムのプールで、新しい技をマスターしようと特訓を開始。同時に、シンクロ公演をやらせてくれる高校を探し始めた。学園祭で演奏するために自作曲を完成させようとしていた栞(石原さとみ)は、梢が、泳吉のために高校探しを手伝っていると知って驚くが…。

ある夜、矢沢家に、洋介(中尾明慶)や仙一、岩田(小池徹平)、佐野、そして梢がやってきた。梢が、学園祭でシンクロ公演をやらせてくれる高校を見つけてくれたのだという。その知らせを聞き、ますますやる気を見せる泳吉たちは、さっそくプールに練習に向かった。すると、そのプールでは早乙女がシンクロの練習をしていた。早乙女は、泳吉たちに何かアドバイス出来れば、という思いから、密かに新しい技を練習していたのだ。泳吉たちは、そんな早乙女の思いに答えようと、決意を新たにしていた。

ところがそこで、思わぬ事態が起きた。早乙女が本採用されるのは、姫乃高校ではなく、別の高校だったのだ。早乙女は、それを泳吉たちに言い出せず…。

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第8話 それぞれの夢

あらすじ

 泳吉(市原隼人)たち姫乃高校シンクロ部は、苦労の甲斐あって、早乙女(金子貴俊)が赴任する予定でもある緑丘高校の学園祭でシンクロ公演を行えることになった。しかも、姫乃高校の樫山校長(キムラ緑子)のはからいで、公演までの間、学校のプールで練習してもいいという。そんな彼らにとって何よりも心強かったのは、元全日本のシンクロコーチという経歴を持つ粕谷(佐野史郎)が、コーチ役を引き受けてくれたことだった。
が、当の粕谷は、本気で泳吉たちを指導するつもりもなく、水泳部時代の後輩が館長を務める水族館で泳吉たちをただ働きさせる代わりに、金を借りようと画策していた。それを知らない泳吉たちは、強化訓練を行う、という粕谷の言葉に、ますますやる気を見せていた。

そんな折、明(小日向文世)が勤めるローカル線が、正式に廃線と決まる。それを聞いた泳吉や栞(石原さとみ)は、さすがにショックを隠せない。泳吉は、栞のことが気になって声をかけた。すると栞は、地元の国立大を受験する、と明るく答えるが…。
あくる朝、泳吉、洋介(中尾明慶)、仙一(斉藤慶太)、岩田(小池徹平)、佐野(木村了)、そして早乙女の6人は、粕谷とともに強化訓練の目的地へと向かった。着いた場所は、赤字経営を立て直し、まもなくリニューアルオープンする予定の水族館だった。泳吉たちは不審を抱くが、かつて早乙女たちが水族館で特訓したという話を聞くと、すぐに納得してしまい…。

泳吉たちは、水槽の掃除からえさ箱の運搬まで、水族館の仕事を手伝い始めた。そこで知り合ったのが、リニューアルオープンの目玉企画でもあるアシカショーを行う調教師・奈美(広澤草)だった。奈美は、幼い頃にアシカショーを見て調教師になろうと決意し、この水族館でようやくその夢を叶えようとしていた。梢(鈴木えみ)に無理矢理誘われて泳吉たちの様子を見に来ていた栞には、そんな奈美の姿がまぶしくて…。

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第9話 大事なのは、今

あらすじ

 粕谷(佐野史郎)の命令で、水族館で働くハメになった泳吉(市原隼人)、洋介(中尾明慶)、仙一(斉藤慶太)、岩田(小池徹平)、佐野(木村了)の5人は、アシカの輸送が間に合わず中止寸前だったアシカショーをなんとか実現させようと決意。栞(石原さとみ)たち姫乃高校の吹奏楽部員と協力し合って、見事なパフォーマンスを披露し、ショーの開始を待ちわびていた観客たちから喝采を浴びた。その活躍がマスコミで報じられたことがきっかけで、泳吉(市原隼人)たちに対する周囲の目も変わり始める。かつては佐野の取り巻きだった勘八(篠原孝文)、加藤(佐藤ただすけ)、沼田(藤沼豊)の3人も、そんなシンクロ部の活躍にひかれ、入部を希望する。泳吉は、何があっても絶対にやめないことを条件に、3人を受け入れる。
そんな折、泳吉たちは、佐野の家に招待され、彼の父親・正樹(金田明夫)から、今度の夏祭りで何かパフォーマンスを披露してほしい、と頼まれる。泳吉たちは、シンクロ公演の陸ダンスの練習にもなるからとそれを快諾。さっそく、練習計画を立て始める。
その夜、泳吉の元に、梢(鈴木えみ)がやってきた。梢は、泳吉と一緒に夏祭りにいこうと思い、誘いにきたのだ。泳吉から、どうすればいいか相談された栞は、何故か不機嫌で…。
あくる日から、泳吉たちは特訓を開始した。泳吉たちは上級者用の技を、佐野一派は初心者用の技を練習するなど、メニューを工夫しての練習だった。
それから数日後、泳吉たち5人と早乙女(金子貴俊)は、校長の樫山(キムラ緑子)に呼び出される。泳吉たちのシンクロ公演を許可してくれた緑ヶ丘高校側から、公演の話はなかったことにしてほしい、と電話があったのだという。その原因は、泳吉たちのコーチをしている粕谷にあるらしい。泳吉たちは、緑ヶ丘高校を訪ね、理事長(鶴田忍)に事情説明を求めるが…。

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第10話 退部届

あらすじ

 泳吉(市原隼人)、洋介(中尾明慶)、仙一(斉藤慶太)、岩田(小池徹平)、佐野(木村了)の5人に、勘八(篠原孝文)、加藤(佐藤ただすけ)、沼田(藤沼豊)を加えたシンクロ・メンバーたちは、粕谷(佐野史郎)の指導の下、厳しい練習を続けていた。粕谷のことを嫌う夏子(山口紗弥加)は、水泳審議会から問題視されているような人間が指導することに反対する。が、校長の樫山(キムラ緑子)から、もう少しようすを見てもいいのでは、とたしなめられていた。
一方、栞(石原さとみ)は、明(小日向文世)と薫(森下愛子)に、吹奏楽部が全国大会で入賞できたら東京の音大に行かせてほしい、と頼む。明は、勤めていたローカル線が廃線となることが決まったため、他の鉄道会社を回って再就職口を探すと同時に、組合を通じて廃線撤回の交渉を続けていた。それでも明たちは、栞の夢を応援しようと決心していた。
そんなある日、亡き夫が遺したベーカリーショップを切り盛りしていた洋介の母・千代(阿知波悟美)が、過労で倒れて入院してしまう。洋介は、店を守るために、シンクロの練習を休んで働きはじめる。
泳吉たちは、洋介のようすがおかしいことを気にしながら、シンクロ公演をやらせてくれる学校を探し続けていた。しかし、水泳審議会が粕谷のことを問題にしていることもあって、学校探しは難航する。そこで泳吉は、単身、水泳審議会を訪ねた。審議会が緑ヶ丘高校に出したシンクロ公演中止の勧告を撤回してもらうためだった。そして、そこで泳吉は、かつて粕谷の指導を受けていたという女子シンクロのコーチ・貴和子(原沙知絵)に出会う。貴和子は、夏子とも知り合いのようだった。するとそこに、粕谷が現われ…。

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第11話 32人の救世主

あらすじ

 姫乃高校でシンクロ公演をやりたい、と願う泳吉(市原隼人)たちは、朝礼の時にそれを全校生徒に訴えた。鯛造(阿部亮平)や彼の弟・平政(山根和馬)、横山(横上拓哉)ら男子生徒は、そんな泳吉たちを支持し、シンクロ部への参加を希望する。が、女生徒たちの反応は冷ややかだった。泳吉たちシンクロ部を目の敵にしている生徒会長の加代(浅見れいな)は、学園祭で茶道部がプールサイドでイベントを行うことに決め、泳吉たちの妨害をする。
加代が、学園祭への出店締め切りをやぶって強引にこのイベントを決めたことに怒った泳吉たちは、生徒会室に乗り込んだ。しかし加代は、生徒会規則を理由に、抗議を受け付けない。
その時、次期生徒会役員選挙のポスターに気づいた岩田(小池徹平)は、自ら生徒会長に立候補することを決意。泳吉や洋介(中尾明慶)、仙一(斉藤慶太)、佐野(木村了)らは、全面的に岩田をサポートしようと決意する。
泳吉たちは、シンクロ練習の傍ら、さっそく選挙に向けて準備を開始。「男子復権」と「シンクロ公演の実現」をかかげ、選挙活動を始めた。しかし、せっかく作ったビラを女子に受け取ってもらえないばかりか、票集めのつもりでやったプールでのやぐらも失敗し、コーチの粕谷(佐野史郎)に怒られてしまうようなありさまだった。そんな泳吉たちのようすを見かねた早乙女(金子貴俊)は、自分達のことだけでなく学校全体のことを考えた主張をすべきだ、とアドバイスする。
それを受けて、泳吉たちは、「男女が協力し合える高校へ!」という新しいスローガンをかかげ、女生徒たちに毎朝あいさつするなど、いままでとは違う選挙活動を展開する。
それから数日後、栞(石原さとみ)や梢(鈴木えみ)たち吹奏楽部員は、全国大会に向けて出発した。ちょうどその日は、生徒会役員選挙の最終演説が行われる日でもあった。岩田は、本命候補の照枝(仲程仁美)に続いて壇上に上がるが…。

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第12話 忘れられない夏~旅立ちの時~

あらすじ

 泳吉(市原隼人)たち姫乃高校の男子生徒32人は、学園祭のシンクロ公演に向けて練習を開始した。が、ガリ勉派の坂上(阪田智靖)、内村(内田祐介)、ゲームおたく派の谷坂(横谷豪紀)、市村(市川欣希)、竹井(善りょう)、チェス部の橋野(橋本淳)、川上(田上尚樹)の7人は、シンクロどころか水泳もままならない状態で、コーチの粕谷(佐野史郎)の頭を悩ませる。
そんな中、シンクロ公演のポスターとチケットが刷り上がる。栞(石原さとみ)にチケットを手渡す泳吉。その姿を見ていた梢(鈴木えみ)や、栞にチケットを渡そうと思っていた洋介(中尾明慶)はショックを隠せない。一方、岩田(小池徹平)は、加代(浅見れいな)にチケットを渡しに行くが、インターハイ前でピリピリしていた彼女は、それを受け取らなかった。
同じころ、産休中だった教師の復職が決まったために、代用教員だった早乙女(金子貴俊)の退職が発表される。早乙女は、シンクロ公演の翌日付で姫乃高校を退職し、緑ヶ丘高校に行くことが決まっていた。早乙女は、シンクロ部の今後のことを考えて、元全日本のシンクロ選手だった夏子(山口紗弥加)に顧問を引き受けてほしいと頼む。しかし夏子は、それを引き受けなかった。
あくる朝、32人はいつものように練習を始めた。が、技術や体力が追いつかない坂上ら7人が足を引っ張り、どうしても上手くいかない。すると、浜口(出口哲也)や長太郎(長町太郎)らが、7人をメンバーから外した方がいい、と言い出す。新沼(高橋良輔)や鳥羽(滝口幸広)らカラオケ五人衆もそれに同調した。すると洋介は、32人でひとつのチームなんだ、と浜口たちを非難する。泳吉は、初心者組にとりあえず夜の自主練習を指示するが…。
それから数日後、加代は、顧問の夏子とともに最後の調整を行う。練習のために姫乃高校にやってきた粕谷は、夏子に、シンクロ部の顧問をやってみたらどうだ、と声をかけた。一緒にいた泳吉や洋介、岩田も、夏子に頭を下げた。そんな泳吉たちに反発したのは加代だった。試合を明日に控え、ナーバスになっていた加代は、自分たちは勝つために努力してきた、と言い放つ。岩田は、「僕らだって必死に努力しています。加代さん、見にきてくれれば分かります」と、加代にもう一度チケットを手渡そうとするが、彼女はやはり受け取ろうとはしなかった。
シンクロ公演前日、泳吉は、祖父の亀吉(今福將雄)とともに、母の墓参に行った。今日が母親の命日だったのだ。するとそこに、泳吉の父・泳太郎(矢島健一)がやってきた。泳吉は、泳太郎にシンクロ公演を見にきてほしい、と頼んだ。が、泳太郎は、仕事があり、明日の午後には東京へたたなければならないのだという。泳吉の思いを知る栞も、見てあげてほしい、と泳太郎に頭を下げたが、やはり無理だった。
学園祭当日、泳吉たちは、プールの準備を整え、公演の開始に備えていた。が、折しも東海地方には大型の台風が接近中で、天候は大荒れだった。泳吉たちは、プールの飾り付けを守ろうとするが、激しい風雨にさらされ、会場はめちゃくちゃになってしまう。校長の樫山(キムラ緑子)は、学園祭の中止を決定。シンクロ公演だけはやりたい、と食い下がる泳吉たちを制して、帰宅を命じる。
その夜、泳吉は、ひとりでプールに向かった。するとそこには、洋介の姿もあった。ほどなく、佐野(木村了)や仙一(斉藤慶太)らもやってきて、32人全員がそろった。早乙女が姫乃高校にいる間にシンクロ公演をやりたい——32人の思いはひとつだった。泳吉は、校長にもう一度掛け合おうと決意するが…。

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引用元:番組公式サイト

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