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株式会社comceptは、米国ロサンゼルスで開催中のAnime Expo 2015において、現地時間7月4日午前に参加したパネルディスカッションの席で、ゲームとアニメの連動によるビッグプロジェクト「RED ASH(レッドアッシュ)」を発表し、その制作に向けたkickstarter(キックス ターター)でのクラウド・ファンディングキャンペーンをスタートした事を発表した。

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ゲーム×アニメ競作『RED ASH』クラウド・ファンディングキャンペーンを開始!


「RED ASH」プロジェクトとは?

「RED ASH」プロジェクトは、同じキャラキター原案と「宝探し」のみを共通のテーマとして、ゲームとアニメの トップクリエイターが、それぞれの解釈と才能で、作品を作りあげるプロジェクト。

本プロジェクトでは、 アニメとゲームが互いに寄せ合うことなくテーマのみを共有し、それぞれ異なりつつも、どちらも本物でかつ一流の作品して創り上げるという、エンターテインメントの世界でも類を見ない挑戦的な企画となっている。

ゲームは稲船敬二率いる株式会社comcept、アニメはハイクオリティで個性溢れる映像で世界から高い評価を得ているクリエイティブ集団STUDIO4℃がその制作を担当する。

ゲームサイドでは、かつて稲船とともに数々の『伝説的』ゲームを作り上げてきたベテランクリエイター陣が結集、アニメサイドでは、これまで STUDIO4℃作品に携わった名クリエイターたちが数多く参加する。

メディアの枠組みを超えた夢の競作「RED ASH」に期待しよう。

kickstarterキャンペーンについて

「RED ASH」プロジェクトでは、その作品性と同様、kickstarter上でゲームとアニメそれぞれ個別にクラウドファンディングキャンペーンが展開されている。

comceptの手がけるゲーム版のキャンペーンにおいては、壮大な「RED ASH」の物語の幕開けを飾る大プロローグ「機鎧城カルカノンの魔女編」の制作とその完成が目的とされている。

さらに、そこから得た収益をもって本編の開発へと発展させていく構想となっている。

本作をただのプロローグに留まらない素晴らしいものへと仕上げるため多くのファンからの支援が必要とされている。

また、本キャッペーンが順調に推移した場合、より多くのファンへ本作を配信できるよう日本でのクラウドファンディングキャンペーンの実施も検討されている。

kickstarterキャンペーンサイトはこちら

「RED ASH」の世界

「RED ASH」の世界

「RED ASH」の世界。


ここかもしれない地球…。

ロボットと人間の戦争により、一度は滅びかけた人類だったが、野生化したロボット兵器と戦いながらも廃墟となった都市や荒野でしぶとく生きのびていた。

彼らは過去の遺産──ロストテクノロジーによって少しずつも復興を果たし、都市部で豊かな暮らしをおくる富裕層も現れ始めていた。

その一方で、地下に潜りロストテクノロジー発掘と一攫千金に命を懸ける者たちもいた。

人は、その者たちを『ディグ屋』と呼んでいる。

RED ASH「機鎧城カルカノンの魔女」

タイトルロゴ。

タイトルロゴ。

ストーリー

人口10万人を擁する都市、グレイトスロップに危機が迫っていた。

廃棄された大戦の遺物、城塞都市型巨大ロボット【カルカノン】がその進路をグレイトスロップへと向けたのだ。

このままでは大災害は免れない。

グレイトスロップの住民たちはパニックに陥っていた。

この事態に対し、グレイトスロップの中央機関である【ゲッコーカンパニー】は大型電磁砲『ピースメーカー』を使用し、これを撃破するという発表を行う。

パニックから一転、グレイトスロップは、この一大イベント【大砲祭り】で賑わいを取り戻す。

だがボーンズ商会の若き店主、コール・C・ボーンズの眉間にはくっきりと縦じわが浮かんでいた。

「カルカノンには伝説の遺産が眠る…」ディグ屋の間では有名なウワサである。

「あの拝金主義者どもに破壊される前にお宝はいただいちゃいましょう…」

「カルカノンが電磁砲の有効射程距離に入るには…まだ14時間はあるわね。」

「ちゃーっと行って、じゃんじゃんお宝かき集めて、ぱぱーっと帰ってくるわよ!」

「これはボーンズ商会からの正式なオファーよ、3分で準備して!」

依頼先はもちろんいつもの得意先、ベックとタイガーの二人組だった。

キャラクターイメージ。

キャラクターイメージ。


関連サイト

RED ASH 公式サイトはこちら

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STUDIO4℃ 公式サイトはこちら

執筆者: 編集部