ドラマ『私を旅館に連れてって』の動画を全話無料で見れる配信アプリまとめ

  • 2024年8月26日
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2001年4月〜6月に放送されたドラマ『私を旅館に連れてって』

この記事では、ドラマ『私を旅館に連れてって』を無料で全話見ることができる動画配信アプリ・サービスを調査してまとめています。

残念ながら無料期間はありませんが、ドラマ『私を旅館に連れてって』は、FODプレミアムで全話が見放題配信されています。

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※この配信状況は2024年8月時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性もあるので現在の配信状況については各VODアプリ・サービス内もご確認ください。

ドラマ『私を旅館に連れてって』はどんな作品?

話数 全12話
放送年 2001年4月期
放送枠 フジテレビ系 水曜21時
脚本 相沢友子
太田愛
演出 小椋久雄
村上正典
音楽 本間勇輔
主題歌 福原裕美子「What would I do」
キャスト 観月ありさ
矢田亜希子
金子賢
風間杜夫
浅野ゆう子
梶原善
円城寺あや
酒井敏也
馬渕英里何
黒川芽以
金田明夫
岸田健作
田村英里子
菅原禄弥

太田愛 小椋久雄 村上正典 相沢友子 円城寺あや 岸田健作 梶原善 浅野ゆう子 田村英里子 矢田亜希子 菅原禄弥 観月ありさ 酒井敏也 金子賢 金田明夫 風間杜夫 馬渕英里何 黒川芽以

主人公

名前(演) 笹野倫子(観月ありさ)
職業など 温泉旅館勤務

あらすじ

某雑誌の特集によれば、今エッジな女性たちは“旅館”に向かっているそうです。海外旅行にも慣れ、シティホテルの洗練さも日常的なことになってしまった人たちが、さらなる刺激を求めて、結局は安らぎの場所である“旅館”を選択しているというのです。
そこには本当のもてなし、ひいては、人のために尽くすことの奥義があります。自分のことに精一杯の、疲れた現代の日本人がそれを欲するのは自然なことなのかもしれません。
このドラマでは、そんな舞台を武器にあくまでもひとりひとりの人間が自らの生き方を発見していくことがテーマとなります。

このドラマは売れないモデル業ながらも気軽にジコチューに生きている主人公が、ホテルチェーンのオーナーとの玉の輿結婚を機に、逆に寂れた旅館の女将へと転落!?やがて奮闘し、成長していく姿を描くヒューマンコメディーです。
その旅館に居着いたクセのある従業員たちとの交流が、彼女と、彼らと、旅館を誇り高く変貌させていく…。それらを通じて、日本人の現状に訴えつつも明日への希望を描いていきます。

引用元:番組公式サイト

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また、時期によっては他のアプリ・サービスで配信されることもあります。

以下に各話のあらすじや主要動画配信アプリ・サービスでの配信状況をチェックできるリンクを載せておくので、こちらもチェックしてみてください。

『私を旅館に連れてって』の各話あらすじ

第1話 天国から地獄へ 

あらすじ

 倫子(観月ありさ)はイベントコンパニオン。かなりいい加減な生活で、仕事の目的はリッチな男探し。友達のなぎさ(矢田亜希子)らと、会場で名刺を集めた数を競ったり、ゲットした男たちから同じ物を貢がせては換金して遊ぶ金にしていた。
あるテレビ局の仕事に来ていた倫子となぎさ。そこで、対談番組に出演していた高邑(中井貴一)に何か感想を言うよう意地悪なADに持ちかけられた。一瞬カタマル倫子だが「番組では語らなかった高邑さんの本音の部分に関心しました」と話すと、高邑の表情が変わった。隠していたことを言い当てられた思いの高邑だが、倫子は占い師の常套手段とデマカシを言っただけだった。これには、なぎさもア然。
このことあって、倫子と高邑は結婚へ進んでいく。倫子はコンパニオンの仕事もあきてきていたのでルンルンだが、そのヘンは高邑の娘・志保(黒川芽以)は直感で見抜き、倫子に会うなり「あんた馬鹿そう」とぴしゃり。負けじと倫子も「性格悪そう」と言い返すのだった。
華やかな結婚式が終わり、倫子は、隆一郎が仕事でオーストラリアに出かけている気安さも手伝い、なぎさと遊び歩く日々。倫子は幸せの絶頂にいた。しかし、ある時、志保から携帯に電話が入った。「珍しいじゃない」と出た倫子に、志保は隆一郎が「オーストラリアで死んだ」という。
バタバタと葬儀が済み、倫子と志保は弁護士に呼ばれた。「実は、高邑さんは事業に失敗、300億円の負債が・・・・・・。しかし、これまでのリゾートホテルや、住まいのマンションを売れば、負債は返済できます」と弁護士。「そりじゃ何も残らないの」という倫子に弁護士は「実は旅館が一つあります」と続けるのだった。
旅館のオーナーも悪くないか!と軽い気持ちで、倫子は志保とともに、旅館に出かけると、ボロっちくて、従業員はほとんどやる気なさそう。客もしばらく来たことはなく、一人、怪しげな女性・勅使河原史子(浅野ゆう子)が長逗留しているだけだった。
この旅館は村が、なぜか借金ごと買い取ったという。町の町会長を務め自分も旅館経営している債権者の黒沼(金田明夫)父子がやってきて、返済を迫られた倫子は、今売れば「二千万円は残る」と聞き、すかさず売る気になる。「パパのものを勝手に売らないで」と志保は不満そうだが、倫子は従業員を集め「一週間後に売ります」と宣言するのだった。「ちゃらちゃらした小娘に旅館なんてできやしない。懸命だ」と板長の篠田(風間杜夫)、仲居の園部(円城寺あや)も当然といった顔。 黒沼父子と契約した倫子は一端東京に帰り荷物を整理していると、隆一郎の対談ビデオがでてきた。そのビデオを見て、倫子は旅館が隆一郎が生まれ育った家だったことを知り、さらに、なぜ自分と結婚したのかも知るのだった。
再び志保とともに旅館に戻った倫子。「私この旅館の女将になります」と宣言し、解体作業に取りかかろうとしているブルトーザーの前に立ちふさがった。

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第2話 っていうか大失敗 

あらすじ

 寝ぼけながら目覚めた倫子(観月ありさ)。庭の桜の木を眺めながら「そう、女将になるんだ」と決意も新たに、朝礼に臨むと、残った従業員はわずかに四人。「これじゃ」と倫子はさっそく従業員募集の張り紙をだすことにするが、「気紛れでやるなら止めた方がいい」と篠田(風間杜夫)は冷ややか。
長逗留している史子(浅野ゆう子)。「様子がおかしい。こんな時、自殺でもされたらホントに潰れます」と初恵(円城寺あや)に言われ渋々あいさつに行く倫子。「新しい女将です」と史子にあいさつしながら部屋をなにげなく見渡すとテーブルの端に睡眠薬らしい薬瓶。「どきり」とする倫子だった。
どうすれば客が来るようになるのか。一向に鳴る様子のない電話を見ながら倫子が考えていると、債権者の黒沼(金田明夫)が若い男多賀谷(酒井敏也)を伴って現れた。「多賀谷を雇ってやってくれ、その代わりといってはなんだが、40人の団体を回す」という。「やっと客が・・・・」と喜ぶ倫子だが、初恵たちは裏があると言い出す。確かに一泊二食付きで一人五千円。黒沼は、嫌がらせで回してきたのだった。
「うちは最低でも一万五千円。以後、安く見られますよ」と初恵に皮肉を言われる倫子だが、引き受けてしまったものは、しょうがない。
なぎさ(矢田亜希子)が、借金の返済に追われ東京から逃げてきた。元番頭だった次郎(梶原善)がなぜか戻ってきた。板場にも「経験がある」と里子(馬渕英里子)が加わって、どうにか旅館の体制が整った。
初恵に団体さんの食事代は「一食800円で。それじゃないと赤字です」と言われ、倫子が篠原に頼みに行くと「800円じゃできない。俺は、そんな料理を作るために来たのじゃない。これが済んだら辞める」と倫子は篠原に毒づかれてしまった。
それを聞いていた志保(黒川芽以)。「あんたってホントに馬鹿。篠原さんは、パパが頼んできて貰った人なのよ」と志保は倫子に言うのだった。
とにかく女将の仕事は忙しい。史子のことが気になり、倫子が部屋をのぞくと、史子の姿はなく、雑誌に載った史子の写真を見つけた。それには「傾いた旅館、ホテルを建て直した第一人者」と紹介されていた。姿を見せた史子に「どうしたらいいのか」と尋ねる倫子に史子は「あんたこの旅館に来たくなる」と聞くのだった。
「エッ」。倫子は何かに気づいた・・・・

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第3話 初めてのおつかい 

あらすじ

 「この旅館は最悪です」。花壱の経営指導にあたることになった史子(浅野ゆう子)は朝礼で、従業員に檄を飛ばす。仕事はサボり、接客態度や風呂場の管理もなっていないと史子は手厳しい。
倫子(観月ありさ)は「倍働きなさい。私の命令には絶対服従」と史子に注文を付けられてはいたが、心強い助っ人と、史子の経営顧問就任を内心喜んでいた。一方、初恵(円城寺あや)は「昨日まで自殺しそうな暗い顔をしていたのに」と漏らし、千葉(金子賢)は「何が先生だ」と反発するなど、従業員たちは、史子を歓迎してはいなかった。
「私も行きたいな」という、なぎさ(矢田亜希子)に送られ、倫子は史子のお供で、東京の旅行代理店回りに出かけた。アポなしで、史子は、大手代理店の担当者に会い、しかも相手が史子に気を使っている様子、史子には鋭い観察眼もあった。
倫子は「さすが」とあらためて史子の実力に感心するのだった。その帰りの電車で、どの代理店の担当者も言っていたが「なぜホテルを辞めたのか」と倫子は史子に聞いてみる。その問いかけに直接答えず史子は、解雇を通告された時、「理由を説明して下さい」と上司に迫る自分を思いだすのだった。
営業の甲斐あって、旅行代理店から担当者が五組、「花壱」に下見にやってくることになる。「ほら、すごいでしょ」と史子の実力を従業員に話す倫子だが、史子は従業員を集め「あなたたちはなってない」とまたまた檄を飛ばす。高級紫檀の柱にやぼったいポスターを貼ったり、高価な中国の壺を傘立てにつかったり、いちいち史子の指摘はもっともで、従業員たちはグーの音もでない。
やって来た担当者たちは、史子が売り込んだ篠田(風間杜夫)の料理に満足げ。そんな中、小さな代理店の大久保(近江谷太朗)という社長は箸を進めてなかった。
部屋を倫子が訪ねると、食事もそこそこに大久保は仕事をしていた。しばらくして、倫子が帳場にいると大久保がやって来て「頭痛薬はないか」と言う。「薬より温泉です」と倫子は半ば無理矢理、大久保を風呂に入れると、大久保は風呂場で倒れてしまった。
よく掃除していなかったため滑ったと判断した史子は旅館のイメージダウンになるからと、救急車は呼ぶなと指示する。タクシーを呼ぼうとする初恵たちだが、こんでいて三十分以上かかるという。それでも史子は「タクシー」と主張するが、倫子は、史子の指示を無視、救急車を呼んだ。
史子は風呂場の殿山(江幡高志)を責任を取り辞めさせることにする。倫子はなにか納得できないが・・・・・・。
倫子が史子と共に、病院へ大久保を見舞いに行くと・・・・・・。

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第4話 きらわれた女将 

あらすじ

 従業員が見守る中、売り上げを計算し始める倫子(観月ありさ)。光熱費、クリーニング代、食材費など経費を差し引くと残ったのは十万円。「俺たちの給料は・・・」など、番頭の次郎(梶原善)らにブツブツ言われた倫子は「払らわないとは言っていません」と啖呵をきったものの、どうしたら売り上げが伸ばせるか悩むのだった。
史子(浅野ゆう子)に相談すると、「経営方針を決めるのは女将。私たちは運用するだけ」と倫子は言われてしまう。そんな時、倫子は、初恵(円城寺あや)と出席した旅館組合の女将の会合で、取り巻きの女将たちを従え、悠然と歩く「春翠楼」の女将・妙子(ジュディ・オング)と知り合う。他の女将たちに馬鹿にされる倫子だが、「春翠楼」は一泊十万円、半年先まで予約でいっぱいと聞き、ピンとくるものがあった。
倫子は「花壱」に戻るや、旅館に残る全財産十万円をもって「春翠楼」に走った。従業員たちは「女将が旅館の金を持ち逃げするなんて」とあ然とするが、倫子は「春翠楼」で、売り上げを伸ばす方法を盗もうとしていたのだった。
「春翠楼」では、従業員たちは洋装のおしゃれな制服姿で、外国人客とも英語で応対。風呂はアロマオイルの香りが漂い、「香りを嗅ぐとよく眠れるんです」と説明を受ける。出てきた茶は、可愛いカップのハーブティ、夕食も高級ワイン付きの洋食で、どれも倫子にはびっくりすることばかり。
すっかり感化された倫子は、「花壱」改革は、「宝来」の真似でと決意。初恵ら従業員たちを洋装の制服に着替えさせ、英語の外国人講師も呼んできて、さっそく英語の特訓を始めた。千葉(金子賢)らは「卒業しても勉強かよ」とブツブツ。倫子は篠田(風間杜夫)には「洋食を出して」と女将命令。篠田はぶ然とする。朝食の賄いもパン食に代え、倫子は頑として、花壱改革を目指すのだった。
花壱を気に入ってくれた旅行代理店の社長の仲介で、四人の客がやってくる。「和風と聞いていたのに」といぶかる客たちは、風呂に立ちこめるアロマオイルの香りに「なんだこれ」と不平を漏らす。おまけに浴衣でなくパジャマが出て、期待を裏切られる。「マッ、料理自慢と聞いているから」と楽しみにしていると、夕食は洋食で、ワイン。ついに客たちは、堪忍袋の緒を切らし、怒って出て行ってしまう・・・・

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第5話 最も恐ろしい客 

あらすじ

 花壱の事務所で夜、倫子(観月ありさ)はどうすれば、客が増えるのか考えていた。フト目に留まった旅行雑誌。倫子は広告を出せばと考えるが、史子(浅野ゆう子)に「予算的に無理。せいぜいチラシ」と言われてしまう。それなら取材に来てもらい、雑誌で特集を組んでもらったらと思いを巡らす倫子だった。
次郎(梶原善)や加賀谷(酒井敏也)らが、チラシを作り始めている時、思ったら直ぐ行動に移さねばいたたまれない倫子は東京にいた。昔のモデル仲間から、出版社を聞き出し、倫子が訪ねたのは「ボン・ボヤージュ」編集部。編集長に挨拶すると、来月号で修善寺特集をするからと、簡単にOKをもらい、倫子はルンルンで花壱に戻った。
「取材に来てくれる?」。なぎさ(矢田亜希子)はびっくり。しかし、その相手がボン・ボヤージュと聞いて史子の顔が曇った。ボン・ボヤージュは、記者が抜き打ちで取材に来て、歯に衣着せぬ記事で、業界に知られていた。その分、信頼感は高いが、記事次第で、場合によっては大手ホテルや旅館もつぶれてしまうという。史子から聞かされた、次郎らはうろたえるのだった。
「それなら大丈夫。ウチは客が少ないから、だれが記者か直ぐわかる」と倫子はわれ関せずといった風で皆を励ますのだった。皆も妙に納得してしまう。
従業員一同、花壱の存亡をかけ掃除しているが、いつまでも記者らしい客は来ない。いらつき始めたころ、尊大な態度の大河内(佐渡稔)がやってきた。偉ぶった態度から記者だと、従業員らが思っているとカメラを担いだ松田(甲本雅裕)がやって来て、部屋に案内すると、カメラ位置を探すそぶり。「こっちが記者よ」と騒ぎに。しばらくすると、今度はパソコンを持った女性・畠山(谷川清美)が来た。部屋で早速何か打ち出し、記者に集中サービスしようとしていた倫子も「だれが本物の記者なの」と迷い出す。
そうこうしているうち、一組の老カップルが花壱にやってきた。宿帳に夫婦と書いたが、どうも女性の態度がよそよそしい。
倫子が心配していると、次郎、なぎさ、初恵(円城寺あや)が自分の担当が「記者だ」とモメ出し、篠田(風間杜夫)が作った一つしかない特別料理の取り合い。結局じゃんけんで、初恵が特別料理を取り、なぎさと次郎はキャバクラばりにサービスしたり、肩や腰をもんだり相手を気持ちよくさせようとするが、反対に不評を買う。「こんなんじゃちっとも休めない」。三人はプンプン。
そして翌朝、篠田が朝食を作ろうとすると、水が出ない。昨夜の不評を朝食で挽回しようとしていた倫子はピンチにたたされる。

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第6話 料理が出せない 

あらすじ

 「鍋から目を離すな」。もたもたする里子(馬渕英里可)に篠田(風間杜夫)があきれていると、倫子(観月ありさ)が厨房に顔を出した。「篠田さん、ちょっとお話が・・・」と倫子が言おうとした矢先、逆に倫子は篠田に「食材を替えたい」と申し出られる。確かに倫子もその食材を使った方が良いと思うが、旅館は相変わらず火の車。予算的に許されなかった。
篠田の後輩の三浦(モロ師岡)が花壱にやってきた。「久しぶりです」と篠田にあいさつする三浦は、よくこんなところで、一流の腕を持つ篠田が満足しているものだと思うのだった。
実は、三浦は、乃木坂にできる料亭の花板にならないかと、篠田を誘いにきたのだった。その夜、スナックで一生懸命誘う三浦の話を、藍子(田村英里子)らは、耳をそばだて聞いていた
。  思うような食材が使えず、里子の指導もしなければならない。料理人として、思う存分腕を振るうことは、篠田も望むところ。迷った末、篠田は、倫子に「一週間休みを下さい」と頭をさげ、店の仮オープン期間だけでもやってみようと、倫子らには「旅行に」とごまかし上京していった。
その夜、倫子はなぎさ(矢田亜希子)に誘われスナックへ。そこで、倫子は、篠田が引き抜きかれたのかもしれないと知る。花壱では、篠田が戻らなかったらいよいよダメか!従業員たちの間に動揺が広がるが、倫子は「大丈夫、篠田さんは必ず戻ってくる」と、どこまでものんき。そばで聞いていた史子(浅野ゆう子)は、業界の常識としては、戻らない可能性が高いと感じていた。
上京した篠田は、オーナーから、行き届いた設備、食材について説明を受け、「すべて任せます」と言う言葉にやる気がわくのを感じていた。そのころ、花壱にはカップルがきていた。里子は篠田のメニュー通り料理を作ろうとするが、なかなかうまくいかず「遅い。まずい」とカップルに怒鳴られてしまう。すっかり落ち込む里子だが、そこへ女子大のグルメ研究会十人の予約が入る。
「とっても無理」と里子の表情から読みとった倫子は、篠田の気持ちを確かめるため、史子やなぎさとともに乃木坂の料亭に向かった。真新しい厨房、料理人たちに指示しながらテキパキ動く篠田。そのハツラツとした姿に、倫子は篠田に声をかけられない。「業界では良くあること」と史子に慰められ、倫子はそれなら、できるだけやるしかないと覚悟を固めるのだった。
その夜、史子は篠田に会い「辞めても、女将も私も恨まない。しかし、あの子(倫子)は、あの子なりに、あなたの腕を生かそうと懸命だった。それを話したかった」と告げるのだった。
花壱に戻った倫子は、賄いもうまく作れない里子に「できる。できるって信じていたら、絶対にできる。私はずっとそう考えてやってきた」と励まし、料理の下準備を始めるのだった。

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第7話 母親失格 

あらすじ

ぶ然として黒沼(金田明夫)、法生(岸田健作)父子が花壱に乗り込んできた。あの手この手で頑張ってきた倫子(観月ありさ)だが、ついに月割りにしてもらっていた借金返済ができなくなってしまった。返済を、なんとか待ってもらおうと倫子は、父子にただただ頭を下げるだけだった。
そんな様子は従業員たちに筒抜け、なぎさ(矢田亜希子)も「倫子は良くやったよ」と倫子を慰めるが、「花壱が潰れたら、東京に戻って今度はあんたが借金取りに追われるのよ。何かいい方法を考えなさい」と倫子は、まだまだやる気を失っていない。
そのころ学校で、志保(黒川芽以)は担任から、新入生歓迎式でピアノを弾いて欲しいと頼まれていた。そのピアノは志保の祖母が学校に寄贈したもので、その縁もあり、担任は志保が学校になじむきっかけになればと、頼んだのだった。
そのチラシを志保の部屋で見つけた倫子が、従業員らに披露すると、里子(馬渕英里可)らは「二年生代表なんだ」など褒める。しかし、志保は恨むような目で倫子をにらみ「聞きに行くからね」と言う倫子には「(あんたなんか)家族とは思っていない」と反発する。
しばらくして、千葉(金子賢)がロビーにいると、めかし込んだ法生がやってきた。それに合わせて、派手に着飾った倫子が奥から現れた。実は、なぎさが借金の返済を黒沼に待ってもらう苦肉の策として、倫子と法生のデートを画策したのだった。ルンルンの法生を、千葉は苦々しく見ていた。
学校では、志保が懸命にピアノの練習をしていた。弾くのは父が好きだったショパンのノクターン。いつも同じ所でつっかかってしまい、イライラの志保。そんな志保をバスケットの練習をしていた男子生徒が近づいてきて「いい曲だね」と励ましてくれる。
黒沼が始めたレストランにでかけた倫子と法生。法生は従業員から渡して欲しいと売上金を渡される。そんなことは、意に介さず、好きな食べ物、色、季節・・・と倫子を質問責めにする法生はすっかりのぼせあがっていた。その帰り、藍子(田村英里子)のスナックに二人が寄ると、なぎさと千葉がきていた。別の席に移り、倫子は法生の手を握り、「なんとか返済延期の口添えを~」と頼むと、法生は有頂天。
その手を法生は離そうとせず、そんないちゃいちゃしたやりとりに千葉がカッとして法生を殴ってしまう。なぎさの画策も万事休す。
志保の耳に、倫子が派手な格好で法生とデートしていたという話が伝わってくる。「あんな女を嫁にするなんて」という陰口も聞こえ父親を馬鹿にされたと思った志保は倫子にますます反発する。一方、黒沼は、法生が持っていた売上金がなくなったことから、「千葉が盗んだ」と言いだし、「警察に突き出せ」とカンカン。一層激しく借金返済を迫ってくる。倫子はまたまたピンチ!。

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第8話 客は結婚サギ師 

あらすじ

仕事が終わり、倫子(観月ありさ)ほか、なぎさ(矢田亜希子)ら従業員たちが、賄いに集まり、たわいもないことを話していた。競馬しか興味のない番頭の次郎(梶原善)に倫子がつい「たまにはデートでもしたら」と言うと、次郎の顔が曇った。次郎には、心から好きになり結婚も考えた女性がいたが、突然姿を消されてしまった苦い思い出があり、未だに引きずっていたのだった。
翌日、美人系の女性と堅物風な男のカップルが花壱にやってきた。「何か変なムード」と感じる倫子だが、なぎさが女から一万円のチップをもらい「泊まっているのは内緒に」と頼まれたことから、「やっぱり不倫よ!」「後から女を捜しに男が来て、血の雨が降る」など、初恵(円城寺あや)らは騒ぎ出す。そんな騒ぎに史子(浅野ゆう子)は「こういう商売には、そんな客もある。お客さまの要望に添うよう努力するように」と皆に注意を与えるのだった。
その不倫?カップルの女の方を見て、次郎の顔色が変わった。結婚する決意を固めたところで姿を消した真理子(鈴木砂羽)だった。真理子を見つけ、指輪を買いに行ったことなど楽しい思い出にひたる次郎だが、バツが悪く必死で、真理子に見つからないよう四苦八苦。そんな次郎に、伝票の整理早くしてもらいたい倫子は不審に思いつつ「遊んでばかり!」とプンプン。
倫子のもとに、射的屋から次郎が忘れていった財布が届けられた。倫子が手に取ると、写真が一枚落ち、そこには、幸せそうな次郎と真理子。倫子は、泊まり客が次郎をふって姿を消した女性と知る。
その日の夕、掃除する次郎に声をかけた男がいた。「真理子」の写真を見せながら「知らないか」と尋ねる。不審がる次郎に男は警察手帳を見せ「結婚詐欺の常習犯だ」と告げるが、「そんな女は泊まってない」と次郎は刑事に嘘をつくのだった。次郎は弟の治療費として、サラ金から借りて作った金を真理子に渡し、そのまま真理子は次郎の前から姿を消していたのだった。
辛い次郎の心中を察した倫子はスナック「夜間飛行」に、次郎他皆を誘い、盛りあがっていると、男が現れた。写真を見せ「知らないか」と聞いてまわる。知っているが、皆「知らない」とわざとらしい返事。次郎は男が刑事で、真理子が結婚詐欺師として追われていることを悟られないよう必死になるのだった。
花壱に戻った次郎は、倫子の気遣いに感謝しつつ、真理子が結婚詐欺で追われている女だと打ち明ける。その直後に刑事が泊まりたいと花壱にやってきた。
犯罪者を故意に匿えば犯人隠匿罪になる。「また花壱の評判が落ちる」と史子は倫子にアドバイスするが、倫子は「俺が自首させる」という次郎に「任せます」と女将としての判断を下した。

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第9話 恋愛トンマの女 

あらすじ

 花壱の帳場の予約電話が鳴っている。そばに初恵(円城寺あや)と次郎(梶原善)がいるが、「利益になっているかどうかわからないが、あの女将ちゃんのせいで予約が入るようになって・・・」と無駄話をして取ろうとしない。そこへ倫子(観月ありさ)が駆け込んできて「何してるの!」と二人を叱りつけ、受話器を取ると、聞いたことのない外国語が飛び出してきた。
予約の電話を入れたのは、イタリアの高級ホテルのジョバンニ・カルパッチョ社長(フランク・オコーナー)だった。「VIPなんだから、一般客に増して丁重にするのよ」と史子(浅野ゆう子)に注意され、出迎えるなぎさ(矢田亜希子)ら従業員たちは、がちがちに緊張してしまう。
カルパッチョ社長は二人の日本人の随行を連れていた。その一人の室井(宇梶剛士)と目が合い、史子が固まってしまった。室井は、史子が以前務めていたアトランティックホテルの同僚だった。「久しぶり。史子」とあいさつする室井に、「勅使河原さんを、史子と呼び捨て・・・」。倫子となぎさは、かつて二人の間に何かあったとピンと来る。史子に聞くと「同僚と言うより、ライバルね」と言われ、二人はポカン。一方、室井に聞くと「プロポーズしたがふられた」とあっさり言われる。それも、史子が仕事漬けの生活で、室井のプロポーズをプロポーズと理解できなかったせいだった。姿を消した史子を見つけ、もう一度プロポーズしようと室井は史子を捜してもいた。
史子は室井から、カルパッチョ社長と提携契約の交渉に来たこと、それも以前自分が企画した内容だと知り、俄然やる気になる。契約を成功させれば、クビにしたアトランティックホテルを見返せる!と史子は思い、どんなサービスをしたらいいのか、早速頭を回転させ始めるのだった。
カルパッチョ社長を、露天風呂に入れている間、史子と室井は厨房に来て篠田(風間杜夫)に「趣向をこらした日本食を。特別予算を出すから」と注文を出す。息の合う史子と室井。篠田は二人の関係が気になり、里子(馬渕英里何)に「室井さんは、勅使河原さんの元カレだったらしい」と言われ、動揺して手を切ってしまう。
風呂から上がったカルパッチョ社長を今度は、人力車に乗せ街の見物、夕食はデコラティブな日本食、そして芸者を呼んでの大騒ぎ。だが、盛り上がっているのは周囲だけで、カルパッチョ社長は次第に元気がなくなっていった。
食べ残しの夕食を見て、篠田は「相当疲れてるぞ」と倫子にアドバイス、それを受け倫子は「休ませてあげた方が・・・」と史子に言うが、史子は酒の席ほど交渉しやすい場はない、と室井をせかせ、カルパッチョ社長をカラオケに連れ出すのだった。
仕事のし過ぎで死んだ夫。倫子は、志保(黒川芽以)に「偉くなるって大変ね」とポツリとこぼし、高邑の写真に見入るのだった。
カラオケから帰っても一人、意地になって仕事を続ける史子。「何でそんなに仕事ばかり」「あなたにはわからない」と倫子と史子は言い争いになり・・・。

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第10話 ダメ女の恋 

あらすじ

 和服姿も決まり、客を送り出す倫子(観月ありさ)を、なぎさ(矢田亜希子)は、うらめしそうに見ていた。配膳では篠田(風間杜夫)に、シーツ敷きでは、初恵(円城寺あや)に、伝票処理では次郎(梶原善)に、なぎさは、相変わらずしかられてばかり。そんな、なぎさの心の安らぎは千葉(金子賢)だった。
一日の仕事が終わり、倫子が賄い場に顔を出すと、なぎさがいない。「また千葉君と二人で遊んでんじゃない」の初恵の話から、娯楽室に倫子がいくと、なぎさが千葉に麻雀ゲームのやり方を聞いていた。うっとおしそうな千葉だが、その光景を見た倫子は「もしや、なぎさは千葉君が好き」とピンと来る。さっそく倫子は、なぎさの気持ちを確かめるため誘導尋問してみると、確かに好きらしい。「私が何とかしてあげる」と倫子は、なぎさに請け合うのだった。しかし、なぎさは千葉が、倫子のことが好きなのを感じていた。  翌日、倫子はみんなが集まっている前で、「一泊の社員旅行に行きます」と宣言した。「いつもと違う何かに気づくかもしれない」と史子(浅野ゆう子)が気になりだした篠田はさっそく賛成。その勢いで、慰安旅行が決定する。
倫子の計画は、なぎさと千葉を幹事にして、話す機会を増やし、何とか二人を結びつけることだった。割り箸くじで二人を幹事にした倫子だったが、その強引さから、計画はバレバレ。
それでも、なぎさと千葉は計画を仲良く練り始め、倫子は安心するが、なぎさは、千葉が倫子のことを好きだと知っていることから「フラれたら、仕事がしにくくなるから、何もしないで」と倫子に言うのだった。そんな真剣ななぎさは初めて。
倫子は、真意を聞こうと千葉をスナックに誘った。すると「あいつとつき合うつもりはない。好きな人がいる」と千葉。倫子は自分のこととは気づかなかった。
倫子の鈍感ぶりに、千葉も苛立つが、法生(岸田健作)が執ように倫子に「好きだ」と迫るのに刺激を受け、千葉は「(なぎさと)二人で行ってきたら」と倫子が差し出した遊園地のチケットをつかみ「お前と行く」とヤケぎみに口走る。鈍感な倫子も、やっと千葉の気持ちに気づくのだが、そのやり取りを陰で、なぎさが聞いていた。「倫子ちゃん、そんな顔しないでよ。いつもみたいに、しょうがないでしょ、“私の方が気に入られちゃったんだから”って言って」と強がるなぎさだが、それ以来ふさぎ込み、翌日、花壱から姿を消してしまった。
「ご飯だよー。みんな集まれ」といつもは、なぎさの元気な声で、花壱はスタートするのに、なぎさのいなくなった花壱は火が消えたよう。なぎさが行くなら東京しかないと、倫子は、なぎさを探しに、東京へ向かう。その倫子に、無理矢理、千葉もついてきた。  なぎさが行きそうな場所へを捜し、友達に電話しまくる倫子だが、なかなかなぎさは見つからず・・・。

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第11話 閉館 

あらすじ

 次郎(梶原善)が何度も電卓をたたいていた。回りには史子(浅野ゆう子)、初恵(円城寺あや)らが、次郎の指先を見つめていた。「間違いない。黒字だぁ」。次郎の声が響き倫子(観月ありさ)はじめ、従業員たちは大喜び、花壱が黒字になったのは、本当に久しぶりだったのだ。賄い場の祝杯の席には、「時刻表を見せて」とやってきた老人の泊まり客(織本順吉)も引き込み、一同大騒ぎ。花壱の経営も軌道に乗り始めたよう。
数日後、黒沼(金田明夫)が、権利書一切を持って、暗い顔でえびす銀行を訪ねた。支店長室には支店長と共に大手観光会社の企画部長坂巻(鶴田忍)がいた。黒沼は不渡りを出し、その債権、権利を大手観光会社に引き渡したのだった。大手観光会社では、修善寺一帯をゴルフ場を中心にしたリゾート開発計画を勧めていた。
黒沼旅館の倒産は早速、花壱にも広まり「うちの借金はどうなる」「返さなくて良いんじゃないの」など従業員たちは無責任な話しをしていた。そんななか銀行支店長と坂巻が花壱を訪ねてきた。史子とともに応対した倫子に、坂巻は「契約書通り、出ていって欲しい」と切り出した。「黒沼さんは了解済み」と食い下がる倫子だが「契約書にはない」 と、き然と坂巻は花壱の明け渡しを、倫子に求めるのだった。
「私がなんとかしますから、この話は当分秘密に」と史子を口止め、倫子は黒沼や銀行支店長に会い、頼み込むがダメ。弁護士に相談すると「相手の主張は当然な事」と言われてしまう。どうにもならない倫子だった。
翌朝、賄い場に降りていくと、みんな元気がない。銀行員をオジに持つ加賀谷(酒井敏也)がオジに電話して皆、事情を知ったのだった。「女一人で交渉しなめられた」など倫子を非難する話も飛び出し、倫子は下を向くばかり。そんな倫子はこの日失敗ばかりして一日が終わった。倫子がここ三か月一生懸命頑張ってきたのをだれもが知りっていた。その夜、初恵、篠田、千葉らはそれぞれ「女将の決断に任せるから」と倫子に言ってくれるのだった。
翌日、倫子は社長に直談判に出かける決意を固めた。「そんなことをしても」と止める史子も一緒に、倫子は大手観光会社に出かけていった。しかし、受付嬢に相手にされず、社長は会うはずもない。やっと捕まえた坂巻に「借金は返しますから」と頭を下げる倫子だが、坂巻は「こちらも人と費用をかけていますから」と言われてしまう。こうなれば、社長宅に押し掛けてと、考え倫子は社長宅に張り込み開始。しかし、長く待った介もなく社長の神崎(春田純一)は「企画部長と同じ意見です」と冷たく言い放たれてしまう。

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第12話 奇跡を呼ぶ宿 

あらすじ

花壱が潰れ倫子(観月ありさ)は、都内のアパートで志保(黒川芽以)と二人暮らしを始めた。「だらしないわね」。志保にしばしば叱られ、どっちが親だか、わからない相変わらずの倫子だが、再び、イベコン、PRガールの職に戻り、元気だけはいっぱい。
ある商店街で、倫子が「どうぞお試し下さい」と、新発売のワインのPRをしていると、その声を聞き止める老人がいた。「こんにちは」とあいさつする老人に倫子は「花壱のお客さんですよね」と気づく。その老人は、花壱が初めての黒字を出した日、一緒に祝賀会に加わった老人だった。
近くの公園で話しているうち、倫子に老人は、花壱が、潰れることになった神崎開発の、今は実権を息子に譲っているが、会長(織本順吉)だと明かす。そのうえ、神崎は、高邑とも成功間違いなしの大きな仕事をしようとしたことがあり、でも途中で、「高邑君は辞めると言い出した」など思い出話を倫子にするのだった。そして、何かに気づいたように「女将さん、ひとつ提案がある・・・」と、倫子に言い出した。
その提案は、花壱を一日だけ再開し、息子で社長の栄佑(春田純一)に、本当にくつろげる旅館とは何かを認識させ、あわよくば花壱の存続を決心させることだった。
花壱が潰れ、従業員たちはそれぞれ、職を見つけ働いていた。倫子は、キャバクラで、倫子の源氏名で働くなぎさ(矢田亜希子)を手始めに、千葉(金子賢)、次郎(梶原善)、初恵(円城寺あや)史子(浅野ゆう子)、篠田(風間杜夫)らを回り、人集めをする。
そして計画当日、神崎は、会社から社長の栄佑を「一日時間を作れ」と無理矢理連れ出し、花壱に連れてくる。栄佑は、花壱が借金の方に取り、自分が潰した旅館とは気づかない。
「お父さんと同じ事をしているだけです」とぶ然として栄佑は、片時も携帯電話を離さず、仕事の打ち合わせや、持ってきた書類の確認などに忙しい。そんな栄佑を哀れに思いながら「明日一番で返すから、電話を切れ」と神崎が命じ、どうやら二人は、温泉気分を楽しむムードに。
ところが、篠田が腕によりをかけた料理ができたが、酒屋が休みで酒がない。倫子が困っていると黒沼(金田明夫)、法正(岸田健作)親子が、「お困りでしょう」と酒を持って来てくれた。法正は、倫子を「ホタルが今盛りで」とデートに誘うが、その言葉から倫子は、デートは断るが、あるアイデアが浮かんだ。
酒も入り、神崎親子は久しぶりにのんびり。部屋に入ってきた倫子が、突然部屋の電気を消すと、外はホタルが乱舞する幻想の世界が広がった。「今度はお母さんも連れてきましょう」。心を開いた栄佑に、神崎は「この旅館は、もうなくなる。それもウチの会社のせいで・・・」と切り出した。
「そんな裏が」と、怒り出す栄佑。さらに、栄佑が東京から持参した重要な契約書も見あたらなくなってしまった。「せっかく良いムードだったのに」と従業員たちはブツブツいいながら、夜中、なくなつた契約書探しに、旅館中をひっくり返すのだった。

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引用元:番組公式サイト

『私を旅館に連れてって』はどこで見れる?動画配信アプリ・サービスでの配信状況

主要動画配信サイトでドラマ『私を旅館に連れてって』の動画がフルで配信されているか確認し、表にまとめました。

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※この配信状況は2024年8月時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性もあるので現在の配信状況については各VODアプリ・サービス内もご確認ください。

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