ドラマ『ナースのお仕事3』の動画を全話無料で見れる配信アプリまとめ

  • 2024年7月2日
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2000年4月〜9月に放送されたドラマ『ナースのお仕事3』

この記事では、ドラマ『ナースのお仕事3』を無料で全話見ることができる動画配信アプリ・サービスを調査してまとめています。

残念ながら無料期間はありませんが、ドラマ『ナースのお仕事3』は、FODプレミアムで全話が見放題配信されています。

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目次

ドラマ『ナースのお仕事3』はどんな作品?

話数 全24話
放送年 2000年4月期
放送枠 フジテレビ系 火曜21時
脚本 両沢和幸
金子ありさ
橋部敦子
演出 岩本仁志
木村達昭
平井秀樹
平野眞
林徹
音楽 鴨宮諒
主題歌 「BREAK ALL DAY!」観月ありさ
「女神の舞」観月ありさ
キャスト 観月ありさ
松下由樹
神田うの
伊藤かずえ
吉行和子
長塚京三
藤木直人
石原良純

両沢和幸 岩本仁志 平井秀樹 平野眞 木村達昭 林徹 橋部敦子 金子ありさ 鴨宮諒 伊藤かずえ 吉行和子 松下由樹 石原良純 神田うの 藤木直人 観月ありさ 長塚京三

主人公

名前(演) 朝倉いずみ(観月ありさ
職業など 看護師

あらすじ

2000年4月、世間を笑いと涙に包んだ史上最強のドジナース、あの朝倉いずみが帰ってくる!!

“働く女性”をテーマに、1996年7月に誕生した「ナースのお仕事」。
ドジと失敗を繰り返しながらも「ナースは私の天職です」で終わったパート1。 翌1997年10月、仕事を続けながらも恋もしたい!!ちょっぴりラブロマンスもあったパート2。

そして2000年、子供から大人まで幅広い視聴者に親しまれてきた「ナースのお仕事」シリーズも3作目を迎え、さらにグレードアップして帰ってきました。

ドラマを通じて世の中で苦闘している女性たちに「頑張って!!」とエールを送るパワフルストーリー、それが「ナースのお仕事3」です。

引用元:番組公式サイト

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また、時期によっては他のアプリ・サービスで配信されることもあります。

以下に各話のあらすじや主要動画配信アプリ・サービスでの配信状況をチェックできるリンクを載せておくので、こちらもチェックしてみてください。

『ナースのお仕事3』の各話あらすじ

第1話 ナース4年目! 朝倉いずみに強敵現わる

あらすじ

翔子(松下由樹)と沢田(長塚京三)夫婦に、多少ドタバタはあったが、無事女児が誕生。翔子の産休が明け出勤することになった。
いずみが、いつものように元気いっぱいで病院へ向かうと、駅で定期が切れていることに気づいた。シマッタ!仕方なく、券売機の列にいずみが並ぶと、前に立っていた若い男が倒れかかってきた。男は意識がなかった。「自分は、四年目のベテランナース」。自負するいずみは、てきぱきと男の処置をし、救急車を呼ぶように駅員に指示、病院へ向かうのだった。
翔子と沢田は、生まれたばかりのまりあと共に、病院に出勤してきた。沢田は、あかちゃん言葉を連発しデレデレ。病院には託児所があり、翔子には安心して働ける環境だ。
いずみも出勤してきて、翔子、大島(伊藤かずえ)らナースたちが、ナースセンターに集合。婦長根本(吉行和子)の元で朝の引継が行われた。病院とはいえ、世間の景気に左右され、一層の努力を呼びかけた根本が、「新人の赤木まどかさんが来ているはず」と探すが、赤木の姿はない。そのころ赤木(神田うの)は病院玄関近くで、派手なオープンカーから、派手な姿で降り立ったところだった。
まるでやる気なさそうにナースステーションにやってきた赤木。その超派手な格好に一堂びっくり。それもつかの間、昨日まで主任代行をしていた大島が申し送りを始めようとすると「大島さん!。私が主任です。私がします」と翔子がピシャリ。翔子と大島の間に早くも険悪なムードが漂い始める。そんなこともあり、翔子は、大島の意見を入れず、いずみを赤木の教育係にする。
ナース服に着替えた赤木は同じように超ミニ。いずみは「ナースは膝をかくすもの」と注意するが、自分も新人の頃、同じことを先輩に言われたことを思い出す。
いずみと赤木が病室回りを始めると、注目は赤木に集まるばかり。元祖ミニスカナースを自負するいずみは面白くない。患者の扱いを巡り、いずみと赤木がつかみ合いになりそうになったとき「あんたたち何やってんの!」の翔子の声が響いた。そのとたんいずみが頭上にかざした水枕の栓がとれ、いずみはずぶぬれ。これがきっかけで、いずみと赤木、意地のぶつかり合いがエスカレートしていく。
いずみが朝、駅で処置したのは新しい研修医高杉(藤木直人)だった。栄養失調で倒れたといい、先輩医の浜野(石原良純)はウンザリ気味。浜野は高杉を厳しく指導。沢田は、そんな浜野と高杉の良き緩衝材になろうと務めるのだった。
翔子の復帰祝い、新人歓迎会を大島ら先輩ナースが企画。しかし、翔子は子供がいるからと、また赤木は「そんなの趣味じゃない」と帰っていった。せっかく企画したのに、恒例行事なのにと、大島を中心に、反翔子の勢力が形作られる。
翔子に、いずみ、赤木が組んだ初夜勤の日が来た。患者も落ち着いており、翔子は夜泣きでどうにもならないという沢田からのSOSで自宅に「一時間で戻るから」と出かけていった。いずみは、赤木にラウンドを頼み、ナースセンターにいた。しかし赤木は、なかなか戻らず、いずみが病室をさがすと、患者たちは来ていないという話。赤木は病院のどこかでだれかと電話していたのだった。その時、入院患者の山本(石井愃一)の病状が急変した。
沢田、浜野に緊急呼び出しがかかり、深夜の手術が始まった。
あちこちで対立が起こり始めた若葉会総合病院、今後どうなっていくのか……。

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第2話 指導係失格! いずみVSまどか大乱闘! 

あらすじ

朝のナースセンター、翔子(松下由樹)を中心に、いずみ(観月ありさ)らナースが集まり、申し送りが行われていた。そのなかでポツリ、まどか(神田うの)は、爪にマニュキアしながら、話をまともに聞こうとしない。そんなまどかと、いずみは、患者の入浴介助をするよう翔子に命じられた。
全くやる気のないまどか。いずみは二人で協力して男性患者徳川(大竹まこと)を浴槽に入れようとするが、まどかが、手を離すなどしたため、いずみが浴槽にドボン! 徳川は怒りだす。「入浴介助もできないの!」。いずみは、翔子に怒鳴られる。一方、まどかは「私は悪くないもん」と、素知らぬそぶり。いずみはムカッ!
そんないずみに患者たちは「ドジナースナンバー1」の称号を贈るのだった。
病院の帰り、いずみは、出会った高杉(藤木直人)と、ラーメン店に寄った。 “三十分で三杯食べたらタダ ”の懸賞付き。いずみは「食欲がない」と言いつつ、時間通り平らげてしまい、高杉や周囲の客らを驚かせる。いずみと高杉、ホットな思いが心にともるのだった。
いずみのまどかに対する指導係の日々が始まった。しかし、シーツを引っ張り合って破くは、採血サンプルは壊すはで、やはり失敗続き。大島(伊藤かずえ)ら同僚ナースは、いずみを指導係りに任命した翔子への当てつけも込め「やっぱり、朝倉では指導係は無理」と根本婦長(吉行和子)に進言するなど、いずみを白い目で見始める。
そんな周囲の冷たい視線に、いずみは落ち込み、指導係を降りるといい出す。翔子は、まりあの世話を沢田(長塚京三)に任せ、いずみを励ましにいずみの部屋を訪ねた。「私も、昔新人の子と合わなくて~」と自分の体験を話す翔子。「それ私のこと?」といずみ。一緒に笑ってしまい、いずみもどうやら元気を取り戻したよう。
再び、いずみは、まどかと協力して、徳川を入浴させることになった。気持ちよさそうな徳川だが、まどかが突然冷たい水をかけてしまい、呼吸、心停止という危篤状態に陥ってしまった・・・

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第3話 まりあ! ママを許して…! 

あらすじ

いずみ(観月ありさ)は、キスしてしまった高杉(藤木 直人)と朝の出勤途中出会い、ルンルン気分。その横を赤いスポーツカーに送られ、まどか(神田うの)がすり抜けていった。戻ってきてくれたんだ!!いずみはどこかホッ!とするのだった。
ナースステーションで、朝の申し送りをしていると、翔子(松下由樹)に、病院の託児所から「まりあちゃんが発熱」の電話が入り、翔子は、自分の仕事を、ナースたちに振り分け、託児所に急いだ。そんな翔子に、大島(伊藤かずえ)はじめ、大島派のナースたちは、「熱が出るたびに仕事を押しつけられたらたまらない」と不満を募らせる。
まりあがどうにか落ち着き、ホットしたのもつかの間、翔子は外科病棟から呼び出された。戻ってきたものの、まどかといずみは、相変わらず張り合い、採血のことでもめたのだった。「いいかげんにして!」。翔子はいずみを強くたしなめた。やっと一日が終わった翔子はへとへと。
翌朝、翔子が目をさますとふらふらして立ち上がれない。まりあのかぜがうつったらしい。沢田(長塚京三)にも勧められ休むことにした翔子だが、ナースたちの不満の声が聞こえてきそうで、気持ちは落ち着かない。そんななか、根本婦長(吉行和子)が訪ねてきた。おかゆを作ってくれる根本婦長は、「安心して子どもを育てられ、ナースもできる環境を作りましょう」と翔子を励ますのだった。
まりあを沢田が抱いて病院託児所へ。ところが、託児所の保母が調子を崩し、託児所は突然閉鎖になる。沢田は、オペ。高杉から連絡をもらったいずみがまりあを預かるが、おしめ、ミルクと「やったことないもん」と全く手に負えない。結局、大島が小児科に話をつけ預かってもらうことになる。
帰宅した沢田から、その話を聞いた翔子は内心「大島に助けられるなんて」と面白くない。翌日、まだ多少フラフラするが、「遅番のいずみにまりあを預けるから」と沢田に言い、翔子は出勤していく。「大丈夫か?」。翔子のこともさることながら、まりあをいずみに預けることに沢田は心配になる。
無理矢理いずみにまりあを預け病院へやってきた翔子はいつも以上にてきぱきし、ナースたちにも厳しく当たる。そんななか工事現場で爆発事故の一報が入り、けが人がぞくぞく運ばれてきた。沢田の指示で、翔子らナースたちが、忙しく処置していると、いずみが「まりあちゃんがボタンをのんでしまい、呼吸停止で危ないんです。先輩早く行ってあげて下さい」と駆け込んできた。
「早く、早く」と、いずみは翔子をせかすが、けが人の処置で、翔子は動くに動けない。「小児科に任せなさい」と沢田も、目の前のけが人の治療に専念せざるをえない。
ナースと母親、その両立をしようと懸命な翔子は苦しい立場に立たされるのだった。

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第4話 ナースに何が判る

あらすじ

翔子(松下由樹)と沢田(長塚京三)が、子育てをきっかけに辞めようとしていることで、ナースたちは大騒ぎ。朝の申し送りでも、その話でもちきり。大島(伊藤かずえ)が「説明して欲しい」と翔子に迫るので、いずみ(観月ありさ)は、つい「辞表を出したのは沢田先生の方」と言ってしまう。それが事実だとしても、常識的に子育てで辞めるのは、女性の方!とピンときた大島は、主任になれるチャンスかもと、機嫌がよくなる。
沢田の辞表を受け取った病院側は、待遇のせいか、地位のせいかとあれこれ詮索。翔子を呼び「病院のためだ。女房として、辞めないよう説得しろ」と院長の大久保(神山繁)は半ば脅す。側で聞いていた根本婦長(吉行和子)は、院長は何も分かっていないと、思うのだった。
その夜、いずみ(観月ありさ)と翔子、それに高杉(藤木直人)は居酒屋に寄った。話題は、だれが辞めて子育てするか。「そりゃ、女が・・・」と、自信なげに言う高杉に、「古い奴」といずみと翔子。アルコールが入れば、入るほど女性たちの鼻息は荒くなり、立場のない高杉だった。そのうえ、泥酔したいずみをアパートに送らされた高杉は、うんざり。
二日酔いで、またまた遅刻して出勤するいずみの前で、赤木(神田うの)がスポーツカーから放り出された。「何よー」と走り去る車に向かって悪態をつく赤木。どうやらふられたらしい。強がりを言う赤木だが、本当はショックだったらしく、赤木は仕事が手に着かない。変わっていずみが、翔子からあれこれ仕事を命じられ、「まったく」とプンプン。
夜間外来の応援に行ったいずみ。当直は、高杉。患者は、沢田とも親しい平尾(二瓶鮫一)で、踏み台から落ちたという。腹部にも、痣があり、いずみは「レントゲンを撮った方が」と高杉に勧めるが、高杉は「足のけがの縫合だけで良い。診断は医師がする」と突っぱねる。
翌日、その平尾が腹が痛いと病院にやってくる。沢田が診察、レントゲンを撮ると、腹部に危険な腫瘍があった・・・

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第5話 一緒に暮らそう! 

あらすじ

若葉会総合病院のナースセンター。婦長の根本(吉行和子)が、ナースたちを集め、沢田(長塚京三)が辞めたことで、動揺しないようにと訓辞。その後、外科部長代理になった浜野(石原良純)が挨拶。「人手が足りない。指示通り動け!」など、妙に元気になり、威張る。そんな浜野に、さっそく高杉(藤木直人)が怒鳴られる。
そのころ、沢田はまりあ(前田歩未夏)を連れ公園デビュー。「仕事辞めたんです」と話す沢田に公園にいた主婦らは、気の毒そうに「リストラ」とささやきあう。
病院では、患者の間にも沢田が辞めたことが話題になり始める。それをいいことに大島(伊藤かずえ)らナースたちは「看板医師が育児のため辞める?辞めるなら・・・」とあからさまに翔子を皮肉る。たしかに育児もある。しかし、患者が救えず医師という職にに失望して辞めた夫・沢田のことを考えると、翔子は、だまって耐えるしかなかった。
高杉の判断ミスがきっかけで、患者が死んだことを赤木(神田うの)が漏らしてしまい、患者たちは大きく動揺。手術を受けないと言い出し者あり、勝手に退院しようとする者も現れる。患者たちの軽蔑したまなざしをうけ、高杉は一層落ち込む。翔子へも「なんで先生が辞めるんだ」という冷たい視線、声が一層強くなったよう。
いずみ(観月ありさ)は、励ましのつもりで高杉を自宅に呼んだ。二人で仲良くと、いずみはハッピーな気分。しかし、そこへ翔子が「頭に来た。飲むぞ!」と突然現れた。慌てて、いずみは高杉を納戸に隠した。いずみは、高杉といるところを見られるのが、まだ恥ずかしかったのだった。
いずみの家で思いっきり愚痴り、気分転換した翔子は、手術への同意を求めようと、患者の斉藤(蛍雪次朗)を説得にかかるが、やはりうまくいかない。聞こえよがしに「説得するならご主人の沢田先生の方にしたら」という大島の一言にカチンとくる。
沢田がまりあを遊ばせる公園では、近所で評判の良くない少年二人がスケボーをしていた。沢田を見た少年たちは「働けよ。オヤジ」と毒づく。少年たちの近くに工事現場。何かの弾みで、コンクリート資材が崩れ、少年の一人が大けが。近くにいた沢田は、主婦らに救急車を呼ぶよう手配しつつ、応急処置をはじめるが、また建材が崩れ、沢田は腕が動かせなくなる。そこへ沢田に呼ばれ駆けつけたいずみと高杉。高杉にとっては初めての血管縫合をしなければならない。「できない」と弱音を吐く高杉を、いずみ、沢田が二人で励まし、少年を救おうとするのだった。

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第6話 先輩ミスしたの? 

あらすじ

育児と家事に専念する沢田(長塚京三)に半ば当たりながら、翔子(松下由 樹)は忙しく出勤していった。出産後、主任として職場復帰、医師である夫が仕事を辞め、育児をしているのだからと、翔子は、気を張りつめ仕事に取り組んでいた。しかし、張り切るあまり、自覚してはいなかったが、疲労がかなりたまっていた。
高杉(藤木直人)と同居しはじめたいずみ(観月ありさ)は、「何やってんの!遅刻よ」という翔子からの電話で起こされた。高杉が最初に電話にでてしまい、翔子に高杉との同居がばれてしまう。
急いで出勤していったいずみほか、翔子のナースたちへの訓辞は「ミスのないこと」だった。
この日、山形(奥村公延)という患者が入院してきた。山形には茂(宇梶剛士)という息子が付き添っており、茂は「方角が悪い。病室を変えろ」と騒ぐ。担当のいずみと赤木(神田うの)は、どうにも手に負えず、翔子が機転を利かし、どうにか収めるが、茂は「なにかあったら絶対許さないぞ!」と翔子に宣言するのだった。
イライラし、ナースたちにも厳しく当たる翔子。他の仕事に気をとられた翔子は、山形の点滴に入れる薬を間違えてしまう。しばらくすると山形が苦しみ出した。
浜野(石原良純)らの処置で、山形は危険な状態をのがれるが、「点滴直後の急変ですよね」「あの薬では考えられない」という高杉と浜野の会話から、翔子はハッとする。薬を再確認すると、翔子は、間違えていたことに気づく。「どうしよう」「どうして」。戸惑う翔子の変化に、大島(伊藤かずえ)やいずみは不審に思うのだった。
眠れずに夜を明かした翔子は、翌日根本(吉行和子)に呼ばれた。意を決し翔子は「すいません・・・」と、山形の急変が、自分のミスだったことを根本に告げた。それにしても、なぜ婦長がと思う翔子の頭に、いずみの顔が浮かんだ。いずみと廊下で行き会った翔子は「あんた婦長にヘンなこと話したでしょう」と詰問。そんな身勝手な態度に、いずみは「先輩はいつから、患者さんのことより、自分のことを大切に考えるようになったんですか」と食い下がる。ピシャ!。翔子の平手打ちが、いずみのほほを打った。
このやりとりを茂が聞いていた。「オヤジが危なくなったのは、あの看護婦のせいだ」。怒り心頭に達した茂は、翔子を訴えると騒ぎだし、病院も、気持ちを鎮めてもらうため、翔子を謹慎処分にする。
高杉が、赤木とデートして朝帰りしたことで、いずみはプンプン。夜勤で、山形を見回ると、なにか寝付けない様子。誘眠剤を渡すが、山形は飲もうとしない。謹慎処分で、病院にでてきていない翔子のことも気になり、いずみは深夜翔子に電話してみた。そして、寝付けないでいる山形のことを相談すると、「枕が合わないのかもしれない」と翔子はアドバイス。いずみは、翔子のアドバイスに従い、枕を調整してみるのだった。

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第7話 夢の結婚退職!? 

あらすじ

病室に、パン、パーンと祝クラッカーが響いた。沢田(長塚京三)の復帰を祝い患者たちが、歓迎のため鳴らしたのだった。「二人は、ドクターとナースの理想のカップル」と患者たちに持ち上げられ、翔子(松下由樹)もまんざらでもなさそう。いずみ(観月ありさ)は、祝クラッカーに間に合わなかったが、やはりたのしそう。その様子を陰から大島(伊藤かずえ)が羨ましそうに見ていた。
いずみほかナースたちは、その夜、若いサラリーマンたちと合コン。サラリーマンたちは、「毛を剃るってどんな感じ?」など、興味津々に話しかけてくる。松坂(高田聖子)らナースたちは、適当に合わせ、流しているが、一人、大島だけは話に加わろうとせず、スクッと立ち上がり「どうしてあなたたちは、ナースの仕事が、命を預かる大変な仕事と言えないの」と怒り、立ち去っていく。その様子を、サラリーマングループの一人小野田(中村俊介)がジッと見ていた。いずみから、合コンの話を聞いた高杉(藤木直人)は面白くない。
翌日、小野田が入院してきた。いずみと赤木(神田うの)が、小野田の担当になるが、採血でトラブル。大島が駆けつけ、採血した。その大島の表情を見て、小野田は幸せそう。一方採血をすますと、大島は、患者たちが隠れて食べていた菓子類をみつけ取り上げた。「あんたホントにきついな」。大島は患者に嫌味を言われてしまう。その夜、大島は、いずみに自分の担当患者が「大島さんじゃ怖くて、相談できない」とこぼすのを聞き、ショックを受ける。大島にとって、患者たちに厳しくするのは、早く治癒してもらいたい一心からのことだった。だれも自分を理解してくれない。ナースとしての自信を失いかける大島だった。
大島は、小野田の所へ、旅館の板前が、辞めたいといってきたのに出くわす。初め静かに話をしていた二人だったが、次第に興奮し「お前みたいな若造に使われるのが嫌なんだ」と板前が言いだし、二人はつかみ合いになる。大島に止められ、小野田も落ち着き、二人は病院の中庭で、互いの迷いを打ち明け合い、気持ちを癒すのだった。
その現場をいずみが隠れ見ていた。「大島先輩もまんざらではないんだ」と思ったいずみは、小野田の手術介助を大島に頼んだ。手術室に入るとき、小野田は「ボクに必要な人。結婚して欲しい」と介助の大島にプロポーズするのだった。そして、翌日、大島はひっつめの髪を下ろし、めがねを外して出勤してくる。プロポーズを受け入れたサインで、沢田など「思ったより美人・・・」とポカン。大島は、結婚しナースを辞めてしまうのだろうか。

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第8話 モデルになりたい

あらすじ

「なによ!この申し送り」。いずみ(観月ありさ)は、赤木(神田うの)の書いた申し送りについて、翔子(松下由樹)や大島(伊藤かずえ)ら先輩ナースに叱られ、ムッ!。そこへ相変わらず脳天気に赤木が現れた。「また私のことで盛り上がっている。まどか人気者」と一人納得する赤木に、周囲はウンザリ。
外科病棟に、新しい男性患者が入院することになった。翔子に命じられ外来に行ったいずみと赤木。赤木はその入院患者を見て、目が点になった。高校時代の同級生の竜也(金子賢)だった。
竜也はロックミュージシャンになると、高校卒業間際に家出し、東京にでてきた。高杉(藤木直人)が「ボクもバンドやっていた。いいよね」と竜也に話しかけると、竜也は「そういうレベルじゃない。日本のロック界に革命を起こすのだから」と言う。赤木も赤木なら、竜也も竜也。高杉は生意気な奴と思うのだった。
高校時代、赤木は竜也に憧れていたこともあったらしい。竜也から、赤木が高校時代モデルを目指していたことや数々の失敗話を聞き、いずみはニンマリ。普段あきれている先輩ナースたちも興味津々。
竜也は成功するまで、実家には連絡しないと決意、アルバイトで生活しながら、自分の夢に向かっていた。ナース姿を「お前、夢捨てたのか」と竜也に揶揄され、赤木はムッとする。
竜也に、メジャーデビューにつながるかもしれない、ライブハウス出演の話が持ち込まれた。と、同時に、肺にオペの必要な腫瘍が見つかる。一緒に努力してきたバンド仲間はガックリ。
「夢は体を治してから」。沢田(長塚京三)らに説得され、竜也は、オペを受けた。竜也がチャンスを逃したとたん、赤木は読者モデルに選ばれ、「竜也のツキをもらったみたい」と、明るく話す赤木に竜也カッ!。二人は口も聞かなくなる。
竜也が大分回復したとき、バンド仲間が病院にやってきた。竜也の代わりを見つけ、ライブハウス出演のオーディションを受けると竜也に言いに来たのだが「言えないよな」と、ボツボツ話し合うのを赤木は立ち聞き。赤木は竜也に、「クビになったくせに」と、腹立ち紛れに言ってしまう。
その夜、竜也は病院を抜け出しライブハウスへ。「どういうことなんだ」と仲間と言い合ううち、竜也はその場に倒れ、呼吸が止まり、意識も失う。心配で跡を追ってきた赤木は、夜勤のいずみに電話、指示を受けながら、竜也の緊急措置にあたるのだった。

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第9話 仲直りのキス? 

あらすじ

同居を始めてしばらくたついずみ(観月ありさ)と高杉(藤木直人)は、この朝も慌ただしく出勤していった。
いずみと赤木(神田うの)が担当の大部屋病室に来ると、織田(石井正則)が保険の勉強をしていた。メーカーに勤める織田だが、リストラで退院後、保険部門に出向する事になっていた。
赤木がセットしようとした心電図計が動かず、いずみは「こうしてやるの」と先輩風をふかし、計器をたたいてみた。すると心電図計は動きだした。ヤッタ!の表情のいずみ。しかし、しばらくすると、心電図計がボン!という音と共に壊れてしまった。「私じゃないも~ん」。赤木はしらっとした表情で、心電図計を壊し、翔子(松下由樹)に叱られるいずみを見ていた。「あんたのせいじゃない」。いずみは、赤木にムッとしていた。
赤木には大島(伊藤かずえ)ほか先輩ナースたちも頭に来ていた。翔子といずみが食堂で昼食をとっていると、大島たちがやってきて「赤木さんは、三か月経つのに一向に向上しない。指導係が悪いんじゃないか」と翔子に食い下がる。その夜、翔子は大島の言葉が気に入らず、いずみの部屋で酒盛りをし、ウップンを晴らして行った。
翌日、いずみは二日酔いで出勤できない。それをいいことに大島が、赤木の指導係をかってでる。
翔子は納得できないが、さっさと大島は、赤木を連れ病室回りに出かけてしまう。「あんた何してんのよ」。翔子はたまらず、いずみに電話をかけ、すぐに来るように告げる。「どうせうまくいかないですよ」と、いずみは高をくくっていたが、赤木は大島の手際よいナースぶりに「先輩より、わかりやす~い」とまんざらでもなさそう。いずみも翔子も面白くない。
高杉が外科のナースと同棲しているらしいと浜野(石原良純)から、沢田(長塚京三)が聞かされていると、その高杉が「何かヘンです」と、織田の検査結果を持って医局に来る。オペが必要な疾患が織田にあったのだ。沢田は、早くオペして疾患の除去という治療方針を立てるが、織田は「オペを受けていたらクビになる」と無理矢理退院しようとする。しかし、そんな体力はなく、ロビーで倒れてしまう織田。
織田は、早く退院して二十件の契約を取らなければクビと宣告されていたのだった。織田の気持ちがわかるいずみは「なんとかオペをせずに治療を」と何度も沢田に頼み込む。あまりのしつこさに、沢田は「方針は変えない」と語気を強める。だが、いずみは、それでも頼み込むのだった。

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第10話 クビになっちゃう

あらすじ

赤木(神田うの)が「聞いちゃった」と思わせぶりにナースステーションにやってきた。どうせ下らないことと始め相手をしないいずみ(観月ありさ )らナースたちだが、どうも病院でリストラが始まっているらしいというので、大島(伊藤かずえ)ら先輩ナースたちは真剣になってしまう。
両親と同居したり、子どものことなど、それぞれナースたちは事情を抱えていた。辞めさせられるのは、日ごろの行状からいずみか赤木と考えつつも、先輩ナースたちは婦長の根本(吉行和子)に、「国のものですが」と名物を贈ったり、今後の看護などをテーマに意見書をまとめたり、スリより始める。脳天気なのは、いずみと赤木。いずみは翔子に「あんたが一番危ない」と注意され、どうやら本気でリストラについて考え始める。
リストラ断行の推進役は院長の大久保(神山繁)だった。ナースがミスを犯し、ちょうどナースステーションでもめているとき、大久保が通りかかった。もめ事を聞きつけた大久保は「どいつもこいつも、ろくなナースじゃない。こうなったら全員入れ替えだ」と怒鳴って去っていく。
ナースたちを辞めさせることはできない。どうせなら、「私が・・・」。根本が、大久保の命令に従い、自ら辞めようと決意していた。
医局で沢田(長塚京三)が「院長に誘われて・・・」とルンルンで浜野(石原良純)が話すのを嫌々聞いていると、「緊急入院です」の知らせ。病室に行くと、患者は院長の大久保だった。大久保はどうやら愛人宅で倒れたらしい。バツの悪そうな大久保だが、威張りちらし、他の患者やナースたちのひんしゅくを買う。「個室にいれろ」というが、そんな大久保に根本も「お金の取れる人のために開けておきます」とぴしゃり。
リストラ院長が入院してきたことで、いずみらナースたちは、職権を利用したいじめ、嫌がらせを大久保に始める。暴れたを理由に、大久保は体を縛られ抑制される始末。
出勤した翔子はびっくり。「こんなことをして、婦長は喜ぶと思っているの。婦長は一番に患者さんのことを考える人」と怒鳴るのだった。
その大久保が食道動脈瘤を破裂させ、沢田のオペを受ける。リストラされるかもしれない、それでも立派なナースを最後まで勤めたいと考えたいずみは、翔子の言葉を思い出し、大久保の看護をかってでるのだった。

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第11話 あ〜バレちゃった

あらすじ

「研修医なんてつまらない」。内科の研修医からのデートの申し出を断ったという赤木(神田うの)の話をきっかけに、ナースステーションは、しばらく研修医とナースの恋愛について話題沸騰。先輩ナースたちが「金もなければ、 ひまもない。どうせナースは踏み台よ」なんて話すのを聞き、高杉(藤木直人)と同棲を続けるいずみ(観月ありさ)は、ついムキになり「そんなこと」と反発してしまう。いずみと高杉の同棲が発覚し、騒ぎにならないかと、そばで聞いている翔子(松下由樹)はハラハラだ。
そのころ高杉は「アメリカ研修募集」の張り紙を見て、「よしいくぞ!」と決意を固めていた。医局で浜野(石原良純)に相談すると「オペで執刀もしたことないくせに、ムリムリ」とあっさり言われてしまい、沢田(長塚京三)も「そう焦らないで」と、高杉はなだめられて、がっかり。
しょんぼりする高杉は、婦長の根本(吉行和子)に呼び止められ、「研修の選考基準は情熱。先生方にタメされているの」と励まされる。ガ然やる気を取り戻した高杉は張り切って仕事をはじめ、その態度は「何かあったみたい」とナースたちがささやき合うほど。沢田も「これなら」と思い始めたとき、高杉はカテーテルの挿入に失敗してしまう。
「もう少しだったのに」。ガックリ落ち込む高杉をいずみは「私なんか、高杉の百倍、千倍も失敗してる」といずみなりに励ます。「医大の同期がみんな活躍していて、焦っていたのかも知れない」。いずみの励ましに高杉も次第に元気がでてくる。
浜野が病院で突然腹痛を訴えだした。検査すると急性盲腸炎だった。沢田は、高杉に執刀を命じた。いずみに「高杉は、包丁さばきがうまいから、オペもうまいはず」と、ヘンな推薦を受けていたせいでもあるが、沢田は執刀のよい機会と判断したからだった。
「身をもって研修医に執刀させる。偉い」と沢田に褒められる浜野だが、高杉の緊張した表情を見て、浜野は「止めてくれ!」と叫ぶ。いよいよ高杉の初のオペ執刀が始まった。
オペは無事終了。「これでアメリカ研修にいけるかも」という翔子の言葉を聞きかじったいずみが突然キレれる。高杉から何も聞いていなかったからだった。「あんた何も?」と翔子もア然。どうなるいずみと高杉!

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第12話 もう別れました! 

あらすじ

 アメリカ研修を巡る口論からいずみ(観月ありさ)と高杉(藤木直人)が、同棲していることがみんなに知れ渡ってしまった。「まさかね」と先輩ナースたちがひそひそ話せば、入院患者たちは、いずみと高 杉が病室に入ってくるなり「ヒュー」「ヒュー、おふたりさん」「あつあつ」などさんざん冷やかす始末。「だからいわないこつちゃない」。翔子は、仕事がしずらくなった様子のいずみを気遣うのだった。
盲腸の手術を受けた浜野(石原良純)は退院してきて「研修に行きたかったら、女のことは考えるな、勉強だ」と高杉に檄を飛ばす。
いずみと、赤木(神田うの)が婦長の根本(吉行和子)に呼ばれ、恒例の病棟旅行の幹事を命じられる。「都内のホテルで~」とバブリー旅行を主張する相変わらずの赤木に、いずみはうんざり。いずみは、一応大島(伊藤かずえ)ほか、先輩ナースたちの「温泉がいい」「船盛り付きよ」「飲み放題で」と意見を聞いて回る。
病院で出会ってもいずみと高杉はぎくしゃく。口論以来、高杉は勉強を理由に医局で、いずみはいったんは、高杉の荷物を外に放り出したものの、また拾ってきて戻し、「高杉~ムムム」など、寝言を言いつつ、アパートで寂しく暮らしていた。
いずみが、アパートで翌日の病棟旅行の支度をしていると高杉が現れた。荷物を取りに来たという高杉。いずみは、旅行は一緒にいけると思っていた。しかし「勉強があるから」という高杉。二人は「また一緒に暮らそっ!」「ごめん」の一言が言えず、そのまま別れるのだった。
病棟旅行当日、翔子が病棟スタッフが遅れ、病院に残ることになった。温泉に向かうバスの中は、のんびりムード。先輩ナースたちは、トランプなどで遊びだし、沢田(長塚京三)は娘のまりあ(前田歩未夏)をあやし、しかし一人、いずみは、高杉が来なかったせいか、荒れていた。
そのころ、病院では、翔子が高杉に「二人で、気持ちを話し合ったの?朝倉を泣かせたら承知しないから」ときっぱり。高杉は、いずみと長年つきあい、親でもあるという翔子に反論できない。
しばらくすると、大部屋からナースコール。毛利(石塚義之)が苦しみだしたという。高杉は初めてみる症状でどうにも処置できない。ますます苦しみ出す毛利。
どうしたら・・・。翔子は、いずみの看護記録からヒントをつかむ。そして・・・。

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第13話 私、主任やります

あらすじ

「高杉とはもう別れました!」。いずみ(観月ありさ)が、病棟旅行の宴会場で、涙ながらに破局宣言しているところへ、その高杉(藤木直人)と翔子(松下由樹)が、後から駆けつけてきた。高杉に気づき、言葉もないいずみ。高杉も何を言っていいのか分からない。たまらなくなって駆け出すいずみを翔子が追い、気遣って風呂に誘うのだった。
それぞれ盛り上がり皆ぐっすり眠ったのにいずみは眠れない。破局宣言したとはいえ、いずみは高杉が好きだった。一人露天風呂に入ったいずみ。そこへ誰かが入ってきたよう。「キャー!」。いずみが湯をかけると高杉だった。
久しぶりに二人きりになったいずみと高杉。高杉はいずみに「アメリカ行きと朝倉とは別問題。アメリカに来ればいい」と話す。その言葉にこれまでの悩みはどこへやら。いずみはすっかりその気になり「行く行く」と言いだし、機嫌は一転上機嫌に。
翌日、元気あるいずみに、先輩ナースたちはびっくり。赤木(神田うの)から「よりを戻した」と聞き沢田は「えっ~」と残念そう。美術館や登山ハイキングでもいずみはルンルンで、旅行を終えるのだった。
旅行のスナップ写真を見ながら、「まりあちゃん可愛い」など、ナースステーションで松坂(高田聖子)らナースたちが、和やかにやっていると、大島(伊藤かずえ)が、「楽しかった?子どもを連れてくる人がいて、気を使って楽しめなかった」と嫌味っぽく言い出す。翔子のことを言っているのは明らか。翔子が申し訳なさそうにしていると、いつもは、大島にすぐ同調する、松坂らが、大島に反発。「もう大島さんにはついていけない」と言い放つ。ナースステーションの輪を乱し、翔子はますます申し訳ない気持ちになる。
翌日、ショックからか大島が急に休んだ。何かあったのか?心配になった翔子は大島を訪ねてみるのだった。
しばらくして、翔子から電話があった。「大島さん自殺かもしれない」。「エッ自殺」いずみの大声に病院中は大騒ぎ。翔子は自殺だとしたら、追いつめたのは、自分かもしれないと悩み始めるのだった。

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第14話 ドクター京子登場

あらすじ

よりを戻したいずみ(観月ありさ)と高杉(藤木直人)だが、高杉は、同棲に一応の区切りをつけようと、部屋を探していた。「このままでイイじゃない」と思ういずみは渋々、高杉の部屋探しにつき合うが、安月給の研修医が住めそうな部屋はなかなかみつからない。
若葉会総合病院へ、出勤途中のいずみの前にスポーツカーが止まった。運転していたのは颯爽とした美人。「スタッフ駐車場はどこ?」「注射?」。いずみがとんちんかんなやり取りをしていると、その女性は、「自分で探す」と走り去って行った。
いずみ、翔子(松下由樹)らナースらと、沢田(長塚京三)らドクターたちが、ナースステーションで打ち合わせをしていると「エクスキューズ・ミー」といって、さっきいずみが出くわした女性が現れた。その女性を高杉は「京子さん」、女性の方は「健太郎」と呼び合う。いずみ?!。
その女性は、桂木京子(とよた真帆)。アメリカ研修を終え、若葉会総合病院で働くことになった外科医だった。才色兼備の京子に、沢田、浜野(石原良純)はヤニ下がる。京子はすぐアメリカ帰りをひけらかし、さすがの赤木(神田うの)もニガテのよう。ナースたちはじめ、「怖そうで・・・」と患者の評判も悪かった。いずみは、高杉と京子がやに親しそうで気が気でない。いずみのアパートから、高杉が出ていこ
うとしていることにも関係があり、ついついいずみはドジってしまうのだった。
入院患者の今川(こねり翔)のオペを京子が執刀する事になった。京子が、クローン病と診断したためだったが、浜野は面白くない。一方、オペ介助を命じられた高杉は「さすが」と、京子の執刀姿勢に、ますます憧れを募らせる。
オペは無事終了。今川の症状も安定していた。オペ後、一夜付き添うつもりで今川の妻の道代(広岡由里子)が病室で待っていた。その道代に京子は「帰ってくれ」と冷たく言う。患者も不安なら、その家族もオペは不安。気持ちが分かる翔子は、京子が帰った後、道代に付き添いを許可するのだった。その夜、今川の様態が急変。ナースステーションに緊張が走った。翔子は担当は京子だったが、家が遠いと判断、沢田に連絡。今川は駆けつけた沢田の処置で、何とか持ち直した。
翌日、出勤してきた京子は、「なぜ私に連絡しない」と翔子を攻め、今川の病室に妻が使っていた枕を見つけると「院内感染(MRSA)だったら、責任問題よ!」と、翔子を怒鳴った。

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第15話 この浮気者!!  

あらすじ

青い空に、ぽっかり浮かぶ白い雲。いずみ(観月ありさ)が、「夏だな」と思いながら若葉会総合病院へ向かっていると、翔子(松下由樹)に出くわした。翔子はなにやらプンプンしていた。偉そうにする京子(とよた真帆)が、スタッフに加わったことで、ナースとドクターの関係について、沢田(長塚京三)と口論、ついに夫婦喧嘩に発展したらしい。
そのころ、医局では沢田が翔子のことを考え、ちょっと反省していた。そんな沢田をよそに京子はてきぱき、高杉(藤木直人)に指示を出していた。
何かにつけアメリカで勉強してきたことをひけらかす京子に、大島(伊藤かずえ)、松坂(高田聖子)らナースたちは反発を強めていた。同じ働く女性として、応援しようとしていた翔子も、京子に対し嫌な気持ちを持ち始め、ナース対ドクターは一触即発の状態。いずみは、大島ら先輩ナースからドクターとの密会、つまり高杉と会うことを禁じられてしまう。
そんななか、ニューヨークでデザインを勉強、帰国したばかりの山名(竹下宏太郎)が入院してくる。ヘルニアで痛がる山名に向かい、京子は「保険は入っている?お金は大丈夫?」と冷たい。それを聞いていたいずみは「(患者が)痛がっているのにそれでもドクター」と反発。「金銭をクリアすることは結局は、患者のため」と京子も譲らない。
二人のやり取りを聞いていた山名は痛みを我慢「金、ないから」と帰ろうとする。いずみが、止めようと山名のリュックをつかんだところ、弾みでそのリュックが京子にパンチのように当たり、京子ダウン。その話を聞いて、先輩ナースたちは、やんやと喜ぶのだった。
結局、山名は家族と連絡が付き、治療費などは、家族が払うことになり、入院したが、京子にはオペして欲しくないと言い出す。そんな山名に他の患者たちも「そうだ」といずみも加わって同調する。側にいた高杉は「ナースがドクターの悪口に同調して何考えているのだ」といずみを攻める。京子の存在は、二人に少なからず影響を与えているよう。
しっくりしないいずみと高杉を心配した赤木(神田うの)は、いずみにイメージチェンジをさせようとする。洋服やアクセサリーを新調し、大人っぽく、カワイク変身したいずみに高杉はボー然。ただただ見とれるだけで、二人はうまくいきそう。
急変した山名のオペを高杉がすることになった。山名の希望からだつたが「そんなに嫌なら」と京子は高杉の介助に回り、高杉は京子の指導を受けながら執刀する。そのオペは無事成功。成功祝い?に京子は、高杉にキス。それを見てしまったいずみは、またまた、ぶ然となる。
しばらくして、手術後の山名の容態がおかしくなる。経験の少ない高杉のオペミスか。病院内に緊張が走り、沢田らの懸命の治療が始まった。

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第16話 私ドクターになる

あらすじ

いずみ(観月ありさ)、翔子(松下由樹)は、京子(とよた真帆)の、ナースを見下し、そのうえ、高杉(藤木直人)や沢田(長塚京三)が、京子にデレデレする夢を見て目覚めた。「なんだあんな奴!」。二人は朝から機嫌が悪い。
その朝のナースステーションでは、投薬を巡り翔子と京子がもめる。沢田がどっちについて良いか迷っていると「治療方針はドクターの仕事」と京子はピシャリと言い、翔子は不承不承、従わざるを得ない。
京子が、各界で活躍する女性を取り上げる雑誌の取材を受けることに。取材の話はナースたちや患者たちに素早く伝わり、京子は自信満々。そんな様子に翔子は「打倒ドクター!」と、ナースたちの先頭に立ち、京子を相手にして嫌がらせとも思える行動に出始める。
京子が持ち込んだ検査依頼を「受付時間が過ぎました」と断り、「カルテを分かるように書いて下さい」と、慇懃に京子に申し出る。当直の夜は、患者が単に寝汗をかいた程度で、仮眠中の京子を「指示して下さい」と、翔子らナースたちは起こす。なんどもナースたちに起こされ、京子はフラフラ。いずみのいたずらで、京子が廊下でスッテンコロリン。その様子にナースたちは大喝采を送った。
ナースたちの嫌がらせが院長(神山繁)の耳に入り、査問委員会が開かれることになった。その席で翔子は、京子の態度を非難するが、「いずれ処分も。ドクターには協力を」と、根本婦長(吉行和子)から翔子はじめナースたちは釘を刺されてしまう。悔しい~!。その夜、いずみの部屋に集合したナースたちは荒れるのだった。
いずみが、先輩ナースたちが帰った後、かたづけをしていると、高杉が、帰ってきた。高杉の腕には高そうな時計。京子に対するどさくさで、高杉の腕時計を壊してしまったいずみは、代わりの時計を買っており、その時計を見るなり、「京子にもらったな」と直感、メラメラ怒りがこみ上げてくる。
身重の妻がいる柴田(松山幸次)が入院してきた。付き添って来た妻が突然、産気づく。破水もし始めた。翔子が診ると逆子らしい。早く帝王切開しなければ、危ない。そばには京子。しかし京子は帝王切開の経験がないと逃げ出してしまう。「患者を不安にさせる態度は取らないで」。翔子は、京子にピシャリ。「私が指示しますから」という翔子の言葉に従い、京子はオペを始めるのだった。

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第17話 私が育てたナース

あらすじ

いずみ(観月ありさ)が高杉(藤木直人)と買い物しての帰り、アパート近くで、大家の平塚(石井トコミ)にバッタリ。高杉と一緒に暮らしていることを平塚に隠しているいずみはマズイと思い、一方高杉は即座に物陰に隠れるのだった。「それにしてもいい男ネ」。平塚は高杉のことを、ちゃんと気づいていた。その言葉にいずみがニッコリしていると、平塚が胃の痛みを訴えたため、「一度検査した方が・・・」といずみは勧めた。
翌日、いずみが病院に行くと、保存して置いたメロンパンが冷蔵庫から消えていた。赤木(神田うの)が大島(伊藤かずえ)の指示で捨てたのだが、いずみは面白くない。いずみと赤木が言い争っているところへ、根本婦長(吉行和子)が「仲のいいこと」と言いながら現れ、「そろそろ赤木さんも一本立ちしていい頃ね」と、いずみは赤木の指導係を離れることに。せいせいした表情のいずみに翔子(松下由樹)は「あんた蔭でカバーするのよ」とアドバイスするが、いずみはどこ吹く風といった様子。
「いずみちゃ~ん」。振り返ると平塚で、いずみに言われ検査入院してきたのだった。その担当に赤木がなったが、平塚は病室に入るなり、すでに他の患者がいるのに、ベッドを窓際に移せと言い出したり、他の患者のテレビを勝手に見ようとしたり、はたまた、食事に文句を言い、弱みを握る高杉には、体をもませたりワガママ放題。さすがの赤木もうんざり。
その赤木が、ティーカップを壊すと、「イタリア製の大切な物」といい出し、赤木は赤木で、五百円のカップを買い「一万円で買いました」とわびると平塚は「実は百円の安物」と大喝采。赤木は「悔しい~」といずみに食ってかかるのだった。
平塚は胃カメラの検査を受けることになる。担当は高杉。初めての胃カメラに高杉は、沢田(長塚京三)や浜野(石原良純)にさんざんからかわれるが、赤木が注意したにもかかわらず、平塚は検査前に大福を食べてしまい検査ができなくなる。「大うそつき」。翔子が止めるのも聞かず、赤木はキレ、つい平塚を怒鳴ってしまうのだった。
平塚は個室に移されそうになると「イヤ」と言い出す。大切に飾ってあるフォトスタンドを見ながら「寂しいなら、(写真の)娘さんに来てもらえば」と赤木が言うと「娘は呼べない。子育ては大変だし、心配かけたら悪い」と平塚は言い、自主退院していった。
しばらくして、その平塚が再入院、胃の緊急オペを受けることに。いずみが、平塚の娘に電話すると、いずみの顔色が変わった。一年前に事故で死んでいたのだった。その話を聞き赤木は・・・。

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第18話 プロポーズ大作戦

あらすじ

青森から沢田(長塚京三)のオペを受けるため患者が転院、付き添いに若いドクターが来ると根本(吉行和子)から聞かされたナースたちはソワソワし始める。
高額な医療機器を台車に乗せ運ぶいずみが、いつものドジ。なんとか翔子(松下由樹)や高杉(藤木直人)の機転で、医療機器は壊さずにすんだが、いずみは廊下にすってんコロリン。「大丈夫か」の低い声に、いずみが声のした方を見やると、かつて若葉会総合病院で研修医をし、いずみとちょっとスイートな関係にあった水島龍太郎(岡田浩暉)だった。「水島!」「朝倉ぁ」。二人は、翔子や高杉がいるのも忘れ、再会の喜びから抱き合うのだった。
なんだコイツ? 高杉の心に、いずみと水島の関係について疑念がわく。ドクターとして一人前に成長した水島は、てきぱき仕事をこなし、またたくまに患者たちの信頼を勝ち得てしまう。それに引き替え、高杉はまだまだ。そんな焦りもあり、高杉は水島への対抗心をむき出しにし、水島が反対する松平(綾田俊樹)のオペへの参加を、沢田に認めてもらおうと猛勉強を始めた。
赤木(神田うの)は、水島の登場で、いずみと高杉の間に生まれたぎくしゃく感を素早く感じ取り「先輩。どっちかにしてくださ~い」といずみをからかい、翔子も、ヤレヤレと心配を募らせるのだった。
松平のオペは成功率50%の難しい肝臓オペだった。初めは、他の患者たちやナースたちと和み、元気にしていた松平だったが、オペが近づくとやはりナーバスに。そんな松平を散歩に連れだし励ますいずみを陰から見た水島は、いずみにプロポーズするのだった。水島が松平に付き添ってきたのは、かつて研修医時代いずみに抱いた気持ちを確認するためでもあったのだった。
プロポーズをされたいずみは「エッ! 私には高杉が」とは思うが、何か悪い気もせず、気持ちをはっきりさせない。そんないずみに、翔子は「早くはっきりさせなさい。二人に悪いわよ」とはアドバイスするが・・・。
松平のオペの朝、出勤した水島は、医局で寝ていた高杉を起こし「オペは体力勝負だ。こんなところで寝るなんて」と厳しく注意。「一応、家は・・・、朝倉のアパートだが、一緒に暮らして・・・」と高杉は、いずみと同棲していることを水島に告げる。
一方、水島は「いいかげんな気持ちでプロポーズなんてしない」と高杉に。いずみを巡り、二人の間に激しい火花が飛び交うのだった。

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第19話 行かないでくれ! 

あらすじ

松平(綾田俊樹)のオペが無事終わり、沢田(長塚京三)ほか、ドクターたちとナースたちがお祝いの会。その席で、水島(岡田浩暉)は、いずみ(観月ありさ)にプロポーズしたと告白する。キョトンとする一堂。
その頃、オペの助手として失敗してしまった高杉(藤木直人)は、荷物を取りに誰もいないいずみのアパートを訪ねていた。「仕事もいずみのことももうダメ」。高杉はすっかり打ちひしがれていた。
翌日の若葉会総合病院は、水島のプロポーズのことで持ちきり。先輩ナースたちや赤木(神田うの)から「どうする。どうする」と詰め寄られるいずみをよそに、高杉は「同棲なんてしてません」とキッパリ。その言葉がきっかけになり、いずみは弾みで水島との “結婚宣言 ”をしてしまうのだった。周囲にはやし立てられ、まんざらでもなさそうないずみだが、翔子(松下由樹)だけが「高杉先生とのことはどうするの」と心配するのだった。
自暴自棄になっている高杉は浜野(石原良純)に誘われるまま飲み歩き、ナースたちとも合流してカラオケ三昧。翌朝病院で倒れているところを沢田や根本(吉行和子)に見つかりばつが悪い。発散しようと思って飲んだ酒だが、二日酔いが残り、その上投薬指示をミスしてしまう。沢田から厳しく注意され、浜野からはオペ室入室禁止を通告されてしまう。
いずみは水島との結婚宣言をしてしまった手前、自己嫌悪に陥る高杉を、おおっぴらに励ませないが、心配していた。心の底では「結婚をやめて欲しい」と言ってくれるのを待っていたのだった。
その一方で、いずみは結婚に向けて水島とデートを重ねてもいた。いずみが倒れ、いずみのアパートで看病する水島。水島は、いずみの部屋で、楽しそうに写るいずみと高杉の写真や、仲良く並ぶ二本の歯ブラシを見ても、この時はまだ何も感じていなかった。
一方、高杉はオペを受けた松平をしっかりケアーしていた。初めは、何でも水島を呼んでいた松平だったが、高杉にも心を開いてきた。
ある時、いずみと水島が焼肉店で食事をしていると、松平が急変したとの知らせが・・・。二人が病院に駆けつけると、緊急オペが必要だった。だが、沢田はいない。自信がないという高杉を励ましオペに向かう水島は、松平がうわごとで「高杉先生」と呼ぶ声を聞く。そして、いずみが「頑張ってね」と高杉を励ます姿を見て、水島の頭に、仲が良かったといういずみと高杉の姿がよぎるのだった。

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第20話 ようこそ学生さん

あらすじ

「火事で、重軽傷者が大勢運ばれてくる。早く!」という翔子(松下由樹)の電話でいずみ(観月ありさ)は、たたき起こされた。急いで病院に向かうと、火事はウソ。看護学生の実習があるので、遅刻してはみっともないから、という翔子の考えから、いずみは赤木(神田うの)とともに起こされたのだった。
「看護学生の実習」と聞いて沢田(長塚京三)はそわそわし始め、「可愛い子が来るんだよね」と浜野(石原良純)や高杉(藤木直人)に、期待感をあおる。ぞろぞろと病院にやってきた看護実習生たち。鵜の目鷹の目でみる沢田ら。その中から、外科病棟で2週間の実習を受けることになったのは早坂由香里(上原多香子)だった。「可愛い~」と沢田らはやにさがるが、いずみは「あなたが看護学校でドジで有名な朝倉さんですか」と言われムッ!とする。
礼儀正しくて、勉強熱心、先輩たちにも気配りし、由香里は翔子や大島(伊藤かずえ)ら先輩ナースたちに気に入られ、患者たちの人気も沸騰。
由香里は、職人気質の履き物職人の細川(梅野泰靖)の担当になる。オペは無事終わり、その後、由香里がやさしく話しかけると、細川は「本心からそう思っていないだろ」などズバリ。由香里はドキッ! 就職が決まらずなりゆきで由香里は、看護婦になろうとしていたのだった。
由香里は皆に好かれていることを鼻にかけ始め、浜野や高杉を誘ってボーリングにでかけルンルン。早速、その話は病院中に伝わり「ちょっとやりすぎ」など、先輩ナースたちの顰蹙を買うことに。
細川は食事や水が思うようにのどを通らない嚥下障害を起こしていた。細川の食事訓練中、由香里は細川に水を吐きかけられてしまい、「キタナイ」と、思わず洗 面所に駆け出す。そのすきに細川はベッドから落ち大けが。「学生に対する指導がなってない」と沢田はカンカン。翔子も、根本婦長(吉行和子)も、由香里を厳しく叱った。すると由香里は「責任を取って辞めます」とアッサリ病院を出ていってしまった。 「先輩の言うとおりの子でしたね」という赤木の言葉に、いずみは化けの皮がはがれたと思うのだったが、次第に由香里のことが気になり出す・・・。

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第21話 先輩がフリン? 

あらすじ

 出がけにチュ!いずみ(観月ありさ)と高杉(藤木直人)が、ルンルンで若葉会総合病院に出勤して来ると、翔子(松下由樹)の様子がおかしかった。「久しぶりに仲良くしようと思ったら、沢田先生はさっさと寝てしまうし・・・。私の気持ちを分かってくれない」と翔子はプンプン。一方、沢田(長塚京三)も「夫の誕生日を忘れるなんて」と翔子に対し腹を立てていた。
プンプンする翔子を、赤木(神田うの)が「欲求不満」と冷静に分析、先輩ナースたちも「そろそろ倦怠期」などひそひそ話しながら引継が行われていると、翔子に電話がかかった。「麻生先生!?」。電話をとった翔子の声がパッと明るく代わり、一同「?」とびっくり。
電話の主、医師の麻生(羽場裕一)が入院してきた。病室へ案内する車椅子を押しながら、いずみは麻生が研修医のころ、新人ナースの翔子にプロポーズし、「仕事を続けたいから」と断られたが、今でも愛しているなど、しっかり聞いてしまう。
「翔子ちゃん」と、麻生に呼ばれ翔子は、イキイキしてきたよう。一応、麻生のことは聞いてはいたが、心穏やかでない沢田。「優しかったんだ」という話や丁寧に化粧をしている様子、麻生に翔子が、ペンダントをプレゼントされる現場を見て、ますます沢田は翔子を取られるようで不安になる。「まりあと僕を捨てて行くんだな」と沢田は言い出す始末で、過労もあって倒れてしまう。そんな沢田の気持ちをよそに、麻生は激しく翔子にアタック。「結婚して欲しい」「君に会いたくてこの病院に来た」など、猛烈さを加える。
麻生は小腸癌に冒されていた。医師であることから、手遅れかも知れないとも感じていた。「最後の望みだ。結婚してくれ。オペしても治らないんだ」。翔子に異常に興奮しながら迫る麻生。そんな麻生に沢田は「オペをすれば治る」と毅然と言うのだった。
麻生が吐血、緊急オペが始まった。開腹すると癌がさまざまな部位に転移していた。それでも懸命に治そうと努力する沢田。一応オペは無事終わるが、だれの目でみても、麻生の余命は幾ばくもなかった。麻生にナースとしてどう接したらいいのか、悩む翔子に根本(吉行和子)がアドバス。翔子は懸命に麻生の看護を始めるのだった。

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第22話 新カップル誕生? 

あらすじ

「今年の夏も良いことはなかった」など、上原(国分佐智子)、松坂(高田聖子)、工藤(ふせえり)のナース3人がグチをこぼしながら出勤、着替えをしている時、いずみ(観月ありさ)と高杉(藤木直人)は「話があるんだ。仕事が終わったらカラオケで・・・」と浜野(石原良純)が大島(伊藤かずえ)を誘うところを偶然聞いてしまい、てっきりデートの申し込みと思い込む。
「俺についてきてくれないか」と大島に切り出した浜野の話は、条件の良い病院から誘いがあり、自分は外科部長に「君は主任になり、給料も上がる」という引き抜き話だった。「ついに主任か」と大島はまんざらでもなくニコニコ。外科部長が約束された浜野もルンルン。二人が顔を合わせるとなにやらニタニタ。そんな二人の様子にいずみは「春が来るんです」と翔子(松下由樹)に報告する。
大島は、上原ら自分がかわいがってきた三人のナースを呼び「まだ、公表できないが・・・」と引き抜き話を打ち明ける。三人は自分たちも「一緒に!」と一瞬期待。しかし、大島だけと聞きガックリ、翌日三人そろってズル休みしてしまう。三人が急きょ抜け、病院はテンテコ舞。赤木(神田うの)はブーブー。「きっとズル休みよ」と相変わらず直感は鋭い。
何事もなかったように翌日出勤してきた三人に大島は「しっかりしたナースに育ててきたのに!」と厳しく注意する。「育てた」「頼んだ覚えはありません」「おせっかい」「どうせ大島さんは条件の良い病院へ移るのでしょ」など、三人は反発する。
「病院を移る?」。ナースたちの言葉から、どうにも騒ぎが収まらなくなり、浜野は皆に引き抜き話があることを打ち明けた。恋だと思っていたいずみはキョトン。大島の引き抜き話に、ショックを受ける翔子に、根本婦長(吉行和子)は「大島さんの立場に立って考えてあげましょう」とアドバイスするのだった。
上原、松坂、工藤の3ナースはこれまでいろいろ大島に看護のこと、具体的な措置について相談してきたが、一切しなくなる。
3人の担当の伊達(大河内浩)が、他に病巣が見つかり、オペが延期された。そのことを伊達は気に病み、「もう、ダメだ」と、急にふさぎ込んだり、暴れ出す。
手に負えない3人を見かね、大島が車椅子に乗せ伊達を散歩に連れ出すと「やっぱりダメだから優しくしてくれるんだ」とますます伊達はふさぎ込み、ナースたちの手を焼かす。
その伊達がナースたちの目を盗み病院を脱出しようとして倒れ危篤状態に。沢田はオペ中で、浜野は大島とともに、新しい病院の関係者と酒席を共にしていていない。大島の携帯に電話する3人。大島の適切な支持で機器を準備するが、その機器はドクターの支持、指導がなければナースは扱えないものだった。伊達は心停止。機器を使うべきか。三人は「大島だったらどうするか」と考えるのだった。

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第23話 シングルマザー! 

あらすじ

「朝倉、洋ナシよ」と翔子(松下由樹)が、いずみ(観月ありさ)に勧めるが、いずみは「いらない」と素っ気ない。赤木(神田うの)が「先輩、夜勤替わってくれないかナ」とメロンパンを出しても「食べたくない」と言ういずみ。何かヘン。普段食べ物に目のないのに、と翔子が不思議がっていると、いずみはドジでこぼしてしまった病院食のにおいを嗅ぎ「気持ちが悪い」と駆けだした。
「もしか妊娠?」。翔子は簡易検査をいずみに勧めると「先輩。してました妊娠」と情けなくトイレから出てきた。「出産の前に結婚。高杉先生としっかり相談しなさい」と翔子はいずみにアドバイスするのだった。
一方、高杉(藤木直人)には、一度あきらめたアメリカ研修の話が再燃していた。沢田(長塚京三)は今度はやらしたい気持ちでいた。高杉もその気マンマン。そんな矢先、いずみから妊娠を打ち明けられた高杉はその場で硬直、卒倒してしまった。「やれやれ」。話を聞いて翔子は、また心配事が増えたと感じるのだった。
あれを買い、これを買い、引っ越しもなど、いずみが結婚に夢膨らませていると、アパートに帰った高杉は「結婚できない。アメリカ研修に行くんだ」と宣言する。悩んだ末の結論だったが、いずみに納得できるはずはなく、「私とアメリカ研修どっちが大事」と二人は口論になる。
急に休んだいずみ。赤木は高杉とのやり取りを察知し「無責任な高杉」という話を病院中に触れ回ってしまう。それは、いずみへの応援でもあった。ナースたち、入院患者たちから「無責任男」と白い目で見られるようになった高杉は、仕事がしにくくなる。そのころ、いずみのアパートを根本婦長(吉行和子)が訪ね「きっと良い方向に進むから」と励ましていた。
またまたナースたちからつるし上げを食っている高杉を見ていずみは「皆さんもうやめてください。私、平気です。一人で産んで育てます」と見かねて宣言する。複雑な気持ちが入り組む中でのいずみらしい元気宣言だった。
アメリカ研修を強く希望する高杉だったが、いずみの気持ちは重々伝わっていた。「君自身の問題だ」と沢田に言われ、一人考えていた高杉は、ガバッと医局で起き、なにやら書き置きを残していずみの元へ。朝起きたいずみに「後で行くことにした。ごめん。結婚しよう」と高杉は、自分の気持ちを確認するようにいずみに告げた。その言葉にうれしいいずみだった。実は、高杉は外科医をあきらめる決意を固めていたのだった。
そのことを知ったいずみ、翔子は、どうしていいか分からない。そんにな矢先、工事現場での倒壊事故によるけが人が次々病院に運ばれてきた。懸命に処置する高杉にいずみは・・・。

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第24話 フルモデルチェンジ! 私、仕事に生きま

あらすじ

妊娠が早とちりと分かったいずみ(観月ありさ)は、自己嫌悪もあり、高杉(藤木直人)との同棲、交際に区切りをつける苦しい選択をした。結婚しないと聞いた先輩ナースは「どうとて」「どうして」といずみにせまるが、自分の早とちりとは言えず、翔子(松下由樹)が、いずみに代わり、「怒らないでね」と、「実は、食中だったの」と打ち明ける。「エッ!エッ!」。結婚できないという高杉を、いびってきただけに大島(伊藤かずえ)ら先輩ナースは、あきれはて、いずみをなじり出す。
そのころ、高杉は沢田(長塚京三)に「辞表を撤回したい」と申し出ていた。急に別れると言い出したいずみの本当の気持ちを高杉は、つかみかねていた。妊娠に盛り上がる患者たち。回診のたびに冷やかされてきたが、いずみは「赤ちゃんは産まれません」と、辛いが、わびた。「エッー!」。聞かされた患者たちも、今度ばかりは、びっくり。
ブルーな気持ちを吹っ切ろうと、いずみは赤木(神田うの)を誘い買い物にでかけた。ヤケ買い、ヤケ食いに奔走するいずみに、赤木は「ホントは先輩高杉先生と結婚したかったんでしょ」とズバリ。赤木の言葉はいつも的を射ている。その途中、二人は先日退院していった毛利(石塚義之)に出会う。毛利は工事現場で監督をしていた。いずみと高杉の結婚で話が弾む三人だが、「違うんです」と、いずみが言おうとした矢先、毛利は部下に呼ばれ、現場に戻って行った。
帰り道、いずみは店先に飾られたウエディングドレスが目に入った。きれいなドレスをジッと見るうち自然と涙がこみ上げてくるいずみだった。
買ったばかりのスーツを着て病院に出勤したいずみは「私変わります。ステップアップします」と宣言。まずは助産婦に挑戦と言い出す。「自分の妊娠も間違える人間が・・・・」と先輩ナースたちは冷ややか。翔子だけは、いずみの辛い思いが分かっていた。
高杉と別れると決意したいずみは、アパートの高杉の荷物を送り返し、何か話そうとする高杉にも取り合わない。高杉は沢田にアメリカ研修の再考も願い出ていた。そんな時、毛利が緊急入院してきた。工事現場の事故で、内臓破裂の重体。沢田のオペで一応、命は取り留めるが、数日後、様態が急変、毛利は亡くなってしまう。「あんなに元気だったのに。先輩は(死)が慣れっこになっている」と赤木は走っていってしまう。呆然とするいずみだが、翔子とともに、何かを思いつつ、毛利の死後処理を淡々と進めるのだった。

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引用元:番組公式サイト

『ナースのお仕事3』はどこで見れる?動画配信アプリ・サービスでの配信状況

主要動画配信サイトでドラマ『ナースのお仕事3』の動画がフルで配信されているか確認し、表にまとめました。

アプリ・サービス名配信状況無料期間と料金
FODプレミアム FODプレミアム ◎見放題配信中
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月額550円(税込)
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アニメフェスタ アニメフェスタ プレミアムプラン ×配信なし
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TSUTAYA DISCAS TSUTAYA DISCAS ×配信なし
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月額500円(税込)
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※この配信状況は2024年7月時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性もあるので現在の配信状況については各VODアプリ・サービス内もご確認ください。

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