ドラマ『マルサ!!東京国税局査察部』の動画を全話無料で見れる配信アプリまとめ

  • 2024年7月2日
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2003年4月〜6月に放送されたドラマ『マルサ!!東京国税局査察部』

この記事では、ドラマ『マルサ!!東京国税局査察部』を無料で全話見ることができる動画配信アプリ・サービスを調査してまとめています。

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ドラマ『マルサ!!東京国税局査察部』はどんな作品?

話数 全12話
放送年 2003年4月期
放送枠 火曜22時
脚本 戸田山雅司
演出 若松節朗
本橋圭太
三宅喜重
石川剛
音楽 住友紀人
主題歌 星村麻衣「GET HAPPY」
キャスト 江角マキコ
香川照之
三宅健
池田真紀
永井大
佐藤二朗
猫背椿
東幹久
佐戸井けん太
嶋尾康史
渡哲也

三宅喜重 住友紀人 戸田山雅司 本橋圭太 石川剛 若松節朗 三宅健 佐戸井けん太 佐藤二朗 嶋尾康史 東幹久 永井大 江角マキコ 池田真紀 渡哲也 猫背椿 香川照之

主人公

名前(演) 円谷加音子(江角マキコ)
職業など 第三課査察官。几帳面で地味なルックスだが、強い正義感と豊富な脱税知識を持つ。特技は変装。

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以下に各話のあらすじや主要動画配信アプリ・サービスでの配信状況をチェックできるリンクを載せておくので、こちらもチェックしてみてください。

『マルサ!!東京国税局査察部』の各話あらすじ

第1話 人気ラーメン店の脱税暴け

あらすじ

東京国税局査察部、通称マルサ。大がかりで悪質な脱税を容赦なく徹底究明するこの組織に、査察総括第三課がある。査察部の一課や二課が摘発できなかった複雑かつ巧妙な脱税を暴くことが任務だ。知能犯相手だけに証拠をつかむためにはあらゆるテクニックを駆使し、ミッションといわれる潜入捜査も辞さない。だからチームのメンバーは特殊才能を備えた顔ぶれがそろっている。

「同期の全員は税務署長まで昇りつめているのに・・・」。課長補佐の国領主税(渡哲也)相手にボヤいているのは、蔵持不二夫(東幹久)。カゲでは不燃ゴミといわれている査察総括第三課の統括官だ。「統括官なら立派なポストじゃないですか」。国領は、温和な笑顔で年下の上司をなだめた。
この蔵持を指令塔に、実動部隊は7人。脱税の知識ならピカイチの円谷加音子(江角マキコ)の特技は変装。その加音子と同期で人情派の財津一臣(香川照之)は職場のショックアブソーバー。富永満(三宅健)は新米のパソコンおたくで、サイトの美少女アニメばかり追いかけている。宝生千寿(池田真紀)は事務担当デスクで税の知識皆無でも気にしない今どきの女の子。高畑力(永井大)は職場でもダンベルを手離さないマッチョ。粘着質オタクで無線・メカならなんでもござれの安田靖緒(佐藤二朗)。河瀬両子(猫背椿)は歯に衣きせぬ物言いで話題を一刀両断する加音子の飲み仲間。

統括官、蔵持から摘発命令が下された。
ターゲットは都内で急成長を遂げたラーメンチェーン「めんどう屋」のオーナーだ。2年前から脱税しているという匿名電話があった。早速、加音子をはじめ7人の精鋭メンバーが内偵に動きはじめた。オーナーの面堂(平泉 成)はいかにも頑固そうな人物だったが、不審な行動は見られず、売り上げのごまかしもないようだ。しかし内偵でミスを犯した富永が、意外にも突破口を見つけた。ラーメン関係のインターネットサイトの書き込みをチェックしていたところ、「めんどう屋」の味が落ちたという意見が急増している。匿名電話と同時期・・・。加音子のアンテナに何かひっかかった。
面堂は週1回、店を閉めてから倉庫内の厨房にこもり、干しアワビなどの高級食材を使い、本店・支店で翌週使う分のタレを1人で作っている。そのレシピは弟子にも教えない。翌朝、秘伝のタレは支店長たちがそれぞれの店に運び去った。その後から面堂が軽トラックの荷台に一斗缶を積んで出てきた。店で使うタレは全て搬出したはずだ。何かがおかしい—。あの一斗缶は何なのか?
そしてついにメンバーは、面堂が不正行為に手を染めている状況証拠をおさえたが、これでは強制調査に持ち込めない。ゆるぎない確証をつかむために、蔵持は加音子たちにミッション、潜入捜査を命じた—。

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第2話 カリスマ美容整形女医の裏顔

あらすじ

「やっぱりやめようよ」「ここまで来て、何言ってんの」。尻込みする加音子(江角マキコ)を両子(猫背 椿)が強引に引っ張っていった先は、ミマサカ美容クリニックのセミナールーム。壇上ではマスコミでもおなじみのオーナー院長、美作成美(野村真美)が若返りの整形手術の説明をしている。手術後の顔をシュミレートするモデルとして、成美は客席に1人混じっていた男性客に目を止めた。壇上に上がったその男の顔を見て、加音子と両子は驚いた。なんと課長補佐の国領(渡 哲也)だったのだ。
成美に脱税の疑いがあるものの、確定的な情報ではないため、国領が単独で内偵していたのだった。これを耳にした統括官の蔵持(東 幹久)が食いついた。「よーし、次の調査対象はミマサカ美容クリニックに決定だ」。成美は有名人だから脱税を摘発できれば大々的に報道されるのは間違いない。普段バカにされている一課や二課を見返す絶好のチャンスだ。そんな蔵持の思惑はミエミエだが、とにかく三課のメンバーは内偵調査に動き始めた。
両子は患者を装ってカウンセリングを受け、手術費用の見積もりを入手した。安田(佐藤二朗)と千寿(池田真紀)はクリニックで働く看護婦たちの会話を盗聴、加音子と高畑(永井 大)は高級外車で外出した成美を尾行した。そして財津(香川照之)と富永(三宅 健)は取引銀行でクリニックの口座をチェックした。
成美が開業したのは5年前。医大の同期だった名波月子(弘中麻紀)との共同経営でスタートしたが、その月子は1年半前に突然経営から手を引いて辞めていた。「気になりますね」。加音子は首をひねったが、成美名義の銀行口座の数字は確定申告の額と一致。とはいえ成美の金遣いの荒さはとても申告している年収ではまかないきれない。しかし、脱税の手口が見当つかない。「とにかく調査を続行しろ」。蔵持が煮詰まった会議を切り上げた。
三課のメンバーはクリニックの通用口近くに停めたトラックの指令本部から監視を始めた。加音子がゴミの中から使用済みの割り箸を見つけた。割り箸の数からスタッフの人数を割り出そうというわけだが、どうやら人件費の水増しはないらしい。名波月子はNGOのボランティアで海外赴任中。「正直、手づまりって感じ」。
その時、通用口に黒塗りの高級車が停まった。十代らしい少女とアタッシュケースを抱えた男が降りると、人目を避けるようにクリニックの中に消えた。すでに診療時間は終わっているし、整形に急患などあるはずない。「残っているのは成美だけね」。ついに加音子は脱税のからくりを見抜き、潜入捜査を開始した—。

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第3話 悪徳僧侶の丸もうけを暴け!

あらすじ

「浮気だなんて絶対に許しませんからね!」。
朝から国領(渡 哲也)がオフィスでつるし上げられていた。てっきり相手は国領の奥さんだと思い、加音子(江角マキコ)はじめ三課のメンバーが様子をうかがっていたが、女は国領の家の近くにある銭大寺の住職、伊織延行(上田耕一)の妻の紫乃(山口美也子)だった。
「愛人作って、そこに隠し財産を貯めこんでいるのよ」。紫乃は実は離婚を望んでいるのだが、興信所を使っても用心深くしっぽをつかませない延行にしびれを切らし、脱税でも発覚すれば離婚調停の条件も有利になるだろうと、国領を頼ってきたというわけだ。他人の離婚を手伝うみたいで気は進まないが、蔵持(東 幹久)は「今すぐ、内偵にとりかかれ」と命じた。
おりしも銭大寺は護摩供養で、本堂はたくさんの参詣客でにぎわっていた。護摩代金はレジもなければ伝票もない。両子(猫背 椿)が試しに戒名を申し込むと、会計係とおぼしき僧侶が応対してくれた。「6文字で80万円です」。両子は頬をひきつらせて退散した。
隣接する駐車場やマンションからの収入もある。「どう、調査進んでる?」。加音子が墓地で電卓をはじいていると、紫乃が声をかけてきた。延行の姿が見えない。勤行の日で、夜まで本堂に1人きりでこもっているという。ところが加音子は本堂をのぞいてびっくり。延行の姿はなく、読経の声はMDプレーヤーから流れていた。
銭大寺は宗教法人だから、マンションと駐車場以外の収入は非課税だ。延行の素行ぶりから、本来なら宗教法人に入るべき金を自分のポケットに入れている可能性は高い。「坊主丸もうけか」。加音子たちの報告を聞いていた蔵持がぽつりともらした。
加音子は両子に戒名を申し込むように仕向け、支払った1万円札には特殊インクでマークをつけた。もし延行がこの札を私的な目的に使えば脱税の証拠になる。トラックの指令本部から監視していると、裏口から延行が現れた。サングラスにカジュアルな服装で別人のように変装している。
向かったのはキャバクラ。加音子はイヤがる富永(三宅 健)と国領を組ませて店に潜入させた。延行がなじみらしきキャバクラ嬢に与えたチップの1万円札を、国領が得意の手品を使って、まんまとすり替えた。「出ました。両子さんの戒名代です」。しかし喜んだのも束の間、延行を見失ってしまった。愛人はどこにいるのか。
「目には目を、愛人には愛人だ」。蔵持は加音子に潜入調査を命じた。

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第4話 美人銀行OL華麗な恋のワナ

あらすじ

三課では仮名口座の調査に乗り出すことになった。
脱税者の多くは他人名義の口座を入手して、そこに裏金をプールしている。いわば脱税の温床だ。「今すぐ調査に入れ!統括命令だ!」。蔵持(東 幹久)に命じられて、メンバーは膨大なリストの口座をしらみつぶしに調べていくことになった。
しかし、加音子(江角マキコ)と財津(香川照之)が当たったリストの名義人は氏名も住所も架空のケースばかり。口座を作った本人を見つけなければどうにもならない。富永(三宅健)は架空口座売買のサイトを見つけた。中には名義人の実在する休眠口座も売られていた。
一方、高畑(永井 大)と両子(猫背 椿)はシャイン銀行へ向かった。窓口サービス課の金森知草(辺見えみり)が、高畑らの調査に応じた。
銀行を出た高畑が両子と別れて、しばらくすると知草が追いかけてきた。高畑に渡した資料に誤って自分の資料も入れてしまったという。「お詫びの代わりに、ご飯でも」。高畑は思いもかけない誘いに内心小躍りし、知草との食事を楽しんだ。
休眠口座の調査のため、加音子らは銀行口座を売った牟礼豊介(車だん吉)という男をたずねた。牟礼は生活苦から見知らぬ相手に自分の銀行口座を売ったことを認めたが、それ以上のことを聞き出すことはできなかった。
高畑が知草と関わりをもっていることを知った加音子は気がかりだった。国税局員が金融関係者と付き合うのは好ましくないからだ。そんな加音子の心配をよそに、またも高畑は知草からの誘いに出かけていった。高畑は仕事の秘密をもらしたという意識はない、だから知草の微妙な反応も見過ごしていた。
休眠口座の調査は空振りに終わった。なぜなら、口座の名義人たちがそろいもそろって突然姿を消していたからだ。口座を売買している人物が国税の動きを察したとしか思えない。「まさか」。同僚たちに追及された高畑は、知草にもらしたことを話した。「彼女が架空口座の売買になんか関わっているわけありません、ただの偶然です!」。しかし行方をくらました名義人たちの口座はすべてシャイン銀行の知草の勤める支店。彼女なら顧客データを入手することは可能だろう。「確かめてみるしかないわね」。
ついに、三課のメンバーは知草が口座の売買をしているという確証をつかんだ。今回のミッションの最終目的は、知草が持つ口座売買の顧客リストを手に入れること。そうすれば脱税者を一網打尽にできるというわけだ。蔵持(東 幹久)はミッションから高畑を外そうとしたが、加音子は反対した。「彼は、このミッションに必要不可欠なメンバーです。私たちにできるのは、ただ、事実を明らかにすることだけ」。加音子の言葉に、自分が何をすべきか理解した高畑は、ミッションに加わることになった—。

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第5話 絶体絶命芸能プロ危険なワナ

あらすじ

三課は、先日の調査で入手した架空口座の顧客リストを元に、大手芸能プロダクション、マイザー・プロダクションの内偵を始めた。下請け制作会社からの水増し請求、地方興行の裏ギャラ、架空イベントのでっちあげなど、たちまちその脱税手口が明らかになった。会長の大河原義光(佐渡稔)はその裏金で毎夜豪遊。金使いの荒さはハンパじゃないが、それよりも多額の裏金の使途は不明だ。三課始まって以来の大口脱税に、メンバーの士気は高まった。
そんな矢先、統括官の蔵持(東幹久)は査察部長の納谷利章(佐戸井けん太)に、国税局OBの税理士・荻杜文吾(村井国夫)を引き合わされた。荻杜の税理士事務所はマイザープロの顧問を任されているから間違いはない、調査から手を引け、という。脱税は明らかなのに、一課も二課も摘発に動かなかった理由は、上からの圧力があったからだ。国税局OBの税理士は、辞めた後も発言力が強く現場への隠然たる影響力をもっているのだ。
蔵持の報告を受け、加音子(江角マキコ)、財津(香川照之)、両子(猫背椿)らは無念さを押し殺して、調査中止を受け入れた。しかし、キャリアの浅い富永(三宅健)や高畑(永井大)は、OBの言いなりになることに不満をもらした。マイザープロから手を引く代わりに、査察部長から回されてきたパチンコ店の調査にも熱が入らない。「これは統括命令なんです。皆さんには納得していただくしかありません」。財津はそうは言ってみたが、自分自身、釈然としない気持ちはぬぐいきれなかった。
ふと気付くと、加音子の姿が見当たらない。財津がもしやと駆けつけると、やはり単独で大河原の身辺を探り脱税の証拠をつかもうとしていた。「この案件は危険です。手伝うわけにはいきません」。しかし加音子は財津の忠告に耳を貸さず、ひとり内偵を続けた。
加音子は大河原の向かった高級焼肉店に客を装って潜入した。遅れて荻杜と議員バッジをつけた男がやってきた。隠しマイクで個室のやりとりを盗聴していると、脱税の手口や選挙情報などアブナイ話が次々と飛び出してきた。裏金の振込先のリストも手渡されたようだ。3人が席をたったスキを狙い、加音子は個室に忍びこんで封筒の中のリストを見ると、中身は白紙。さらに封筒の中からは札束が落ちてきた。その時、部屋のドアが開き、店員と荻杜たちが入ってきた。札束を手にしていた加音子は泥棒だと警察に通報されてしまった。国会議員だと思いこんだ男は大河原の部下で金庫番の佐伯(来須修二)。加音子の動きを予見していた荻杜のワナにまんまとはめられてしまったのだ。
加音子は無期限の謹慎を命じられた。追って正式な処分が下る。「あの時思いとどまらせてたら」。唇をかみしめる財津の姿に、他のメンバーも沈痛な表情になった。加音子はデスクの整理をしながら、父親もマルサの人間だったことを話し始めた。ある脱税の内偵中にやはり国税局OBの税理士から圧力がかかったが、中止を命じた上司と対立してまで父親は調査を続け、失意のうちに亡くなってしまった。「でも父のことは関係ありません。見逃していい脱税なんて存在しない」。加音子の告白に財津らメンバーは奮い立った。「正式な処分が下る前に、マイザープロと大河原の脱税を明らかにしないと」。かくして大逆転ミッションを仕掛けることになった——。

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第6話 火花散る美人画商と見栄対決

あらすじ

財津(香川照之)の表情が冴えない。別れた妻が小学生になる息子を養育しているのだが、その息子から月一回の面会を断られてしまった。「お前の父親は税金ドロボーだって、学校でからかわれたらしくて」。小学生に国税局の仕事を理解してもらうのは難しいようだ。財津が公園で弁当を食べながら加音子(江角マキコ)と両子(猫背椿)相手にこぼしていると、仲間にイジメられている少年がいた。「お前のオヤジ、税金ドロボーだろ」。似た話があるものだと見過ごすわけにいかず、3人はその少年を自宅に送り届けた。少年の名前は志濃沢翔也(石田法嗣)。都心で“シノザワ画廊”というギャラリーを経営していた父・志濃沢壮一(柴田林太郎)が1カ月前に急死し、その直後国税局の調査が入って脱税が明るみに出た。追徴金の支払いのため経営権を手放し、現在は志濃沢のもとで鑑定士をしていた和勢紗智子(東ちづる)が引き継いでいる。「父さんはダツゼイなんかしてない!」。翔也の悲痛な叫びは財津の心を動かした。「分かった、おじさんが調べ直してみる」。
志濃沢の脱税手口は売った絵画の収入を申告しない、いわゆる売上除外。ギャラリーの評判がいいのは、埋もれた名作を見つけ出すのが得意な紗智子の鑑定力のおかげだったらしい。志濃沢の急死後、金庫から脱税の証拠が見つかったと紗智子が国税局に知らせたのだ。しかし、何故か見つかった口座はすべて志濃沢本人の口座、裏金をプールするなら架空口座にするはずだ・・・。
「父さんがダツゼイしてないって証明できた?」。翔也がオフィスにいる財津を訪ねて来た。「いい大人はダツゼイなんかしないよ、絶対」。亡き父親を信じきっている翔也の姿に心を動かされ、三課のメンバーは内偵を始めた。
ギャラリーの経営にも携わっていた紗智子なら、既に内偵を開始していた国税局の動きを察して、死んだ志濃沢に濡れ衣を着せることは可能ではないか…?案の定、彼女の周辺には深見俊雄(橋本さとし)という怪しいブローカーの姿が見え隠れしていた。深見が運んでくるのは、絵画ではなく資産の絵画を売りたがっている企業やこれから値上がりしそうな掘り出し物の情報。中には海外で盗難され日本に密輸されてくる美術品の情報も扱っている。深見の情報と紗智子の鑑定力が組めばどんなことが出来るか・・・、そして志濃沢をどう利用したのか。そしてついに加音子が紗智子の巧妙な脱税手口を見抜いた。鑑定次第で高額な値段にバケる絵画ならではの特性を利用した手口に、それまでシノザワ画廊の調査に乗り気でなかった蔵持(東幹久)の目の色が変わった。「さっそく準備に入れ!」。ミッション、開始だ!

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第7話 お水対決高級クラブの裏の顔

あらすじ

「なんてことをしてくれたんだ!」。統括官の蔵持(東幹久)は査察部長の納谷(佐戸井けん太)から厳しく叱責された。警視庁が窃盗犯逮捕のために踏み込んだクラブ“スターダスト”に、蔵持は客として居合わせた挙げ句、誤認逮捕までされてしまったのだ。この件が蔵持の昇進に響くことは間違いない。「汚名返上できなければ先はないと思え」。納谷の言葉に青ざめた蔵持は、三課の部下たちに“スターダスト”の調査を命じた。
実は蔵持は単独で“スターダスト”の内偵を進めていた矢先、今回の騒動に巻き込まれたのだった。
名誉挽回とばかりに、蔵持は三課のメンバーをスターダストの内偵に動かそうとしたが、メンバーは別件の調査を進めている最中でそれどころではない。「いくら統括でも私たちを好きに使う権利なんてない」。両子(猫背椿)の発言に、若い富永(三宅健)や高畑(永井大)だけでなく全員が無言でうなずいた。「この案件が終わり次第、取りかかりますから」。加音子(江角マキコ)が気まずい雰囲気の会議をしめくくった。
ところがメンバーは継続中の摘発対象の男を監視している最中に、“スターダスト”のオーナーと見られる店長・佐野(松澤一之)を尾行する蔵持を発見した。なんと蔵持は、あきらめきれずに単独で内偵を続けていたのだ。「後のことはお願い」。思わず加音子は指令本部のトラックを飛び出し、蔵持の後を追った。
佐野はヤクザ風の男と接触していた。蔵持はその男を追跡したが、尾行に勘付かれ殴られてしまった。しかし、そのお陰で重要な情報を手に入れることができた。佐野はどうやら男に借金をしているようなのだ。たっぷり稼いで脱税しているオーナーが、わざわざ借金を抱えるなんておかしい。つまり、“スターダスト”の真のオーナーは店長の佐野ではなく、うまい汁を吸っているオーナーが別にいるということではないだろうか。「なんかそれ、面白そうですね」。いつの間にかメンバーがヨレヨレになった蔵持のもとへ集まり、この調査に取り掛かることに賛同していた。
税法には、名義がどうであれ、実際に金を受け取っている人間が見つからないと摘発できないという、実質課税の原則がある。蔵持の計算によると“スターダスト”では年間9億円足らずを脱税している。オーナーの正体をつきとめるために、加音子と千寿(池田真紀)が店にホステスとして潜入した。スタッフは店長の佐野をはじめ、フロアマネージャー、バーテンダー、そしてホステスのリナ(伊藤裕子)、小夜子(小沢真珠)、由佳里(吉井怜)。全員、店のオープン時から働いているが、誰もオーナーに会ったことがなかった。
ホステスとして“スターダスト”に入店した千寿はまさに水を得た魚のごとく、初日からお客さんと大盛り上がり。かたや加音子は中年オヤジに近寄られただけでガチガチ。しかしそのおかげで店の内情が次第に明らかになってきた。人気ナンバーワンのリナは同僚のホステスに言いたい放題。対照的に小夜子は入店初日の加音子に優しい言葉をかけてくれた。加音子はさりげなく小夜子にオーナーのことを聞いた。「誰も知らないのよ。オーナーの顔も名前も」。しかし、オーナーは店内の小さな出来事までチェックしているという。「だから悪口とか言わない方がいいわよ」。内通者がいるのか、それとも—?
メンバーは引き続き、佐野の行動を追った。スポーツクラブから出てきた佐野を見て加音子はある重大なことに気が付いた。スポーツクラブに入る前に確かに持っていたはずのバッグを佐野は持って出てこなかった。あのバッグの中身が店の売上金だとしたら、次にバッグを受け取りに現れる人物こそが、オーナーに違いない。そしてそこに、意外な人物が現れた。
脱税の確証をつかむべく、いよいよミッションの開始だ。蔵持がふいに立ち上がった。「ひとつ、頼みがある」。どうやら蔵持も今回ばかりはじっとしていられないようだ。「ミッション、開始します」。財津の声が指令本部に響いた──。

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第8話 ボロもうけ占い師の巧妙手口

あらすじ

「二課に負けないように、まともな仕事しろ」。蔵持(東幹久)は、朝から三課の部下たちに当たり散らした。ライバルと目される黒鉄(金子昇)統括官率いる二課が、最近マスコミで注目を集めている占い集団“アルカの宙(そら)”の強制調査に入ったからだ。ところが調査は空振りに終わった。“アルカの宙”主宰である野間木萌(吉田日出子)の部屋の水槽からは3億円ほどの現金が見つかったが、萌は顧問を務めている企業から預かっているだけと主張した。「禊ぎが済みしだい、すみやかにお返しします」。萌の言うとおり、たしかに預かり書が出てきたから、脱税の証拠ではないというわけだ。
強制調査が失敗に終わり、マスコミは萌が国税局の調査を予知していたのでは、とはやしたてた。萌の評判はさらに高まる一方、二課の失敗は国税局全体の威信失墜となった。「脱税を逃れたのだとしたら見逃すわけにいかん」。いつもは自分の出世のことしか頭にないはずの蔵持が、三課のメンバーに内偵を命じた。
萌は秘書の角田房子(内田春菊)を連れて顧問の企業まわりをしてご神託を伝えていた。年間8億円とウワサされるこの顧問料に、個人相手やホームページでの占いの収入が加わる。占い料は銀行口座に振り込まれるため、その収入は透明だ。
高い的中率を誇る萌の占いのカラクリを突き止めることが、今回の脱税摘発のカギとにらんだ加音子(江角マキコ)は、富永(三宅健)に占い客を装わせ、萌の元へ向かわせた。
「あなたはひょっとして公務員では?」。萌の指摘に富永は正体がバレたかとあわてた。じっと2人の会話を聞いていた加音子は、大学院の心理学科を出ている萌は精神分析に長けている、という情報をつかみ、ついに彼女の占いのトリックを見抜いた。インテリの萌は、精神分析以上に、かなり緻密なデータ分析をしていたのだ。そしてなかには部外秘のデータを萌に利用されたことによって、社会的にまっ殺された人々もいた。三課はその被害者から耳寄りな情報を得た。どうやら脱税の手口を解くカギが見えてきたようだ。
そんな矢先、萌が緊急入院したというニュースが飛び込んできた。三課が被害者に接触したことが萌に伝わったようだ。これは明らかに、国税局の動きを察知した査察逃れだ。
相手の言動から様々な情報を引き出す萌の元に潜入捜査に入るにはかなりの危険をともなうが、やるしかない。花屋に扮した両子(猫背椿)が隠しカメラを仕掛けた鉢植えを萌の病室に届けた。トラックの指令本部に元気な萌の姿が映しだされた。「やっぱり仮病でしたね」。深夜の警備員の巡回が終わり、秘書も帰った病室には萌が1人きり。「よし、ミッション開始!」。蔵持がゴーサインを出した─。

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第9話 高額納税者の棺は札束の山!!

あらすじ

三課では葬祭業界の風雲児として注目を集めている葬儀会社、ヘブンズ・ライフの内偵に着手した。実はこの会社、以前に二課が摘発寸前までいったが、情報がもれて断念した経緯があった。そのオーナー・佐久間慎吾(石黒賢)と蔵持(東幹久)は大学の同窓で友人同士。「同窓会で、酔った勢いで余計な事をしゃべっちまう…よくある事だな」。二課の統括官・額田(山田辰夫)からあらぬ疑いの目を向けられた蔵持は断言した。「もしアイツが脱税してるなら必ず摘発してみせる」と。
両子(猫背椿)と高畑(永井大)は出版社の記者に扮して佐久間に近づいた。「わが社は葬儀費用に関するトラブルはありませんね」。両子のインタビューに佐久間は自信たっぷりに答えたが、その派手な生活ぶりは申告している年収では到底無理。大型クルーザーに別荘、専務で愛人の菅原香織(赤坂七恵)にはスパリゾートまで経営させている。
一方、ヘブンズ・ライフにバイトとして潜入した富永(三宅健)は、備品倉庫で300万円もする豪華な棺桶を発見した。「売れ残りだよ。棺桶にそんな金かけるヤツはいないよ」。驚いている富永に社員が教えてくれた。
蔵持は、佐久間の脱税を匂わせる情報が集まってくることに苛立ちを隠せない様子だ。2人が友人同士であると知った加音子(江角マキコ)は蔵持に念を押した。「このまま調査を続行していいんですね」「…当然だ」。
そんな中、ある一人の男が佐久間に襲いかかろうとする現場を蔵持らがおさえた。その男、波越(西村淳二)は代々小さな葬儀屋を堅実に続けてきたが、娘が佐久間と結婚して運命が急変。佐久間に店の経営を譲った途端、娘は浮気をデッチ上げられ、強引に離婚させられた上、葬儀屋を乗っ取られてしまったのだ。「絶対に化けの皮をはがしてやる!」。ヘブンズ・ライフの秘められた過去に三課のメンバーは使命感に燃えた。
一方、蔵持はひそかに佐久間を呼び出し、脱税の件を問い詰めていた。「俺を捕まえたら困るのはお前の方だろ。情報漏れがバレたらまずいんじゃないのかな」。佐久間は不敵な笑みをもらしながら答えた。もはや、佐久間は貧しかった学生時代に互いに励ましあった親友ではなかった。「心配するな。秘密は骨壷の中まで持っていくさ」。佐久間の言葉に蔵持の怒りが爆発した。蔵持が苦渋の決断を下す時がきたようだ—。
内偵の結果、ヘブンズ・ライフの脱税額は、売上金額と経常利益の差額、そして業者からのリベートをあわせ7億円あまりと判明。肝心の裏金の隠し場所がつかめずにいたが、地下倉庫内の写真を見ていた加音子の表情が変わった。「葬儀屋ならではの隠し場所だわ」。
しかし葬儀屋へは、普通の業種と違って簡単に客を装って潜入するのは難しそうだ。「私たちでお葬式出しちゃえばいいじゃないですか」。千寿(池田真紀)の言葉に、財津(香川照之)がある名案を思いついた。

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第10話 どっちが鬼?嫁姑遺産争奪戦

あらすじ

富永(三宅健)は橋から身投げしようとしていた老女、古郡トメ(佐々木すみ江)を助けた。しかし、トメは身投げをすると見せかけて、助けにきてくれる人を捕まえてはグチを聞かせているのだった。そんなトメを放っておけない富永はトメをオフィスに連れてきた。
「息子の会社の金、嫁がごっそり隠して使ってんだよ」。トメの息子はカラオケチェーン店を経営していたが3年前に倒産。その息子は亡くなる前に、会社の経理部長を務めていた嫁の優子(高橋ひとみ)にそそのかされて裏金を作っていたことを白状したという。「マルサが動くべき規模の案件なのか?」。蔵持(東幹久)はクギを刺したが、メンバーが調査に動くのを黙認してくれた。
トメは加音子(江角マキコ)と富永を古びた平屋造りの自宅に連れてきた。「昼も夜も遊び暮らしてさ。香水の匂いさせて朝帰りするんだよ」。しかし、メンバーが調べてみると、近所でもパート先のスーパーでも優子の評判は上々。夜も弁当屋で働いているらしい。「嫁と姑の確執に振り回されたってことね」。両子(猫背椿)は決めつけたが、釈然としない富永は、夜のバイト先に出かける優子を尾行した。加音子も付き合ってくれたが、やがて2人はわが目を疑う光景に直面した。
加音子らが優子を追って着いた先は、高級マンション。「こんな所に、何の用かしら・・・」。ところが、マンションから出てきた優子は、ゴージャスに着飾りまるで別人のよう。そして向かった先は、弁当屋ではなくホストクラブだった。店内に潜入した加音子と両子は、若いホストたちに囲まれて金をばらまく優子の姿を確認した。その遊び慣れた様子から毎夜通いつめているのは明らかだ。「とにかくトメさんのヨミは当たっていたということですね」。加音子がうなずいた。
問題は金の出どころだ。トメの息子はいかなる方法で裏金を貯めこんだのか。メンバーは元社員の証言からその脱税の手口をつかむが、そこに難題が降りかかってきた。脱税の税法上の時効は5年。優子が経理担当になってから正社員の数が減っており、5年前ともなるとその頃はバイトばかり。もちろん、店の経営内容を知る者などいないだろう。たとえ裏金が見つかったとしても、「それは5年前までです」と言われれば手も足も出ない。
優子は家を売ってトメを養老院に入れる手続きをしていた。その一方で、自分はお気に入りのホストと暮らすマンション選びを進めていた。「あたしゃ、金が欲しいわけじゃないんだよ。息子があの嫁と一緒になって税金をごまかしてたんなら、あたしが代わって納めたいんだよ」。トメは富永に助けを求めた。亡き息子に対する思いにおされた富永は、ふとある事を思いついた。「息子さん、亡くなったの、いつだっけ?」。
優子を摘発する突破口を見つけたものの、裏金の隠し場所は依然として見当がつかない。こうなったら潜入捜査だ。早速メンバーはミッションの準備にかかった。

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第11話 裏口入学の密告で三課ピンチ

あらすじ

私立大学聖明学園が30年以上にわたって裏口入学で所得隠しをしているという匿名メールが三課に届いた。
私大の裏口入学自体は犯罪にはならないが、その謝礼を申告していないとなると、脱税だ。
「皆さんが調査するほどの案件ではないですよ」。聖明大学のOBである国領(渡哲也)は自重をうながしたが、統括官・蔵持(東幹久)は部下たちに内偵調査を命じた。
学内で裏口入学は公然たるウワサだったが、当然ながら自ら認める生徒も保護者も見つからない。雑誌記者を装って大学を訪れた加音子(江角マキコ)は、廊下ですれ違った女性にいきなり声をかけられた。「国税局の方では?」。
女性は、代木峰葉(森口瑤子)。急死した父親を継いで、この春に理事長に就任したばかり。あの匿名メールの送り主は彼女だった。裏口入学の事実を知った峰葉は、ただちに学園運営の実権をにぎる副理事長の宇治田昭次(鹿内 孝)に止めるよう命じたが聞き入れない。峰葉は教育者としての使命感から、あえて内部告発に踏み切ったのだ。そして裏口入学の寄付金がある意外な人物に流れていることを打ち明けた。
その人物とは、伊与原政喜(六平直政)。聖明大学OBにして、次期総理候補ナンバーワンと目される衆議院議員だ。うかつに動けば圧力がかかってつぶされてしまう。さらに政権抗争に利用される可能性もある。「あくまでも大学と経営陣に絞って調査を進められては」。その過程で伊与原の名前が明らかになれば地検も動かざるをえないはず。「それができるのは皆さんだけです」。国領は信頼をこめた表情で三課のメンバーを激励した。
宇治田の裏金口座に怪しい動きがないかをチェックしていたメンバーは、口座から10億円が引き出されたことを確認した。近々聖明大学では創立式典が催されるという。おそらく宇治田は式典を利用して伊与原に金を渡すのではないだろうか。今回の潜入捜査は理事長の峰葉にも協力を仰いだ。

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第12話 最後のミッションが始まる

あらすじ

伊与原議員(六平直政)が受け取るはずだった聖明大学からの裏金が何者かによってすり替えられ、三課のミッションは失敗に終わった。理事長室に仕掛けたカメラの映像を入念にチェックしていた加音子(江角マキコ)と財津(香川照之)は、カメラの死角に潜んでいたある意外な人物の姿を発見した。
「これまでの経験を新しい部署で活かしてほしい」。納谷査察部長(佐戸井けん太)の発表に三課のメンバーはあ然となった。組織替えで三課が消えることになったのだ。蔵持(東幹久)は念願だった税務署長に。他のメンバー全員も破格の昇進人事だった。異動は1週間後。「新たな調査活動はなし」。納谷は不審顔の彼らにクギを刺した。
財津は大学の同級生、土方尚弘(相島一之)から呼び出された。彼は伊与原議員の秘書だった。「お前の課の連中が妙な気をおこさないようにしてくれ」。土方は札束の入った封筒を強引に財津のポケットに押し込んだ。他のメンバーの周辺でもさまざまな動きがあった。富永(三宅健)はパソコンに不正アクセスされ、三課のオフィスには盗聴器も仕掛けられていた。両子(猫背椿)は夜道を何者かに尾行され、高畑(永井大)のバイクはブレーキワイヤーを切られるなどの細工をされていた。「これ以上伊与原議員に深入りするなというサインだ」。財津の言葉に、誰もが局内に内通者がいるのでは、と疑い始めた。もはや加音子も黙っているわけにはいかない。「国税局内の影のフィクサー、それが彼の正体です」。カメラに映りこんでいた人物は、国領(渡哲也)だったのだ。
加音子は国領に背信の真意を問い質した。かつて大蔵大臣だった伊与原の父親は、税制の抜本的改革を遂行していた。その最中に、聖明大学から伊与原大臣に裏金が流れていることを突き止めた加音子の父親が、脱税の強制捜査に動いたのだ。
「伊与原大臣の掲げた理念や実行力を埋もれさせることは日本にとって大きな損失となる。私はこの国の税制と国税局を守るためなら、どんなことでもする覚悟です」。そして国領は伊与原父子をかつぐ道を選んだことをきっぱりと言い放った。三課の行動は、指令本部のトラックドライバーの矢代(嶋尾康史)を介し、情報を得ていた。「新しい職場で忙しく働けば、つまらないことは忘れるでしょう。私のことも」。矢代とともに去って行く国領を三課のメンバーは怒りを秘めて見送った。
やがてメンバー全員が異動先を抜け出して集まった。「国領補佐の不正を暴くにはお前たちが必要だ」。蔵持もやって来た。伊与原議員と国領の癒着を明らかにするため、メンバーは国領の周辺調査を始めた。しかしミッションにあたり、難題が立ちふさがった。国領には当然メンバー全員の顔がわれている。「変装しなくても潜入できなくてもミッションはできます」。財津の力強い言葉に、メンバーが動き始めた。

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引用元:番組公式サイト

『マルサ!!東京国税局査察部』はどこで見れる?動画配信アプリ・サービスでの配信状況

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※この配信状況は2024年7月時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性もあるので現在の配信状況については各VODアプリ・サービス内もご確認ください。

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