ドラマ『恋愛偏差値』の動画を全話無料で見れる配信アプリまとめ

  • 2024年11月1日
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2002年7月〜9月に放送されたドラマ『恋愛偏差値』

この記事では、ドラマ『恋愛偏差値』を無料で全話見ることができる動画配信アプリ・サービスを調査してまとめています。

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目次

ドラマ『恋愛偏差値』はどんな作品?

話数 全12話
放送年 2002年7月期
放送枠 フジテレビ系列 木曜日22時(木曜劇場)
原作 唯川恵
脚本 都築浩
いずみ吉紘
坂元裕二
演出 佐藤祐市
木下高男
久保田哲史
音楽 鷺巣詩郎
DJ GOMI
キャスト 中谷美紀
岡田准一
菊川怜
中島知子
関口知宏
木村多江
宮崎優子
おかやまはじめ
大高洋夫
平尾良樹
渡辺憲吉
つんく♂
篠原涼子
常盤貴子
稲垣吾郎
山口智充
金子さやか
武内幸太朗
佐藤允
甲本雅裕
大島蓉子
清水紘治
鷲尾真知子
細川直美
財前直見
柴咲コウ
柏原崇
海東健
網浜直子
木内晶子
矢作美樹
西野妙子
吉田昌美
柳葉敏郎

DJ GOMI いずみ吉紘 久保田哲史 佐藤祐市 坂元裕二 木下高男 都築浩 鷺巣詩郎 SMAP V6 おかやまはじめ つんく♂ 中島知子 中谷美紀 佐藤允 吉田昌美 大島蓉子 大高洋夫 宮崎優子 山口智充 岡田准一 常盤貴子 平尾良樹 木内晶子 木村多江 柏原崇 柳葉敏郎 柴咲コウ 武内幸太朗 海東健 清水紘治 渡辺憲吉 甲本雅裕 矢作美樹 稲垣吾郎 篠原涼子 細川直美 網浜直子 菊川怜 西野妙子 財前直見 金子さやか 関口知宏 鷲尾真知子

主人公

名前(演) 山村 怜子(中谷美紀)
年齢 28歳
名前(演) 高宮 琴子(常盤貴子)
年齢 29歳
名前(演) 川原 瑞子(財前直見)
年齢 34歳

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以下に各話のあらすじや主要動画配信アプリ・サービスでの配信状況をチェックできるリンクを載せておくので、こちらもチェックしてみてください。

『恋愛偏差値』の各話あらすじ

第1話 第一章 燃えつきるまで「失恋」 

あらすじ

 オフィス街の雑踏の中、一人、充実し力のこもる女性が歩いている。山村怜子(中谷美紀)である。怜子は「今、一番穏やかで充実している」と感じていた。オフィスでも、てきぱきと仕事をこなす怜子は輝いている。彼女の友人、砂川真樹子(木村多江)は、光と緑に包まれた平和な家庭で、クッキーを子供に焼いてやる主婦だ。田代恭子(中島知子)は、恋人の川野充(平尾良樹)にプロポーズされ、即答。後に怜子の部下となる本田恵美(菊川怜)は、盛り場の路上で後輩遠藤幸子(岡あゆみ)たちと合コンの待ち合わせ。そして、シティホテルの一室では、橘美穂(篠原涼子)が、妻ある男性を送り出す。それぞれの女性が、それぞれの人生を歩んでいる。
怜子は代官山の『BarAIR。』へ足を運んだ。マスターの森川歩(つんく♂)とウエイターのリュージ(岡田准一)がいる。一休みした怜子は恋人沢田耕一郎(関口知宏)のマンションへ向かう。幸せなひと時がそこにある。怜子は、新プロジェクトの主任昇進もし、今すべての歯車がうまくかみ合っている、と感じていた。メールを見れば、友人の恭子も真樹子も美穂も楽しくやっているようだ。そんな時、怜子は耕一郎から予期せぬ言葉を告げられてしまう。「別れないか・・・」。怜子の周辺で、幸せの歯車が狂い始めた・・・。
夜が明けても仕事モードに移れず、耕一郎の言葉ばかりが思い出される怜子。退社時間になって恵美から合コンに誘われたが、怜子はもちろん断って家路に着いた。すると、真樹子から電話が。幸せそうな真樹子は、怜子をパーティーに誘う。「耕一郎さんとね」と・・・。怜子はたまらず美穂を呼び出し『BarAIR。』で耕一郎からの電話を待つことにした。だが、かかってこない。森川は怜子を見ながら、リュージに「恋愛偏差値、急降下みたいよ」と耳打ちした。閉店した『BarAIR。』には、怜子とリュージだけが残る。耕一郎が別れを切り出した理由を知りたいと話す怜子に、リュージは「余計嫌われる」と忠告する。
部屋に戻っても、耕一郎のことが頭から離れない。とうとう「携帯ワン切り策」で耕一郎から電話を受けた。深夜の公園で出会う二人。だが、耕一郎は、怜子を受け付けようとはしなかった。「嫌いになったわけじゃない。昨日言ったのがすべて」と、耕一郎は去ろうとする。怜子はとっさに美穂が授けてくれた「秘策」を思い出した。「いたたた」。仮病だ。耕一郎が駆け寄ってきた。近くにはラブホテル。怜子の狙い通り耕一郎はそこへ伴ってくれた。だが、それだけ・・・。耕一郎は、帰ってしまった。
怜子の仕事は荒れていった。部下たちも「何かあったに違いない」と察してくる。落ち込む怜子は、リュージから「仕事以外の忙しいこと作れば?」とアドバイスされる。  一ヵ月後、そんな怜子を心配した真樹子は、リフォームの説明をしてくれと自宅に呼ぶ。が、真樹子は耕一郎の新しい女の話を漏らす。固まる怜子は、真樹子を問い詰め、その女が耕一郎より4つ年上でぱっとしないバツイチの久賀聡子(宮崎優子)であることを知る。
怜子はさらに荒れた。飲み続けて眠りこけ、大切なプレゼンに寝過ごした。プレゼンは恵美が仕切り、事なきを得ていたが怜子の評判は下がる。部長は病人のような顔の怜子に、休みを言い渡した。

街を歩く怜子。と、恭子とすれ違う。腑抜けになっている。婚約が破棄されたのだ。恭子は元婚約者と恋人に、ふくしゅうをすると誓う。
家に帰ると、リュージが来た。耕一郎から預かった、怜子の部屋の合鍵を返しに来たのだ。怜子も返したほうがいい、とリュージ。怜子は「自分で返す」と切なく決意する。
怜子は、合鍵を持って耕一郎の退社時刻を、向かいのファミレスで待ち続けた。現れたら返す気だ。だが、待つ間に、幸せだった時を思い出す。出会いは真樹子の家のパーティー・・・。他愛もない幸せが現れ消える。と、耕一郎が現れた。聡子と一緒。幸せそうな2人の笑顔・・・。怜子は声がかけられず、涙を流しながら後を追う。だが、合鍵は返せなかった・・・。

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第2話 第一章 燃えつきるまで「嫉妬」

あらすじ

 怜子(中谷美紀)は結局、耕一郎(関口知宏)の部屋の合鍵を返すことは出来なかった。
そんなころ、恵美(菊川怜)のマンションの前に車が止まった。中には恵美と部長の前田(渡辺憲吉)がいる。「また行こうよ」と言う前田に、恵美は「奥様がいらっしゃるし・・・」とため息をつく。しかし、前田が去った後の恵美に笑みはなかった。真樹子(木村多江)の家の朝食は、ディナーのように豪華。美味しいとは言え、夫の正男(大高洋夫)は気圧され気味。お昼時、恭子(中島知子)は狙いのパソコンソフトを探し出し、ほくそ笑む。また、美穂(篠原涼子)は、女性コラムニストを興味深く取材。テーマは「女の嫉妬」だ。怜子は『BarAIR。』に電話をかける。リュージ(岡田准一)に耕一郎の部屋の鍵を返したかと聞かれた怜子は、つい「返した」と嘘をつく。
怜子は翌日から出社した。新しいプレゼンのために恵美がサポートについた。久し振りの仕事に疲れ果てて社を出ようとした時、怜子の携帯が鳴る。真樹子からだ。リフォームの件で会いたい、ホームパーティーを開くのでその時どうか、と言う真樹子に、怜子は承知する。その夜、怜子は美穂と焼肉屋で食事。すると美穂はコラムニストが言った「女は嫉妬を食べて生きている」ということを怜子に話す。怜子は恭子を思い出した。恭子の話をすると、美穂は「要は別れ方。怜子はちゃんとけじめ付けたから、立派じゃない」と受けるが、怜子は言葉を返せない。家に帰ってメールを開けて、怜子は驚く。恭子が「允と恭子の愛の日記」というホームページを立ち上げている。そこには目を覆うような婚約者との熱愛図が記されていた。
翌日、社に出ると、奈々絵(井上佳子)が怒られている。すぐに姿を消したので、怜子は後を追い、屋上で奈々絵を発見。会社を辞めたいと言う奈々絵を「一緒に頑張ろう」と励ます怜子だが、それは自分自身への言葉でもあった。日曜になると、怜子は気分転換に部屋の模様替えをすることにした。リュージと美穂を呼んでの大仕事。また、仕事や英会話スクールにも励む。どこか前向きな気分になりたい怜子だった。
真樹子のパーティーの日。怜子は、リュージと恭子を連れて出かける。怜子がリフォームの件を話し終える頃、外に車が止まり、数人が砂川家に上がってきた。その中に恵美がいる。正男の部下・田口の彼女だという。驚く怜子と恵美だが、その場は偶然ですんだ。また、車が止まる。正男だ。正男が連れてきたのは、耕一郎と彼の新しい恋人、聡子(宮崎優子)だった。絶句する怜子と耕一郎。正男も驚いた。正男は真樹子を問い詰めるが「言わなかったっけ?」ととぼけている。それどころか、真樹子は聡子のネックレスが耕一郎からのプレゼントだと聞くとすぐに怜子のネックレスの出自を尋ねる。恵美は、耕一郎と聡子との交際期間などを聞きだした。会話が耕一郎と聡子の関係に集中すると、ことの経緯を知るリュージは「早く帰ろう」と怜子に耳打ち。だが、今度はリュージが質問攻め。怜子との関係を聞かれたリュージは、さらっとゲイであることを告げる。シーンとなる一同だが、リュージは気にしていない様子。と、真樹子がまた口を開いた。「ねえ、本当なの? 耕一郎さんならよく知ってるわよね」。真樹子の一言で、居合わせた人々に怜子と耕一郎が知り合いであることがばれてしまった。帰り道、傷ついた怜子をリュージが優しく慰める。
翌日、怜子の席に恵美が寄って来た。怜子たちが引き上げた後、真樹子が怜子と耕一郎の関係を話したのだと言う。そんな時、怜子のパソコンに真樹子から「また来てね」というメールが着信。すぐさま消去する怜子であった。それから怜子は、何かに憑かれたように働き始める。部下の仕事も取り上げ、一人で深夜まで没頭。そして、プレゼンの日。役員を前に立ち上がる怜子をめまいが襲い、倒れてしまった。医務室で目を覚ました怜子を恵美が見守っていた。恵美は、プレゼンのフォローが出来なかったことを詫びるが・・・。
怜子は会社を休むしかなかった。翌日、休みを取って寝ていると、警察が来た。恭子を知っているかと問われた怜子は、警察署で恭子と面会する。「破滅させる前に捕まった。笑えるやろ」と、恭子。恭子は、元婚約者の部屋に忍び込み、ベッドの下で3日間待って、婚約者と恋人がいちゃつき始めた瞬間に飛び出して驚かしたのだと言う。
その夜、心配したリュージが怜子の部屋に来てくれた。しかし、怜子はリュージの優しさに、つい絡んでいってしまう。「ベッドで慰めてくれる?」、「言葉じゃ埋まんないのよ!」と言う怜子だが、リュージは「ごめん・・・僕には出来ない」と、出て行ってしまった。
悲しみの埋まらない怜子は、街にさまよい出た。その足は、自然と耕一郎の部屋へ。手には合鍵。ドアを開けて中に入ってしまう。テーブルの上には、耕一郎のカップと見知らぬカップ。涙が溢れてくる怜子。と、手に取った耕一郎のカップを落としてしまった。カップは割れてしまう。その拍子に怜子は、もう一つのカップも取り上げ、壁に叩き付けた。薄暗い部屋で怜子は泣き崩れるのだった。

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第3話 第一章 燃えつきるまで「涙のストーカー」

あらすじ

 合鍵を使って、つい耕一郎(関口知宏)の部屋に入ってしまった怜子(中谷美紀)。耕一郎と聡子(宮崎優子)の仲を明らかにするものばかり目に付き、悲しみのあまり2人のカップを砕いてしまう。さらに・・・。
翌日、オフィスでは恵美(菊川怜)が、前田部長(渡辺憲吉)に自分をアピールしている。怜子が出社すると、前田はプレゼンの失敗の責任を取ってチーフを外れるよう命じる。代わりに恵美を推したいと同意を求める前田に、怜子はうなずくしかない。その頃、リュージ(岡田准一)は、昨晩の怜子の姿を思い出して悩んでいた・・・。一方、美穂(篠原涼子)は、編集者に厳しく文章をチェックされていた。編集者は、君島編集長(おかやまはじめ)との関係を知っていることをほのめかし嫌味を言い募る。
失意の怜子が退社しようとすると、代理店の城崎(RIKIYA)が声を掛けてきた。城崎は怜子を食事に誘う。和食屋に行くと、城崎は憧れの人と飲めてうれしいなどと、怜子をおだてる。怜子も悪い気分ではなかった。日が替わり、雑用仕事まで引き受ける怜子。城崎から怜子に電話が入る。「誰、城崎って?」と、恵美は敏感に反応する。
退社後、怜子が英会話スクールへ行くと真樹子(木村多江)が来ていた。授業が終わると、真樹子に「お茶しない?」と誘われるが、怜子は断る。怜子は城崎と待ち合わせしていたのだ。そんな2人を真樹子が離れた場所から見ていた。城崎とレストランに行き、怜子がふと隣の席を見ると、美穂が君島といる。君島と口喧嘩をしていた美穂が立ち上がり、出て行こうとすると怜子と目が合ってしまう。怜子と美穂は少し気まずい思い。美穂たちが店を出ると、怜子は城崎とさらにグラスを重ねていく。食事を終え、怜子は城崎を送って帰ることにした。が、マンションに着くと、城崎は強引に怜子をタクシーから降ろして抱き締める。その頃、リュージは怜子に連絡を取れずにいた。森川(つんく♂)に断り『BarAIR。』から、部屋の前まで行くが怜子は不在。リュージは帰るしかなかった。
怜子は、城崎の部屋で朝を迎えた。怜子は、寝ている城崎の横に、自宅の電話番号を書いたメモを残して帰る。怜子が自分の部屋に戻ると、ドアにリュージのメモがあった。夜になって『BarAIR。』へ。怜子の機嫌の良さをリュージは素直に喜ぶ。森川が「完璧に男だな」と言うと、否定しきらない怜子。リュージも笑顔だが、心境は複雑で・・・。  怜子は城崎に夢中になりかけていた。化粧室で城崎の会社に電話するが、留守。ところが、怜子が席をはずしている時に、城崎が電話をかけてきた。城崎と知って、恵美が受ける。その後、城崎から怜子への電話はない。不安になる怜子。その夜、城崎は恵美と・・・。
翌日、怜子を呼び止めた恵美は、城崎には気をつけた方がいいと言い出す。恵美によると城崎は「怜子とヤッた」と吹聴していると言うのだ。傷ついた怜子がマンションに帰ると、ドアの前に真樹子がいた。部屋に入れると真樹子は「幸せそうね、素敵な彼氏が出来て」と言う。怜子が話の先を促すと、聡子が妊娠していると暴露。「関係ない」と怜子が受けると、真樹子はどこかに電話を掛け始めた。それは、聡子の家。「おめでとう、って。言えるでしょ?」と微笑む真樹子を怜子は、追い出した。
怜子は美穂を呼び出した。美穂の機嫌は悪い。怜子は話のきっかけが探せない。つい「君島さんて素敵じゃない」と怜子が振ると、美穂は鋭く反応した。「君島のこと馬鹿にしてたんでしょ。あなたは外見だけで男を選ぶのよ。だから耕一郎も気づいて逃げたのよ」と美穂は、怜子への不満をぶちまけると席を立って行った。さらに傷ついて部屋に戻った怜子は、見知らぬ鍵があるのに気づく。耕一郎の部屋から無意識に持って来てしまった聡子の部屋の鍵だ。怜子は、聡子の部屋に行ってしまう。
そんな怜子の部屋をリュージが訪ねて来た。怜子は放心状態で何かをくしゃくしゃに握り締めている。それは耕一郎と聡子が生まれてくる子供の名前を書いた紙。怜子はリュージの胸で泣き崩れる。耕一郎の部屋に入ったことも話した。実はその時には、何も出来なかったことも・・・。部屋中を滅茶苦茶にしたのは、悪意の幻想だった。しかし、聡子の部屋に入ったのも事実だ。怜子を放っておけないリュージは、彼女が眠りつくまで添い寝する。怜子の寝顔を見つめていたリュージは、怜子が愛しくなっていることに気づく。店に帰って森川に悩みを打ち明ける。デザイナー助手でロンドン行きが決まったのに、あんな状態の怜子を置いていけないと頭を抱え込む。
翌朝、怜子は電話の鳴る音で目を覚ました。無言電話だ。時をおかずまた無言電話。聞こえるのは女性の忍び笑うような声だけ。怜子の脳裏に恵美や美穂などの顔が浮かび・・・。

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第4話 第一章 燃えつきるまで「最終回・この結末をどう思いますか…」

あらすじ

 聡子(宮崎優子)の部屋に忍び込み、子供の名前を書いた紙を持ち帰って破り捨てた怜子(中谷美紀)は、罪の意識に苛まれた。暖かく見守り、慰めるリュージ(岡田准一)は、怜子をベッドの中で抱きしめ、彼女を愛していることに悩む・・・。
それからだった。女性の笑い声がひそかに聞こえる非通知の無言電話が怜子を苦しめるようになる。怜子は周辺の「自分に恨みを持つ女性」を思い浮かべた。怜子は、真樹子(木村多江)が教えてくれた聡子の電話番号を探し出しかけた。聡子が出る。怜子がすぐに切ってまたかけなおすと、耕一郎(関口知宏)が電話に出た。怜子が慌てて切った途端、怜子の電話が鳴る。また無言電話だ。聡子ではないのだろうか?
怜子は『BarAIR。』に行ってリュージを探した。森川(つんく♂)は怜子にリュージの不在を告げ「あいつはロンドン行きが決まったのに何か悩んでいる」と教えてくれる。怜子は、リュージに携帯で電話するが出ない。諦めて切った瞬間に、着信音が鳴る。「ふふふ」・・・またあの無言電話だ。携帯にまでかけて来るようになった。  終業後、怜子は恵美(菊川怜)の後をつけレストランに入る。恵美を待っていたのは城崎(RIKIYA)だ。怜子は二人のテーブルへ向かい「無言電話をかけてない?」と恵美を問い詰める。手間のかかることはしないと突っぱねる恵美。その瞬間、怜子の携帯が鳴る。恵美も犯人ではなさそうだ。
怜子は真樹子の自宅に行く。正男(大高洋夫)と明日美(木村茜)だけがいる。真樹子は精神科に入院していた。怜子はすぐに真樹子の病院へ。真樹子は、主婦にありがちなストレス障害で平気なのに、と不満そう。それを聞いた怜子は、無言電話の犯人は真樹子だと決め付ける。真樹子は微笑みながら「無言電話? それもいいわね」と人ごとのよう。と、怜子の携帯が。非通知だ。犯人は真樹子でもない。残るは、美穂(篠原涼子)だけ。
怜子は美穂(篠原涼子)に携帯で電話をかける。美穂は君島(おかやまはじめ)から別れ話を持ち出されている真っ最中。苛つきながら携帯をとった美穂に「無言電話しているでしょう?」と、切り出す怜子。「そんな姑息なことしないわよ」と美穂が答えた瞬間、怜子の部屋の電話が・・・。無言電話。美穂でもない。
怜子はもう一度聡子を疑った。そして再び合鍵で聡子の部屋に忍び込む。部屋の電話の交信記録を探るが怜子の番号はない。と、その電話が鳴る。留守電に切り替わる瞬間に切れ、何度もかかってくる。怜子はついに受話器を上げた。「ふふふ・・・」あいつだ。「どうして、ここにまで?」と問う怜子に、無言電話の主が口を開いた。「聡子さんじゃないよ。犯人は」。ショックを受ける怜子。声の主は、リュージだった。「怜子のことずっと見ていたんだ」とリュージ。怜子が窓の外を探すと、電話ボックスにリュージがいる。「自分のやっていることの愚かさに気づいて欲しかった。やられる方の気持ちが分かれば気づいてくれるかなって」。怜子は涙をこぼしながら「だからって、ひどい」としか言えない。「ごめん」と、リュージは電話を切った。怜子とリュージ・・・どちらの思いも切なく、傷ついてしまっていた。その夜、美穂がゲイバーへ行くと酔いつぶれたリュージがいた。リュージはうわごとのように「怜子」とつぶやいている。
翌日、怜子は前田部長(渡辺憲吉)から関連会社への出向を命じられた。それどころか前田は辞めることまで暗に要求している。怜子は考えさせてくれとその場をしのいだものの、家に帰る足取りは重い。部屋に着くとドアの前に美穂が待っていた。「リュージから全部聞いたよ」と美穂。「あんたは女友達には何も相談しない。相談相手はリュージだけ。嫌われるのを承知でリュージは手荒くあなたを治そうとしたのよ」と言い、怜子にロンドン行きのエアチケットを渡した。リュージは、ロンドンで怜子と一緒に暮らしたいと言っているのだと言う。そして、自分の悪いとこも全部さらけ出せる人が大切な人だと美穂は怜子の背中を押す。そして「大切な人。私には君島なのよ」。美穂はそう付け加えて帰った。
そんな折、恭子(中島知子)が里に帰ることになった。「背伸びしないでのんびりやるわ。リュージ君によろしく。あんな友達おったら私も違ってたかも」。恭子は去っていった。
怜子はリュージを公園に誘った。「全部リュージの言う通りだった」、「醜いのは私だった」と怜子は反省とお礼の言葉を述べ、仕事で左遷になったことも話す。そして、リュージのおかげでもう大丈夫だと続け、怜子は航空チケットをリュージに返し抱きついた。「本当は行きたい。大好きよ。でも、ここで頑張らないと・・・」。怜子は涙まみれでささやいた。
それから、それぞれの女性たちにそれぞれの日常が戻っていった。左遷先で怜子も頑張っていた。明るい未来を信じて・・・。

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第5話 第二章 Party「29歳で失業!! それでも恋は始まった」

あらすじ

 高宮琴子(常盤貴子)は、とある異業種交流パーティーに出席していた。化粧室で新品の口紅をさす。その口紅は販売会議で部長から手渡されたもの。琴子は、ある外資系商社の企画部でアシスタントとして働いていた。口紅は、部長から試してみろと渡された今度輸入する新製品。琴子はさらに美容系のサプリメントを口にする。と、そこへ、同僚の真央(金子さやか)が入ってきた。「早く行きましょう。恋愛のパートナー探しに来たんですよ」と真央。琴子も「いい男みつけてやる」とやる気満々。
店内では、立食パーティが行われている。その中で一際目立つ存在があった。夏目勇作(稲垣吾郎)だ。真央から、夏目がこのパーティーの主催者で五嶋通商のエリートと聞いた琴子は、早速、後を追うがなかなか見つからない。と、その時、琴子は男にぶつかってワインをこぼしてしまう。ぶつかった男が夏目だった。夏目は「気楽に楽しめばいいんだよ。ただ、男が目当てなら他所でやってくれないかな」と手厳しい。ちょっとむかついた琴子が「私がそうだって言うんですか」と問い詰めると「中身空っぽですと触れ回ってるのに気付いてないみたいだから」と夏目。結構、図星なだけに、琴子は逆に腹が立ってしまう。
夏目と自分に対する怒りで胸を一杯にしながら、琴子は真央のところへ行った。すると、中年男・矢部正隆(中丸新将)が話しかけてきた。と、その時、今度は琴子が男にぶつかられ、手に持ったワインをスーツにぶちまけてしまう。男は守屋ガラス工場社長・守屋俊平(山口智充)。守屋は、落ち着きがなく作業着姿で風采が上がらない。夏目が遠くから軽蔑の表情で眺めている。琴子にとっては散々なパーティーだった。
夏目に「中身がない」と言われたのが余程ショックだったのか、琴子は翌朝、もっと意義のある仕事につけるようにと部長に直談判に向かう。だが、部長は取り合わない。それどころではなかったのだ。社長が金を持ち逃げし、アメリカの本社も手を引いてしまった。つまり、会社は倒産、琴子たちは失業してしまったのだ。
1週間後。琴子は、とあるパーティーにいた。真央も一緒。ただし、コンパニオンとしてだ。琴子は再就職のコネを作ろうと必死。笑顔を振りまき会場を歩くと、そこに夏目の姿が。琴子の運ぶグラスを取ろうとする夏目。根性で顔を隠す琴子。なんとかその場を離れるが、後ろから琴子の肩をつかむ手が。観念した琴子が振り向くと、矢部だった。矢部は、琴子に会社を紹介してやると言う。
仕事を終えた琴子は『BarAIR。』へ。マスターの歩(つんく♂)が新入りのナオヤ(井田篤)を紹介する。と、男が入ってきた。夏目だ。夏目は、相変わらず人を見下したような語り口。「君はヘッドハンティングされたことあるの?」、「自分に価値があると勘違いしてない?」と夏目の言うことが、癇に障る琴子は「五嶋通商って、ほとんどがコネ入社なんでしょう」、「ぬるま湯育ちで偉そうなこと言わないで」と言い放ち、店を飛び出した。
琴子は矢部のオフィスを訪ねた。と、出て行く守屋とすれ違う。矢部は就職口をちらつかせ、琴子を別室に連れて行こうとする。そこへ、守屋が飛び込んできた。偶然だが、守屋の拳が矢部の顔面をヒット。矢部はノックアウトである。帰り道、琴子をなぐさめる守屋。だが、彼の言葉も耳に入らないぐらい、琴子のショックは大きかった。
そんな、琴子の外堀がどんどん埋まっていく。アパートの契約更新を迫られ、カードの支払いが迫り、就職にツテの力は当てに出来ない・・・。ハローワークでも望む仕事は得られなかった。残されたのは、夏目と守屋の名刺だけ。琴子は意を決して1枚の名刺を取った。
琴子は「守屋ガラス工場」を訪ねた。中では、汗だくの作業員が働いている。事務所では大曽根総子(大島蓉子)と寿育江(鷲尾真知子)の二人が和気あいあい楽しんでいる。琴子が声を掛けると、明るく中へ招じ入れた。守屋の素性などを勝手に話すと、二人は仕事に戻ってしまい、琴子は事務所番になってしまった。それどころか、いつしか、荷物運びまでやらされ、爪まで欠けてしまう始末。そこへ守屋が帰って来た。
江戸川の土手で琴子と守屋は話し始めた。琴子は、自分の悔しく情けない境遇に、つい恨み言を言ってしまう。守屋は「世の中捨てたもんじゃない」と優しく慰める。と、思い付いて言う。「就職決まるまでうちでバイトしない?」。結局、琴子は、守屋の工場で事務のバイトをすることにした。古参の職人もいれば外国人もいる。「歓迎パーティーやろう」の声が上がる中、琴子の携帯が鳴った。夏目からだ。
その夜、夏目と琴子は『BarAIR。』に座っていた。「男を紹介するよ」という夏目の、人を馬鹿にしたような物言いに、席を立とうとする琴子。夏目は構わず「俺と付き合ってみない。結婚を前提に」と続けた。・・・結婚・・・いきなりの申し出に琴子は固まってしまい・・・。

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第6話 第二章 Party「SEXから始まる恋…謎の男の正体は?」

あらすじ

 高宮琴子(常盤貴子)は『BarAIR。』でばったり出会った夏目勇作(稲垣吾郎)に突然、結婚を前提に付き合おうと提案される。動揺する琴子だが、夏目はすぐに別の話を始めた。と、夏目の携帯が鳴る。仕事のようだ。しかし、夏目はいたずらっぽく「デート」と言い残し出て行った。琴子には夏目の真意がつかめない。
ガラス工場で事務を取りながら、琴子は夏目の不思議な言動を考えていた。そこに、守屋俊平(山口智充)が帰って来る。琴子に親切な守屋を見て、従業員の大曽根総子(大島蓉子)や寿育江(鷲尾真知子)が2人の関係をからかう。苦笑するしかない琴子だった。
ある日、琴子が金魚鉢を台車に積み込んでいると、足をくじいてしまった。職人の沢井卓治(佐藤允)に「そんな靴はいてるからだ」と怒鳴られるが、琴子は小声で「私が向いてないんだと・・・」と言い返すのがやっと。そんな琴子たが、納品書や製品管理にパソコンを導入して、皆を感心させてもいる。そんな折、琴子は夏目に呼び出された。『BarAIR。』で夏目と会った琴子は「結婚を前提に」という言葉の真意を確認したくて仕様がない。だが、夏目は別の話ばかり。別れ際になって琴子はようやく聞くことが出来た。「本気なんですか?」。すると「結婚が前提じゃないと付き合えないの?」と夏目。琴子は生来の負けず嫌い。「そんなつまらない女じゃありません」と強がってみせる。だが、意地になって帰りのタクシーを捕まえようとする琴子に、夏目は突然キスをした。それから二人はシティホテルへ・・・。翌朝、琴子が目を覚ますと夏目の姿はなかった。
その日、琴子は仕事が手に着かない。一方、夏目は、二日酔いの環に「最近誰かさんが遊んでくれないしね。ネクタイが一緒よ」と突っ込まれていた。琴子は仕事帰りに元同僚の田島真央(金子さやか)に会い、夏目のことを打ち明ける。夏目が遊び気分ではないかと疑う琴子。すると真央は、例え相手が遊びでも関係が前進したら押していくしかないと強気にアドバイス。
琴子は、どうにも仕事が手につかない。集中力を欠く琴子は、納品ミスをしてしまう。相手は先代からの大切な取引先。守屋はかばうのだが、従業員たちは手厳しい。「無理して働いて貰うことない」「向いてないのかもね」と上がる非難の声に、琴子は「いつでも責任とって辞めますから」と言い残しその場を立ち去るのだった。工場を出て『BarAIR。』に行く琴子。人待ち風の琴子に、マスターの森川歩(つんく♂)が「この前の男?」と尋ねる。否定する琴子に「素直になれば」と森川がアドバイス。
翌日も、琴子はガラス工場へ。皆の視線は厳しい。そんな折、育江が倒れた。育江は、娘を音大に入れようと寝る間も削って働いていたのだ。琴子は、育江の仕事をカバーすることに。すると守屋が、従業員の話を始めた。皆それぞれの苦労や悩みを抱えていると言う。「僕には皆かけがえのない家族のようなもの」と従業員を思いやる守屋。
部屋に帰った琴子は、CDケースから1枚のクラシックアルバムを取り出した。あの晩夏目が挙げた曲だ。そんなころ、夏目は父と電話で話していた。父は自分の会社に入れと言うが、夏目は「妾の子にだってプライドがある」と固辞。と、そこに琴子からのメールが届く。「私、あの曲知ってたんですよ。そのことだけを言っておきたかったから」。夏目はその画面を見つめた。
翌日、琴子は守屋に辞めることを切り出した。バイトでもあることで、工場の仕事をバカにしていた自分が恥ずかしい。中途半端でいい加減な自分は、ここで働く資格はないと言う琴子。そこへ、従業員たちがぞろぞろと入って来る。皆、外で二人の話を聞いていたのだ。しかし、知らぬ振りで仲間に話すように話しかけ、仲間として受け入れてくれた。琴子は感動し、再びバイトを続ける決心をする。
その深夜、夏目が琴子に電話してきた。あの曲をなぜ知っているかと聞く。琴子は、その曲はブラバンだった兄が、琴子が失恋した時に吹いてくれた曲だったこと。そして、その兄が交通事故死したことを話す。今でも、落ち込んだ時にあの曲を聴くと言う琴子に「こっちも聞きたい気分」と夏目。落ち込むような事があったら何時間でも聞いてあげるという琴子だが、夏目は何も言わなかった。
翌日の夜、琴子が『BarAIR。』に行くと夏目が待っていた。琴子は、意を決し、自分が見栄を張っていたことをすべてぶちまけ、正直に今の状況を話す。そして「本当のことをしってもらいたいの。あなたのことが好きになっちゃったから!」と告白する琴子。そんな琴子に、夏目は「だったら僕も正直に言うよ。五嶋通商の社員じゃない」。琴子の心はまた揺れ始めた。

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第7話 第二章 Party「破局…温かい男の大逆転?」

あらすじ

 高宮琴子(常盤貴子)は、夏目勇作(稲垣吾郎)の「商社マンではない」という告白に動揺する。すると夏目は「がっかりした?」「冗談だよ」と、いつものペースに。琴子は怒ったが、夏目は「気にする方がおかしい」と言う。
守屋ガラス工場では、守屋俊平(山口智充)が期待の商品「風鈴イヤリング」を琴子の元へ持ってきた。改良中で意見を聞きに来たのだが、琴子はサイズや色に注文をつける。職人の沢井卓治(佐藤允)はちょっと気色ばむ。琴子は工場の人たちとのやりとりが、日常になっていくことに不安を覚える。琴子は、そんな自分を鼓舞しようと、ビジネススクールのドアを叩くが、短期で20万円の受講費とあって躊躇。そこで夏目に相談することにした。夏目は『BarAIR。』に水沢環(細川直美)といた。環はからかうように琴子に言う。「プロポーズされた?」。驚く琴子に「この人の十八番」。固まる琴子。夏目は琴子を全く無視して、環との打ち合わせに熱中している。森川歩(つんく♂)が、琴子を気遣う。
翌日、工場では、風鈴イヤリングがデパートから千個も発注された。従業員たちは、大喜びで前祝をしようと盛り上がる。が、琴子は断った。その夜、夏目からコンサートの誘いが入る。喜びで舞い上がる琴子だった。出勤前に遊びにきた、田島真央(金子さやか)も、話を聞いて琴子の背中を押す。
しかし、次の日、工場で問題が発生した。風鈴イヤリングを3日後に納めるよう、デパートから連絡があったのだ。従業員たちは、無理をしても作り上げようと団結。琴子は、無関心を装っている。それでも、帰宅時間には全員で必死に働く従業員たちを尻目に帰ることには、後ろ髪を引かれる思いのする琴子だった。
日曜日。琴子は夏目とコンサートに出かける。それは、夏目の大学の同級生によるものだった。うれしい琴子。コンサートの合間に、メンバーとの雑談が始まる。メンバーは琴子に、夏目が業界最大手・亜細亜商事の社長の息子で、妾の子なので親に反抗しライバル会社に入ったことなどを教える。琴子は夏目と二人になると「泣いちゃえばいいのに」と話し出す。夏目は琴子の優しさに、ついキスをするのだった。
だが、日が替わって琴子が電話すると「まさか、このまま結婚って手もあるんじゃなかいかって思ったりしてないよね?」と言い出す夏目。自分を逃げ道やアクセサリーにもするなと心を閉ざす。もう一度電話すると、環に出させて「今、シャワーに入ってるわよ」と言わせる。琴子は泣いた。その翌朝、立ち直れないまま守屋にバイトを休むと連絡した。
日も暮れかけた頃、琴子はその日が風鈴イヤリングの納品の締切日だと気付いた。琴子は、コンビニフードを買い込み工場に急ぐ。工場は、まさに最後の追い込み中であった。事務所では育江たち女性陣が煮物や玉子焼きなど夜食作りの最中である。コンビニの食料に気付いた総子(大島蓉子)らは琴子の意図を察する。守屋も手伝ってくれと後押し。琴子の仕事は、まず、おにぎり作りから始まった。
午前3時。琴子が糸を通して、千個の風鈴イヤリングが完成した。大喜びする社員に、今度は琴子も混じっていた。守屋たちから礼を言われるくすぐったさに、「何もしていない」と遠慮する琴子だったが、実は風鈴のサイズは小さくなっていた。琴子のアドバイスを聞き入れ、沢井が小さくしたのだ。沢井は琴子が買ってきたコンビニのサンドウィッチを食べている。琴子の方は、煮物を食べる。琴子は充実した感動で、ついに泣き出してしまった。
そんな騒ぎの翌日、夏目は、父親が倒れ、亜細亜物産の後継者に指名されたことを知った。悩む夏目は、守屋ガラス工房を訪ねる。その夏目の目には、楽しげに働く琴子の姿が映って・・・。

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第8話 第二章 Party「最終話・29歳の結論。恋と人生正解は1つじゃない」

あらすじ

 高宮琴子(常盤貴子)が守屋ガラス工場で働く姿を陰から眺めた夏目勇作(稲垣吾郎)は、声を掛けることなく立ち去った。夏目はそのまま、亜細亜商事社長の父・雅勝の病院へ。病に倒れた雅勝は、夏目を跡継ぎにと望んでいるのだった。
一方、琴子は、ウインドベル・イヤリングを通信販売のカタログ掲載寸前にまでこぎつけ、守屋俊平(山口智充)たちを喜ばせていた。
琴子が『BarAIR。』で飲んでいると、水沢環(細川直美)が現れた。環は、以前、琴子が夏目に電話を掛けた時に自分が出たのは、夏目に頼まれてのことだと告白する。夏目は琴子にのめり込むのが怖いのだと言う。さらに、夏目が会社を辞め、父親の跡を継ぐかもしれないと教える。琴子は夏目が残業するオフィスへ急いだ。「お父さんと仲直りしたんだ」と、問いかける琴子だが、夏目はまだ迷っていた。夏目は「世界を飛び回って仕事する夢はどうなった?」と切り返す。だが、すぐに「俺のそばで夢に近づかないか」「一緒に戦わないか」と琴子をパートナーとして誘う。琴子は戸惑う。
琴子は、元同僚・田島真央(金子さやか)と会う。「それって遠まわしのプロポーズですよ」「ガラス工場でくすぶっている場合じゃない」と真央は、琴子の背中を押す。  琴子は、夏目の申し入れを受けるか迷っていた。だが、そんな時、ウインドベル・イヤリングの通販カタログ掲載が決定した。守屋に報告した琴子は、工場を辞めることも告げる。従業員たちは寂しそうにしながらも、笑顔で琴子の旅立ちを祝福する。守屋も「もし、気が変わったらいつでも待っている」と優しく琴子を送り出した。
夏目が後継者として、琴子が夏目の申し出を受けるかの、両者が結論を出す期限『亜細亜商事70周年記念式典パーティー』の日が来た。琴子の部屋に工場の従業員・近田武(武内幸太朗)がやって来た。近田は、通販の話が大手メーカーの横槍で潰れた、ついては言い出した琴子に力を貸して欲しいと言う。琴子は「私にそんな力なんてない」と断る。近田は肩を落として帰る。数時間後、琴子は近田が忘れて行った工場の制服に気づいて・・・。
パーティーが始まった。琴子は、普段着で代官山を歩いている。と、浴衣の女性がウインドベル・イヤリングをしている。見つめる琴子。思い出すのは工場のこと・・・。そんな琴子の携帯に、環から電話が入る。環は、夏目がまだ後継者になるか否かを決めかねていると言う。夏目は、車椅子の父・雅勝(清水紘治)を見つめていた。パーティも終わりに近づいた頃、琴子がスーツ姿でやって来た。「スーツはこれが着納めよ」ときっぱり宣言する琴子。そして、夏目に「本当はお父さんのこと支えてあげたいんでしょ?」「あなたが一緒に闘いたいのは私じゃない」と。夏目は無言で会場のステージに向かい、スピーチを始める。「これからは父を支えて共に戦います」と後継を表明し「それを教えてくれたのは、とある女性です」と琴子に目をやる。「僕の大切な友人です」と。
琴子を送る夏目。夏目は、そっと琴子を抱きしめて「行きなよ」と促した。琴子はその足で守屋ガラス工場へ向かった。驚く従業員たち。ウインドベル・イヤリングで落胆している彼らに「私が責任を持ってやり遂げる」と宣言し、守屋に「正社員にしてください」と頼む。この日、琴子の2度目のパーティーが始まった。

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第9話 第三章 彼女の嫌いな彼女「お局VS腰掛!最強OL恋愛バトル」

あらすじ

 栄光物産に勤める総合職の川原瑞子(財前直見)、33歳と制服姿の吉沢千絵(柴咲コウ)は、全く反りが合わない。「吉沢千絵は最強の腰掛けOLよ!」と瑞子がこぼせば、千絵も「川原瑞子は、最強のお局よ!」といった具合。
ある日曜日。瑞子が、自分のマンションで友人に電話で千絵の悪口を話していると、隣に誰かが引っ越してきた。リフォームも済んでいない部屋に慌てて越してきたのは?  と、瑞子がドアからのぞくと、引っ越してきたのは・・・。なんと、千絵だった。よりにもよって、犬猿の仲の2人が隣人に。迷惑がる瑞子に、千絵は「今さら戻れない」と、どうやらわけありな様子。
翌日のオフィスで、瑞子は千絵を探すが姿がない。同僚の戸田美和(網浜直子)、柴野真弓(吉田昌美)にこぼすと、どうやらいつもの給湯室にいるらしい。案の定、千絵は給湯室で伊東恭子(木内晶子)、小田ゆかり(矢作美樹)と招待された同僚男性の結婚式の話題で盛り上がっている。この結婚式で、いい男をゲットしようという作戦だった。
そして結婚式の日。瑞子たちも出席した披露宴の後、千絵たちは必死にいい男探し。瑞子は同僚男性が結婚してしまったことに悔しさを滲ませる。そんな時、瑞子はある男にぶつかってしまう。「ごめんなさい」と謝ったのは冴木行彦(柏原崇)。思わず見とれてしまうほどのいい男。美和が栄光物産の人間だと言うと、冴木は「後ほど」と去っていった。結婚式の2次会は大変な盛り上がり。会場に入りきれずにいるのは、瑞子と千絵。と、そこに冴木が友人と現れた。瑞子たちは、冴木たちと『BarAIR。』へ。お互いのことを語り合う瑞子たち。話の中で、瑞子たちは冴木が27歳の独身で年収2000万円のエリートと知る。早速、千絵は冴木に自分をアピールし始める。あきれる瑞子と言い争う姿に、驚く冴木。千絵が、名刺や電話番号を聞こうとすると冴木に両方持っていないと断られる。
口ゲンカをしながらも帰るマンションは同じの瑞子と千絵。すると、千絵の部屋の前に男が座り込んでいる。加納司(海東健)。千絵は、瑞子の目をはばかるように、自分の部屋に招じ入れる。瑞子も自分の部屋へ入ると大友史郎(柳葉敏郎)が待っていた。
千絵の部屋に入った司は、彼女が残していった紙を見せる。『今までありがとう さようなら 千絵』。それは、千絵が司に残した置手紙だった。千絵は、司と別れるために引っ越したのだ。しかし、千絵の使った紙が、引っ越してきたマンションの図面だったために、司に居場所が知れてしまった。「もう会わないって決めたの・・・」と、千絵は言うが、司は「勝手に決めんなって」と、そのつもりはない。司は、役者志望で金を持たない男。千絵は、金持ちの男の方がいいと司を部屋から追い出した。一方、史郎は瑞子の部屋でくつろいでいる。史郎は、妻子を持つ男。瑞子とは不倫の関係。千絵がベランダに出ると、隣のベランダに瑞子がいた。千絵は、司が元彼だと瑞子に話す。すると、瑞子の背後に史郎が現れた。史郎の存在を、千絵は知ってしまう。仕方なく、不倫関係にあると告白する瑞子。2人は、それぞれの男のせいで、他人に言えない秘密を共有することに・・・。
翌朝、販売2部の須崎部長(山本圭)が、新たに配属になった部員を紹介する。瑞子も千絵も男を見てビックリ。冴木だったのだ。冴木は、ニューヨークのある会社からヘッドハンティングされてきたのだ。話を聞いた千絵は、浮かない顔。自分たちとは別世界の人間と、ちょっぴりあきらめムード。瑞子も彼のような男が職場にいるだけで幸せと、2人とも自分と冴木の恋など、その時は考えもしなかった。
日曜日。買い物帰りの瑞子と千絵がマンションの近くで鉢合わせ。瑞子が、この日で34歳になったと言うと「なのに、うちに帰るんですか?」と千絵。千絵は、自分の誕生日はみんながパーティーを開いてくれると嫌味をいう。部屋の前まで来ると、千絵は「私が誕生日につきあってあげましょうか?」とまで言い出した。そんな言い合いをしながら、瑞子が部屋のドアを開けると・・・。パン!と、クラッカーがなり、ハッピーバースデーの歌声がしてきた。声の主は、部屋の中にいた史郎と・・・なぜか司。瑞子の部屋で、バースデーパーティーが始まる。その席で、司は千絵に次の舞台の主役に決まったことを報告。しかし、千絵は興味なさそう。そんな時、史郎がシャンパンを買い忘れたことに気づく。すると、司が千絵の買い物袋にワインが入っているのを見つけた。「困ります」と断ろうとする千絵をよそに、司はワインを開けてしまう。瑞子は、千絵の頑固な様子に何かを感じていた。司が、調子よく乾杯しようとした時・・・。千絵が、ワインを司にひっかけた。司は、さらにワインボトルも倒してしまう。史郎は、僕たちが悪いと謝るが、司はせこいこと言うなと千絵をたしなめようとする。すると、千絵は小さな劇団で主役に選ばれたって何になる? と、司を罵倒する。司は、出て行ってしまった。
残された千絵に、瑞子は「彼、悪い子じゃない、謝ろ?」と薦める。すると、千絵は「川原さんみたいになりたくない」と、言い出す。今度は、瑞子にあたって部屋を出て行く千絵。千絵は、その足で『BarAIR。』へ。マスターの森川歩(つんく♂)に、瑞子のことを愚痴る千絵。すると森川は「その分、君よりも色んなことを経験している」「君よりも恋愛偏差値高いんじゃないか?」と、優しく諭すように言われ言葉を返せない千絵だった。瑞子と史郎が後片付けをしている。すると、史郎が千絵が買ってきたワインの良さと、年代に気づく。それは、1980年のボルドー。「もしかして・・・」と促す史郎に、瑞子が会社の名簿で千絵の誕生日を調べる。千絵の誕生日も今日。瑞子と千絵は、同じ誕生日だった。
千絵が部屋に戻ると、ドアに『屋上で待っている 川原』と張り紙が。千絵が屋上のドアを開けると、クラッカーが鳴った。「誕生日、おめでとう」と瑞子。瑞子は、コンビニで買ってきたワインを開け、グラスに注ぐ。千絵は、素直にさっき瑞子にあたってしまったことを詫びる。そして、司のよい面を語りだす。さらに、今でも司を好きだと言う。瑞子は、史郎と自分の恋愛を「終わるための恋」と評する。
翌日、瑞子は須崎部長に呼ばれた。須崎は、極秘プロジェクトを手伝って欲しいと言うのだ。少し逡巡するが承知する瑞子。機密書類を受け取り、廊下に出ると冴木が歩いてきた。冴木は、瑞子に仕事を教えて欲しいと頼む。そして、ニューヨークの会社で自分の上司が女性であり、かつ恋人だったと、さらりと告げる。千絵は、冴木を待っていた。食事に誘う千絵に、冴木は「これから出なきゃいけないんだ」と、素っ気無い。ガッカリの千絵に「7時に待ち合わせでどうかな?」と冴木。もちろん、千絵は大喜び。
約束どおり、千絵は冴木とレストランへ。冴木は、今は彼氏がいないと言う千絵の恋人候補に名乗りを挙げる。そして、店を出ると早速、千絵にキス。一方、瑞子は『BarAIR。』で美和と飲んでいた。瑞子は、冴木に言われた言葉に、自分との恋の可能性を予感して・・・。

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第10話 第三章 彼女の嫌いな彼女「お局OL三十路の号泣…別れても好きな人」

あらすじ

 冴木行彦(柏原崇)に意味深な言葉を投げかけられ、川原瑞子(財前直見)の心は弾んでいる。隣の部屋に住む吉沢千絵(柴咲コウ)は、冴木とキスまで進展。やはり、朝から浮かれてステレオのボリュームも目一杯。瑞子にたしなめらてしまう。
会社でも、冴木は瑞子と千絵に意味深な行動をとる。先輩OLチーム、若手OLチームともに冴木の話題になるが、瑞子と千絵はそれぞれに一歩リードの優越感と恋の闘志に燃える。その一方で、瑞子は須崎本部長(山本圭)とのプロジェクトを進める。須崎は、プロジェクトを秘密にすることを瑞子に念を押す。部長室から出てきた瑞子を冴木が呼び止めた。3年も日本を離れていたから分からないことばかりだと言う冴木は、相談に乗って欲しいと瑞子を食事に誘った。
その夜、千絵は加納司(海東健)に呼び出されて、食事に出かける。誕生日の出来事を謝る司だが、千絵は「あなたとはもう関係ない」と相手にしない。司は、稽古用のスニーカーが千絵の部屋にないかと尋ねる。だが「知らないわよ」と千絵。すると、司は今度の舞台を最後にしようと思っていると言い出した。帰り道、その分けを聞く千絵に、今度の舞台がダメなら区切りをつけて就職すると答える司。さらに司は、もし舞台で成功したら千絵にプロポーズしようと思っていたとも語る。一方、瑞子は『BarAIR。』で冴木と飲んでいた。他愛のない話から、冴木は会社の派閥のことを知りたいと言う。次期取締役候補は、第一販売部の早坂本部長(堀部隆一)か第ニ販売部の須崎本部長。冴木は、須崎に取締役になって欲しいと言う。早坂の仕事の方法が好きではないと言う冴木に、瑞子も賛成する。店を出ると、瑞子は冴木には言っておきたいと、既婚者と交際していることを打ち明ける。すると冴木は、相手が独身でなければ自分にも少しは可能性があると、またもや千絵に意味深な言葉を・・・。
マンションに帰った瑞子が、引出しの奥から安っぽいおもちゃの指輪を見つめていると、千絵がやってきた。瑞子の浮かない表情を指摘する千絵。「恋煩い?」と突っ込む千絵に、思わず瑞子は頷いてしまう。すると、千絵も同じ気持ちでいることを打ち明ける。2人で一緒に、新たに出来た好きな人を告白しあうことになるが・・・言えない。双方とも、まだ司や大友史郎(柳葉敏郎)への気持ちにふんぎりがつかないのだ。結局、瑞子と千絵は、好きになった人物=冴木が重なっていることを知らずにいる。  翌日、瑞子は、会社帰りの道で史郎が家族と楽しそうにレストランに入る様子を見てしまう。と、クラクションの音に振り返った史郎と目が合ってしまい、気まずさを覚える瑞子。マンションに帰った千絵は、スニーカーを持って司のアパートへ。瑞子も、おもちゃの指輪を見つめて、ある決断をする。
司のアパートに着いた千絵がインターフォンを押すと、女が出てきた。後から出てきた司にスニーカーを渡すと、すぐに踵をかえす千絵。司が追いかけてくるが、千絵は「おめでとう!」と言い捨てて去ってしまう。一人、街を歩く千絵は、冴木に電話をかけていた。ホテルのバーで冴木と会う千絵。司のことを愚痴る千絵を優しく慰める冴木に、心が動いて・・・。千絵は、司へのわだかまりを残したまま、冴木と客室に向かった。
その頃、瑞子のもとには史郎が来ていた。瑞子は、史郎を部屋には入れず公園へ。瑞子は「好きな人が出来た」と史郎に打ち明ける。そして、もう不倫はおしまいと宣言する。強がる瑞子に「本当は気の弱い、ただの泣き虫だけどな」と史郎。何もかもを知る史郎の言葉に、瑞子は込み上げる涙をこらえ、史郎から自分の部屋の合鍵を返してもらう。「二度と部屋にこないで」と言う瑞子に史郎は頷いて去っていった。その後姿に、持ってきたおもちゃの指輪を投げる瑞子。それは、まだ楽しく付き合っていた頃に史郎から買ってもらったものだった。瑞子の目から、こらえていた涙が零れ落ちる。楽しかった頃を想い、一人公園で泣きつづける瑞子。そして・・・ついに耐え切れず、投げ捨てた指輪を探し始めた。
冴木とベッドインした後、千絵は、一人マンションに帰ってきた。すると、司が来ていた。女のことを誤解されたままは嫌だと言う司に「いつもそうやって言い訳をするんだから!」と、手厳しい千絵。ふと見ると、司は花のない花束を隠し持っていた。これにもカチンときた千絵は、冴木とホテルにいたことを話してしまう。司と比べて、いかに素晴らしい人かをまくしたてる千絵に「おめでとう」と言って司は帰っていった。千絵が、自分の部屋の前に来ると、床に花びらが並べてある。『アイシテル』と司が書いた花文字に、涙があふれる千絵。急いで司を探すが、もう姿はなかった。
千絵が公園まで来ると、人影がある。瑞子だ。史郎がくれた指輪を探していると言う瑞子に「そんなの捨てればいいじゃないですか」と千絵。瑞子の踏ん切りのつかなさを責める千絵だが、その目には涙がいっぱい。瑞子は「あれが私の青春だから」と、千絵に・・・そして自分を諭すように話す。そして、瑞子は千絵を残し、なくなったものはしょうがないと公園を去る。
マンションに帰った瑞子が、屋上にいると千絵がビールを持ってきた。千絵は、好きになった人とホテルに行ったのは、司が女と部屋にいるのを見たからかもしれないと瑞子に告げる。そんな自分が嫌で、瑞子にあたってしまったと言うのだ。頷く瑞子の手に、千絵はそっと何かを渡した。瑞子が手を開くと、そこには捨てたはずの指輪が。また少し、お互いを理解する二人。どちらが、新たな恋をゲットできるか・・・。前向きに進もうと慰めあう。
翌日、瑞子が残業していると冴木がやって来た。冴木は『BarAIR。』からの千絵の誘いを断って、瑞子に接近しているのだ。瑞子の仕事が終わるのを待つと言う冴木は、突然彼女を抱きしめた。一方、千絵は『BarAIR。』で森川歩(つんく♂)が作ってくれた差し入れを瑞子に届けようと会社に戻ってきていた。冴木に抱きしめられ、ついにはキスをしてしまう瑞子。そんなこととは知らない千絵は、オフィスへと入ってきて・・・。

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第11話 第三章 彼女の嫌いな彼女「嫉妬の殴り合い!男の罠にはまった女たち」

あらすじ

 残業していた川原瑞子(財前直見)は、冴木行彦(柏原崇)に抱きしめられた。その時、差し入れを持った千絵(柴咲コウ)がオフィスへ向かっていたが、踵を返し帰路に着く。瑞子は冴木を振りほどき再び仕事を始めた。冴木は、瑞子の書類を覗き、須崎本部長(山本圭)が、メタノールを新商品として開発していることを知る。それを瑞子に尋ねるのだが、答えは得られなかった。
翌日、瑞子は須崎本部長から、今が契約の正念場で情報を漏らさないようにと念を押された。一方、千絵は昼休みに冴木とカフェで待ち合わせ。そこに向かう途中、冴木がブランドショップで最新のバッグを買っている姿を目撃してウキウキ。だが、落ち合った冴木はバッグを千絵に渡そうとはしない。千絵が、バッグの話をすると「得意先の人に頼まれて」と言われ、ガッカリ。
夜になると、冴木は瑞子とレストランでデート。甘い言葉で誘う冴木に、瑞子の胸は高鳴る。しかし、冴木はすっと仕事の話に。書類を取り出し「アメリカのメタノール関係の詳細です」と切り出す。その調査力に関心する瑞子だが取引先は教えられない。レストランにも、冴木はブランドショップの袋を持っていたが、瑞子にも渡さなかった。瑞子と冴木が『BarAIR。』に店を移すと、大友史郎(柳葉敏郎)と友人の伊藤(宇梶剛士)が入って来る。史郎の視線で瑞子に気づいた伊藤は、瑞子の相手、冴木を見て怪訝な表情を見せる。と、瑞子も史郎に気づいた。史郎は、伊藤を促して店を出て行く。
その頃、千絵のマンションには香織(谷口江梨)が来ていた。加納司(海東健)のアパートにいた女だ。香織は、司を好きだと宣言し、一枚のポスターを置いていく。ポスターには『司へ めざせブロードウェイ!! By千絵』と書かれていた。香織には、司とは関係ないと言いながらも千絵の心は揺らぐ。
日曜日、お互いに予定のない千絵と瑞子は映画を見に行く。見たい映画でも意見の合わない二人。だが、ふと『恋愛偏差値』という洋画に目が留まる。見終わった二人は、映画に出てきた男のタイプを巡って張り合う。ただひとつ意見が一致したのは嫌いなタイプ。エリート風吹かせたプレイボーイだった。2人は、いがみ合いながらも一緒に買い物をして、瑞子の部屋で食事を終えた。恋や結婚の話をしていると、千絵は瑞子を馬だと言い出す。聞き返す瑞子に、千絵は「動物心理ゲーム」を持ち出す。千絵の質問に、瑞子はまた馬を選んだ。すると千絵は、馬は仕事を表わして瑞子の一番大切なものだと言う。「私は愛情を表す羊を選んだんです」と何だか得意げ。千絵は、結婚したら苗字を変えるか? と、いう話題の時に何気なく“冴木千絵”と書いたチラシを残して部屋に戻った。つまり、瑞子に告白したのだ。しかし、瑞子は気付かずにちらしを捨ててしまう。
その翌日、冴木と瑞子はデートに出かける。すると、街を歩いていた千絵が、店から出てきた2人を目撃。店の前で冴木と別れた瑞子が振り返ると、千絵に気づく。千絵は何も言わずに去ってしまった。マンションに帰った瑞子は、ビールを持って千絵の部屋へ。瑞子は、冴木のことを内緒にしていたことを謝るが、千絵の表情は硬い。様子がおかしいことに瑞子が気づくと「人の彼氏に手を出して」と千絵。千絵は、チラシにも書き残したはずだと怒り出す。瑞子は、冴木から誘われたのだと言うのだが、千絵は史郎のことまで持ち出して責めまくる。ついに切れた瑞子も、司のことを挙げて千絵に逆襲。二人は、互いの頬を張り合って決裂してしまう。
翌日、史郎は伊藤から、先日瑞子といた男とNYで会ったことがあると聞かされる。しかも、何かと妙な噂のある男だと・・・。瑞子は、冴木に真意を尋ねようと思うのだが、あいにくドイツに出張していた。帰宅すると、自宅の電話にベルリンにいると冴木から気障な留守電が入っていた。
数日後、瑞子が出勤しようとすると、千絵の部屋の前に司がいた。千絵に部屋を開けてもらえないと言う司は、借金を入れた封筒を渡して欲しいと瑞子に頼む。だが、自分も開けてもらえないと、瑞子は千絵とケンカしたことを話した。その夜、出張から戻ってきた冴木を『BarAIR。』に誘い、千絵とのことを尋ねる瑞子。冴木は、千絵が男と別れて落ち込んでいる時に、一晩だけ一緒にいてくれないかと誘われて断らなかったことから、自分を恋人のように思いつづけていると言いだす。許しを乞う冴木だが、瑞子は受け付けない。すると冴木は一通の封筒を残して出て行った。中には、ドイツのメタノール関連の書類と、瑞子に届けたいと留守電に残していた美しい夜景の写真が・・・。
一方、瑞子のマンションには、史郎が来るが留守。ちょうど帰ってきた千絵を喫茶店に誘った史郎は、冴木のことを話し出す。史郎が見せたのは、第二販売部の早坂部長(堀部隆一)と娘の裕美子(西野妙子)、そして冴木の3ショット写真。冴木は、裕美子と婚約していたのだ。史郎は、瑞子にこのことを教えて欲しいと頼むが、千絵は「馬だから大丈夫」と取り合わない。すると史郎は、その時は瑞子がわざと馬だと答えたと言いだす。瑞子が以前、史郎に答えたのは猿だった。一番大切なのは、猿=友達。千絵は、瑞子を探して走り出した。『BarAIR。』にも行くのだが、一足違いで店を出ていた。森川歩(つんく♂)から、瑞子が一人ではなかったことを聞いた千絵は、さらに焦る。しかし、瑞子の姿はなかった。仕方なく、瑞子の部屋の前で帰りを待つ千絵。
その頃、瑞子はようやく追いついた冴木に抱きしめられ、自然にホテルへ。瑞子が眠りにつくと、冴木は彼女のバッグを探り出す。そして、メタノールに関する極秘書類を見つけ、取引先の会社名と担当者名をデジカメで撮っていた。

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第12話 第三章 彼女の嫌いな彼女「泣いて怒って最後に笑う…女が強い時代なのです」

あらすじ

 冴木行彦(柏原崇)は、川原瑞子(財前直見)が眠っている隙に、須崎本部長(山本圭)による特命企画書類を探し出し、デジカメに写し取ると、「先に帰ります」というメモを残してホテルを後にした。冴木の「裏の顔」を大友史郎(柳葉敏郎)から聞いた吉沢千絵はオフィスで瑞子を待ち受けていたが、出社した瑞子は須崎に呼び出される。なんと、須崎は、メタノール燃料の取引契約を、第1販売部の早坂部長(堀部隆一)に横取りされたのだ。
千絵は、やっと瑞子を捕まえ冴木が第1販売部のスパイだと言う。瑞子は、情報源を問い質すが、史郎が口止めしているため千絵は答えられない。
千絵に語った史郎の話はこうだった。冴木は早坂部長の娘・裕美子(西野妙子)と婚約している。冴木をヘッドハンティングしたのも早坂部長。つまり、冴木は早坂のスパイなのだと・・・。千絵は「昨晩、冴木さんに情報を盗まれたのでは?」と言う。当の冴木は、タイミングよく出張に出ていた。
その晩、千絵は瑞子の部屋に上がりこんだ。瑞子は、辞表を書いていた。気持ちを察した千絵は「私も辞めようかな」と口にする。すると瑞子は、冴木とはホテルで何もなかったことを話す。千絵の気持ちを考えると一歩踏み込めなかったのだ。話は多分、冴木が出世するだろうという話題へ。しかし、二人に冴木への怒りが込み上げて来る。何で、冴木が出世して自分たちが会社を辞めなければいけないのか? 利用だけされて、黙っているわけにはいかない。「リベンジだ!」。幸い、冴木は自分の正体が瑞子たちにバレたことを知らない。千絵は、まず、裕美子に冴木の正体をばらし、婚約破棄させてやろうと提案する。
裕美子を呼び出した瑞子と千絵は「冴木は遊び人で、あなたも出世に利用されている」と言い渡す。ところが裕美子の答えは「知ってます。ほかに女性がいることも、出世のための結婚なことも。でも彼が好きなんです。分かった上で結婚したいんです」と言う意外なもの。二人は裕美子に同情してしまった。
攻め手を変えて、2人の復讐作戦が始まった。瑞子は「須崎部長が新手のプロジェクトを考えている」と冴木に餌を撒き、「相談に乗ってもらいたい」と誘い出した。冴木はまんまと乗ってきた。瑞子は、須崎が契約相手の「社内乗り換え」を図るというガセネタをまことしやかに語った。千絵が連絡を待っていると電話が鳴る。相手は加納司(海東健)だ。電話を切ろうとする千絵を留め、司は来週から芝居が始まるので、自分の夢を見届けて欲しいと伝えた。
日が替わり、瑞子が須崎に呼ばれた。須崎は言った。「早坂がミスした。取引相手に二股かけたのだ。早坂も終わりだ」。その頃、冴木は早坂から引導を渡されていた。うなだれる冴木の前に瑞子と千絵が現れる。そして、2人の後には裕美子の姿も。3人を見て全てを理解した冴気は、裕美子に向かって「これで婚約破棄だ。良かったな」と吐き捨てる。しかし、裕美子は「婚約したのはあなたが好きだからよ」と愛を告白。冴木は「これだから女は分からない」と・・・千絵が冴木の頬をひっぱたいた。「訳分かんないから女なのよ」。瑞子も「人の気持ちってチェスの駒じゃない」。裕美子の想いを必死に伝える2人。すると、ようやく冴木は裕美子に深々と頭を下げた。
だが、これで事件が落着したわけではない。千絵は史郎に相談を持ちかける。瑞子と須崎部長の仕事の手助けをして欲しい、と。
数日後、瑞子は須崎から新しい仕事を頼まれた。別の会社からメタノールの件で声が掛かったのだ。瑞子は、お局もOLも部の女性陣を動員して仕事を開始した。翌朝、徹夜の仕事は完成した。
そんな夜、千絵は冴木の情報源と新しい仕事の仲介が史郎であることを瑞子に打ち明けた。瑞子は「あんたの恋はどこに転がるのよ」と切り返し、千絵に司の芝居のチケットを渡す。
千絵は司の芝居を見に行った。堂々たる芝居に、千絵は本当の別れを決意した。一方、瑞子も史郎との別れを決めた。瑞子は史郎の姿を物陰から見ながら電話をかけた。「愛してる。だけど前に進みたいから別れます」。その夜、2人の足は『BarAIR。』へ。偶然会った瑞子と千絵だが、顔は晴れやか。すると、マスターの森川歩(つんく♂)が、2人に特製カクテルを差し出した。名前はラブクォーシェント=恋愛偏差値。美味しそうに飲む二人に「だろ? だから恋愛はやめられない」と、森川。
その後、瑞子と千絵は、何でも言い合える仲に。そして『BarAIR。』には・・・今夜も恋に惑い悩む女性たちが集って・・・。

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引用元:番組公式サイト

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