ドラマ『ラブコンプレックス』の動画を全話無料で見れる配信アプリまとめ

  • 2024年9月6日
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2000年10月〜12月に放送されたドラマ『ラブコンプレックス』

この記事では、ドラマ『ラブコンプレックス』を無料で全話見ることができる動画配信アプリ・サービスを調査してまとめています。

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『ラブコンプレックス』はどんな作品?

この章では『ラブコンプレックス』について情報を整理してまとめています。

話数 全11話
放送年 2000年10月期
放送枠 フジテレビ系木曜22時
脚本 君塚良一
演出 澤田鎌作(フジテレビ)
水田成英(フジテレビ)
田島大輔(フジテレビ)
音楽 武部聡志
主題歌 反町隆史「Free」
キャスト 唐沢寿明
反町隆史
木村佳乃
りょう
小雪
西田尚美
伊東美咲

君塚良一 武部聡志 水田成英 澤田鎌作 田島大輔 りょう 伊東美咲 反町隆史 唐沢寿明 小雪 木村佳乃 西田尚美

主人公

名前(演) 竜崎ゴウ(唐沢寿明)
職業など 大阪支社で支社長をしていた男。極めて有能で、経営にも口を出せる頭脳派。
名前(演) 真行寺アユム(反町隆史)
職業など 二枚目の優しい男。ゴウの部下

あらすじ

パソコンの周辺機器の製造販売をする一部上場企業ワンダーエレクトロニクス。その本社ビルの最上階には、会社の最高意思決定機関、常務取締役会がある。ある日、二人の男が専務の松方健二郎(段田安則)に呼ばれその秘書室に配属される。竜崎ゴウ(唐沢寿明)は、大阪支社で支社長をしていた男。有能な秘書で、経営にも口を出せる頭脳派。彼が秘書室長に抜擢された。もう一人、真行寺アユム(反町隆史)は、二枚目の優しい男。東京営業所勤務で、ショールームの女の子たちを持ち前のマスクで仕切っていた。そんな二人が秘書室に配属された真の理由、それは・・・。

秘書室には、美人で優秀な女性秘書が七人いる。秘書のスペシャリストである彼女達は、実はそれぞれの理由で男嫌いだった。大企業の社長の娘で売れないコメディアンと同棲をしているシズク(木村佳乃)。結婚詐欺に遭い、男は悪魔、女が一番と唱える宗教にはまっているサダ(りょう)。異常なダイエットにはまり、夜はキャバクラで男から金を巻き上げているキイコ(小雪)。40代でお局といわれているが、実生活で20年の愛人生活にうんざりしているアミ(高橋ひとみ)。どこか別世界に生きているレズビアンのリリ(伊東美咲)。ほのぼのさで年寄りの人気者、その実、もっとも冷静な女ミン(一戸奈未) など筋金入りの男嫌いが集まっていた。一人ミヤビ(西田尚美)だけは、本当は男が好きだったがリリに言い寄られて拒否できない。
一方、男二人も裏には本当の顔があった。竜崎は真面目で知的に見えるが、仮面をはがせば、いい加減でアバウト,嘘つき。そして下半身がだらしなかった。真行寺も二枚目の外見とは裏腹に、いざとなると女性に近づけない。母親(江波杏子)コンプレックスから真剣に女性と交際したことがなかった。

秘書室では日夜様々な事件が起こる。竜崎と真行寺は、言うことを聞かない女性達と組み、その処理に追われるのだが、 徐々に二面性をもつ彼ら彼女らの裏の顔がバレて、事態は混沌としていく・・・。

引用元:公式サイト

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以下に各話のあらすじや主要動画配信アプリ・サービスでの配信状況をチェックできるリンクを載せておくので、こちらもチェックしてみてください。

『ラブコンプレックス』の各話あらすじ

第1話 最終回

あらすじ

コンピューター会社「ワンダーエロクトロニクス」のショールーム勤務の真行寺アユム(反町隆史)は本社に呼ばれ、松方専務(段田安則)から「秘書室に『潜入』せよ」と異動指示される。
秘書室にはシズク(木村佳乃)、サダ(りょう)、キイコ(小雪)、ミヤビ(西田尚美)、リリ(伊東美咲)、ミン(一戸奈未)、アミ(高橋ひとみ)というモデル並みの美女7人が在籍していた。
突然の異動に首をかしげるアユムが紹介されたのは、役員の信頼を一身に受けるエリートの新秘書室長竜崎ゴウ(唐沢寿明)だった。松方専務が続ける。
「役員会の経費900万円が消えた。秘書たちがやったとしか考えられない。君たち二人で犯人を探せ」
有能なサラリーマンか、ちゃらんぽらんか、全くつかみ所のないゴウをボスに、アユムは「秘書室潜入調査」を開始した。
まずは、「懇親会」である。だが、敵もさる者。しおらしく見せてはいるが、初日の親睦会を全員ですっぽかす。
ゴウとアユムは、翌朝から本格的に「一本釣り」調査を開始するが、秘書たちには、口に出せぬ“裏側”があるようである。
例えば、シズクには同居相手のコメディアン・ミノル(中川家礼二)がいる。部屋でつまらない芸を練習している。それを見つめるシズク。ほかの連中もひとり言を呟く者、薬を飲み続ける者、給湯室の壁を殴る者、何故か疲れている者・・・・。一癖どころか、異常な香りが漂う。かく言うアユムも、母音子(江波杏子)のなすがまま。
そんな折、副社長が愛人宅で倒れる。処理の仕方が分からないゴウらは、秘書に方法を尋ねるが、リーダー格のシズクは「やってもいいが、異動願いを提出しろ」と脅す。ゴウは条件を飲む振りを見せ、秘書たちに処理させるのだったが・・・・。

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第2話 女王様

あらすじ

役員予算使い込み犯人を捜し出すため、ワンダーエレクトロニクス社の秘書室長となったゴウ(唐沢寿明)とその部下アユム(反町隆史)は、最年少なのに秘書のリーダー格であるシズク(木村佳乃)を怪しいとにらんだ。「シズクと付き合って探れ。そして、やってしまえ。本当は俺がやりてーけど」と、すけべたらしく命じるゴウに、アユムはあ然とするのみだった。
だが、秘書室には冷ややかなムードが漂っていた。「秘書室から出て行くこと」を条件に、愛人宅で倒れた役員の処理を秘書たちに任せたにもかかわらず、ゴウが現れたからだ。ミン(一戸奈未)が、小声で「みんな怒っている」とゴウに耳打ちする。案の定、シズクは「卑怯者」とゴウを罵る。しかし「君の前では汚れでいい」とゴウは全く意に介する気配もない。
アユムの仕事は、情けなく厳しいものであった。この日は、専務の妻が突然コンサートに行きたいと言い出し、そのチケットを裏を介して入手するものだった。携帯電話でキイコ(小雪)に指示されながら、街を駆け巡る。
ゴウの命に従いアユムは、シズクと夜の食事の約束を取り付ける。ところがアユムが約束のレストランに行くと、4人の予約だという。なんとサダ(りょう)とキイコも来ていたのだ。3人は、アユムに「室長への要求」を突きつけてきた。「秘書業務を円滑に行いたいなら、私たちに従え」。ただ、彼女たちが一枚岩には見えなかった。サダは異常に食べまくるし、逆にキイコは食事にほとんど口をつけない。仲も良さそうではない。「あいつら3人が組んで・・・・」。アユムは推理を働かせる。
そんなころ、ゴウは、シズクのマンションの部屋に忍び込もうとしていた。ピッキングでドアを開けようとした時、中からドアが開く。慌てて、階下に住む酔っ払いを演じると、男が顔を出した。ミノル(中川家礼二)である。ゴウは、男嫌いを演じながら男と同居しているシズクに、さらなる不信感を抱いた。
レストランから出たサダは、とある新興宗教の教会に出向き呪文を唱えている。キイコは、食べたものを吐き出し、ダイエット薬を探す。シズクは、部屋に帰り、ミノルから、階下の男が訪ねてきたことを聞き、不審に思う。だが、彼らより異常な空間に身を置いたのは、家に帰ったアユムだった。ゴウがあつかましく勝手に上がり込み風呂に入っていたのだ。アユムの母・音子(江波杏子)は、上司とあって下にも置かない扱いである。二人は、シズクに男がいたこと、秘書たちに口出しするなと要求されたことなど情報を交換した。
翌日、ゴウは前にも増して傲慢に秘書たちに接する。「真行寺さんからお聞きではないですか」とねじ込むシズク。「口出しするなと聞いたよ」と素知らぬ顔のゴウ。だが、シズクたちに「ならば、お口は閉じてなさい」とすごまれたゴウは、アユムを呼び付け「女のくせにナマ言うんじゃねーよ」と言わせる。
アユムは、ミンから、シズクが秘書の中で悩み相談のカウンセラー的な役割を演じていることを聞き出した。ゴウは、アユムに「迷える会社員」を演じさせてシズクを会議室に誘い出し、「男嫌いが高じて男を酷い目に合わせているんじゃないか」と切り出す。「自分が有能だと思っている男を見ると腹が立つだけ」と切り返すシズク。が、ゴウもそれに「なら、同棲男は有能か」と畳み掛ける。冷静なシズクも感情的になりその場を逃げるように去って行った。
夜の接待になった。秘書たちは魚専門の和食屋を用意していたが、接待相手は魚嫌い。はめられたのだ。慌てるゴウとアユム。マニュアルが収められている棚も鍵がかかっている。絶対絶命か・・・・。ところが、デスクの上に「社長がよく行く店」の切り抜きが。秘書の誰かが「塩」を送ってきたのだ。
接待は滞りなく終了し、ゴウとアユムは「仲間」捜しを始めたが・・・・。

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第3話 裏切り

あらすじ

ワンダーエレクトロニクス社秘書室に横領犯を突き止めるために配属されたゴウ(唐沢寿明)とアユム(反町隆史)は、それなりに業務をこなしていた。
そんな時、アユムがコピー機に残されたメモを見つけた。“内通者”からだろうか。そこには「半年前、役員全員へ宛てて、男は間抜けなヒキガエル、と怪メールが届いた」と書いてある。半年前とは、丁度、横領が発生した時期と符合する。ゴウとアユムは「やはり復讐か・・・・・・」と推理を固める。
そこでゴウとアユムは、キイコ(小雪)を公園に呼び出し、取引を持ち掛けた。
「僕らの味方が分かったぞ。君らの裏切り者を教えるから、ヒキガエルを飼っている者を教えろ」
しばらく考えたキイコは「柊サダさん(りょう)が飼っているわ」と答えた。
ゴウは、「裏切り者はみんなの前で言う」と言い残し、アユムと走り去ってしまった。
逃げながらゴウが言う。
「サダが犯人だ」
「その推理、ちょっと無理がありませんか。それより、みんなの前で裏切り者を誰と言うんですか」と突っ込むアユム。「腕力のない奴!」あくまで何も考えていないゴウだった。
そんなころ、秘書課のシズク(木村佳乃)はミヤビ(西田尚美)に向かって話しかけた。
「リリ(伊東美咲)さんから相談を受けたの。あなたのこと愛しているのに、愛されていない気がして悩んでるって。あなた、男が好きなんじゃないですか?」
ミヤビは、鼻白んで「男は好きじゃない! みんなと一緒です」と大きな声で否定するのだった。
秘書室に戻って、取りあえず、何かしなければ、と、ゴウはアユムに芝居をさせる事にした。最年長秘書のアミ(高橋ひとみ)に、意味ありげな目配せひとつ。これで、秘書たちは、アミを疑い始めた。
役員たちは、CMタレントのオーディションに出席していた。担当としてアユムも同席である。女性モデルの時は熱心だった役員たちは、男性になると、とっとと帰ってしまい、アユムが選考を任されてしまった。そこへ登場したのが、シズクの同棲相手パンチライン・ミノル(中川家礼二)であった。ディレクターは「デブでバカそう」と言うが、アユムは「何か、可愛いじゃないですか」と採用してしまう。
アユムのコップにまた、メモが入っていた。「サダは神のしもべ」とある。ゴウは「俺の好みだから、俺が調べる」と調子がいい。メモの主は、またミヤビだったが、二人はとんと気づかない。
ゴウは、他部のOLを捕まえ、屋上のキス作戦で、サダの秘密を聞き出した。結婚詐欺に遭い、秘書課に移ったのだった。そう聞いた二人はサダを尾行する事にした。行き先は、商店街の奥にある小さな宗教団体だった。驚く二人。
シズクはシズクで、ミノルから自分の会社のCMに合格したと聞いて驚く。はしゃぐミノルに着いていけず、シズクは自室に引きこもるのだった。
アユムが出社すると、秘書課は大騒ぎになっていた。パソコンが火を噴いて高校生が怪我をしたのだ。

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第4話 ブサイク

あらすじ

サダ(りょう)を攻略したゴウ(唐沢寿明)は、「愛は無敵だ。君はシズク(木村佳乃)とキイコ(小雪)という二人の悪魔を退治すべきだ」とそそのかす。その上で、アユム(反町隆史)に、自分のようにシズクを攻略するように命じる。
だが、仕事も平常通り続けねばならない。左遷の情報をリークするように命じられたアユムは、左遷する本人に情報を話してしまうなど、なかなかのドジを踏む。また、CM撮影にも立ち会うことに。シズクと同棲しているパンチラインミノル(中川家礼二)が雷様役で登場している。みっともないくせに「高校時代からの彼女のために男になる」とはにかむミノルに、アユムは、つい「頑張れ」と声を掛けてしまう。
そんな折、ワンダーグループの副会長がやって来て、息子とシズクを付き合わせてくれ、と松方専務(段田安則)に申し出る。シズクはマニュアル仕事なので、専務の前では、平気で引き受けるが、それを種に、ゴウとアユムの共同戦線にヒビを入れることを思いつく。
「もし、真行寺アユムに辞表を書かせたら、デートを引き受ける」。シズクはゴウに取り引きを申し出たのだ。だが、ゴウはあっさりと受け、勝手に辞表を書いて松方専務に預けてしまう。アユムは怒り狂うものの、ゴウは「これも作戦のうちだ」と取り合わない。
それどころか、アユムが拒食症の秘書キイコに誘われてキイコのキャバクラに行くと、GPSで後を付け、アユムのおごりで遊ぶ始末だった。
大胆に遊ぶキイコを見て意見するアユムだったが、キイコは平然と「ふざける時間なのよ」と言い放つ。
そんなころ、シズクはミノルが寝ている横で、父親からのメールへ返事を打っている最中だった。「素敵な人はまだ現れません。パパと比べてしまいます。今度食事をするのが楽しみです」と、少女のようにほほ笑むのだった。
また、サダはアミ(高橋ひとみ)とミン(一戸奈未)に、シズクとキイコが悪魔だと伝えていた。キイコは痩せているのにキャバクラに勤めダイエットしている、これはおかしいというのだ。
実は、キイコは、入社試験の役員面接の時、「立派なふくらはぎしているね」と言われたことが、今も心の傷となって残っているのだった。
さて、シズクと副会長の息子とのデートの日になった。ゴウとアユムが副会長と息子を出迎える。ミンの言では「息子は、親の威を借りて放蕩を続けるハイエナ」であるとのこと。うんざりするアユムに仕事が回ってきた。ハイエナ息子のポルシェの運転手をしろというのだ。
二人がホテルで食事を取っている間、車で待っているアユム。遅いので迎えに行くと、ハイエナ息子に連れられシズクが部屋に入るところだった。シズクは「マニュアル通りだから大丈夫」と言ったつもりだったが、アユムには「ふざける時間よ」と聞こえてしまい、後先考えずに、シズクを引きずり出してしまった。「大変なことになるわ」とシズク。
案の定、ゴウとアユムは翌朝、松方専務に呼び付けられ、「辞表を書け」と怒鳴られてしまう。しかし、アユムの辞表はとっくに専務に渡っている。ゴウは自分の辞表を書く羽目になった。絶対絶命の二人。
だが、驚くことが起きた。キイコがハイエナ息子を誘って、キャバクラに連れていったのだ。キイコを気に入り、ご機嫌の息子。そこにゴウとアユムが現れて・・・・・・。

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第5話 ママゴン

あらすじ

ネクタイが気に入らないので変えろだなどと、わがままでごう慢なゴウ(唐沢寿明)に愛想が尽きたアユム(反町隆史)は、単独で横領犯を探すことにした。ゴウはパソコンが使えなかったのだが、アユムは、そこにアドバンテージがあると考えたのだ。アユムは早速、横領事件が発生した当日のデータを調べた。すると、リリ(伊東美咲)が一人で残業していたことが分かった。アユムはリリの尾行を始めた。役員の現金封筒をじっと見詰めるなど、確かに不審な行動をとる。アユムは自信を深めた。
一方、ゴウは給料アップをエサにミヤビ(西田尚美)を仲間に引き込んだ。ミヤビにしてみれば、憧れのアユムの側にいられるのが狙いであったが、ゴウはまた自分の魅力と勘違いしている。さらにアミ(高橋ひとみ)にも同様に粉をかけたが、「男はウンザリなんだよね。振り回されたし。男もお金も要らない」とあっさりと断られてしまった。
また、ゴウに取り込まれたサダ(りょう)は、秘書の結束を解体する作戦を着々と遂行していた。専務夫人の料理会で、シズク(木村佳乃)とキイコ(小雪)を名指しで「この二人は食べません」と指摘したりするのだった。
ゴウたちの攻勢にある程度の危機感を感じたシズクは、ゴウが女性社員を手当たり次第口説いているところを目撃。それを材料に、ゴウたちを陥れる作戦を考えることにした。
そんな中、アユムの母・音子(江波杏子)は、「お店」時代の客であった副社長を訪ね、シズクがアユムに言い寄っていると、抗議した。シズクは、死んだ母親の話を持ち出し、情に訴え音子の攻撃をかわそうとする。音子はいかにもほだされた様子を見せるのだったが、アユムには「あの女には気をつけろ」と諭すのだった。
アユムは、ミヤビにリリがレズビアンであることを聞くなどして、リリが真犯人であると狙い定めたが、普通の方法で摘発すると、ゴウに手柄を横取りされることは目に見えていた。音子は、「偉くなる男は上司を裏切るものだ」と決め付け、ゴウに嘘の犯人の名前を教え、新製品発表パーティーの席で大々的にパーフォーマンスさせて恥をかかせ、即座にアユムが真犯人を摘発して名を上げろ、と策を授ける。
まんまと引っ掛かったゴウはパーティーで壇上に上がり嘘の犯人の名を呼ぼうとした。しかし、ゴウもさるもの、指先はぐるりと動きリリを指す。「アユムの考えなぞはお見通しだ」と勝ち誇ったようなゴウ。だが、その時、新製品のプリンターから、続々と「セクハラ室長」というプリントが飛び出してきた。シズクたちが、ゴウにセクハラされた女性社員を取り込んでの仕業である。ところが、そんな騒ぎをひっくり返す事件が発生してしまったのだ。

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第6話 不倫の道

あらすじ

サダ(りょう)は、ますますゴウ(唐沢寿明)にのめり込み、出社の時も手をつないで会社に入ろうと言う始末。まるで本気じゃないゴウは、どことなく恐怖心が芽生えてくる。そんなシーンをシズク(木村佳乃)に目撃され、ゴウの表情は固まるのだった。
松方専務(段田安則)に呼び出されたゴウとアユム(反町隆史)は、「また250万円横領されたんだ。早く犯人を見つけろ」と糾弾された。犯人を言い当てるはずだったパーティーの真っ最中に、再び横領されたのだ。「クビを覚悟でやれ」。冷や汗をぬぐうゴウ。そんな姿を見て、シズクやキイコ(小雪)は、ゴウとアユムが秘書課にやって来た理由に思いを巡らすのだった。
そのキイコは、洗面所で倒れているところを、アユムに発見された。しかし、「ブスに興味を示すな」と言い放ち、アユムの手を払いのけるのだった。
ワンダーエレクトロニクス社では、年末年始キャンペーンについて案を出し合っていた。ゴウのアイデアから、秘書全員に和服を着せ、安上がりのキャンギャルを結成することになった。シズク、キイコ、アミ(高橋ひとみ)の3人は拒否。サダ、ミヤビ(西田尚美)、ミン(一戸奈未)は、それを承諾し、アユムは無理矢理に着替えさせられ、3人とポスター撮りへ向かうのだった。
さて、ゴウのもとへシズクが、役員を中傷する怪文書ファックスを持ってきた。数年前から届いていて、適宜処理していると言う。内容は、「松方専務が秘書と不倫」とある。ゴウは早速、松方に当たった。すると専務は「何が悪いんだよ」。アミと20年来の愛人関係で、去年、息子の高校進学を機に、別れたと言う。ゴウは、またまた、アイデアを思いついた。横領犯捜しに専務を囮に使うのだ。アミを誘い出し、秘書課の内実を探ろうという手だ。
しかし、アミもそこはお見通し。シズクらに相談し、デートを受ける振りをして、専務やゴウの手の内を読むことにした。
ホテルのレストランでのデートが始まった。まるで刑事の張り込みのように別室のモニターで監視するゴウとアユム。シズクたちは、戸外の車の中から双眼鏡などで観察を続けていた。互いに居心地の悪い松方とアミは、下らない話を続けるばかり。本筋になかなか入れず、とうとう、松方はゴウに、アミはシズクに、まるで遠隔操作のように会話の指示をあおぎ始める。しかし、一度では何も得られず、次の日も操り人形デートが続けられた。が、それを嫌がった中年の二人は、二人っきりでデートすることにした・・・

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第7話 壊れゆく

あらすじ

ミヤビ(西田尚美)もミン(一戸奈未)もシズク(木村佳乃)側に回ってしまい、秘書の仲間が、やや情緒不安定のサダ(りょう)だけになってしまい、八方塞がりとなってしまったゴウ(唐沢寿明)は、シズク攻略に狙いを定めた。ゴウはアユム(反町隆史)を連れ、人気の出始めたパンチライン・ミノル(中川家礼二)のあとをつけ始めた。もちろん、向かうはシズクのマンションである。その窓からシズクが顔を出す。驚くアユム。「同棲相手はシズクだったのか・・・・・」
二人は時を変え、ミノルだけがいるところに乗り込んで、新製品が売れないのはCMに出ている君のせいだ、と難癖をつけ、ミノルを問い詰めた。「荒瀬シズクのことが聞きたい」
ミノルによると、2年前、酔っ払いに殴られ気絶しているところをシズクに助けられ、ボコボコになった醜いミノルの姿にシズクが惚れ込み、同棲していると言う。まるでペットでしかない、と自嘲するミノルだった。
翌日、ゴウは、私生活を暴露すると脅しながら、シズクに横領犯捜しを手伝えと説得する。シズクは、秘書仲間のため断るが、ゴウは、壊れたコップから目を離せないシズクの異常な様子を見逃さなかった。
一方、ゴウに対する思い込みがますます高じているサダは、アユムに「結婚するつもり。室長がしようって言ったの」と言う。もはや妄想状態である。もちろんゴウが言う訳はない。
さて、ワンダーエレクトロニクス社主催のゴルフコンペが行われる前日の夜。松方専務(段田安則)からシズクへ連絡が入った。「雨らしいから、いつものイベントを用意してくれ」。シズクは、みんなに連絡します、と言いながら、ゴウ、アユム、サダには連絡を取らなかった。
翌朝、ゴウとアユムはゴルフ場で松方専務からの「早く来い」という連絡を受ける。イベントは社内で開かれるギャンブル大会に変更になっていたのだ。「シズクだ・・・・・」。ゴウは怒りに燃えた。
策を練ろうとバカラ室から外へ出たゴウは初老の招待客に丁寧に挨拶される。無視するゴウ。不思議に思ったアユムが調べると、その男は代議士であった。当のゴウは、秘書室から漏れてくる、シズクとその父親らしい相手との電話の会話を聞き、部屋に飛び込み、怒りを露わにする。しかし、あっさりとシズクにいなされてしまう。
バカラの表彰式の司会を頼まれたパンチライン・ミノルがやって来た。表彰式が始まる。ゴウはアユムを介して松方専務にメモを渡した。「へー、そうなの。君、荒瀬君と結婚するの!?おめでとう」。ゴウの報復であった。固まるシズク。
ゴウはもう一つ難題を抱えていた。サダである。ゴウは結局ここでもアユムを使う。件のスイートルームにアユムを連れていって、結婚なんかしないと言わせる魂胆だ。訳の分からない会話を続けるうち、サダが花瓶を振りかぶってゴウを襲おうとした。その時、パニックに陥ったのはアユムだった。子供のころ音子にバットで仕置きされた時のことがフラッシュバックしたのだった。
ともかく、ゴウはシズクを落とすべく、愛する父親の調査を続けた。

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第8話 愛シテル

あらすじ

ゴウ(唐沢寿明)は、出勤途中の私鉄駅でミン(一戸奈未)と一緒になった。と、そのしばらく後、シズク(木村佳乃)のことを考えながら朝食をとっているところを音子(江波杏子)の厳しい目に見抜かれていたアユム(反町隆史)は、駅事務所にいるゴウから呼び出しを食らった。行けば、何とゴウがミンに痴漢を働いたという。ゴウは自分じゃないと言い張るが、日ごろの行状から誰も信用しない。そこに目撃者が現われ、どうにか解放されたものの、ゴウは腹の虫が収まらない。ミンとアユムを連れ、真犯人を探したところ、その男は、今度は高校生の後を追っていた。アユムとゴウが男をねじ伏せ警察に突き出す。「表彰状ものだな」。単純に喜ぶゴウだった。
その日、ワンダーエレクトロニクス社の松方社長(戸沢佑介)は、そわそわと社長室の中を歩きまわっていた。経済人として最も名誉な「日経協名誉顧問」に推薦される日なのだ。内定はしているのだが、心配でならない。ゴウは自分の祝電を社長に読み聞かせるなど、相変わらずのお調子者ぶりを発揮している。
秘書たちは、自分たちだけが横領容疑者として探られることを業腹に思い、ゴウとアユムが何者であるか探ろうと計画する。サダ(りょう)とミヤビ(西田尚美)の証言からアユムが母親コンプレックスの持ち主であるとにらみ、まずアユムを的にすることにした。
そんなことも知らず、アユムはキイコ(小雪)に、「シズクが父親の死を受け入れていない。友達として相談に乗ってやってくれ」と懇願するのだった。
そんな折、警察から「社員を痴漢で逮捕した」と連絡が入った。なんと、ゴウたちが朝捕まえた男はワンダー社の社員だったのだ。もし、このことが日経協に漏れたら、社長の名誉顧問の推薦はない。ゴウとアユムは、早速ミンをはじめとする秘書たちに口止めを徹底することになった。
ミンは、口止めに対し交換条件を持ち出してきた。アユムの母親のことを教えろ、と言うのだ。アユムは「おめーらに関係ない」と突っぱねたが、ミンはゴルフクラブを振りかぶってきた。アユムは突然怯え始める。ミンは「やっぱりね」と納得するのだった。
また、キイコやシズクは、今度ばかりは会社のために働かない、と確認する。
とうとう警察から痴漢逮捕に協力したことでゴウとアユムを表彰したいとワンダー社に連絡が来た。2人は、このままでは、社長の名誉顧問就任はないとして、ミンに、「痴漢はなかったことにしてくれ」と頼むことにした。
ゴウたちと秘書たちは、ミンに対し互いに好条件を提示して、痴漢事件の揉み消しとその申し出の黙殺を要求する。が、ミンはその途中トイレに身を隠し「くっだらない」とタバコをふかすのだった。
ミンはその夜、コンビニで万引きし、帰宅後は「株で損をした」と舌を出す。また、リリ(伊東美咲)は自分を裏切った恨みでミヤビをノックアウトする。淀んだ闇の空気が漂う秘書たちの生活が垣間見える。
その頃、ゴウはシズクを屋上に呼び出し、痴漢事件の揉み消しの直談判をする。

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第9話 第二部

あらすじ

松方社長(戸沢佑介)が日経協の名誉顧問になったことをきっかけに、ワンダーエレクトロニクス社に不穏な動きが現れ始めた。和歌山副社長(石山雄大)ら役員たちが、謀反を企んでいるのだ。ゴウ(唐沢寿明)は、和歌山たちからそれを打ち明けられ、協力することを誓った、だが、すぐ、その足で、松方専務(段田安則)のもとへ向かい、造反計画の存在をご注進するのだった。
しかし、ゴウは本気で松方親子側に付いたわけではなかった。まるで黒澤の「用心棒」のごとく、松方、役員両陣営に互いの情報を漏らして不安を煽り、その権力闘争の構図の中で、次第にイニシアチブを取り始めるのだった。その姿はまさにコウモリのように狡猾であった。
そのころ、アユム(反町隆史)は、キイコ(小雪)とともに、シズク(木村佳乃)のマンションにいた。シズクは父が死んでいることを受け入れたものの、そのショックで寝込んでいた。アユムは心配げにシズクを慮る視線を送るが、キイコに「誰も他人の気持ちには入れないのよ」と一喝され、萎縮する。
だが、秘書たちが全員、繊細で上品で潔癖か、というとそうではなかった。お歳暮のシーズンとあって、秘書室にはデパートの外商係員が訪れる。デパート選びの決定権は秘書たちにある。店員はもちろん手土産持参。「去年はもっといい物だったわね」「今から戻そうか」。公然と袖の下を要求するのであった。
サダ(りょう)とミヤビ(西田尚美)は、コンピューターを使ってゴウの身辺調査を行っていた。どんなデータバンクにも載っていないゴウ。サダとミヤビは顔を見合わせるが・・・・。
ゴウの楽しそうな「企業内遊泳」は、激しさを増していた。副社長たちの持ち株数を聞き出し、それを松方親子側に漏らす。また、相手側に知られていると、副社長側に漏らし、専務のスキャンダルで対抗しようと入れ知恵する。はたまた、「盗聴器が仕掛けられている」「命まで狙われている」・・・・その度に右往左往する権力者たち。「楽しいなぁ」とゴウ、一人で御満悦である。
そのころ、サダは、ゴウの秘密を解く鍵を一つ手に入れていた。日本中の企業を検索し、ゴウが12の会社に勤めていたことを突き止めたのだ。それらの会社は、すべて潰れていた・・・・。

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第10話 メリークリスマス

あらすじ

間もなくクリスマスというのに、シズク(木村佳乃)とキイコ(小雪)は、二人で死ぬ決心を固めた。それを知ったアユム(反町隆史)は、どうにかして心中を食い止めようと心を砕く。サダ(りょう)は、それより、ゴウ(唐沢寿明)の正体を突き止めようと提案する。
そんな中、ゴウは松方専務(段田安則)一族と和歌山副社長(石山雄大)派の次期社長争奪戦を楽しそうに操り、ついにその争いに終止符を打つべく動き始めていた。松方親子追放をもくろむ副社長らに社外の株を集めるよう指示する一方、松方専務には副社長らが社長解任に動いていることを伝え、その前に臨時役員会議を開き、社長に就任するよう指示する。松方専務側も副社長側も見事に掌握したゴウ。しかし、彼の目的は会社を乗っ取ることではなかった。彼は本来の目的を達成するため動き始めた。
秘書の間を飛びまわり、心の奥の傷を暴いては、弄んぶゴウ。シズクには「お父さん、いることにしてもいいんじゃない」。キイコには「太ったんじゃないかなダイエットした方がいいよ」。アユムにも「親を捨てていいのかな」。リリ(伊東美咲)には「ミヤビを取り戻すためには強硬手段でしょ」。さらにミヤビ(西田尚美)には「君は愛してくれた人を傷付けたでしょう」・・・。秘書たちの心は徐々に崩壊していきはじめた。
そしていよいよ臨時役員会議が始まった・・・

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第11話 終わりの始まり

あらすじ

販売したパソコンすべてがウィルス感染し、ワンダーエレクトロニクス社は一大事に陥った。調べてみると、社内の技術者が、同梱のソフトにウィルスを忍ばせたのだったが、その理由が「耳元でメリークリスマスという声が聞こえてきたから」だと言う。ゴウの仕業だ。ワ社には裁判が起こされ、グループの監査が入り、マスコミが押し寄せ、役員はすべて逃げ出した。が、ゴウ(唐沢寿明)だけは、ブレアウィッチ・プロジェクト風にビデオを回し、チャーシュー麺を注文し、どこ吹く風で、遊んでいる。しかも、グループ会長に取り入り、秘書登用の約束を取り付ける。しかも、アユム(反町隆史)に「君は優秀だ。使ってやる。一緒に来い」とまで言う。もう、ゴウが信じられないアユムは許す気にもならない。
そんな折、横領犯も明らかになった。
またアユムは、未だに父の面影から逃げられないシズク(木村佳乃)を自宅にかくまった。音子(江波杏子)は気もそぞろである。キイコ(小雪)は相変わらず薬漬けで、アユムを拒否する。ミヤビ(西田尚美)もリリ(伊東美咲)も追い詰められていく。アミ(高橋ひとみ)は、テレビで松方専務(段田安則)の不倫をぶちまける。みんな、ますます、のっぴきならない地獄へ向かっていくようである。アユムも音子を問い詰めるうち、音子が、夫への憎しみからアユムに暴力を振るったことを知る。アユムは、ゴウと対決することを決心した。
会社に乗り込むアユム。待ち受けるゴウ。社内を転がりまわりながら二人は殴り合いを続ける。

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引用元:公式サイト

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