ドラマ『リップスティック』の動画を全話無料で見れる配信アプリまとめ

  • 2024年7月2日
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1999年4月〜6月に放送されたドラマ『リップスティック』

この記事では、ドラマ『リップスティック』を無料で全話見ることができる動画配信アプリ・サービスを調査してまとめています。

残念ながら無料期間はありませんが、ドラマ『リップスティック』は、FODプレミアムで全話が見放題配信されています。

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※この配信状況は2024年7月時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性もあるので現在の配信状況については各VODアプリ・サービス内もご確認ください。

ドラマ『リップスティック』はどんな作品?

話数 全12話
放送年 1999年4月期
放送枠 フジテレビ系 月曜日21時
脚本 野島伸司
演出 澤田鎌作
永山耕三
中江功
音楽 吉俣良
神津裕之
主題歌 レベッカ「フレンズ」
キャスト 三上博史
広末涼子
いしだ壱成
中村愛美
伊藤歩
池脇千鶴
真柄佳奈子
窪塚洋介
田中美奈子
麻生祐未

中江功 吉俣良 永山耕三 澤田鎌作 神津裕之 野島伸司 いしだ壱成 三上博史 中村愛美 伊藤歩 広末涼子 池脇千鶴 田中美奈子 真柄佳奈子 窪塚洋介 麻生祐未

主人公

名前(演) 有明(三上博史)
年齢 32歳
職業など 鑑別所教官
名前(演) 早川藍(広末涼子)
年齢 18歳
職業など 鑑別所収容生

あらすじ

 ~純粋な心と心が出会う小さな恋の物語~

好きな画家の道をあきらめた有明 (三上博史)が鑑別所職員として赴任した先は少年鑑別所。そこで出会う心に傷を負った少女 早川藍(広末涼子)。他人や自分と闘い、それでも折れた翼で飛ぼうとする少女の魂の叫びが男の心をゆさぶる。そこに希望と理想に燃えた葛西孝生(いしだ壱成)が配属されてくる。男たちの対立する思想、そして少女との許されざる禁断の恋。
舞台は連続ドラマ初の“少年鑑別所”。それぞれに心の傷を負い反抗や自閉といった形でしか生を実感できない少女たち。彼女たちを支えながら日々葛藤する鑑別所の職員たち。その中でもひときわ痛々しく、傷ついた翼で飛ぼうとする藍の魂の叫びは有明の心に強く刻まれる。閉ざされた世界で魅かれ合う2つの魂。それは決して許されるはずのない状況での恋だった。

引用元:番組公式サイト

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また、時期によっては他のアプリ・サービスで配信されることもあります。

以下に各話のあらすじや主要動画配信アプリ・サービスでの配信状況をチェックできるリンクを載せておくので、こちらもチェックしてみてください。

『リップスティック』の各話あらすじ

第1話 名もなき恋人へ

あらすじ

 有明(三上博史)が、バスに乗ろうとすると、一人の少女が駆け込んできた。有明にぶつかり、有明は持っていたスケッチブックを落としてしまう。ややムッ!とする有明だが、スケッチブックに落ちた血痕に気づき、「けが?」と少女が気になる。少女はそのまま後ろの席にいってしまい、有明も気を取り直し、バスの揺れに身を任せた。
数日後、その少女が東京第二少年鑑別所の一室にいた。少女は早川藍(広末涼子)。傷害事件を起こし、少年審判が行われるまで、この鑑別所に収容されることになったのだ。
鑑別所には、心に傷を負い、反抗や自閉でしか、自分を表現できず、犯罪に走ってしまった少年、少女たちが集まっていた。
藍も収容されてから一切口を開こうとせず、出される食事も口にしようとはしなかった。
少女たちが運動の最中もめ事を起こした。わいわい騒ぐ少女たち。止めに入る職員たち。その隙を見つけ藍が出口に向け走り出した。「シュウ!」と叫びながら懸命に走る藍。出入り口が見えたとき、ちょうど入ってきたのが有明だった。有明に取り押さえられる藍。暴れる藍を見て有明は「君は、あの時の……」と、数日前、バスで会った少女を思い出した。
藍の少年審判が行われるまで、同室人として寝起きを共にすることになったのは、訳ありそうな安奈(中村愛美)、女番長然とした恵理子(伊藤歩)、お行儀よく審判の日を待つ真白(池脇千鶴)、自閉症的で、皆からポッポと呼ばれる小鳩(真柄佳奈子)。
鑑別所には、少年たちも収容されていた。
少女と少年の収容者が、廊下ですれ違った時、安奈は、少年収容者の紘毅(窪塚洋介)からサインを送られる。
その夜、安奈が手首を切り自殺を図った。少年の部屋では、救急車のサイレンを聞きながら紘毅が、薄笑いを浮かべていた。
安奈は援助交際と称する売春をして収容された。それも恋人にそそのかされてのことだった。「馬鹿な男にだまされたんだ」と新任職員の孝生(いしだ壱成)は憤るが、そそのかしたのは、IQ170、スポーツ万能の紘毅だった。
藍は反抗的な態度を続けていた。食事の時間、女子職員の雪乃(田中美奈子)が、「食べなさい」と強要しようとすると、いきなり飛びかかった。側にいた有明らに、藍は雪乃から引き離されるが「今すぐ出なければ、シュウが死んでしまう」、「私がだめなら、だれか代わりに行って」という藍の叫びが、有明の耳に残った。
有明は、死んだ兄の婚約者千尋(麻生祐未)に思いを寄せていた。フルート奏者の千尋のコンサートが終わった夜、有明は思い切って千尋に思いを打ち明けるが、千尋は有明の気持ちには応えてはくれず、有明を残し去っていった。
そのころ、雪乃は鑑別所の図書室で、紘毅に怪しく迫られ、孝生も、自殺を図り手当を受けた安奈に病院で「抱いてもいい」と言われどぎまぎ。藍は、調査官の髪に火をつけ暴れていた。
千尋に受け入れてもらえなかった有明。気持ちは重苦しいが、千尋と別れた後、藍のアパートに規則違反であるのを承知で向かった。「シュウが!。行かないと死んじゃうんだ」という藍の言葉が気になっていたためだった。

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第2話 第2ボタンの純情

あらすじ

 藍(広末涼子)は、有明(三上博史)が、規則を破り、飼っていた猫のシュウに、エサをやりにアパートに行ってくれていることがうれしく、閉ざした心を、開きかけていた。
「いい子にする」と、約束した藍は、女性調査官、亜希子(吉本多香美)の質問にも素直に応じ、亜希子も驚く。
藍が話すには、暴行事件の引き金は、信頼していた友達に裏切られたことだという。その友達にバイトの金を盗まれ、頭にきて、一緒にいた恋人ともども大けがをさせたという。つい大声になってしまう藍だが、自分のことを話すになってくれた藍に、有明は少しホッとするのだった。
藍が亜希子の調査を終え、寝起きする集団室に戻ると、同部屋の恵理子(伊藤歩)や安奈(中村愛美)、真白(池脇千鶴)、小鳩(真柄佳奈子)らは、恵理子の恋人のことを話していた。恵理子が何度、手紙を書いても返事がないという。心配そうな恵理子だが、カラ元気を出していた。そんな話をした翌日、恵理子が属していた悪グループの3人が、収容されてきた。気軽に挨拶をかわそうとする恵理子だが、3人は「お前がウリやがった」など、険悪な表情で答えるのだった。
有明の制服の緩んでいたボタンがとれてしまった。それを拾い大切に持っていたのは藍だった。亜希子に代わって有明が藍の聞き取りを行うことになった。キスの経験、性病の有無、セックスの経験などなど、有明は事務的に質問するが、そのぎごちなさが、藍には、特別なものを感じさせた。
シャワールームで、恵理子が元仲間の3人に、袋だたきにあって大けがをした。またやられるかもしれない恵理子。しかし、恵理子は鑑別所の教官たちに話そうとはしなかった。
紘毅(窪塚洋介)は、ベテラン教官雪乃(田中美奈子)を、どぎまぎさせるほどの不思議な力を持っていた。紘毅の同室者の少年が大けがをした。それも紘毅のやったことと思われたが、紘毅は、「僕は暴力がきらいです」ときっぱり。雪乃は、けがをした少年が、殺人を犯し入所、自暴自棄になって仕返しに事件を起こすと心配するが、戻ってきた少年は紘毅に恭順の態度をとり、雪乃を驚かす。
新任の教官孝生(いしだ壱成)は、誘惑してきた安奈のことを気にしていた。自分も悪だったので、共感してくれたのかもしれないと考えるが、鑑別所の入所期間は一カ月、収容される少年、少女たちと特別な感情を持つなんて、事実上ないことだった。先輩として有明は、孝生に注意を促す。
痛がる恵理子に藍は深夜、腫れあがった腰に濡れタオルを置いてやった。その優しさに、恵理子は藍に心を開き、真剣に心配してくれた彼氏のこと、そして悪グループから抜けるため、警察にいろいろ話したことを話すのだった。
食堂で、恵理子を囲み悪グループが再び殴りかかった。身も心もずたずたにされる恵理子。そんな恵理子の姿をみて、藍は我慢ならなくなった。
その夜、藍は見回りの有明の制服にボタンが、ちゃんとついていることに気づいた。千尋(麻生祐未)が、つけてくれたのだった。「だれにつけてもらったの。恋人?」。有明のそばに、別の女性の存在を感じ取った藍は、有明に質問するうち、「やっぱり(自分は)一人なんだ」とだんだん悲しくなってきた。
そして翌日、藍は恵理子に復讐するために入所してきた悪3人に大けがをさせる「事件」を起こした。

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第3話 私の心を当てて

あらすじ

 「あんたもおんなじだ。わたしを……一人にする」。有明(三上博史)は、藍(広末涼子)の言葉や態度を何度も思い出し、藍の心を掴もうと努力していた。そんな有明が、体操する少女たちに立ち会っていると、藍の視線に気づいた。しかし、見ていることを気づかれないようにする藍。有明が「クスッ」と笑うと、藍はご機嫌を直したようだった。
そのとき別室で真白(池脇千鶴)が面会に来た、母の由美と会っていた。
鑑別所の少年、少女たちにとって、面会はうれしくもあり、厳しい外の世界を知らされる機会でもあった。
由美は少々自堕落な女性で小さなバーを開いていた。久々に向き合った二人は、真白が母を気遣うばかりで、どちらが親だかわからない。真白は、この母のため、早く鑑別所を出たかった。お行儀良くしているのもそのためだった。
真白は、母が再婚した男、自分にとつては義父が、母に乱暴し、しばしば金を持ち出してバクチにつぎ込んでしまうことから、義父を階段から突き落とし、大けがをさせたのだった。それも母を守るためだった。
集団室に戻ってきたは真白は、その夜そっと藍に打ち明けた。「本当の父を訪ねたら、とっても幸せそうだった。その時思ったんだ。お母さんは私が、幸せにするって」。藍も真白の話しに心を打たれた。
有明は、兄が途中まで描いた千尋(麻生祐未)の絵を仕上げようと、意を決し千尋に申し出た。千尋もまだ、愛した有明の兄を引きずっていた。その思いを断ち切ろうと、有明の申し出を千尋は受け入れるのだった。
翌日、有明は調査室に藍を呼んだ。有明がバスで出会ったことを話すと、藍も覚えていた。話しているうち、どうやら藍もまた有明にうち解けてきた。
紘毅(窪塚洋介)は、計り知れない恐ろしさを持ち、それを隠そうともしない。新米教官孝生(いしだ壱成)は、紘毅のために援助交際という売春をした安奈(中村愛美)が信じられず、紘毅を追及しようとするが、簡単にあしらわれてしまう。
ところが、雪乃(田中美奈子)が「三池安奈には指一本触れていない」と有明の分析を告げると、紘毅は顔色を変えた。「だれだ、わかったようなことを言っている奴は」。紘毅は、初めて心の中を他人に、のぞかれた思いから興奮するのだった。紘毅の心にも人に話せない屈折があった。
藍が少女たちと腕相撲して遊んでいると、父、早川丈志が面会に来た。会いたくない藍。だが有明が同席するというので、嫌々父に会った藍。その藍に、父は「何が不満で!」と責めるばかり。ついには平手打ちする父。有明は、家族についての質問にも答えない藍に、藍の心の障害は、家族との関係にあるのではないか、と考えるのだった。
その藍に有明は「私の一番したいことを当てたら、何でも話す」と難題を出され悩むことになる。
有明は藍の一番したいことがわからなかった。有明が千尋に相談すると、千尋は「その年ごろの女の子だと、したい事と、して貰いたいことが一諸だったりするの」とアドバイス。そこで有明は……。

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第4話 窓ごしに告げた愛

あらすじ

 藍(広末涼子)は、所長の田所(宇梶剛士)や雪乃(田中美奈子)らの聞き取り調査を受けるが、口を開こうとしなかった。
寝坊した有明(三上博史)が調査室に駆け込んでくると、ふくれ顔をつくってみせる藍だったが、有明の口元についたパンのかすをつまみ、そのまま自分の口へ。藍の顔に晴れ晴れしさが広がった。
中学生の小鳩(真柄佳奈子)も、口を利こうとせず、教官たちは手を焼いていた。その小鳩の担当に、新米教官の孝生(いしだ壱成)がなった。
有明、亜希子(吉本多香美)、孝生の三人が、小鳩について話しながら、居酒屋で一杯やっていると、隣り合わせたサラリーマンのグループといさかいになった。
普段「僕は元不良で……」と言っていた孝生だが、サラリーマンらにされるがままに殴られ「やめてくれ」と、哀願調になる。有明は離れた場所で、しばらくじっと見ていた。サラリーマンの一人が角材を手にしたのをきっかけに、有明は止めに入り、ようやく騒ぎは収まった。有明は、素のままの孝生を知り、鑑別所の少年たちと接して欲しかったため、初め手を出さなかったのだ。上司に小鳩の担当として孝生を推薦したのも有明だった。
翌朝、鑑別所のグラウンドに、獲物を探すような紘毅(窪塚洋介)の目があった。「安奈には指一本触れていない」と雪乃に言ったのは誰だ。紘毅は監視の教官たちを一人一人見定めていた。
藍に対する有明の調査はなかなか進まなかった。「家のことを話してくれる約束だよ」と有明が持ち掛けると、藍は「聞くなら自分から話して」といたずらっぽく話す。仕方なく、有明が両親のこと、死んだ兄のことを話すと、藍は兄の婚約者、千尋(麻生祐未)のことを突っ込で聞いてきた。「羨ましかった?」「好きだったでしょ?」「お兄さんが死んだときうれしかった?」。
確かに有明は兄にコンプレックスがあった。藍の問いには突き刺さる痛さがあり、有明は「君は残酷なことを聞くね」と答えるのがやっとだった。
その夜、有明は千尋に会い、藍の事を話してみた。「彼女は僕が苦しむのを見たいんですよ」という有明に「自分も苦しんでいるからでしょう」と千尋。その言葉は有明も納得できるのだった。
そんなことがあり、再び藍と相対した有明は、藍を少し突き離すような話をした。 「話を聞くのは、君だけじゃない」と言う有明に「あたしは、他のと同じ? 一山いくらのバナナ。あたしはみんなと違うと思う」と藍。
小鳩を担当する孝生もなかなか苦労していた。ある時、孝生は、決して小鳩を、強制せず、自分自身を語ることにした。淡々と孝生は話すが、孝生にとっては辛い告白だった。孝生は、話すうち、自然と涙がこぼれてきた。そんな孝生に小鳩は、やっと調査に応じる姿勢を見せるのだった。

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第5話 青のプラトニック

あらすじ

 「ここにいるだけでいいから、恋人でいたい」。藍(広末涼子)は、自分の申し出を有明(三上博史)が、快く受け入れてくれたことがうれしかった。
有明の顔をちらっと見ただけで、ドキッ!と凍り付き、蟻を見て、優しい気持ちになったり・・・。
明日は藍の誕生日。藍は有明に「フルコースのデートに連れて行って欲しい」と言う。しかし、鑑別所から出られるはずもなく、有明が怪訝に思うと藍は、出かけるのは有明だけ、自分は鑑別所にいて、何をしているか想像するという。
自分が弱い人間であると自覚、一回り大きくなった孝生(いしだ壱成)は、安奈(中村愛美)を、紘毅(窪塚洋介)の呪縛から解こうと必死。しかし雪乃(田中美奈子)らは、どこまで新任の孝生にできるか、やや冷ややか。紘毅は同室の少年たちを指図して、またまた事件を起こし、ますます不気味さを増していくのだった。
有明は藍と話した通り、映画に行き、遊園地で遊び、夕日の浜辺を散歩、そして最後にちょっと高級なレストランに入って食事をした。その間、藍は鑑別所で、有明の行動を一日中、頭の中で想像していた。別々の空間にいる藍と有明だが、藍には、有明の行動が手に取るように分かるのだった。
夕食の時間、夢うつつの藍に、恵理子(伊藤歩)が気づき、尋ねると「誕生日」と藍。恵理子が、「ハッピー・バースデー」と歌い出すと、藍が突然、痙攣を起こし、苦しみだした。りんごを食べて間もなくの異変。藍の部屋の鏡にリンゴの絵。りんごと藍との間になにか関係があるのだろうか。
藍が苦しんでいるとき、有明は藍の元恋人、吉岡篤(堀真樹)と偶然出会い、藍について話していた。話を聞くうちに有明は、藍が少し分かりかけてくる。
千尋(麻生祐未)が、死んでしまった婚約者である有明の兄が描き始め、有明が仕上げた(自分の)絵を画商に見せた。千尋は、有明の気持ちが伝わってくるようで、大層気に入った出来栄えだったが、画商は「ただ美しいだけ、絶望的に足りないものがある」と酷評する。その評価を聞き、有明は憤ることなく、突然笑い出した。絶望的に足りないものに、有明は藍のおかげで、気づいたからだった。
鑑別所に戻った有明は、さっそく単独室で伏せる藍を見舞った。ことごとく藍は、有明の行動を言い当てた。それは藍の豊かな想像力のせいなのか、二人の心がつながったいるせいなのか。有明と藍に、また何かが始まりかけていた。

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第6話 私だけのあなた

あらすじ

 藍(広末涼子)は、暴行事件の現場検証に、立ち会うことになった。
手錠をかけられ、じろじろ見られ「人権侵害だ」とプッとふくれる藍だったが、有明(三上博史)も、一諸だと聞いたとたん、機嫌を直し「なにかデートみたい」とウキウキ。藍にとって有明は特別な存在になっていた。
孝生(いしだ壱成)は、安奈(中村愛美)を、紘毅(窪塚洋介)からの呪縛から解き放し、更正させたいという決意を一層強めていた。君が裸になったとき「抱いてと言うより、助けて」と心に感じたという孝生に、安奈はバカにした態度を取るのだが……。一方、紘毅は雪乃(田中美奈子)から、孝生の強い決意を聞かされると「猿に何ができる」と、不適な笑いを浮かべるが、安奈は次第に変化していく。
藍の現場検証はたんたんと進んだ。案の定、周囲からじろじろ見られる藍だが、気にする風もない。その現場検証の合間、有明は、無理矢理、藍から千尋(麻生祐未)の名前を聞き出されてしまう。「きれい?」「私とどっち」など、あどけない藍の矢継ぎ早の質問。有明はややうんざり気味だが、自分に想像力の不足を教えてくれた藍だけに、有明は、そんな質問も、どこか楽しく感じるのだった。
現場検証が無事終わり、有明は帰りがけに、画材店に寄った。そこで、自分の描いた千尋の絵を酷評した小泉(夏八木勲)に出会い、誘われるまま小泉の画廊へ。そこで、有明は小泉から、兄の死の真相を聞かされる。小泉は、兄は才能が枯渇したことを自覚、苦しみ、それに耐えきれなくなり自殺したという。有明が、小泉から話を聞いているとき、たまたま千尋も画廊にもう一度、有明の絵を見て貰おうと来て、その話を聞いてしまった。死の真相は千尋も知らなかった。大きなショックを受けた千尋は、いたたまれず、ひとり走り去っていった。
鑑別所の集団室では、この夜たまたま、ボーイフレンドの話になった。秘めた思いを話す真白(池脇千鶴)。裁縫が得意で彼の部屋のカーテン作ったと笑いをとる恵理子(伊藤歩)。その恵理子が「エンコーを勧める男なんて」と紘毅を軽蔑するように言うと、「相手に求められたらなんでもするのが愛」と平然と安奈。真白は「私はそう思わない。安奈はママゴトに見える」とズバリと言い、話はいつになく熱を帯び、真剣に。そんなやりとりを、藍は、黙って聞いているだけだった。
翌日、調査室で面と向かった藍と有明。兄の死の真相を知り、千尋のショックを思いやった心労が、有明の表情にでていた。「何かあった」と藍に聞かれるまま、有明は昨日の出来事を話した。「兄さんは、彼女の愛を踏みにじり、楽な方法を選択した」と、自分なりの結論を話す有明に、藍は千尋が好きなら、ショックを受けている今が「チャンスじゃない。側にいてやりなよ」と、自分の心を押し込めて、告げるのだった。
有明が千尋を訪ねると、千尋は、助けてあげられなかった自分を責め、憔悴しきっていた。何も食べてないという千尋にお粥を作り、口に運んでやる有明。有明は、千尋の苦しさが痛いほどわかった。千尋は有明にされるまま、有明の優しさに心を開いたよう。自然と二人は唇を重ねた。
一方そのころ藍は・・・

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第7話 17歳の妊娠

あらすじ

 有明(三上博史)のなかでも、藍(広末涼子)の存在が大きくなって
いた。それは愛?なのか。そんな有明に、藍は自然に笑みがこぼれてくるほどうれしく、有明が描き出した自分の絵を覗き見ては有明に甘えるのだった。
藍たちがグラウンドで、バレーボールの運動をしていると、真白(池脇千鶴)が突然倒れた。心配して駆け寄る恵理子(伊藤歩)、安奈(中村愛美)、小鳩(真柄佳奈子)ら。実は真白は妊娠していた。医務室に運ばれ苦しむ真白をよそに、所長の田所(宇梶剛士)らは、やっかいものを背負い込んだと迷惑げ。
誰も真白の妊娠については、知らされていなかったのに安奈だけは、気づいていた。「誰の子だろう」。真白は、父親を明かしていなかった。「産むのかな……」。集団室で、しばし話題になった。
藍は、そんな話を聞き流しながら、母を必死で守ろうとしている真白を、助けてやりたいと思っていた。
亜希子(吉本多香美)から有明は居酒屋に誘われ、藍の家族について聞かされた。藍には死んだ弟がいて、それは事故死なのに、藍が「自分が殺した」と話しているという。藍が心を閉ざしているのは、「弟の死に関係があるのか?」。有明は思いを巡らした。
有明は千尋(麻生祐未)に会った。千尋は、有明の兄が芸術的な行き詰まりから苦しんでいたことを知っていたが、自分にはどうすることもできなかったと打ち明けた。そして「恋とも、愛とも呼べないが、二人一諸に雲の上を飛ぶようなそんな気持ちになれたら良かったかもしれない……」と千尋は続けた。
真白は子供を堕す覚悟を決めた。そんな真白に、藍は病院に付き添い、励ましてやりたいと言い出す。他人の痛みを考えられるようになった藍の変化に、有明は「所長に相談してみる」と話すのだった。
孝生(いしだ壱成)は、安奈を更正させる努力を続けていた。画鋲を力強く握りしめ、自らけがをしてみせた孝生に、安奈は今度は「紘毅(窪塚洋介)の片目は義眼。私のために潰したの」と平然と言うのだった。安奈の言葉を孝生は、にわかに信じられない思いだが、同時に、単に真似をした教官としての自分の未熟さを痛感するのだった。
藍は真白に付き添い病院へ。そして手術室に入ろうとする真白に「友達になろう」と藍は突然言い出す。「もう友達でしょ」と言う真白に「友達には嘘つかないんだ」と藍。すると、真白はしばらく考えた後「……家に帰れなくなる。お母さんの所に」とポツリ。このやり取りで、藍には真白のお腹の子の父親が誰なのか分かってしまう。有明にも伝わったが、信じられない気持ちだった。
藍に通じたことで、真白は何か吹っ切れたようだ。「私が泣いてあげられるのは、お母さんだけ」と手術室に向かうのだった。
元気な真白だったが、十代の堕胎はショックが大きかった。「私の赤ちゃんはどこ?」と、手術後、錯乱する真白を優しく励ます藍。有明も子どもの頃、道に迷い妖精に助けられた思い出を話しだした。有明は、藍と出会うことで想像する力がでてきたようだ。話に説得力があった。
集団室に戻った真白と藍。恵理子が「何が母ちゃんのためにだけ泣くんだ。強がり言ってんじゃない」と言ったのをきっかけに、みんなが泣き出した。鑑別所という世界に入れられた、それぞれ事情のある少女たちだが、気持ちが一つになったよう。そして藍と有明の関係も……。

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第8話 彼女の失明

あらすじ

 有明(三上博史)は、弟シュウの死が、藍(広末涼子)が心を閉ざした原因だと考え、何か心を開く糸口はないかと探していた。そんな有明に藍は永遠について話す。
「恋愛は楽しいバス。永遠もバス。でもおんぼろで、なかなか見えない。しかし私には見える。先生も見て欲しい」。藍は不安になるときもあるが、有明が信じられ、二人の気持ちが永遠であるようにと、こんな表現で、有明に自分の今の「あなたが好きだ」という気持ちを伝えたのだった。
鉄格子越しに繰り返される藍と有明のやりとりを集団室の恵理子(伊藤歩)たちも気付く。好きになると相手の心変わりが心配になるのはだれしも。藍は恵理子たちに、好きになることを釣られた魚に例え「どうせ釣られたなら、骨までしゃぶって欲しい」と話す。
千尋(麻生祐未)が、突然鑑別所に慰問に来た。驚く有明をよそに、千尋はフルートを演奏し始める。そんな千尋を藍は、ジッと見ていた。名前を「チヒロ」と聞き、藍は有明が話していたあの千尋と直感、千尋も、藍の真剣なまなざしから、有明の話していた少女だとピンときていた。
有明は藍が自分をどんどん好きになっていることを感じ、ふと、以前藍のアパートで会った吉岡(堀真樹)の「好きになると何もかも奪おうとし、恐ろしくなった」という言葉を思いだす。弟シュウのこともついでに聞こうと、有明は吉岡に会いに行った。
その吉岡から有明は、シュウは坂道を転がるリンゴを無我夢中で追いかけ、オートバイにはねられ死亡。そのとき、藍はオートバイに気付きながら注意しなかった。「だから自分が殺した」と藍は思っているという話を聞く。「両親に可愛がられる弟に嫉妬してのことかもしれない」と吉岡は続け、有明は、藍の心の中を思いやるのだった。
そのころ、鑑別所にピアスを忘れ、千尋が再び鑑別所に来ていた。千尋が視聴覚室であれこれ探していると、そこへ藍。二人で、有明のこと、それぞれの心の内を話しながらピアスを探していると、突然大型テレビモニターが倒れ、画面が砕け散った。その破片が千尋の目に刺さり、千尋は病院に収容され、手術を受けることに。藍は咄嗟に顔を隠して無事だった。
手術を終えた千尋から「ヤキモチを焼かれた……」と聞いた有明は、吉岡の「藍は無邪気な顔をした悪魔」という言葉を思い出し、藍に「そんなチッポケだとは思ってなかった」と厳しくたしなめた。
一方、孝生(いしだ壱成)の必死の努力で、紘毅(窪塚洋介)の呪縛から抜けつつある安奈(中村愛美)は、突然苦しみだし……。

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第9話 大脱走

あらすじ

 失明するかもしれない千尋(麻生祐未)のけが。そのけがが、自分に原因があると有明(三上博史)に誤解され、藍(広末涼子)は悲しかった。しかし、これ以上有明を好きになることが怖かった。それでもあの事件以来、あまり話しかけてくれない有明が好きでたまらない藍だった。
審判の日が近づき、恵理子(伊藤歩)は、少年院行きがほぼ確実なだけに苛立ちを募らせていた。恋人へ何度手紙を書いても返事がないことも、恵理子をイライラさせた。
千尋の見舞いに行った有明は、そこで小泉(夏八木勲)から千尋は自分でけがをしたことを聞かさる。そして、千尋の婚約者だった兄さん以上に「愛してあげなさい。それが彼女を救う道」と言われる。有明の気持ちは複雑だ。
孝生(いしだ壱成)は、紘毅(窪塚洋介)の呪縛から逃れようとして苦しみだした安奈(中村愛美)のことを考え続けていた。呪縛から逃れようとすると、援助交際という売春をした後悔で心の中がいっぱいになり、苦しみ出す安奈。それほど紘毅の心の束縛が強いのか。孝生は一層、安奈を救いたくなる。
苛立ちが強くなった恵理子は雪乃(田中美奈子)を殴り倒し、カギを奪って、鑑別所の出口に走った。脱走だ。恵理子に藍、安奈、真白(池脇千鶴)、小鳩(真柄佳奈子)が続いた。やっと外に出た恵理子たち。「おまえら戻れよ」と恵理子は言うが「友達じゃない」と藍ら。恵理子はジーンとした。
恵理子が向かったのは恋人のアパート。「私ら鉄板」といっていた恵理子。トントンとドアをたたくのももどかしく、恵理子が恋人哲也(山崎弘也)の部屋のドアを開けると、哲也の声に女性の声が重なった。哲也にはもう別の恋人がいた。
いたたまれず走り出す恵理子を藍たちは追い、親身になって励ます。
そのころ、鑑別所では5人の脱走のことで大騒ぎ。しかし所長は出かけており、有明の提案と孝生の押しで、一晩だけ藍らのことをどこにも届けないで待つことにする。

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第10話 火星人の恋

あらすじ

 「例え本当に悪い人でも信頼し合う」。心で結ばれた有明(三上博史)と藍(広末涼子)。藍は幸せいっぱいだった。
光を失ったまま千尋(麻生祐未)は退院した。マンションに送ってきた有明に、千尋は一緒に暮らそうと言う。光を失ったからこそ言える言葉だった。有明は藍を裏切ることになるが、千尋と暮らす覚悟を固めていた。
有明と藍の面談。話は二十一世紀について広がっていった。「時代が進み、美的感覚も皆同じになるのじゃないかナ。そうなれば、差別もなくなる」という有明の話に、「皆、火星人みたいに同じになる?。そうしたら、先生が見分けられなくなる」と藍の心は不安でいっぱいになる。少女の気持ちは、些細なことで大きく揺れるのだ。
そのころ、鑑別所の大食堂で騒ぎが起きた。紘毅(窪塚洋介)の指令で、男子が安奈(中村愛美)を取り囲み、教官らと押し問答が始まったのだ。男子らの輪の中央に、安奈と紘毅。久しぶりに二人きりになり、紘毅は安奈に「愛している。今度の雨の日に流れよう」と指示を出す。紘毅は自分の呪縛から逃れつつある安奈を試したのだった。「雨の日に流れよう」。一緒に死のうという意味だった。安奈は、紘毅の指示の意味が分かっていた。
この騒ぎを孝生(いしだ壱成)は紘毅の焦りと分析。しかし、雪乃(田中美奈子)は、特別な意味があると直感し、紘毅が安奈に何を言ったのか気になっていた。恵理子(伊藤歩)ら同じ集団室の少女達も何をされたのか気になり、安奈を問いただすが「私はもう大丈夫」と安奈はあっけらかんとしている。恵理子や真白(池脇千鶴)らは安心するが、藍は何か腑に落ちなさを感じていた。
有明は千尋の面倒をみる生活を始めていた。ある夜、有明は「兄に紹介されたときから、あなたを自分のものにしたかった」と告白する。藍の絵を描き始めた有明だったが、心の中では藍とは少年審判の日までの関係にして、それ以降は千尋と暮らそうと考えていた。
雪乃に頼まれ、有明は紘毅と話し合った。「安奈には指一本触れてない」と指摘した有明に、紘毅も関心があったらしく、いろいろ答えるのだった。「あらゆる結末が悲劇で終わる」自分は哲学者だという紘毅は有明に、安奈に「最後の審判を伝えただけ」と話す。「最後の審判って?」。有明の心に引っかかるものがあった。
そして、激しく雨の降る日。恵理子らが寝静まった鑑別所の集団室の格子に引き裂かれたタオルでつくられたひもが掛かっていた。そのひもに首を掛けようとする安奈の姿。涙を流しながら、ふるえている安奈。紘毅の指示を実行しようとしていたのだった。

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第11話 さよなら私の先生

あらすじ

 「みんなが同じ顔になっても、僕は一番近くにいる」。有明(三上博史)の言葉が藍(広末涼子)は嬉しかった。藍の心の中では、有明と二人だけの時が刻まれていた。  安奈(中村愛美)が自殺未遂を起こしたとき紘毅(窪塚洋介)が平然と寝ていたと知り、孝生(いしだ壱成)は憤然とする。女を犠牲にしてノウノウと生きている奴は許せない。孝生は興奮して紘毅を殴りつけた。殴りながら、自分の子どもの頃の劣等感を思い出した孝生は、不敵な笑いを浮かべる紘毅を意識がなくなるのも分からず、容赦なく殴り続けた。
理由の如何を問わず、鑑別所教官の暴力は許されない。懲戒免職手続きのため孝生が謹慎させられ、小鳩(真柄佳奈子)の担当が審判直前になって丸川(山崎大輔)に替わった。
丸川と小鳩が面談している頃、有明は紘毅に会っていた。孝生が鑑別所教官に向いていると感じた有明は、確かに暴力は許せないが、穏便な処分にして欲しかった。有明は紘毅の希求した、愛し合いながらも肉体を求めず、精神でつながる男女関係について紘毅と話をしていて、ふと藍のことを思い出した。
小鳩がなかなか面談室から戻らず心配な藍たち。小鳩は不潔な丸川に対し椅子を投げつけてしまったのだ。
格子越しに集団室の藍と有明が話していると、藍は光を失った千尋(麻生祐未)と一緒にいるのかと、有明に聞く。有明が隠せないでいると、藍の瞳から涙が流れ落ちた。「同情で一諸にいちゃだめ。また私、独りぼっちになってしまう」。藍の言葉に、有明の心が曇った。
小鳩は、最終面談で椅子を投げたため、教護院に送られることになった。一方、母のために早く出たいと言っていた真白(池脇千鶴)は、母親から「泥棒猫」となじられていた。真白の妊娠の相手が自分の男と分かったためだった。ショックを受ける真白。その真白の審判の日も近い。
有明は藍のアパートで吉岡(堀真樹)に会った。転勤して、結婚するという吉岡。有明は以前「自分が愛する分、それだけ相手から奪う」と藍について話した吉岡に、「それが藍。藍の愛の深さ」と話す。有明は、藍によって人生観を変えられていたのだ。それは、藍の絵を描く姿勢にも少しずつ現れていた。
そのころ、千尋は画商小泉(夏八木勲)から「絵を描いていたのは死んだ兄でなく、有明ではなかったか」という話を聞いていた。信じられない思いの千尋だが、有明の藍の絵から、小泉は確信をもったようだ。
紘毅は孝生を訴えず、孝生はまた鑑別所教官を続けられることになった。
真白は審判で保護観察処分を受けた。真白が自宅に戻ると母親は迷惑そうだった。あんなに母のことを考えていた真白なのに。鑑別所の外では、真白に過酷な現実が待っていた。

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第12話 21世紀の恋人へ

あらすじ

 鑑別所の調査室でうち解けて話し合う有明(三上博史)と藍(広末涼子)。有明は誰にも気づかれず兄に代わって絵を描くことで「父を見下したかった。千尋(麻生祐未)を奪いたくなり、それまでのことを公表すると兄を脅した」など、これまで誰にも言えなかったことを藍に話した。藍も「弟のシュウがすごく好きだった」と話す。永遠の関係のようにみえる二人。しかし、二人は別れの予感も感じていた。
有明が藍を促し集団室に戻ろうとすると、孝生(いしだ壱成)がかけてきて「真白(池脇千鶴)が死んだ」と言う。マズイと思う有明だが、藍もしっかり耳にした。
孝生に殴られ入院中の紘毅(窪塚洋介)が、雪乃(田中美奈子)と面談していた。安奈(中村愛美)の洗脳を解こうとした孝生の努力に影響されたのか、紘毅は初めてその謎に満ちた胸の内を話すのだった。
恵理子(伊藤歩)らは真白の死を知り、葬儀に出席させろと騒ぎ出す。長い会議の末、有明らの強い意見で藍らは葬儀に出席できるようになる。教護院に収容されていた小鳩(真柄佳奈子)も現れ、四人は元気だったころの真白のことを思い出すのだった。引き上げようとした瞬間、藍は恵理子を制し事件を起こしてしまう。有明も「子どもを生んだのなら母親になれ」と真白の母を叱責してしまう。
そしていよいよ家庭裁判所で藍の裁判が始まった。

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引用元:番組公式サイト

『リップスティック』はどこで見れる?動画配信アプリ・サービスでの配信状況

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※この配信状況は2024年7月時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性もあるので現在の配信状況については各VODアプリ・サービス内もご確認ください。

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