2003年7月〜9月に放送されたドラマ『Dr.コトー診療所(2003年)』。
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ドラマ『Dr.コトー診療所(2003年)』はどんな作品?
話数 | 全11話 |
放送年 | 2003年7月期 |
放送枠 | フジテレビ系 木曜22時(木曜劇場) |
脚本 | 吉田紀子 |
演出 | 中江功 平井秀樹 小林和宏 |
音楽 | 吉俣良 |
主題歌 | 中島みゆき「銀の龍の背に乗って」 |
キャスト | 吉岡秀隆 柴咲コウ 時任三郎 朝加真由美 大塚寧々 富岡涼 泉谷しげる 筧利夫 小林薫 |
主人公
名前(演) | 五島健助(吉岡秀隆) |
職業など | 外科医 |
あらすじ
『Dr.コトー診療所』は、離島医療に情熱をかけ、命の尊さに執着する青年医師、五島健助の熱い闘いを描きます。
人間関係が希薄な都市と違い、島民がみな家族と言われるほど、人の結びつきが強い共同体を舞台に、親子、夫婦、友人といった人と人とのつながりを深く見つめて行きます。
島には、手つかずの自然が息づき、そのすばらしさとともに、漁業など自然の恩恵にも預っている。
しかし同時に、自然の厳しさと共存していかなくてはならない島の生活があり、そこには、愛も憎しみも孤独も喜びも、すべてイキのいい直球勝負の感動があるのです。
満足な医療設備も整わない孤島の診療所にもかかわらず、健助は、決してあきらめません。
どんな困難なオペにも、そのテクニックと情熱で立ち向かいます。
「病気を見ずに、人を見ろ!人が人を治すんだ。」
医療の原点。
人が生きていくという事。
引用元:番組公式サイト
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以下に各話のあらすじや主要動画配信アプリ・サービスでの配信状況をチェックできるリンクを載せておくので、こちらもチェックしてみてください。
『Dr.コトー診療所(2003年)』の各話あらすじ
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第1話 美しい南の島から、心温まる感動の物語
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あらすじ
果てしなく広がる大海原を、一艘の漁船が行く。乗船している数名はなぜか押し黙り、皆ひたすら目的地に着くのを待っている。
その中に一人、慣れない船旅!?に酔って顔面蒼白な男がいる。と、その様子に気づいた同じように船酔いに苦しんでいた剛洋(富岡涼)という少年が、指をクロスさせ「酔わないおまじないだよ」と励ましてくれた。おかげでちょっぴり元気を取り戻して笑顔を返してくれた男に剛洋が、「名前は?」と尋ねる。
「五島健助…」気分はすぐれないながらも何とか答える男。
しかし、その答えは波とエンジン音にかき消され…「…コトウ」少年の耳にはそう聞こえた。
4時間後、先生こと五島健助(吉岡秀隆)はようやく目的地である志木那島に到着した。医師として、医者不在だったこの村へ自ら志願してやってきた。同行してくれた役場の民生課課長・星野正一(小林薫)は、ずっと医師招聘に奔走していた男で、今回の健助の着任を心底喜んだ。だが、漁船の主である原剛利(時任三郎)や村人の間には、着いてもすぐに居なくなると医者を当てにしない者が多いのも事実だった。
到着早々、健助は一軒の家に連れてこられた。そこにはすでに息を引き取った老人がいて、死亡診断書を書いて欲しいと頼まれる。診断書がなければ葬式を出せなく、本土まで6時間かけて遺体を運ばなければならないのだ。とその時、「がっかりした?こんな所へ連れてこられて」気持ちを見透かしたように言ってくる者がいた。星野の娘であり診療所の看護師である彩佳(柴咲コウ)だ。健助を待ち受けていたのは医療器具もほとんどないさびれた診療所。迎えてくれたのは事務員の和田一範(筧利夫)だけだった。
それでも健助は、できうる限りの準備をして患者がくるのを待った。
だが、この村に来るのに、船酔いした上に車の免許も持たない健助は、村の長老・内つる子(千石規子)や漁師の安藤重雄(泉谷しげる)の目には、情けない若僧程度にしか映っていないようだった。
そんなある日、原の一人息子である剛洋が西山茉莉子(大塚寧々)の店に担ぎ込まれる。健助は急性虫垂炎と診断、腹膜炎も併発しており、一刻も早く手術に取りかかる必要があると判断した。しかし、そこに駆け込んできた父親の原は、本土の病院に連れていくと健助の執刀を拒否、剛洋を船に乗せ出港しようとする。だが、このまま行かせては手遅れになると考えた健助は、彩佳と和田とともに原の漁船に飛び乗った。無料動画
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第2話 故郷で暮らす母へ
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あらすじ
健助(吉岡秀隆)がこの島にやってきて数週間が経った。
原(時任三郎)の息子の剛洋(富岡涼)の一刻を争う盲腸の手術を船の上でやり成功させたことで、当の剛洋はすっかり健助を受け入れてくれたようだが、父親の方は相変わらずだ。
診療所で助手を勤める彩佳(柴咲コウ)は、孤島にきた健助のことを早くもコトー先生と呼び、思うように村人に受入れてもらえないと悩むコトーに村の人たちのことなどを少しずつ話して聞かせるのだった。
中でもコトーが真っ先に聞きたがったのが、村の長老で産婆の内つる子(千石規子)のことだった。実は、ほんの少し前出会ったつる子の目頭に、コトーは黄色腫を見とめてたのだ。「もしよかったら、健康診断のつもりでちょっと診療所に遊びに来ませんか?」。気になって声を掛けたものの、全身にガンが転移していた夫を本土の病院から連れ戻し、自宅で療養させたほど医療を信頼してないつる子が、自らここに来るはずがないと、彩佳と和田(筧利夫)は思っていた。
だがその数日後、つる子が久し振りに故郷に戻っていた息子の誠(國村隼)の手で、急患として運ばれてきたのだ。コトーが思った通りつる子は腹部大動脈瘤を起こしていた。しかも、薄くなった血管が破裂すれば体内に大出血がおこり大変危険な状態。どうしても緊急手術が必要だった。
そこで、コトーは今のうちに設備の整った本土の病院に搬送しようと切り出した。もちろん息子の誠もこれに賛同する。だが、つる子は「死んでも行かん!この島で死ぬ」と搬送も手術さえも拒み、あげくにこっそりと病室をぬけだし病状をさらに悪化させてしまうのだった。
そんな母親のことをバカだと言いながらも、誠はどうしても助けてやって欲しいとコトーに頭を下げた。そして、つる子の容体を聞きつけた剛洋らも、大好きなつる子を助けてと懇願するのだった。
そしてついに、コトーは自らが執刀することを決意するが…。無料動画
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第3話 赤ちゃんを助けて
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あらすじ
剛洋(富岡涼)、そしてつる子(千石規子)を続けて救ったことで、島の人のコトー(吉岡秀隆)に対する見方も少しずつ変わり始め診療所にも人がやってくるようになった。
ある日、和田(筧利夫)が、またしても入院中のつる子がいなくなったと駆け込んできた。足がむくむ、という妊婦のゆかり(桜井幸子)の様子を見るため診療所を抜け出し坂野家に出かけていたのだ。コトーはすぐに彩佳(柴咲コウ)と共に坂野家を訪れる。つる子と共に診療所へ帰る前に、コトーは産婆であるつる子の許しを得、医師としてゆかりを診察した。その時コトーはゆかりの足に浮腫を確認。ぜひとも一度診療所にくることを進める。ゆかりの身を案じる夫の孝(大森南朋)も一度診療所で検査を受けて欲しいと願っていた。しかし、ゆかりはまずは風邪で伏せっている義母・和枝(田畑ゆり)の看病を、と坂野の実家に向かいかいがいしく和枝や義父・達郎(高橋征郎)の食事の支度などをはじめた。が、そこで突如、頭痛に襲われ意識を失うとその場に倒れてしまう。
連絡を受け急遽坂野の実家を訪れたコトーは、ゆかりの様子を見て妊娠中毒症による子癇発作と診断。だが、なにぶん初めてのことで迷いもあり、東京の原沢咲(石田ゆり子)へと電話を入れた。咲からのアドバイスは、手遅れになれば母体は危険、すぐに手術を、というものだった。しかし島には早産に対応できる設備がない。本土への搬送の手配と受け入れ先の確保のためコトーは電話をかけまくるのだが、ゆかりの症状はさらに悪化の一途をたどる。
結婚して4年目にしてようやくできた子供である。助けて欲しいと坂野の父・達郎は切望する。だが、母の和枝は、本土から苦労覚悟で嫁いできてくれた嫁は一人しかいない、と母体の安全の優先を涙ながらにコトーに訴えた。
そしてコトーは、この言葉を聞いてゆかりの命を優先する手術を行うことを決める。だが、処置室のベッドに乗せられたゆかりは…。無料動画
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第4話 病気を診るな、人を診ろ
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あらすじ
その日、患者たちが順番を待つコトー(吉岡秀隆)の診療所に見慣れぬ女性がやってきた。土足でずかずかと進む女性は、慌てて制する和田(筧利夫)の注意も聞かず、コトーの前に行くと、東京で噂を聞いてここにやってきたこと、そして自分は咲(石田ゆり子)の後輩の芦田ゆき(木村佳乃)であることを告げた。彩佳(柴咲コウ)は何の前触れもなく現れ、往診の車にちゃっかり便乗するような都会の女・ゆきの存在をこころよく思わず、またそれを許すコトーにも少し腹を立てた。
その頃、港では星野(小林薫)に漁労長の安藤(泉谷しげる)ら島の人々が総出で代議士・芦田雄一郎(竜雷太)を迎えていた。同行している秘書の純一(井澤健)はこの島の出身。“故郷に錦”の純一はみんなの暖かい歓迎を受けると、母・広子(白川和子)に会わせるために芦田を実家に連れて行った。だが、予定を早々に済ませ一刻も早く島を離れたい芦田は、足が悪くようやく姿を現した広子の挨拶もろくに受けず、純一にさっさと車を出すよう命じた。
仕方なく車をバックさせようとした純一だったが、バックミラーに広子の姿が現れそれを避けようと家の前に立てかけてあった材木に接触。広子は倒れてきた材木を避けきれず転倒し足を負傷してしまう。純一はすぐに広子のもとに駆け寄るが、何でもないと言う言葉を聞いて、また芦田にも促されその場を去らざるを得なかった。
純一が芦田と共に向かった旅館で、集まっていた島の人々に対し、島に巨大なゴミ処理場を作り、100億もの収益を上げるというビックプランが披露された。しかし、島民はこれには一斉に反発。怒った芦田は純一に明日の講演会までに島の人々を納得させる原稿を書き上げるよう命じた。広子のことが気になる純一だが、なかなか実家へ様子を見に行くことが出来ない。
そして翌朝、ようやく駆け付けた実家で純一は足が丸太のように腫れあがって苦しむ広子を発見。コトーの診療所へと運びこむのだが…。無料動画
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第5話 手術で治せない病
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あらすじ
芦田代議士(竜雷太)が、島の人々の前でゴミ処理場建設構想の演説をしている最中に倒れ診療所に運び込まれた。心配そうに付き添う星野(小林薫)や重雄(泉谷しげる)に対し、原(時任三郎)は冷ややかな態度をとる。
芦田は診療所に娘のゆき(木村佳乃)がいることに驚くが、コトー(吉岡秀隆)はさっそく芦田を診察した。そして診療の結果、芦田は様子を見る意味もあり一週間の入院を言い渡される。仕事が山積している芦田だったが、ゆきに厳しく説得され診療所での療養をしぶしぶ受け入れるのだった。
直後、芦田の秘書を務める純一(井澤健)の母・広子(白川和子)が病室から姿を消した。広子は、息子が仕える大事な先生の一大事を知り足の治療中で絶対安静という状態にもかかわらず、願かけをするために神社に一人出向き芦田の回復を祈願していたのだ。コトーと純一らにようやく発見された広子は何とか足の切断という最悪の事態を回避した。そしてこの時広子が手に入れたお札は、コトーからゆきを通して芦田に手渡された。だが、まだ自分の状況を受け入れられない芦田は、そんな好意も素直に受け入れることができない。
そんな中、彩佳(柴咲コウ)は、島も診療所もそしてコトーさえも芦田親子に振り回されている様子に苛立ち、茉莉子(大塚寧々)の店に出かける。だがこの時、茉利子も離れて暮らす息子が行方不明になったとの知らせに心を痛めていたのだった。無料動画
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第6話 愛するわが子へ
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あらすじ
その日、コトー(吉岡秀隆)と彩佳(柴咲コウ)が連れ立って往診にまわっていると、つる子(千石規子)が自宅から助けてくれと声をかけた。何事かと思いコトーが駆けよってみると、そこには見知らぬ少年が一人座っている。島をうろうろしているところをつる子が見つけて連れて来たのだという。とても島の子とは思えない様子に彩佳らはいろいろと尋ねたが、少年は西山茉莉子を知っているかと一言だけ言うとまた押し黙ってしまう。
その後、店に来た彩佳からその話を聞いた茉莉子は、それが息子の竜一(神木隆之介)であることを直感するが、その子を明日の便で東京に帰して欲しいと頼む。だがその時店の入り口に立っていた竜一は茉莉子の言葉を聞いてしまう。いたたまれずに走り去った竜一を一緒にいたコトーは追いかけて診療所に連れて行き、しばらくここにいてはと優しく諭すのだった。
翌日、茉利子の息子がやってきたことがまたたく間に島中に知れ渡った。重雄(泉谷しげる)も茉利子に子供がいたことを初めて耳にしてショックを受ける。そんな中、茉莉子は再び竜一に会い、東京に連絡したことを告げた。だが、竜一は茉莉子に一言も口をきこうとしない。見かねた原(時任三郎)は、剛洋(富岡涼)に竜一と一緒に遊んでくるように言い、茉莉子に自宅での夕食に竜一と来るようにと誘った。
剛洋が海岸沿いの道を竜一と歩いていると友達と出会った。彼らは竜一の姿を目にすると、茉利子に会いに来たという噂が本当なのかとヒソヒソ話をしはじめ、それを聞いた竜一は、夏休みで一人旅したかっただけだ、と言い残し、一人で走って行ってしまった。
家に戻った剛洋は、なぜ竜一を一人にしたのかと原に怒鳴られた。責任を感じた剛洋はコトーと一緒に島中を探しまわる。すると、山道の途中で見覚えある竜一の帽子を発見。コトーも崖の下から聞こえる竜一のうめき声に気が付いた。剛洋は茂みに踏み出し竜一を確認しようとするが、止めようとしたコトーもろとも崖の下に落ちてしまう。幸い剛洋はかすり傷程度だったが、コトーは肩と脚に激痛を覚える。ようやく捜し出した竜一も胸の痛みを訴えており、コトーは自らの痛みに耐えつつ応急処置を始める。無料動画
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第7話 巣立ち
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あらすじ
コトー(吉岡秀隆)の懸命の治療により元気を取り戻した茉莉子(大塚寧々)の息子・竜一(神木隆之介)は、しばらく島にとどまることになった。本人が島にいたいと言ったと診療所で彩佳(柴咲コウ)と和田(筧利夫)に嬉しそうに話す茉莉子。そこへ重雄(泉谷しげる)がたくさんの魚を持ってやって来て皆で分けて食べるようにと言う。
一体何があったのかといぶかる彩佳だったが、重雄は定期便の着く船着き場へと出て行ってしまった。実はこの日、東京で働いている重雄の一人娘のリカ(伊藤歩)が久し振りに戻ってくることになっていたのだ。嬉しさを隠しきれない重雄。だが、その期待に溢れた表情は船から姿を現したリカを見て一変してしまう。なんと彼女は妊娠していたのだった。ショックを受けた重雄は診療所にリカを引っ張っていき、絶対に産むことを認めないと言い渡す。すでに臨月だと言い聞かせるコトーに対して見当はずれの逆上まで始める始末。
早くも島の人々の噂となる中、唯一島に残ってる同級生の彩佳はリカのことを思い、重雄にきちんと事情を話してから産むことを進める。しかしリカはその言葉すらも素直に聞くことが出来ないのだった。
数日後、リカはようやく重雄にお腹の子の父親である古川徹(柏原収史)のことを打ち明けた。音楽という夢を追いかけており、中途半端な状態では重雄には挨拶に行けないと話しており、今は口論の末行方が知れないのだと言う。同席した星野(小林薫)と茉莉子も許してやるようにと言うのだが、どうしても認められない重雄は、再びリカと言い合いになり家を出て行ってしまう。だがその時、突然リカが産気づいた。台風が接近し次第に暴風雨が激しさを増す中、コトーとつる子は…。無料動画
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第8話 救えない命
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あらすじ
本土での研修を終え、戻ってきた和田(筧利夫)が島へと戻る船の上で素敵な女性と運命的な出会いをした、と喜色満面で皆に話している。彩佳(柴咲コウ)はもちろん若い漁師たちはどこか半信半疑。ただコトー(吉岡秀隆)だけは、それはよかったと素直に喜んでくれる。しかし、突然診療所にやってきたその女性を見たコトーは目を疑う。なんとそれは、原沢咲(石田ゆり子)だったのだ。咲のことは瞬く間に、島の人達の間に広まった。重雄(泉谷しげる)は、結婚して島で開業するか、はたまた東京に帰るのか、などと原(時任三郎)や茉莉子(大塚寧々)に吹聴する始末である。
その頃、コトーは咲から島に来た本当の理由を聞かされていた。海外赴任することになった同僚から、一緒に来て欲しいと誘われたものの、一人では決断できずにこうしてやって来たのだと言う。だが、コトーにもその答えは出せそうにない。
その時、一夫(納谷真大)が父・明夫(今福將雄)の容体がおかしいと診療所に駆け込んで来た。コトーは明夫のことは以前から気になっており、すぐに往診に向かう。そしてその後の検査で、コトーは明夫がガンだと診断。一夫と妻の道子(森上千絵)に本土での検査、手術を進めた。 だが、その直後コトーは、星野(小林薫)を通じ、明夫が見知らぬ医師よりコトーに執刀して欲しいと望んでいることを聞かされ、気持ちを汲みたいと診療所でのオペを決意。咲にも助手をして欲しいと頼んだ。しかし、咲はこの決断に反対だった。コトーに負担がかかるのはもちろん、島の医療はコトーの自己犠牲の上に成り立っているとしか思えないからだ。彩佳と咲は真っ向から対立することになってしまう。
そして数日後。コトーは明夫の願いを叶え、そして皆の期待を背負いながら診療所でのオペを開始するのだが...。無料動画
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第9話 暴かれた過去
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あらすじ
重雄(泉谷しげる)をはじめとする漁師たちが、いつものように茉莉子(大塚寧々)の店に集まり、コトー(吉岡秀隆)の話で盛り上がっていると、店に来ていた一人の男がもう少し詳しく聞きたいと話しかけてきた。巽健司(津田寛治)と名乗るその男は、東京から噂を聞いてやって来た週刊誌の記者で、評判のコトーを記事にしたいので、いろいろと話を聞かせて欲しいと言う。それを聞いて島に来てからのコトーの活躍を得意気に話す重雄。だが、その様子を見ていた茉利子は、何となく不安を感じていた。そしてその予感は的中する。巽からよかったら読んで欲しいと渡された記事のコピーには、金のある患者を優先し女子校生を見殺しにした医師、という内容でコトーの過去を掲載してあったのだ。
その後、巽は診療所のコトーを訪れる。一瞬表情がこわばるコトー。そんなコトーに巽は、悪徳医師の取材でしばらく島に滞在することになる、と徹底的にコトーの告発記事を書く意思があることを告げる。訳が分からず憤然とする彩佳(柴咲コウ)。しかし、帰宅した彩佳は村長や島の人々がコトーの件で対応を協議しているのを目にする。コトーの過去にまつわる噂は瞬く間に島中に広がり、島の人々は半信半疑ではあったが、診療所を訪れる者はいなくなってしまった。
そして、医者を島に招く際の責任者でもある星野(小林薫)は、コトーから島の人々の前で自分自身が週刊誌の記事の件について説明する、という申し出を受ける。コトーが島にいられなくなるのではないかと恐れる星野だったが、本人からの強い要望に渋々了承。二日後の夜にそれは行われることになった。
だがその日、会場である公民館に向かおうとしていた巽の車の前に剛洋(富岡涼)ら四人の子供たちが立ちはだかった…。無料動画
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第10話 この島を出て行け
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あらすじ
土砂に埋もれ重傷を追った巽(津田寛治)と山下(船木誠勝)の息子・信一(斉藤大貴)の手術は終了する。しかし、コトー(吉岡秀隆)をかばって重傷を負った息子の信一よりもコトーの不正を暴こうとする記事を書こうとしている巽の手術を先に行ったことに山下の気持ちはおさまらない。またそんな山下の気持ちを聞いた重雄(泉谷しげる)も、コトーをこのままにしておくわけにはいかないと考え、遂にコトーに島から出て行って欲しいと言い放つ。事件直後から診療所には、誰も寄り付かなくなってしまっていた。
彩佳(柴咲コウ)からそのことを聞いた星野(小林薫)は重雄を諭すが、逆に連れてきたお前にも責任がある、と言い込められてしまう。原(時任三郎)は、普通の医者とは違うと感じて連れてきたのだろう、と星野の気持ちを理解するのだが。
そんな中、巽の退院を決めたコトーは、巽からなぜ自分を助けたのだと問われ、命を救うのは医者として当然のことだと答える。ではなぜ妹を見殺しにしたのだ、と激昂する巽に対し、コトーは初めてあの日のことを話し始めるのだった…。無料動画
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第11話 最終回スペシャル・新たな旅立ち
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あらすじ
ついに重雄(泉谷しげる)から、今すぐ島を出て行くように言い放たれたコトー(吉岡秀隆)。そして、その事件のあった夜の出来事を、週刊誌の記者・巽(津田寛治)に初めて語り、否応無く過去の自分自身と向き合うこととなったコトー…。そして、コトーはついに退職願を残して島を離れたのだった。
コトーは以前勤務していた大学病院からの手術の執刀依頼に応えるべく東京へと向かう。胃がんを発症している患者が、どうしてもコトーに手術をして欲しいと願っているという。コトーは、かつてその患者の担当医を務めていたのである。しかしその依頼には、実は大学病院内の政治的な事情もからんでいたのだった。
患者の容体は非常に悪く手術が成功する可能性は極めて低いため、大学病院に在籍する多数の外科医たちも腰が引けてしまっている。成功すれば外科部長の功績に、失敗した場合には責任をかぶせられる可能性が高い。
一方、星野(小林薫)はコトーの一件で責任を感じてしまい、胃の痛みを訴え寝込んでしまっていた。彩佳(柴咲コウ)や和田(筧利夫)は心配でたまらない。
つる子(千石規子)はせんじ薬を持って星野家を訪れる。
しかし翌日、星野は…。無料動画
引用元:番組公式サイト
『Dr.コトー診療所(2003年)』はどこで見れる?動画配信アプリ・サービスでの配信状況
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月額976円(税込) 毎月100円分P付与 |
DMM TV |
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U-NEXT |
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31日間無料 月額2,189円 初回600円分P付与 毎月1,200円分P付与 |
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月額1,026円(税込) ポイント付与無し |
ABEMAプレミアム |
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TELASA |
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15日間無料 月額618円(税込) ポイント付与無し |
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Disney+(ディズニープラス) |
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アニメフェスタ プレミアムプラン |
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無料期間なし 月額1,078円(税込) ポイント付与無し |
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Netflix |
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無料期間なし 月額3700円(税込) ポイント付与なし |
アイドルオンデマンド |
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DLsite |
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登録時300円オフクーポン配布 購入時10%ポイント還元 |
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FODプレミアムの特徴まとめ
フジテレビ運営の動画配信サービス
フジテレビ作品見放題 FOD独占配信やオリジナル作品も多数 新作映画もレンタル可能 |
|
月額料金 | 976円(税込) |
無料期間 | なし |
初回登録特典 | 登録時に100ポイントプレゼント |
継続特典 |
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見放題作品数 | 8万本以上 |
動画以外のサービス |
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ダウンロード機能 | なし |
対応デバイス | スマホ/タブレット/PC/TV |
アプリ | iPhone iPad Androidスマートフォン Androidタブレット |
同時視聴可能台数 | 1台 |
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レンタル可能枚数 |
※2枚レンタル中に、さらに2枚レンタルできます。 |
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ドラマ『Dr.コトー診療所(2003年)』の再放送に関する調査
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