ドラマ『ホーム&アウェイ』の動画を全話無料で見れる配信アプリまとめ

  • 2024年8月2日
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2002年10月〜12月に放送されたドラマ『ホーム&アウェイ』

この記事では、ドラマ『ホーム&アウェイ』を無料で全話見ることができる動画配信アプリ・サービスを調査してまとめています。

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ドラマ『ホーム&アウェイ』はどんな作品?

話数 全11話
放送年 2002年10月期
放送枠 フジテレビ月曜日21時(月9)
脚本 君塚良一
演出 澤田鎌作
羽住英一郎
音楽 武部聡志
主題歌 day after tomorrow「My faith」
day after tomorrow「Hello, everybody!」
キャスト 中山美穂
西田尚美
小泉孝太郎
酒井若菜

君塚良一 武部聡志 澤田鎌作 羽住英一郎 中山美穂 小泉孝太郎 西田尚美 酒井若菜

主人公

名前(演) 中森かえで(中山美穂)
年齢 30
職業など 結婚式を1か月後に控える

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以下に各話のあらすじや主要動画配信アプリ・サービスでの配信状況をチェックできるリンクを載せておくので、こちらもチェックしてみてください。

『ホーム&アウェイ』の各話あらすじ

第1話 愛と偶然の旅立ち

あらすじ

中森かえで(中山美穂)、30歳。結婚を間近に控えて幸せの絶頂にいた。独身最後の旅行にと、勤めていた銀行の仲の良い同僚、愛原町子(西田尚美)、秋葉原りる(酒井若菜)と訪れたのは上海。現地についたかえでは、飲むわ食うわのグルメ三昧。その食いっぷりは町子やりるもあきれるほど。しかし、薬指に婚約指輪をはめ、幸せの絶頂にいるかえでの勢いをとめるものは、何一つない。そんな彼女の身に、この後とんでもないことが起ころうとは・・・。
ことの始まりは旅行の最終日、時間ギリギリで飛行機に乗った3人だが、かえでは大切な婚約指輪を忘れたことに気づく。慌てて取りに戻ったかえでを残して飛行機は出発。無事に指輪は発見したものの、仲間と離れてひとり次の便で成田に向うことに。しかも成田に着陸予定の飛行機は、天候不良のため仙台に着陸するという。新幹線でようやく東京にたどり着くが、すんなりとタクシーに乗ることさえできない。電車に乗ろうにも終電は出た後。へとへとになったかえでが自宅マンションにたどり着いたのは、もうすでに明け方だった。
カギを開けようとしたかえでの前に現れたのは、旅支度をした隣家の家族。家族が夜逃げ中だと気づいたかえでは、思わず救いの手を差し伸べたために、家族の一員と間違えられて、逃がし屋の車に乗せられてしまう。
気を失っていたかえでが意識を取り戻したところは、見渡す限りの大草原。実は北海道の大自然の真っ只中、にひとり放り出されていたのだ。荷物はあったが、度重なるアクシデントで、携帯も財布も失ってしまう。食べてない、お金もない、連絡も出来ない、何より帰れない・・・ついにかえでは力尽きて倒れてしまう。
そのころ東京では、かえでの弟、学(小泉孝太郎)が、連絡もよこさず帰ってこない姉の身を心配していた。町子とりるを呼んで、旅行中のかえでの様子などを話し合ううちに、かえでが帰ってこない理由を、マリッジブルーだと思い込んだ彼らは、それぞれがあらぬことを想像し始めて・・・。
一方、意識を失っていたかえでは、サラブレッド牧場の牧場主の家で手厚い介護を受けていた。主人の一倉武夫(梨本謙次郎)が、倒れていたかえでを助けてくれたのだ。妻の節子(白木美貴子)の暖かい介抱の甲斐あって、元気をとりもどしたかえでの耳に、奥の部屋から老人の声。「文子が帰ってきたのか?」。武夫の父、興作(山谷初男)は、かえでを誰かと間違えている様子・・・。

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第2話 無人島からの脱出

あらすじ

中森かえで(中山美穂)が目覚めたのは、どこかの浜辺。運良くスーツケースと一緒に流れ着いたものの、果たしてどこかは分からない。見えるのは海と岩場と森だけで、人の気配はない。とにかく人を求めて浜辺沿いに歩いていくと、もとの場所に戻ってきた。どうやら無人島のようだ。途方にくれるかえでの前に小さなボートが現れ、数人の人影が降り立った。思わず駆け寄ったかえでの前にやってきたのは、外国人女性たち。続いて現れた男の様子から、密入国をたくらむ一団だと気づいたかえでだが、何はともあれ無人島から脱出できるのであれば・・・と、彼女達と一緒に船に乗ることを決意する。と、そこに海上保安庁の船が現れて・・・
外国人女性たちと一緒に青森の海上保安庁に連行されてしまったかえでは、何とか誤解を解いて釈放される。一時間後に東京行きの深夜バスが出ると聞いて、胸をなでおろした。
その頃、かえでのマンションには、帰りを待つ弟の学(小泉孝太郎)と、愛原町子(西田尚美)、秋葉原りる(酒井若菜)がいた。学は、町子らに北海道の知らない男から宅配便が届いたことを話す。見知らぬ人からの届け物に、誘拐犯からの脅迫状と思い込んだ3人は・・・
さて、待ちに待った深夜バスの出発時間がきた・・・と思ったかえでの耳に、路面凍結で通行止めの知らせ。出発は早くても明朝と聞いてがっくりしたかえでは、バスを待つ間寒さをしのごうと、居酒屋『二岡』に足を踏み入れる。迎えたのは店主の二岡圭介(古尾谷雅人)。そこに、酔った若者、根本達也(中山祐一朗)が入ってきてかえでに絡みだし、そのあまりのしつこさにかえでが思わず押したはずみで、達也は倒れて頭を打ってしまう。捨て台詞と共に去った達也と入れ替わりに、警官が現れた。かえでが、正当防衛を主張しようとすると、圭介が「わたしがやりました」と言い出して、身代わりに連行されてしまった。圭介には6歳なる息子の正太(片岡涼)がいて・・・。

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第3話 たこ焼きとビリケンと母の涙

あらすじ

中森かえで(中山美穂)は、青森から東京にいくというトラックに乗せてもらった。しかし、眠ってしまったかえでが目を覚ますと、窓外の風景は大阪。このトラック、確かに東京に向うのだが、それは日本海側をあちこち経由しながらなのだった。
新幹線ならば今夜中に東京へ・・・トラックを降り、格安チケット店で東京への切符を買ったかえでは、新大阪の駅を目指す。途中かえでは、道を聞くためにラーメン屋台に立ち寄り、そのあまりにおいしそうな様子に誘われて、ラーメンを食べていくことにする。その時、スーツケースを手にした女性、三隅由里(鈴木紗理奈)がかえでの隣にやってきた。そのスーツケースは、偶然にもかえでと同じ色・形。ラーメンを食べ終えたかえでは、間違えて由里のスーツケースを手にし、屋台を離れてしまう。間違いに気づいたかえでは、あわてて屋台に戻るが、由里(鈴木紗理奈)は出た後。探しに出たかえでは、遠くを歩く由里の後姿を発見して追いかけるが、追いつけないばかりか誤って入った居酒屋で阪神タイガースファンに囲まれてしまう。スーツケースにはどでかいジャイアンツのステッカーがはってあったのだ。這這の体で店を出たかえでが手がかりを求めてスーツケースを開けてみると、中にはブーケと結婚式の招待状。それによると式は明日の3時からとなっている。『返してあげないと』・・・かえでの中にそんな気持ちが生まれた。
一方、かえでのマンションでは、中森学(小泉孝太郎)が、愛原町子(西田尚美)、秋葉原りる(酒井若菜)に、青森からかえで宛てに届いた手紙を2人に見せていた。そこには『ぼくの心の母さんへ』とある。町子は、かえでに隠し子がいたのだと決め込んで・・・。

翌日、かえではスーツケースを返すために招待状にあった由里の家の住所を訪ねた。しかし、由里は帰ってない。応対に出た由里の父は招待状のあて先を見て、なぜか怒ってかえでを追い返す。次にかえでは、招待状の宛名となっている宮古浪江(林美智子)の家をたずねる。行き着いたのは、とあるたこ焼き屋。そこにはかえでのスーツケースを手にした由里の姿が。二人はようやく互いのスーツケースを取り戻す。由里は浪江に結婚式の招待状を渡そうとするのだが、浪江は頑に受け取ろうとしない。それどころか浪江は由里に二度と来るな、と・・・。由里も、つけていたネックレスを投げつけて、出て行ってしまった。二人は母子らしいのだが、何か事情があるらしい。店に残ったかえでに、浪江はポツリポツリと語り始めた・・・。

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第4話 懐かしのホームめざして子守唄

あらすじ

ついに東京へ。ようやく自宅マンションの玄関前にたどりつき、これでやっと家に帰れると思った中森かえで(中山美穂)の腕を何者かが掴んだ。借金取りの剣崎松司(高知東生)だ。かえでは剣崎の車に無理やり乗せられてしまう。剣崎はかえでに夜逃げした隣の家族について尋ねるが、かえでが知っているわけがない。とその時、剣崎の携帯が鳴り、関係を否定するかえでを乗せたまま、車は急発進。自宅を目の前にしながら、またしても遠ざかっていく・・・。
その頃かえでのマンション室内では、ドアの外でそんなことが起きているとは全く知らない中森学(小泉孝太郎)が料理を作っていた。そこに愛原町子(西田尚美)と秋葉原りる(酒井若菜)もやってきて、一緒に料理を作り始めるのだが、材料が足りない・・・。  一方、剣崎からなんとか逃れたかえでは、夢にまで見た自宅の前に到着。部屋に入ろうと鍵を探すが・・・ない。落としたのだ。そしてついさっきまで部屋にいた学たちは、3人揃って足りない食材を買いに出かけてしまっていた。
不動産屋に合カギをもらいに行こうとするかえでの前に、夜逃げしたはずの隣の娘、ナナ(久保結季)がひとりで現れた。家族のことを尋ねるが、ナナは何も答えない。しがみついて泣き出したナナを放っておけず、かえでは不動産屋へ連れて行くことに。再びマンションの前に戻ってきた剣先の目を上手くかわして、不動産屋へ向かったかえで。しかし、合カギはここには無い、と言われ、家に帰るのは明日まで待たなければならなくなった。
食材を買って帰ってきた学たちは、マンションの前で剣崎の存在に気づく。町子たちがやってくる前に剣崎の訪問を受けていた学は、かえでの失踪に剣先が関係しているのでは、といい始め、3人は、剣崎の風貌からかえでが何か恐ろしいことに巻き込まれたかもしれないと不安になる。それなら直接、と、剣崎にかえでとの関係を聞きに行くのだが、3人とも情報を得られないどころか、逆に剣崎にかえでについての情報を与えてしまう始末。町子にいたっては、剣崎がかえでと付き合っていたと信じ込まされ・・・。
その頃かえではナナを連れて、自分が通うはずだった料理学校に来ていた。今夜一晩をナナと一緒にやり過ごすには、先立つものが・・・授業料を返してもらおう。かえではそう考えたのだ。しかし受付の職員は、かえでのマンションに電話をかけて、出た男性に払い戻しができないことを説明したと言う。・・・学だ!かえでは、電話を借りて自宅マンションにかけるが誰もでない。かえでを探すために街に出てしまったのだ。仕方なくお料理学校を後にして、公園へ向かったかえでだが、横にいたはずのナナがいない・・・。あわてて探しに行ったかえでは、とある小学校で彼女の姿を見つけて・・・。

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第5話 天女伝説の秘湯の村で帰れない

あらすじ

コンテナが開くと、そこは九州の大平原。中森かえで(中山美穂)は人里を目指して山道を降りていく途中、誤って穴に落ち、洞窟に迷い込んでしまう。光が射す方向へ向かうと、小さな祠の裏に出た。
その頃、近くの村では、村人たちが村長の五木周作(小松政夫)を問い詰めていた。最近、温泉の湯が細ってきた上に、新しい源泉も見つからない。このままでは村の存続が危うい。周作は、この村には300年に一度、天女様がやってくるという言い伝えを村人に話し、何とかその場を治めようとする。取り合わない村人達だったが、その時雷鳴が轟いた。天女は雷鳴とともに現れる。村人たちが窓の外に見たのは・・・かえでだった。
村人たちがかえでの周りに集まっていると、慌てて駆け寄るものがいる。かえでが出てきた祠から温泉が沸いたというのだ。周作は自分の旅館にかえでを招き入れ、泊まっていって欲しいと頼み込む。不審がるかえでに、宿泊料は無料でいいと言う周作。家に帰りたいかえでだが、バスもないし、温泉宿に、しかも無料で泊まっていいと言われれば断る理由もない。一晩、泊まっていくことにする。
夜になると、かえではご馳走攻め。何しろ村人たちはかえでを天女だと思っているのだ。訳がわからないながらも温泉につかり、満腹のかえでが寝ようとすると、廊下から周作の怒鳴り声が聞こえた。嫁ぎ先から帰ってきた娘の下田明子(山本未来)に向って、周作は理由も聞かずにただ「帰れ」の一点張り。
その頃、かえでのマンションでは、弟の学(小泉孝太郎)が、愛原町子(西田尚美)、秋葉原りる(酒井若菜)と、お好み焼きを食べていた。焼いている鉄板台は、大阪から送られたもの。添えられた手紙には『大阪の母より』とある。町子は、かえでの本当の母親が大阪にいたと無茶な推理を主張する。学は否定するのだが・・・。
かえでの部屋に明子がやってきた。結婚間近だというかえでに、明子は結婚後の苦労を語りだす。最近は夫と喧嘩ばかりしていて、それで実家に帰ってきたのだ、と明子。かえでが子供のことを尋ねると、明子は言葉を濁して部屋を出て行った。
翌日も、周作と明子は、朝っぱらから口喧嘩。そこにかえでがやって来る。周作は引き止めるが、帰ると言い張るかえで。仕方なくかえでを駅まで送ろうと周作が玄関まで出てくると、村人が駆け込んできた。祠に湧き出た温泉は新しい源泉だと判明したのだ。やっぱり、かえでは天女?
玄関口に出てきたかえでを迎えたのは、鎖で繋がれたスーツケース。周作は、かえでを帰さないつもりらしい。帰りたいかえではがんじがらめのスーツケースから必要なものだけを取り出し、宿を後にするのだが・・・。

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第6話 旅の一座に助けられ舞台に立つ

あらすじ

北九州の、とある駅までやってきた中森かえで(中山美穂)。切符を買おうとするが、お金が足りず近くの交番へ。かえでは、応対した警官に今までの経緯を話す。すると警官は、かえでの捜索願が弟の学(小泉孝太郎)から出ていることを確認し、東京までの電車賃を貸してくれた。ところが駅に向かう途中、かえでは大事なお金の入った封筒をひったくられてしまう。犯人を追いかけるかえでの声を聞きつけ、颯爽と駆け寄る男・・・は、なぜか若侍姿。ひったくりをとり抑えようとするも、あっけなくやられてしまい、かえではお金を取り戻せなかった。
傷ついた侍を助けながら歩いてゆくと、行き着いた先には『六車夢乃丞一座』とペイントしたバスの姿。侍は、清水玉乃新(湯江健幸)という旅芸人だったのだ。次の街へと出発直前の一座のバスで、玉乃新は座長の夢乃丞(柏木由紀子)、娘の薫丞(伊藤歩)ほかの座員に迎えられる。かえでが手を貸して玉乃新が乗り込むと、座員のバッグなども乗せられてバスは出発。その荷物の中にかえでのスーツケースも・・・。タクシーを捕まえて、慌てて後を追うかえではバスに追いつくことはできたのだが、タクシー料金が足りない。困っていると、薫丞が払ってくれて、かえでを一座のバスに乗せてくれた。その道中、かえでは薫丞から、一座が向かう次の街に彼女が結婚の約束をした男性がいると聞く。かえでは、自分も結婚直前なのだと一緒に幸せを喜ぼうとするが、薫丞はなぜか沈んだ顔に・・・。どうやら夢乃丞が薫丞とその男性との結婚を反対しているらしいのだ。一座のバスが瀬戸内海の小さな町の小さな劇場に到着するや、さっそくもめだした夢乃丞と薫丞を尻目に、かえでは一行と別れ、帰路につこうとする・・・が、自分のために怪我を負った玉乃新が心配で舞台の手伝いをすることにした。

その頃、姉の帰りを待つ学がかえでのマンションにいると、いつものように町子(西田尚美)がひとりでやって来た。町子をりるだと間違えた学を町子がからかい始めたところに、りる(酒井若菜)が到着。2人のいちゃいちゃした様子にりるは、学には手を出さないことを約束したと町子を責める・・・が、軽くいなされる。と、そこで学が、九州の駅でかえでが見つかったと警察から連絡があったことを報告した。
一方、舞台を手伝ったかえでは、夢乃丞からお礼にとお金をもらい駅に向かう。もらったお金では、東京までの切符は買えなかったが、とりあえず途中までは行けそう。かえでは、残ったお金で自分のマンションに公衆電話から電話をかける。マンションでは、電話を取ったのは学。学が思わず矢継ぎ早に質問を繰り出していると、町子が受話器を奪う。だが、その町子が自分の近況報告ばかりをしているうちに、電話は切れてしまった。結局、かえでがどうしているのかはわからずじまいで・・・。
受話器を置いたかえでがベンチで電車を待っていると、薫丞が駆け込んできた。彼女を待っていたのは、飯村武(根岸大介)。薫丞の彼氏だ。二人で駆け落ちするのだと言う。と、そこに夢乃丞の姿が・・・。身を隠す二人。夢乃丞に二人を見なかったかと聞かれて、かえではオロオロしてしまう。その表情から、夢乃丞は薫丞が駅にいることを確信。隠れていた二人を見つけ出し、薫丞を一座に連れ帰ってしまう。二人のことが心配で電車に乗れず、一座に戻ったかえでに、薫丞と飯村は、考えなしに結婚を決めたわけではないと話す。そして、夢乃丞を尊敬しているとも・・・。そこに夢乃丞が現れて、薫丞とは会わないようにと飯村にきっぱり言い渡す。泣き崩れる薫丞。飯村は、やはり二人で出て行くと決心を固め、かえでにあることを頼み・・・。

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第7話 寝台特急ペガサスの眠れない夜

あらすじ

中森かえで(中山美穂)は、九州から東京行きの夜行列車、特急ペガサス11号に乗りこんだ。かえでが、車内から自宅マンションに電話すると、弟の学(小泉孝太郎)が受ける。かえでは、現状を話し、明朝7時に東京駅に到着することを報告して電話を切った。10時間後に東京駅。学は、愛原町子(西田尚美)、秋葉原りる(酒井若菜)と迎えに行くことにした。
電話を終えたかえでは、自分の寝台のある7号車に向かう。コンパートメントには、七見幸之助(山本圭)と冬(藤村志保)の先客がいた。かえでが2人に挨拶していると、車掌の畑野(樋渡真司)が検札にくる。かえでのキップを見た畑野は、間違いを指摘。かえでの席は5号車だった。テレ笑いをしながら5号車へと移動したかえでは、自分の場所を探し当てるが、そこに居るのはなんだかおかしな乗客ばかり。酔っ払った男、長谷川(岩松了)、変な動物を抱いた婦人(夏川加奈子)、旅のセールスマン、青木(菊池均也)・・・。どうにも寝付けないかえでは、食堂車へ向かった。
食堂車には、七見と冬がいた。同席したかえでは、2人に上海から今までの経緯を話す。その中で、自分の家族への気持ちに気づき始めたことも・・・。と、そのとき、キッチンのほうから煙が。「誰かーっ」という声を聞いてデッキに備え付けの消火器を手に取り、食堂車のキッチンに飛び込んだかえでは、迷わず消火液を吹きかけた。しかし、待っていたのは怒鳴り声。コックの南(田口浩正)だ。燃えたのはタオルだけで、しかもすでに火は消えていた。かえでが消火液をかけたおかげキッチンが使えず、料理が作れなくなってしまったと言う。
ぐったりして5号車に戻るかえでだが、酔っ払った長谷川にからまれて休むどころじゃない。静かな場所を求めるかえでは、高校生たちでうるさい6号車を抜けて7号車へ。ここなら静かだと、空いているベッドで寝ようとすると、向かいのベッドで新婚カップル、アケミ(矢沢心)とサブ(岸田健作)が喧嘩を始めた。いたたまれず他のベッドに移動すると、今度は車掌がやってきて、かえでは5号車に戻されてしまう。だが、やはり5号車では眠れない。仕方なく、デッキで座り込んでいると、七見と冬が来た。冬は、かえでからデッキにいる訳を聞くと、買ったばかりのコーヒーを差し出す。優しい言葉にかえでがほっとしたのもつかの間、突然、冬がめまいを起こして倒れてしまった。かえでと七見は、冬を5号車の空いているベッドに寝かせた。車掌を呼ぶと言うかえでを制した冬は、かえでに自分はもう長くないのだと告げる。
その頃学は、愛原町子(西田尚美)、秋葉原りる(酒井若菜)と、かえでを出迎えるべく、駅に向かおうとしていた。しかし、部屋から出ようとすると、りるの靴のかかとが壊れている。修理を終えて、鍵を開けるがドアが開かない。何とか外に出たものの、今度はエレベーターが・・・。
一方、かえでの乗った列車は大阪駅を出た。かえでは、冬の容態が心配。そこへ車掌の畑野がやって来て、近くの駅で緊急停車して2人を降ろすと言う。病人を乗せたまま走るわけにはいかないと主張する畑野に、七見が「これは冬と自分の最後の旅なのです」と話し始める。話を聞いたかえでは、あることを思いつく。

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第8話 父の手がかりは立てこもり犯!?

あらすじ

東京行きの夜行列車に乗ったはずのかえで(中山美穂)だったが、車両を間違えたために長野県の松本まで来てしまった。駅員にキップの払い戻しを頼むが断られる。改めて東京までのキップを買う持ち合わせのないかえでは、かつて勤めていたキャロット銀行を探す。松本駅前支店があった。キャッシュディスペンサーの前に立つものの、財布がないのでカードもない。仕方なく窓口へ行くと、応対したのは窓口嬢の美香子(椎名法子)。だが、カードも通帳もないかえでが、すんなりお金を下ろせるはずもない。元社員であることを訴えるが、今ひとつらちがあかず。
あきらめて銀行を出たかえでの目は、街の写真館のウィンドウに惹きつけられる。家族や七五三のスタジオ写真が飾られる中に、モノクロの自分の写真を見つけたのだ。思わず写真館に入ると八雲邦子(竹井みどり)が出てきた。邦子は、かえでの写真は弟がもらったものだと言う。1年位前、旅の途中にフィルムを現像するため立ち寄った男が写した写真の一枚だそうだ。かえでの父!?その時の詳しい様子を尋ねるかえでに、邦子は会ったのは弟だけだと答える。弟に会いたいとかえでが頼んだちょうどその時、店に電話がかかってきた。弟のことで、と銀行に呼ばれた邦子は、かえでも連れて行くことに。
かえでと邦子がキャロット銀行松本支店に着くと、あたりはパトカーや救急車が止まり騒然とした雰囲気に包まれていた。タクシーから降りた2人に赤城刑事(桜庭博道)が、邦子の弟・博康(光石研)が行内に立てこもっていると説明。ショックでふらつく邦子は、赤城や大貫刑事(山田辰夫)たちに店内へと連れて行かれた。邦子にしがみつかれたかえでも一緒に・・・。博康は支店長を人質にカウンターの内にいた。融資しないなら自殺すると脅す博康。死なれては困る。父親のことを知る人物なのだから・・・そんな思いをめぐらせるかえでに、邦子が弟を頼むと言い残して気絶。救急車に担ぎ込まれてしまい、説得できる人間がいなくなった。そんな時、美香子が突然、かえでがかつて優秀な行員であったと言い出した。それを聞いた大貫刑事は「あなたに犯人を説得してもらう」とかえでを指名。嫌がるかえでだったがあれよあれよという間に、犯人説得の大役をおおせつかるハメに。
その頃、姉がそんなことに巻き込まれているとは予想だにしない学(小泉孝太郎)が、熱を出してかえでのマンションで寝込んでいた。学からの電話で駆けつけた町子(西田尚美)とりる(酒井若菜)だったが、二人と、熱を出して弱った学が自分だけを頼って電話してきたと思っていたため、学は危うく四面楚歌に・・・。その時テレビのニュースでは、松本の立てこもり事件を報道していた。その映像に、銀行に入ってゆくかえでの姿を発見した3人は…。
銀行では、かえでによる説得が始まっていた・・・が、うまくいっているとは言いがたい。気分を切り替えようと、かえでは博康に父のことを聞き始めた。話が進むうちに、博康がトマト栽培の話を始め、少しづつ心をやわらげていく。だがしかし、あともう少し…と、いうところで、カウンターの電話が。それは、かえでを心配し、そしてニュースによってかえでの居場所を突き止めた、町子たちからの電話だったのだが・・・。

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第9話 父を賭けて丁か半かの大勝負!

あらすじ

新宿へ向かう高速バスに乗った中森かえで(中山美穂)に中年の男(モロ師岡)が話しかけた。かえでは、また何かトラブルに巻き込まれてはたまらない、と寝たふりを決め込もうとする・・・が、ついつい耳を傾けてしまう。ドライブインに停車中の車内で、中年の男が本題に入った。8年ぶりに刑務所を出たと言う中年の男は四国に残した妻が心配。2年前から手紙も途絶え、一人で帰る勇気がないと語る。切ない話に、ついその男の方に体を向けようとした時、誰かがかえでの腕をとった。振り返るとそこには町子(西田尚美)の姿が!町子と一緒にバスから降りるとかえでを待っていたのは、学(小泉孝太郎)とりる(酒井若菜)。3人は、レンタカーでかえでを迎えに来たのだ。
学が運転する車は、東京に入った。かえでは疲れて寝入っている。しばらく走ると、カーナビが、行く先が大渋滞になっていること報せ、3人は相談して一般道に降りることにした。国道を走っていると、並走する外車の存在が。乗っているのは目つきの悪い4人の男たち。学は行く手を阻まれて車を停車させられてしまう。外車からおりてきたのはダークスーツに身を包んだ強面の男。男は車のドアを開け、「お嬢さん」と町子に話し掛け、そして町子はその男を「倉橋」(郷田ほづみ)と呼んだ・・・。
目覚めたかえでが見たのは、窓外に広がってる瀬戸内海の景色。事態を飲み込めないでいるかえでに、学とりるは、町子の実家に向っているのだと告げる。車は瀬戸大橋を渡り、結局かえでは四国へ向うハメに。
そして車は、愛原家に到着。旅館と見紛うほどの豪邸で、かえでたちは半被を着た男たちに迎えられた。半被には、よく見ると『徳島愛原一家』の文字が・・・。町子は地元の博徒を束ねる総長、愛原鉄郎(麿赤児)の娘だったのだ。大広間に通されたかえでたちに町子が事情を説明していると、鉄郎が現れた。倉橋以上の強面だが、町子を見るとニッコリ。鉄郎は倉橋に、かえでたちを客人としてもてなすように促す。
一同の前に豪華な料理が運ばれる。手厚いもてなしを受けた後、就寝のため町子の部屋に来たかえでたちは、そこに町子を描いたデッサン画が飾られているのを見つけた。想い出を語り始める町子。絵を描いたのは、高校時代からの町子の彼氏だという。彼が美大に行くため、一緒に東京に出たのだが、絵の勉強のため彼は海外に留学。「彼のため・・・」と送り出した町子だったが、今でも想いを残している様子だ。
翌朝、かえではさっさと帰り支度。学は、まだのんびりしている。町子とりるを待つ間、かえでは学に父親に対する気持ちの変化を語り、出来れば自分の結婚式のことを報せたいと話す。一方、町子とりるはその間、町の観光に出かけてしまっていた。探しに出かけたかえでは、土産物屋で2人を発見。と、りるが町子を見ている男の存在に気づいた。それは、あの、町子の部屋にあった絵を描いた、九重保(佐々木蔵之介)だった。再会を喜ぶ町子と九重だったが、九重は人を待たせているとすぐにその場を去ってしまった。かえでが帰ろうとして振り返ると、りるがいない。りるを探してくると今度は町子が・・・。とりあえず、かえではりるを愛原家に連れ戻し、学と一緒にニ度と動かないように厳しく言い渡した。その時、学がかえでに長野県警から至急電話が欲しいと連絡があったと話す。かえでが電話すると、この前の銀行での出来事について、かえでに県警本部長賞を贈りたいので、明日にでも長野に来て欲しいとのこと。お礼の品も考えて欲しいと言われるが、とにかく家に帰りたいかえでは、賞なんかいらないと慌てて電話を切った。
その頃町子は、先程再会した九重の姿を偶然街で発見。しかしそこには寄り添う人の姿が・・・。事情を聞いて、町子の気持ちを知ったかえでは・・・。

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第10話 ついに再会!父娘の海に降る雪

あらすじ

かえで(中山美穂)は父の情報を得て、町子(西田尚美)、学(小泉孝太郎)、りる(酒井若菜)と静岡に向かう。かえでの父を見たと言うのは、露天商の木村(天野浩成)。駅の広場で露天を開く木村に、かえでは父の足取りを尋ねるが、話を聞いてみると電車に乗り合わせて一緒の駅で降りただけだと言う。かえでと学は父のその後の足取りをたどろうと八方手を尽くすが、情報は得られない。そんな中、町子とりるは、若くてハンサムな木村を前にしておおはしゃぎ。しかし、その様子を見た学に叱責されて、町子とりるも父親探しに協力することに。附近の旅館に電話をかけてみるが、やはり手がかりは得られなかった。万策尽きたか・・・。学は仕事のために東京に帰らねばならない。しかしかえでは、式の前に父を探し出したいと、この町にもう一晩泊まることにする。かえでと一緒に残ると言っていた町子とりるだったが、木村が東京に行くと聞いて、あっさり帰ると言い出した。結局、かえではまた1人きりに・・・。
父の面影を求め、スーツケースを引きながら海沿いを歩くかえでは、いつしか断崖絶壁の上にたどりつく。物思いにふけりながら海を見つめるかえでに、どこからか「そんなこと考えちゃいけない」という声が。振り向いたかえでが目にしたのは、自殺防止をよびかける看板。かえでは、あっという間に数人の男にとり抑えられてしまった。男たちは町の消防団員。かえでの思いつめた顔に「もしや?」の勘違いをした模様。ひたすら謝る団員たちにかえでが事情を説明すると、団員のひとりが、それらしき男が十条公介(吹越満)の経営する旅館に泊まっていると言い出す。十条の旅館は、観光協会に加盟していないため案内所では分からなかったのだ。
早速かえでは十条旅館を訪ねる。迎えに出た公介に、父の慎太郎(串田和美)の宿泊の有無を尋ねると、泊まっているとの返事。公介に広間に通されたかえでが待っていると、父がやって来た。しかし、6年ぶりに再会した2人の会話はどこかぎこちなく・・・。  一方、町子たちはかえでのマンションに帰ってきた。町子とりるは、ちょっぴりガッカリした様子。おめあての木村には、東京に奥さんがいたのだ。学がそんな2人をからかっていると、電話が鳴って、りるが受話器をとった。電話の主は、かえでの婚約者、浜崎龍之介(アレキサンダー・マニング)の依頼を受けたウェディングコーディネーターらしい。すぐ近くにいるらしい、とりるが報告する間もなく玄関のチャイムが鳴り、話題の主が現れた。天本しのぶ(深沢敦)と名乗るウェディングコーディネーターだ。しかし、肝心のかえでが不在。時間がないと言う天本は、学たちからかえでのイメージを聞いて、強引にパーティーのコンセプトを決めようとする。・・・そう、かえでの結婚式は、もう一週間後に迫っていた。

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第11話 旅の終わりは永遠の別れ

あらすじ

東京駅。ホームに滑り込んでくる新幹線。人待ち顔の学(小泉孝太郎)と町子(西田尚美)の前に、スーツケースを手にしたかえで(中山美穂)が降りてきた。何はともあれ、結婚式の前日、かえでは帰ってきたのだ。
学、町子と共にマンションにたどりついたかえでが部屋のカギを開けようとすると、呼び止める声がした。現れたのは刑事たち(河西健司・甲本雅裕)。訳もわからぬまま車に乗せられ、たどり着いたのは挙式を予定している教会だった。そして、そこでかえでを待っていたのは、婚約者の浜崎(アレキサンダー・マニング)が誘拐されたとの思いがけない知らせ。しかも、なんとりる(酒井若菜)も一緒だという。かえでのかわりに結婚式の打ち合わせに出ていて、かえでと間違われたのだ。
犯人の要求はドルで228万ドル。日本円にして約二億だ。
話を聞いた、浜崎が勤める法律事務所の社長、双葉(鹿内孝)は『逆恨みだ』ともらす。浜崎が担当し、勝訴を勝ち取った裁判での賠償金と、犯人が要求する額が、まるで同じだというのだ。
と、電話が鳴った。かえでは人質を釈放するように犯人を説得するが、これはビジネスなんだと突っぱねられる。そんな緊迫した出来事の中、りるは電話のかえでに「浜崎さんを愛してしまいそう」と突然の告白!それを聞いた学もりるに「好きだー!」と叫び・・・。
犯人の要求は、かえでがひとりで身代金を持ってくること。そしてドル札はひとつのかばんにまとめてあること。そんな大きなかばんは・・・あった!かえでのスーツケースだ。 中に無線が仕込まれ、警察官がかえでのふりをして現場に行くことになった。着々と物事は進行してゆく中、かすかな違和感を覚えるかえで。かえでの胸にはこれまでの旅の中で出会った多くの人との思い出がよみがえる。彼らは皆、自分の幸せを自らの手で切り開いていた、切り開こうとしていた・・・。
事件に巻き込まれた自分の婚約者と友人を、何もしないでただ見守っていることに疑問を感じたかえでは、自ら犯人の前に向ってゆくことを決意する。そして、その朝が来た。
はたして、浜崎とりるは無事救い出されるのか、かえでの運命は・・・。そして、3時間後と迫ったかえでの結婚式は無事行われるのか・・・。

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引用元:番組公式サイト

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