【遊戯王デュエルリンクス】合体から解体まで!磁石の戦士デッキについて解説!

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執筆者:編集部

5月2日16時~5月9日14時までデュエルワールドに武藤遊戯が出現するイベント。

このイベントによって、磁石の戦士が実装され入手することができるようになった。

今回、強力な1体に合体したり、3体に分解したりとおもしろい動きをする磁石の戦士デッキについて解説していこうと思う。

合体から分解までこなす磁石の戦士デッキを解説

磁石の戦士デッキのコンセプト

「磁石の戦士」モンスターを展開したり、高ステータスであるマグネット・バルキリオンを特殊召喚したりと状況に応じてモンスターを使い分けることができる。

ビートダウン色の強いデッキである。

「磁石の戦士」β、α、γ必須

・磁石の戦士β

☆4/地属性/岩石族/A1700/D1600

・磁石の戦士α

☆4/地属性/岩石族/A1400/D1700

・磁石の戦士γ

☆4/地属性/岩石族/A1500/D1800

磁石の戦士マグネット・バルキリオンを特殊召喚するのに上記3種類は必要不可欠。

3種類とも通常モンスターである。

そのため、通常モンスターのサポートカードを採用することができる。

「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」必須

☆8/地属性/岩石族/A3500/D3850

・このカードは通常召喚できない。

・自分の手札、フィールドから「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」を1体ずつリリースした場合に特殊召喚できる。

①このカードをリリースし、自分の墓地の「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」を1体ずつ対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

召喚条件があるものの、高ステータスを誇っている。

1度、正規の方法で召喚に成功すれば蘇生制限を満たせる。

手札からでもリリースして特殊召喚することができる。

もしくは蘇生制限こそ満たせないものの、「磁石の戦士δ」のおかげである程度は召喚しやすくなっている。

今現在、収録されている☆8モンスターで、攻撃力、守備力、攻守合計値が1番高いモンスターである。

「磁石の戦士δ」重要

☆4/地属性/岩石族/A1600/D1400

・「磁石の戦士δ」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①このカードが召喚、特殊召喚に成功した場合に発動できる(誘発効果)。

デッキから☆4以下の「マグネット・ウォリアー」1体を墓地に送る。

②このカードが墓地へ送られた場合、「磁石の戦士δ」以外の☆4以下の「マグネット・ウォリアー」3体を自分の墓地から除外して発動できる(誘発効果)。

手札、デッキから「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

まず、召喚、特殊召喚に成功したとき、デッキから墓地肥しができる。

二つ目の「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」を特殊召喚する効果と噛み合っているため、非常に使いやすい。

この墓地肥しの効果は「磁石の戦士δ」を墓地に送ることもできる。

なので、磁石の戦士マグネット・バルキリオンを特殊召喚したい場合、墓地が十分肥えていれば、磁石の戦士δの効果で磁石の戦士δを墓地に送り、送られた磁石の戦士δの効果でマグネット・バルキリオンを特殊召喚すると良いだろう。

除外して特殊召喚する効果だが、同じ種類の磁石の戦士3体を除外でも特殊召喚することが可能である。

二つ目の効果はコストとして墓地に送ってもタイミングを逃すことなく効果を発動することができる。

このデッキへの採用率の高いカード

採用率の高いカードをピックアップ。

戦線復活の代償

通常モンスターをリリースして墓地からモンスターを1体特殊召喚できる装備魔法。

磁石の戦士マグネット・バルキリオンを分解したときに出てきた下級磁石の戦士をコストに蘇生制限を満たしたマグネット・バルキリオンを特殊召喚するというコンボ。

攻撃力合計値が最大6700になる。

すべて直接攻撃が通ればほぼほぼ相手LPを0にできるだろう。

できなくても一気に大量展開できるため、盤面の状況をひっくり返すことも可能である。

突撃指令

通常モンスターをリリースして相手モンスター1体を破壊する速攻魔法。

サクリファイス・エスケープとして発動するのが1番理想的な使い方である。

磁石の戦士β、α、γは通常モンスターであるため、このカードの採用の余地がある。

動かし方

やはりマグネット・バルキリオンがフィニッシャーとして担っている。

正規の手段でバルキリオンにつなげるか、もしくは磁石の戦士δによって強引に召喚させるか。

消費が少なくて済むが少しテンポが遅い磁石の戦士δを使った召喚方法。

蘇生制限を満たせるうえに一気に大量展開にもつなげることができる正規方法か。

基本的にはこの両方を採用できるので、手札と相談しながら臨機応変にプレイしていきたい。

このデッキへの対策

やはりこのデッキでこわいのはマグネット・バルキリオンなため、いつ召喚されても処理できるように常に除去する手段を用意しておけばさほどこわくない。

考察

ランク戦で常勝できるデッキとは言い難い。

あくまでファンデッキどまりである。

そのうえイベント限定なため、構築難易度は高い。

強さと構築コストが噛み合っていないデッキである。

入手するための武藤遊戯がイベント中、ランダム出現なうえに期限があるため、構築するのに容易ではないが集まった際はぜひデッキ作成してみてほしい。

執筆者: 編集部