【遊戯王デュエルリンクス】カオス・ソルジャーがパッケージを飾るCHAOTIC COMPLIANCEを解説!(R編)

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執筆者:編集部

4/12から発売した「CHAOTIC COMPLIANCE(カオス・コンプライアンス)」。

初収録のサイキック族やデュアルを主にテーマとしたBOXである。

今回はこのパックに収録されているRカードの使い方などについて解説していこうと思う。

カオス・コンプライアンスに収録された32種類のRカード

カオス・コンプライアンスに収録された32種類のRカードを解説

R枠(32種類)

「ゼータ・レティキュラント」

「竜の騎士」

「サイバー・ダイナソー」

「パペット・キング」

「合成魔獣ガーゼット」

「氷帝家臣エッシャー」

「ナチュラル・ボーン・サウルス」

「マインフィールド」

「ジェネティック・ウーマン」

「テレキアタッカー」

「レクンガ」

「異怪の妖精エルフォビア」

「ダッカー」

「カード・ブレイカー」

「ベビケラサウルス」

「X・E・N・O」

「カバリスト」

「水晶の占い師」

「迷犬マロン」

「ビッグ・コアラ」

「エメラルド・ドラゴン」

「達人キョンシー」

「金剛真力」

「ヘル・アライアンス」

「大地讃頌」

「魔法吸収」

「光の護封陣」

「貪欲な瓶」

「破邪の刻印」

「大地震」

「ふるい落とし」

「本陣強襲」

入手しておきたいカード

おすすめのカードをピックアップ。

サイバー・ダイナソー

☆7/光属性/機械族/A2500/D1900

・相手が手札からモンスターを特殊召喚した時、このカードを手札から特殊召喚できる(誘発効果)。

攻撃力2500をコスト無しで特殊召喚できる効果は魅力であるが、相手が手札からモンスターを特殊召喚した時であるため、発動タイミングが非常に限られている。

だけど、手札から特殊召喚するモンスターは意外と少なくないのである。

「魔導ギガサイバー」や「デザート・ツイスター」などに対して特殊召喚できるうえにステータス負けしない。

手札を数枚消費して高ステータスを出せる儀式モンスターにも対応しているため、ある程度の儀式モンスターには殴り負けしない。

また、最近流行りの「樹海の射手」に対しても特殊召喚することができるため、これらのメタ的存在として活躍することができる。

欠点としてはやはり相手がこのような方法で特殊召喚するモンスターを採用していなければ機能しない。

また、1度の特殊召喚できるのも1体までなため手札に被ってしまうと腐ってしまうこともあるので採用枚数には気を付けたい。

異怪の妖精エルフォビア

☆3/風属性/サイキック族/A900/D500

・1ターンに1度、手札の風属性1体を相手に見せて発動(起動効果)。

・次の相手のメインフェイズ1終了時まで、お互いのプレイヤーは、見せたモンスターよりレベルの高いモンスターの効果を発動できない。

ステータスこそ低いものの、効果は有用である。

次の相手のメインフェイズ1までではあるが見せた風属性のレベル以上の効果の発動を封じる範囲は指定されていない。

なのでフィールドや墓地などを問わずに封じることができる。

基本的にこちらから攻撃して相手のリバース効果を封じたり、相手モンスターの起動や誘発効果を封じる使い方になる。

しかし、見せなきゃいけないのが風属性限定なうえにレベル1だけはどうしても封じることができない。

なので「クリボール」を封じることができないのもネックである。

水晶の占い師

☆1/水属性/魔法使い族/A100/D100/リバース

・自分のデッキの上から2枚めくり、その中から1枚選んで手札に加える。その後、残りのカードをデッキの1番下に戻す。

速攻性はないものの、2枚の中から好きなカードを1枚加えることができるのは強力である。

しかし、2枚めくるため相手にカード情報が洩れてしまう。

基本的に1番下に戻したカードはシャッフルされない限り、ほぼほぼ使用されないので相手に「加えたカード」「シャッフルされない限り使われないカード」という情報アドを与えてしまう。

さらに序盤に発動したならデッキの内容まで予想されてしまう。

得るものは違えどお互いに優位に働くカードといえよう。

光の護封陣

フィールド魔法

・種族を1つ宣言して発動する。

・宣言した種族のモンスターは召喚、反転召喚、特殊召喚されたターンに攻撃宣言できない。

種族が統一されたデッキに対して有効である。

対人戦にはあまり向かないが、特定のレジェンドデュエリストには活かすことができる。

ほぼほぼ種族統一された「孔雀舞(戦士)」や「インセクター羽蛾(昆虫)」「イシズ(魔法使い)」などに対して有効である。

攻撃の手をワンテンポ遅れさせるため、擬似的なトゥーンモンスター化させることができる。

そのため、ペガサスハイスコア周回でも使われたピエロコントロールデッキで闘うこともできる。

しかし、引けなければ普通に攻撃されるため、ペガサスの時ほど安定性も欠けているため過信は禁物である。

大地震

永続罠

・自分フィールド上の恐竜族が破壊され墓地へ送られた時、使用していない相手の魔法罠ゾーン3か所指定して発動する。

・このカードがフィールド上に存在する限り、指定した魔法罠ゾーンは使用できない。

・このカードは発動後3回目の自分のスタンバイフェイズ時に破壊される。その後、自分の墓地の恐竜族1体を選択して手札に戻すことができる。

発動タイミングが限られているが封じる効果は強力である。

デュエルリンクスは魔法罠ゾーンが元々3か所しかないため、封じてしまえば相手は3ターンの間、魔法や罠を使用することができなくなる。

しかし、条件が厳しく、まず発動するタイミングとしてダメージステップに発動できない。

なので戦闘破壊には対応していない。

さらに3か所空いていなければ発動することもできないため、相手に1枚でも埋められてしまったら3か所指定するところがないので発動できない。

恐竜族専用カードなので、相手が恐竜デッキであれば常に自分の魔法罠ゾーンを1か所でも埋めていけばこのカードの発動を封じることができる。

メリットデメリットが極端なカードである。

本陣強襲

通常罠

・自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動する。

・選択したカードを破壊する。

・相手のデッキの上から2枚墓地へ送る。

まさにデッキ破壊デッキに採用されるカードである。

破壊をトリガーとする「ウォーム・ワーム」と相性が良い。

ウォーム・ワームの効果と合わせて合計5枚デッキから墓地に送ることができる。

また、以前よりも能動的に発動することができるようになったのである。

罠故に速攻性に欠けるうえに破壊するため守りが薄くなってしまうのが欠点である。

さらにこのカード1枚ではなにもできないため、採用枚数や発動するタイミングは見極めていきたい。

考察:効果を封じるカードも登場してきた

32種類のRカードが収録されているカオス・コンプライアンス。

効果を封じることができる「異怪の妖精エルフォビア」や「破邪の刻印」の登場により、デュエルシーンにおけるモンスターは通常から効果モンスターへの採用傾向が多くみられてきたということだろう。

まだまだ通常モンスターもサポートが豊富で決して弱くない。

効果モンスターが増えてきてより今後もデッキのバリエーションが増えてくるだろう。

執筆者: 編集部