【遊戯王デュエルリンクス】WONDERS OF THE SKYについて徹底解説!

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執筆者:編集部

3/17から発売した「WONDERS OF THE SKY」。

風属性や除外を主にテーマとしたMINI BOXである。

今回はこのパックに収録されているカードの使い方などについて解説していこうと思う。

風属性や除外強化のパック登場

WONDERS OF THE SKYについての解説

収録されているカード

このWONDERS OF THE SKYは全40種類80パック構成で販売されている。

風属性や除外をテーマにしたカードが多く収録されているのが特徴である。

UR枠(2種類)

「The アトモスフィア」

「デザート・ツイスター」

SR枠(8種類)

「熟練の赤魔術士」

「ディスクライダー」

「バード・フェイス」

「瞬着ボマー」

「デーモンの召喚」

「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」

「ビッグバン・シュート」

「ライジング・エナジー」

R枠(14種類)

「マジシャン・オブ・ブラックカオス」

「神鳥シムルグ」

「マテリアルファルコ」

「ゴブリン偵察部隊」

「九蛇孔雀」

「ハチビー」

「音速ダック」

「暴走する魔力」

「霞の谷の祭壇」

「ユニコーンの導き」

「縮退回路」

「魂吸収」

「異次元隔離マシーン」

「リバースディメンション」

N枠(16種類)

「コンボマスター」

「コンボファイター」

「ソニック・シューター」

「チェイン・スラッシャー」

「カオスライダーグスタフ」

「トランスフォーム・スフィア」

「真空イタチ」

「無欲な壺」

「次元の歪み」

「カオス・グリード」

「奇跡の発掘」

「カオス-黒魔術の儀式」

「終焉の指名者」

「局地的大ハリケーン」

「紅蓮の指名者」

「リターンソウル」

入手しておきたいカード

おすすめのカードをピックアップ。

バード・フェイス

☆4/風属性/鳥獣族/A1600/D1600

・このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られたとき、デッキから「ハーピィ・レディ」1体をサーチできる。

狩場デッキにぜひ採用したいカード。

狩場発動中は攻守共に1800まで上昇するため、ステータスも申し分ない。

この効果を不発で終わらせないためにも「ガルドスの羽根ペン」などでデッキにハーピィを戻して使いまわす運用も可能。

戦闘によって破壊され墓地に送られれば良いため、「死のマジック・ボックス」などで相手に送りつけてそれを戦闘破壊しても発動することができる。

The アトモスフィア

☆8/風属性/鳥獣族/A1000/D800

・このカードは通常召喚できない。

・自分のフィールド上のモンスター2体と自分の墓地のモンスター1体をゲームから除外した場合に特殊召喚できる。

・1ターンに1度、相手の表側表示モンスター1体を選択して装備カード扱いとしてこのカードに装備できる(1体のみ装備可能)。

・この効果で装備したモンスターのそれぞれの数値分、攻守が増加する。

サクリファイスのような効果をもった大型モンスター。

注意点として、通常召喚できないことと、裏表示は吸収できず、モンスターを装備しても破壊の身代わりにはならないこと。

デザート・ツイスター

☆6/風属性/悪魔族/A2300/D2000

・通常召喚できない。

・自分の墓地の風属性2体と地属性1体を除外した場合のみ特殊召喚できる。

・1ターンに1度、手札を1枚捨てて、フィールド上の魔法罠1枚を選択して破壊する。

召喚条件こそあるものの、ステータスや効果は有用性が高い。

セットされている魔法罠やフィールド魔法を破壊できる。

序盤から出すことは難しいが、召喚権を使わずに場に出せる点も大きい。

熟練の赤魔術士

☆4/闇属性/魔法使い族/A1600/D1600

・最大3つまでではあるが魔法が発動するたびに魔力カウンターを乗せていく。

・魔力カウンターが3つ置かれているこのカードをリリースすることで、手札・デッキ・墓地から「デーモン」モンスター1体特殊召喚する。

・自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの魔力カウンターを置くことができるカード1枚に魔力カウンターを1つ置く。

まだ効果範囲こそ狭いが「デーモン」を除外ゾーン以外ならどこからでも出せるカード。

そのため、今後「デーモン」のカードプール増加次第でより活かしやすくなっていくため、将来性を秘めたカードである。

ディスクライダー

☆4/風属性/悪魔族/A1700/D1500

・1ターンに1度、自分の墓地の通常罠1枚を除外し、このカードの攻撃力を相手ターン終了時まで500上げる。

素のステータスも高く、効果を発動すれば相手ターン終了まで攻撃力2200のアタッカーとして存在する。

通常罠として「イタクァの暴風」「フリッグのリンゴ」「道連れ」「メタル化・魔法反射装甲」「荒野の大竜巻」「陽動作戦」などがある。

ブラック・デーモンズ・ドラゴン/デーモンの召喚

この組み合わせはオート周回デッキのひとつ「W融合」の採用圏内。

「メテオ・ブラック・ドラゴン」との共通融合素材である「真紅眼の黒竜」が採用されているため、無理なく採用することができる。

その他おすすめカード

どのモンスターにも装備でき攻撃力400上昇+貫通効果付加の「ビッグバン・シュート」。

手札1枚コストではあるが、攻撃力1500上昇と攻めにも守りにも使える罠「ライジング・エナジー」。

このカードがフィールドでリリースされたとき、デッキか墓地から同名以外の☆4以下風属性1体加えることができる「九蛇孔雀」。

☆3攻撃力1700と純粋な低レベルアタッカーの「音速ダック」。

発動時に墓地の魔法すべて除外し、その除外数×300の守備力以下を相手の表側表示モンスターからすべて破壊できる「暴走する魔力」。

除外されている☆5以下の獣または鳥獣族1体を、手札1枚除外することで特殊召喚できる「ユニコーンの導き」。

今後現れるデッキ次第ではまた見方や評価が変わってくるが、現状ではこれらはおすすめするカードである。

考察:汎用性こそあまり高くはないが、風属性や除外強化には優れている

汎用性が高いカードはあまり収録されていない。

その代わり、風属性や除外をテーマにしたカード関連が今回強化されたかたちとなっている。

狩場デッキの強化や除外デッキが今後デュエルシーンで見られていくことになるだろう。

執筆者: 編集部