【シャドウバース】元祖”最強”帰還か? 新カードと相性ばっちり!「冥府エルフ」デッキ紹介

最終更新:

執筆者:編集部

いよいよ1周年を間近に控え、さらに新パックの配信も控えているシャドウバース。

この一年間付き合い続けていた人は、様々な環境を目にしてきたのではないでしょうか。

印象に残るデッキは諸説あると思いますが、個人的に懐かしいのはスタンダードセットにおけるエルフの黄金期。

なにより「冥府エルフ」の存在は、様々な人を戦慄させました。

除去・ドロー・フィニッシャー全てを兼ね備えたそのデッキはまさに「最強」と呼ぶに相応しい出来で、愛用者も多かったと思います。

強力カードの二度のナーフにも関わらずなおも存在を続け、「ダークネスエボルヴ」期においてさえ強いデッキといわれていました。

しかし、「バハムート降臨」「神々の騒乱」と、強力カードの追加により徐々に鳴りを潜め、現在ではほとんど見なくなっています。

しかしこのたび発表されたカード「エルフの双撃」により、デッキの除去能力が上昇し、弱めだった序盤を克服することで復権できるのではないか、という声があがっているようです。

そこで、ここでは現在の冥府エルフの形を紹介していきたいと思います。

使用難易度が高いデッキとも言われているので、今の内に作っておくのもいいのではないでしょうか。

デッキ紹介動画と参考デッキレシピ

以下はババレイヒロッキー氏によるデッキ紹介動画です。

新カードの搭載を想定しつつ、現環境に適応したレシピを考えています。

https://www.youtube.com/watch?v=_rjZzEkxivk

フォロワー

ベビーエルフ・メイ 3枚
フェアリーウィスパラー 3枚
リノセウス 3枚
クリスタリア・リリィ 2枚
ミニゴブリンメイジ 2枚
エンシェントエルフ 3枚
エルフプリンセスメイジ 3枚
クリスタリア・エリン 2枚

スペル

自然の導き 3枚
フェアリーサークル 3枚
新たなる運命 3枚
森荒らしへの報い 3枚
翅の輝き 3枚
森の意志 2枚

アミュレット

冥府への道 2枚

デッキ概要

デッキの動きとしてはごく単純で、墓地にカードを30枚溜めて「冥府への道」を発動して勝利するというデッキです。

https://shadowverse-portal.com/card/101032010

「冥府への道」は毎ターン確実に6ダメージを相手に与えるため、効果が発動しさえすれば「ほぼ」勝利が確定します。

重要なのが墓地を溜めるギミックです。

普通に闘っていたのでは15ターン以上かかってしまいますし、そもそもその前に敗北してしまうこともしばしば。

よって、冥府エルフでは様々なカードが生成する「フェアリー」を大量に溜め込むことで墓地を肥やします。

https://shadowverse-portal.com/card/101034010

場に出すのもいいですし、手札に溜め込んだフェアリーを「新たなる運命」で全て捨て、墓地を肥やしつつ手札を補充するといった動きも強力です。

さらに、第二のフィニッシャーとして「リノセウス」も有しており、冥府への道に頼らずとも勝利することができるあたりが最強デッキと呼ばれていた所以でしょう。

マリガンとプレイング

冥府エルフのマリガンとプレイングを紹介していきます。

冥府エルフは選択肢が豊富な分、状況と場合によって大きくプレイングが異なってくるので、下記はあくまで基本的なことである点に留意してください。

マリガン

基本的には1コスト、2コストのカードをキープしていきます。

アグロが多いリーダーが相手の場合は、「新たなる運命」は返し、それ以外は重要カードなのでキープしましょう。

「リノセウス」も序盤では必要ないので返してしまいます。

フェアリーを生成する軽めのカードや、「森荒らしの報い」などを探しましょう。

「エンシェントエルフ」のキープは悩むところですが、大量のフェアリーを手札に戻さなければ意味がないため、基本的には返してしまいましょう。

プレイング

序盤は相手のフォロワーを凌ぎつつ、うまく手札にフェアリーを溜め込みます。

「エンシェントエルフ」などの効果を生かして手札を溜めたら、「新たなる運命」でドロー、墓地を肥やすと同時にデッキのカードを引きましょう。

相手のタイプによって、冥府への道を狙うか、それとも「リノセウス」による攻撃を狙うかも定めておきます。

アミュレット破壊の有無や環境によってその判断は異なってきますが、基本的にはライフを削るのがはやい相手には盤面の処理を優先、そうでない相手には冥府への道の達成を優先します。

相手によっては「冥府への道」の達成を完全に諦めてしまっても構いません。

敵によっては進化をガンガン使い、素早くライフを削ったほうがいい場合もあるでしょう。

そうでない場合、進化は盤面の掃除に使い、冥府への道の条件達成を目指しましょう。

なお、冥府への道を発動したとしても、それは相手に時間制限がついただけの話です。

いくら倒しても蘇ってくる「モルディカイ」そもそも冥府への道が効かない「ヘブンリーイージス」など、抜け道は少数ながらも存在します。

疾走フォロワーによる敗北も十二分にありうるので、冥府への道を発動したからといって諦めず、守護フォロワーを逐一置いて、守りを固めましょう。

デッキ改造案

序盤をさらに磐石にするためと、新たなフィニッシャーと考えて、「風の軍神・グリームニル」を投入することが考えられます。

環境に「モルディカイ」が多い場合は、相手のフォロワーを手札に戻す「根源への回帰」などの投入も考えられるでしょう。

新カードである「エルフの双撃」とのシナジーを考えるのなら汎用性の高いニュートラルフォロワー・ニュートラルスペルを投入してもいいでしょう。

冥府への道を発動したあとを磐石にするのなら、体力を回復するフォロワーを投入しても構いません。

新カード次第ではありますが、現環境でも色々な方向に進化する可能性を秘めたデッキです。

まとめと感想 冥府エルフは新環境の一翼を担うのか?

冥府エルフは強力なデッキです。

それは色あせません。

しかし、疾走フォロワーの優良化、アグロデッキの高速化により、少々環境についていけなくなってしまいました。

しかし、今回発表された「エルフの双撃」は、冥府エルフの苦手とする序盤をうまく支えてくれるカードだと思います。

冥府エルフが活躍できるかどうかは環境次第だと思いますが、冥府エルフ自体のギミックはまだ生きており、追加されるカード次第ではまだ十分に息を吹き返す可能性があるでしょう。

もしこのデッキが好きだという人は、プレイングを今の内に鍛えておいてもいいかもしれませんね。

執筆者: 編集部