【シャドウバース】「逃げても無駄だ!」ルシウス採用型アグロにも強いランプドラゴン!

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執筆者:編集部

今回は1コストアミュレットの「ドラゴンの卵」や5コストニュートラルフォロワー「ゴブリンスレイヤー・ルシウス」などを採用したランプドラゴンを紹介する!

このデッキはミッドレンジ型のため、後半に高火力で押し切れるカードが多く含まれいるが、対アグロ戦も意識した構成となっているぞ。

アグロには粘り勝ち、ミッドレンジ・コントロール戦ではランプアップにより先に大型フォロワーをプレイし、有利を取っていく構成となっている。

注目のカード「ゴブリンスレイヤー・ルシウス」

ゴブリンスレイヤー・ルシウス

引用元:https://shadowverse.jp/cardpack/riseofbahamut/

現環境では超越やランプドラゴン、ヘブンリーイージスなどの後半に猛威を振るうデッキを意識した、ややアグロ寄りなミッドレンジデッキが流行っている。

ヴァンプの「フォレストバット」やエルフの「フェアリー」、ネクロの「スケルトン」など、これらの1コストフォロワーを一掃してくれるのが「ゴブリンスレイヤー・ルシウス」だ!

このカードのファンファーレ能力、『コスト2以上の他のフォロワーすべてに1ダメージ。コスト1のフォロワーすべてに2ダメージ。』により相手が序盤から頑張って築き上げた盤面を一気に崩すことが出来る。

1コストには2ダメージなのでゴブリンをはじめとした1コスト1・2スタッツのフォロワーも一掃できるのが大きい。

またこの能力はファンファーレ効果なので、進化権を温存することも可能だ。

特に最近はネクロの動きとして「骨の貴公子」による1コスト1・1フォロワー「スケルトン」の大量展開が多くみられるが、これらを一度に除去できるのは非常に強い動きとなり、試合をドラゴン有利の後半戦へと持ち込みやすくなった。

デッキレシピ

  • ドラゴンの卵 3
  • ユニコーンの踊り手・ユニコ 3
  • 風読みの少年・ゼル 2
  • 竜の託宣 3
  • サラマンダーブレス 3
  • プリズンドラゴン 3
  • ドラゴンウォーリア 3
  • ゴブリンスレイヤー・ルシウス 2
  • 水竜神の巫女 3
  • 竜の闘気 3
  • サハクィエル 3
  • ルシフェル 2
  • ウロボロス 2
  • ダークエンジェル・オリヴィエ 1
  • バハムート 2
  • ジェネシスドラゴン 2

今回の構築では主にアグロ対策として「ゴブリンスレイヤー・ルシウス」を2枚採用。「サハクィエル」は盤面を取り返すのに有効で、また選択先も豊富なことから3枚採用。

TOG環境でより長期戦となる場面も増えたことから、「ダークエンジェル・オリヴィエ」を採用し、進化権にも余裕を持たせた。

「ドラゴンの卵」はPPが余るタイミングで場に出すことで簡単にアドを取ることが出来、使い勝手もいいことから3枚採用。

6コスト帯のカードが不採用ではあるが、PPブーストのリソースが多く、すぐさま高PPにたどり着けるのでさほど気にならない。

マリガン方法

マリガンでは基本的にPPブーストカードを狙っていこう。

対アグロでは低コストを固める

PPブーストを意識しすぎると、序盤の隙に一方的にやられ、押し切られてしまうのがドラゴンの弱いところ。

「ユニコーンの踊り手・ユニコ」や「プリズンドラゴン」などの低コストフォロワー、余裕があれば「ドラゴンウォーリア」や「ゴブリンスレイヤー・ルシウス」などもキープして、相手の序盤の猛攻を阻止していこう。

対ミッドレンジではPPブーストと手札確保

相手よりいかにPPブーストによる先攻アドバンテージをとれるかが勝敗をわけてくる。「ドラゴンの卵」や「竜の託宣」、「水竜神の巫女」、「竜の闘気」などをキープしたい。

基本の試合の流れ

「水竜神の巫女」や「ルシフェル」をはじめとした回復カードがこのデッキには多く含まれているため、序盤のダメージは後でカバーできることを頭にいれながら、PPブースト最優先でいこう。

PPブーストのカナメは水竜神の巫女!

盤面にフォロワーを置いて、場に干渉しながらPPをブーストができる非常に強力なカード。5ターン目プレイで次のターンは7PP以上が確定するので、サハルシやウロボロスコンボに繋げやすい。

プレイのタイミングに気を付けて

周知の事実でカードにも記載されているが、「水竜神の巫女」のファンファーレ効果は5ターン目以降でないと働かない

竜の託宣によって5ターンより前に5PPになりプレイ可能な場面があるので注意しよう。

しかし、「水竜神の巫女」を複数枚握っている場合やほかにも「竜の闘気」などPPブーストカードがそろっている場合は5ターンより前にプレイするのもアリだ。理由としては、4ターン目に4・5スタッツのフォロワーが立つという動きが純粋に強力であり、除去しづらいからだ。

「ウロボロス」で無限のプレッシャーをかけよう

8PPからは「ウロボロス」がプレイ可能となる。

何度倒してもラストワードで手札にかえる能力、放っておけば8ダメージという高スタッツは相手にプレッシャーをあたえられること間違いなしだ。

フィニッシュは大型疾走!

スタンダード期から活躍し続けている「ジェネシスドラゴン」。非常に高コストではあるが、一度に進化ナシで7点を叩き込めるスタッツと疾走という能力はフィニッシャーとして申し分ない。がら空きになった相手のフェイスに大ダメージを叩きこもう。

「風読みの少年・ゼル」を使ってなんでも疾走に

そしてTOG環境で追加された「風読みの少年・ゼル」。進化時効果『覚醒状態なら、自分のフォロワー1体は疾走を持つ』により、自分のフォロワーを疾走に変えることができるのだ。

「ルシフェル」や「水竜神の巫女」に疾走を付与すれば、回復しながら、相手にダメージを与えることができる。

「ウロボロス」につかえば、なんとファンファーレ能力とあわせて11点ダメージをフェイスに叩き込むことも可能だ。

進化権を10PP時に残さなければならないのがややネックだが、PPブーストが進んでいると意識せずとも進化権が10PP時に余っていることも多い。またこのデッキでは「ダークエンジェル・オリヴィエ」も採用しているので安心して進化権を消費できるぞ。

まとめ:アグロに強いドラゴン

カードが追加され、新環境が始まったばかりの環境ではどのプレイヤーもデッキ構築が不安定になりやすく、アグロが流行りやすい傾向にある。

今回の構築では序盤に出される小粒フォロワーの除去や回復に重点を置いているので、対アグロ戦では簡単にしのぎ切りこちらに有利な後半戦に持ち込みやすくなっている。

「ダークエンジェル・オリヴィエ」や「ウロボロス」により長期戦にも通用するのでひとまずの現環境では万能に戦うことが可能だ。

ランプドラゴンは、PPをブーストさせるというコンセプトはどれも同じだが、入れ替え候補が多くあるデッキスタイルで、採用カードは環境の移り変わりやどのようなフィニッシュを目指すかで大きく変わってくる。

これからTOG環境が固まっていくにつれて、ドラゴンの構築にも工夫が必要になるだろう。

執筆者: 編集部