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ゲームメーカー潜入取材
D3パブリッシャー編

□「THE推理モバイル」ができるまで



「THE推理モバイル」の企画はいつごろから?


鈴木氏(以下敬称略):去年の11月以降です。
「THEお姉チャンバラ」「THE地球防衛軍」といった、SIMPLEシリーズの看板タイトルをモバイルで出したあとに、次に何を出すかを考えまして、やはり好評を頂いている「THE推理」を出そうということでトムキャットさんにお願いしました。

高橋氏(以下敬称略):もともとこの作品は携帯電話向けのゲームかなと思っていたんです。
賢作(注:作中に登場。「擬人」といわれる検索ソフト)が跳ねたりするところを入れると、どうしても対応機種が上位機種になってしまう。
けど、それでもアプリでやりたいという思いがあって。最初はもっと下位機種でも遊べるような、賢作が動かないものも考えていました。
絵も簡単ですし(笑)。でもそこは鈴木さんが頑張られて。

鈴木氏:結構わがままを聞いてもらいましたね(笑)

わがままというと?


高橋:シナリオが5本ですけど、労力としては10本分くらいかかってます(笑)
全5話通して話につながりはあって最後は大団円になりつつ、1話ずつの話は独立しているようにと言われて。それでおもしろくなったという部分はあるんですけど、大変でした(笑)
キャラクターも結構多くて、その頃かなり忙しかった四家にもかなり無理をして描いてもらいました。

1話ずつの配信と、5話パックでの配信はもともと考えていたんですか?


鈴木:もともと両立てで考えていたので、どうしても続きものにしたかったというのはあります。
コンシューマの「THE推理」ではそういった作りになっていなかったので、新しいチャレンジといった形で、トムキャットさんにも初めにそうお伝えしました。
もともとの「THE推理」を手がけられた方々にやっていただいたので、クオリティは折り紙つきです。

「THE推理モバイル」は歴史や漢字などの知識が出てきたりする部分がありますが、あらためて勉強されたんですか?


高橋:そのとき面白いなと思ったものを入れている感じですね。読んでいる本の内容ですとか。
別件で漢字に関係する仕事をしていたので、その時の知識が役に立ってますね。

モバイルオリジナルになった経緯をお願いします


鈴木:コンシューマの「THE推理」から5話そのまま移植というのも考えていたんです。
でもせっかくモバイルで看板タイトルを出すのだし、従来のユーザー様にも満足してもらえるようなものをということで、オリジナルシナリオになりました。

ゲーム画面でのこだわりはありますか?


四家:絵として難しいところというのはそれほどないんですが、キャラクターの動きであったりといった部分でプログラマー(?)には頑張ってもらいましたね。

高橋:画面のこだわりとはちょっと違うかもしれませんが、携帯電話の画面なのであまり小さいと見えにくいという難点もありましたね。
キャラクターの腕に注射の跡を描いたんですけど描いてもわからなかったり。なので、そこは文章でフォローしたりと携帯アプリならではの見せ方も意識しました。

作り手だからこそ知っている楽しみ方はありますか?


四家:絵として難しいところというのはそれほどないんですが、キャラクターの動きであったりといった部分でプログラマー(?)には頑張ってもらいましたね。

鈴木:全体的にはジニーと賢作の掛け合いがコンシューマとほぼ同等に楽しめるところですね。

高橋:あれがなきゃもっと下位機種でもできたんですけど(笑)でも賢作は跳びはねなきゃ賢作じゃない、ということで。

鈴木:あとは後日談ですね。それもコンシューマと同じように、1話クリアするごとに楽しめます。そういったところまで本家「THE推理」と同じなんだというところを見てほしいですね。

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