長く遊んでいるユーザーにも楽しんでもらいたい!工夫を凝らしたイベント施策【ヤマトクロニクル覚醒インタビュー#2】

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執筆者:編集部

株式会社ジュピットが運営する、「ヤマトクロニクル覚醒」はブラウザやフィーチャーフォンで遊べる日本の神話や歴史をモチーフとしたソーシャルカードゲーム。

綺麗なカードイラストはリリース当初から大きな反響を呼び、2010年から愛され続けてきた。

そんな「ヤマトクロニクル覚醒」のプロモーション責任者の慶田盛氏、広告運用担当の新松氏、運営ディレクターの並木氏庄子氏の4人にお話を伺ってみた。

本インタビューは全3回に分けてお届けする。第1回目は和気あいあいとした社内の様子や、ゲームに対するこだわりについて。

第2回はフィーチャーフォンならではの苦労や、掲示板でのユーザー反応についてお聞きしてみた。

本インタビューの様子はこちらから:
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リリースしたのは2010年頃、まだまだガラケーが主流だった。

――ブラウザ、ガラケー、スマホと成長してきた「ヤマトクロニクル」ですが、最初のリリースはいつ頃でしょうか?

慶田盛氏
2010年ぐらいだったと思います。当時はガラケーのゲームが主流でしたね。

――長く続いているシリーズですね!開発期間はどのくらいでしたか?

慶田盛氏
当時の社員の規模も今より少なかったですが、1年ぐらいだと思います。

――ゲームのユーザー年齢層はどのくらいでしょうか?

慶田盛氏
男性で、30代の方が多いです。

フィーチャーフォンのユーザーがメインとなります。

――プレイしている男女比率もわかりますでしょうか?

慶田盛氏
男性がメインだと思います。もちろん女性…と思われるユーザーもいます。

並木氏:
アンケートも過去に行っているので、男女比も出ています。

正確か不明ですが、ユーザーの中に女性もいますね。

容量問題などフィーチャーフォンならではの悩みも

――フィーチャーフォンならではの苦労などありますか?

並木氏:
フィーチャーフォンだと、動的に動かすことができないのでページ遷移が多くなってしまうこともあります。

しかし、ショートカットキーなど今欲しいというタイミングを見て配置しているので、遊ぶ面ではサクサクと楽しんで頂けると思います。

また、ページ容量があるので、画像サイズの書き出しなど注意が必要ですね。

余談ですが、キャリアによって癖がある場合もあって、A社だとうまくいくのにB社だとうまくいかないという挙動の違いもあります。

メーカーによって中身が違うのでそこは苦労しますね。

――デバッグはどのようにおこなっているのでしょうか?

並木氏:
先程の挙動の違いもあるので、各キャリアおこなっています。

――ユーザーが快適に遊べるように確認は徹底されているのですね。ゲームのストーリーなどどなたが作成されているのでしょうか?

並木氏:
シナリオライターが社内にいます、先日3章まで公開されていて全部で30話準備しました。

こちらをユーザーさんに楽しんで頂けるようタイミングをみて配信していきたいと思います。

ユーザーのリアルな反応が掲示板で見れるのが楽しい

――今後が楽しみですね!新しいキャラクターやストーリーを創っていくうえで楽しいと感じるポイントはありますか?

庄子氏:
ゲーム内で掲示板があるのですが、ユーザーがシナリオに対して喜んだ反応を見ることができるのは嬉しいですね。

――ゲーム内の掲示板を確認されることはありますか?

庄子氏:
確認します、少し前にクリスマスのイベントでおふざけ仕様を入れて反応が良かったです。

一同笑。

――それはどのような仕様でしょうか?

庄子氏:
ユーザーの皆さんは慣れているのでストーリーのスキップボタンを押してしまいがちですが、スキップを押すと「押すんじゃない」と表示されるようにしました。

――それは慣れたユーザー程驚きますね(笑)

庄子氏:
他には、ヒロインに行商人のなおべえの顔をいれたこともありました。

でもユーザーの皆さんは喜んでくださったので、そういった素直なリアクションをいただける助かります。

エイプリルフールももちろん仕込みをしっかりと準備

――ちなみにエイプリルフールも近づいてきましたがどのような施策を?

並木氏:
絶賛開発中です。 ※インタビューは3月23日に実施

去年のエイプリルフール施策は、「お出かけなおべえちゃん」というイベントを開催しました。

イベントで「お出かけ幼魔ちゃん」というものがありまして、お出かけさせた翌日にアイテムを持ってきてくれます。

エイプリルフールでは行商人のなおべえに設定して、1分で戻ってくるようにしました。

最終的にもらえる報酬がSSRレインボーなおべえです。

3属性持っているという明らかに嘘っぽいキャラクターでしたが、「このカードを出してくれ」という声がユーザーや掲示板に殺到して施策して良かったです。

――喜びの声が掲示板で見ることができるのはやる気に繋がりますね!

庄子氏:
逆に今年は何をしてくれるのかというプレッシャーにもつながりますね。

――毎年盛り上げていくのは確かにプレッシャーになりそうです(笑)。

2017年のエイプリルフールのネタがこちら!

突如ヒロイン「菜子」の引退騒ぎが起きる。

行商人らしき人物が怪しい行動をしていたとの目撃情報を元に調査を進めた結果、犯人は注目されたかったと主張する「なこべえ」(自称)の仕業であったことが判明する。

その後なこべえは追放され、一連の騒動は幕を下ろす。

まさかのなこべえ!汎用性が高すぎる…。

本インタビューの様子はこちらから:
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日本の神話・歴史をモチーフにした本格カードRPG「ヤマトクロニクル覚醒」!

「ヤマトクロニクル覚醒」とは、突如暴走し時空を歪めてしまった神「イザナギ」を止めるため、現代に現れた武将達と共に戦うスマートフォン/モバイル対応のブラウザゲームです。
「イザナギ」によって時空が歪んでしまった世界を救うため、過去の偉人たちと共に戦い日本の再生を目指そう!『ヤマトクロニクル覚醒』で遊ぶ

執筆者: 編集部