「ポケモンGO」以前にもポケモンが現実世界に飛び出していた!?歩数計ゲームの世界

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執筆者:編集部

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出典元:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticlabs.pokemongo

リアルに色んな場所を歩いてポケモン探しが楽しめる「ポケモンGO」!

先行リリースされた海外では社会現象化

憧れのポケモンマスターにマジでなれちゃうゲームアプリが登場したワケなのだからそれも納得。本作が話題にならないワケがない…!

実はリアルにポケモンを育てられるゲームは昔からあった

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出典元:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticlabs.pokemongo

ところで、リアルでポケモンを育てられる「ポケモンGO」のようなゲームは、実は昔からあったのだ…!

現実のいろんな場所を歩くことによって、様々なポケモンを育てるゲーム…。

…それが、歩数計+携帯液晶ゲーム!

現実に歩くことによって歩数計がカウントアップ! 歩数に応じてキャラが育っていくというゲームだ。

「ポケットピカチュウ」

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出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B006FZTHU8/

歩くことによってピカチュウと仲良くなっていくことができるというゲーム。1998年3月任天堂より発売。

歩数が増えれば増えるほど、ピカチュウは新たなしぐさを見せてくれるようになる。

いわば、ポケモンの主人公・サトシと同様、ピカチュウと一緒におでかけすることで親密になっていくというコンセプト…

…なのだが、手でつかんで上下にシャカシャカ振るだけで歩数がアップしていくので、手で振って育てていたという人が少なくない模様。

上下に振れば振るほど愛嬌を見せるピカチュウ…改めて考えるととてもシュールだ…。

「ポケットピカチュウカラー 金・銀といっしょ!」

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出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B000067UE4/

1999年11月任天堂より発売。

「ポケットピカチュウ」がカラーになっただけ…と見せかけて、タイトルにもある通り「ポケットモンスター金・銀」と連携できる優れモノ。

ただ何分ピカチュウしか出てこないので、任意のポケモンを育成して「金・銀」へ戻すというようなことができるわけではなく、「金・銀」側で歩数に応じてアイテムがもらえるという連携だった。

ただ、アラームの作曲機能などもついていて、何気に高機能!

「ポケウォーカー」

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出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00E37OTGC

「ポケットピカチュウ」の超発展形! 2009年9月任天堂より発売(「ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー」に同梱)。

任意のポケモン一体を選んでおでかけし、歩数を稼ぐことでレベル上げ・なつき度上げが可能

さらに、本当は当たり前のことなんだけど、歩かないと歩数が増えない! つまり、手で振ってもダメ!

まさしく、ポケモンと一緒にリアルにおでかけできるゲームなのだ。

なんとポケモン以外にも歩数計+携帯液晶ゲームはある!

歩数計+携帯液晶ゲームは、「たまごっち」ブームの中から派生商品として生まれたもので、ポケモン以外にも同様のものが存在している!

「てくてくエンジェル」

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出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B0006I0J5M

1997年12月にハドソンより発売された、元祖・歩数計+携帯液晶ゲーム

一日に歩く目標歩数と育成期間を入力。目標歩数をクリアできたかどうかでキャラが成長するというかなり健康器具に寄せた内容

1999年3月にキャラクターを増加した「てくてくエンジェルDue」、2006年12月にはニンテンドーDSと連携する「てくてくエンジェルPocket」といった続編が発売されている。

「ポケットハローキティ」

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出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B000YCGZIA/

サンリオのキティちゃんとふれあえる歩数計+携帯液晶ゲーム。1998年8月任天堂より発売。

歩数に応じて「Kitt」というパラメータがアップ。「Kitt」を使って「キティの森」というミニゲームにチャレンジし、ミニゲーム内で宝箱を見つけることで、キティちゃんのしぐさが増えていくという内容

「ドラゴンクエスト あるくんです」

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出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00BO1RDMW/

国民的RPG「ドラクエ」の人気キャラ、スライムを育成する歩数計+携帯液晶ゲーム! 1998年3月エニックスより発売。

歩数に応じてスライムもマップ上を移動。歩いた地形に応じて様々な種類のスライムに育っていくというかなりゲーム性の高い内容。なんと戦闘要素まで備えている。

「ドラゴンクエスト あるくんです2 そして、しあわせに…」や「ドラゴンクエスト あるくんですリターンズ」といった続編も発売されている。

意外とバリエーション豊富にリリースされている歩数計+携帯液晶ゲーム!

これだけの歩数計+携帯液晶ゲームがリリースされているということは、昔からそれだけ多くのユーザーが「ゲームのキャラと一緒にリアルを過ごしたい!」と思っていた…ということだろう。

…ということは…「ポケモンGO」のヒットを受けて「ドラクエGO」や「ハローキティGO」といったゲームアプリも続々リリースされるかもしれない…。

ジャンルが盛り上がってくれるのは、ゲームファンとしては嬉しいこと! 是非いろんなARゲームが出てほしいものだ。

執筆者: 編集部