【遊戯王デュエルリンクス】デュアルデッキについて徹底解説!

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執筆者:編集部

通常モンスターでもあり、効果モンスターにも変われるデュアルモンスター。

通常モンスター専用のサポートカードを採用しつつ、効果モンスターとしても扱える。

今回はそんなデュアルデッキについての解説をしていきたいと思う。

通常と効果を併せ持つデュアルデッキ

デュアルデッキについての解説

デュアルデッキのコンセプト

「デュアル」とは墓地またはフィールドに表側表示で存在する場合、通常モンスターとして扱い、召喚権を行使することで効果モンスターになれるのである。

上級モンスターをデュアル召喚する際は、リリースは必要ない。

デュアルモンスターは手札やデッキ内では効果モンスターなので注意。

また、再度召喚して効果モンスターになるのはルール効果であるため、「天罰」などに阻止されることはない。

今回はデュアルモンスターを中心としたビートダウンデッキを紹介していく。

「炎妖蝶ウィルプス」必須

☆4/攻守1500のデュアルモンスターである。

デュアルしたら、このカードをリリースすることで自分の墓地のデュアルモンスターを1体特殊召喚することができる。

レベルを問わず、再度召喚された状態で入れ替わるため、状況に合わせたデュアルモンスターを特殊召喚していきたい。

しかし、同名カードとは入れ替えることができないので注意。

また、墓地限定なため、あらかじめ墓地にデュアルモンスターを送っておく必要がある。

通常モンスター専用サポートを受けることができる

その代表格である「突撃指令」をデュアル召喚する前であればコストとして発動することができるのが魅力のひとつである。

デュアルしてしまうと使えなくなってしまうので注意。

また「トワイライトゾーン」も☆2以下であれば対象になるので、一気に展開することも可能。

手札やデッキ内では効果モンスターになっている

例えば「凡骨の意地」は発動することができない。

「凡人の施し」も使用できないのでこちらも注意。

このデッキへの採用率の高いカード

デュアルに関連するカードを紹介していこうと思う。

「ヴァリュアブル・アーマー」

☆5/攻撃力2350/守備力1000と収録されているなかで一番ステータスの高いデュアルモンスター。

昆虫族であるため、「孵化」でデッキから特殊召喚することもできる。

デュアルすることで相手モンスターすべてに1回ずつ攻撃できるようになるため、その高攻撃力で一掃することが可能。

このデッキのメインアタッカーの1体である。

このカードは、インセクター羽蛾のSR枠としてのドロップカードであるため、周回して複数枚入手しておきたい。

その他デュアルモンスター

1ターンに一度戦闘破壊耐性と戦闘を行ったらデッキから同名カード以外のデュアルモンスターを特殊召喚できる「デュアル・ソルジャー」(カードトレーダーによる入手)。

元々の攻撃力が2100になる「巨人ゴーグル」(カードトレーダーによる入手)。

同じく元々の攻撃力が2300になるが攻撃後、守備表示になる「竜影魚レイ・ブロント」(梶木漁太によるドロップカード)。

攻撃宣言時に相手の表表示モンスター1体の表示形式を変更することができる「インフィニティ・ダーク」(カードトレーダーによる入手)。

戦闘によって相手モンスターを墓地に送ったら1枚ドローできる「幸運の笛吹き」(カードトレーダーによる入手)。

戦闘によって受ける自分へのダメージを相手に移し替える「マジック・スライム」(カードトレーダーによる入手)。

いま現在これらが収録されている。

しかし、デュアル関連はほとんどがカードトレーダーによる交換なのですぐに集められるカード群ではない。

デッキの方向性によって採用するカードを選ぶといいだろう。

デュアル以外の関連カード

「ヴィクティム・カウンター」は自分のデュアルモンスター1体を裏守備表示にすることで相手の魔法の発動を無効にするカード。

条件こそ限られてはいるが、発動できたら強いカードではある。

デュアルモンスターもデュアルしていない状態のデュアルモンスターを選びたいところ。

「デュアル・スコーピオン」は召喚、特殊召喚したら手札の☆4以下デュアルモンスターを特殊召喚できるカード。

展開力に長けたカード。

「樹海の射手」は通常召喚できず、条件付きだが特殊召喚できるうえにリリースすることでデッキからデュアルモンスターをサーチすることができる。

☆関係なくサーチできるのが強みのひとつでもある。

通常モンスターサポートカード

やはり「突撃指令」を活かせる点は大きい。

採用率はあまり高くないものの、「馬の骨の対価」もデュアル前であれば発動することもできる。

動かし方

動き方の一部を紹介する。

「樹海の射手」から「炎妖蝶ウィルプス」をサーチして「スペシャル・デュアル・サモン」

「樹海の射手」が場に出せるということは墓地にデュアル(通常)モンスターがいることに繋がる。

なので樹海の射手でウィルプスをサーチして、その後ウィルプスを通常召喚。

そして、さきほど召喚したウィルプスにスペシャル・デュアル・サモンを使う。

スペシャル・デュアル・サモンは効果対象にしたモンスターは手札に戻ってしまうが、炎妖蝶ウィルプスに使用することでそのデメリットを回避することができる。

手札に戻る前にウィルプスをリリースして墓地のデュアルモンスターと入れ替われば手札に戻らず、デュアルモンスターが場に残った状態で続行することができる。

「孵化」によってヴァリュアブル・アーマーを特殊召喚

いま現在デュアルモンスターで一番ステータスの高い「ヴァリュアブル・アーマー」を孵化で特殊召喚することも狙って安定度を上げたい。

しかし、手札事故を少しでも軽減するために採用枚数は気を付けていきたい。

このデッキへの対策

デュアルに関するカードプールの少なさから、デッキパワー自体まだ低めである。

ヴァリュアブル・アーマーを阻止したり、再度召喚させなければ特に今は驚異的なデッキではない。

考察:通常と効果の二刀流デッキ

通常と効果の1枚で2パターンの闘い方ができるモンスター群である。

しかし、現状、強さのわりに構築難易度が高いと不遇ではある。

ランク戦で勝ち抜くにはまだデッキパワー不足であるといえる。

そのため、今後のカードプール増加に期待したいデッキだ。

執筆者: 編集部