【歌マクロス】『超時空要塞マクロス』歌姫“リン・ミンメイ”について原作エピソードなどを交えてご紹介します!

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執筆者:編集部

正式配信が待ち遠しい、2017年夏配信予定のマクロスシリーズ初のリズムゲーム『歌マクロス スマホDeカルチャー』!ゲームをさらに楽しむために、『超時空要塞マクロス』歌姫“リン・ミンメイ”について原作エピソードなどを交えてご紹介します!

『歌マクロス スマホDeカルチャー』とは…

2017年夏配信予定のマクロスシリーズ初のリズムゲーム。
当初は今年2017年春配信予定でしたが、さらなるクオリティアップのため夏へと延期。しかし、βてうとを経て公開されたゲームシーンから期待に胸が高まるばかりです!
マクロスシリー初リズムゲーム
時空を超えて歌姫たちが集う夢のゲーム!

シリーズを彩ってきた名曲の数々をリズムゲームで楽しめるだけではなく、歴代の歌姫たちが歌って踊る姿をまた見ることができるのが魅力的!さらに、アニメの名シーンや新規描きおろしイラストも楽しめる「エピソードプレート」などリズムゲーム以外の要素もアツい!

“リン・ミンメイ”とは…

1982年に放送されたマクロスシリーズの1作目『超時空要塞マクロス』に登場する歌姫!
元子役スターだった叔母の影響で芸能界に憧れ、15歳のときレコード会社の歌手オーディション予選に合格。しかし宇宙戦艦マクロスの進宙式を観ようと遊びに訪れていた島で、異星人との交戦に巻き込まれてしまいます。その時自身を救助した“一条輝”とともにマクロスに乗艦することとなります。

その後しばらくは中華料理店「娘々(ニャンニャン)」の看板娘という以外には特に目だ立たない平凡な高校生として生活を送っていましたが、艦内放送のイベントや「ミス・マクロスコンテスト」での思わぬ優勝をきっかけに芸能界入り。瞬く間にトップアイドルに上り詰めていった元祖“超時空アイドル”です!

実は初めてサブキャラだったミンメイ
企画当初はサブキャラの1人だったが、企画が進むうちに重要な役割へと。

リン・ミンメイ [鈴明美/Lynn Minmay]
・西暦1993年10月10日生まれ(第1話時点で15歳)
・出身:日本/横浜
・身長:158cm/ 体重:47kg/ B80-W58-H87
・種族:地球人
・好きなもの:アイリッシュ・コーヒー、豚足
・所属:ビッグスター・レコード
・CV:飯島真理

星間戦争での最終決戦決戦において、ミンメイの歌を全面に押し立てて戦う輝の案(後のミンメイ・アタック)が初めて採用され、人類側の勝利に大いに貢献しました。
宇宙戦争という現実にも陰ることのないミンメイの天真爛漫な魅力は、流浪のマクロス市民を励ましたことに加えて、異星人ゼントラーディの兵士までも魅了し、やがて戦争終結に大きな役割を果たすこととなります。

終戦後は地球各地を回り復興に尽力しますが、一時期の熱狂に比べてアイドル人気凋落の悲哀を味わいます。歌うことの意味に迷い失踪、楽しかった思い出に縋るように輝の元に身を寄せました。そしてようやく輝への想いを認識したものの時すでに遅く、輝の心はすでに別の女性が占めており…失意のミンメイはもう一度歌手として生きる道を選び、ひとり旅立っていきます。

歌唱曲

私の彼はパイロット/ミンメイのデビュー曲
愛・おぼえていますか/劇場作『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主題歌
小白竜(シャオ・パイ・ロン)/マクロス艦内で製作・公開されたミンメイ主演カンフー映画の主題歌
etc…

エピソード

性格は明朗快活。マクロス艦内でも叔父の中華料理店「娘々(ニャンニャン)」を再開しようとするなど、環境に順応しようとする積極的な女の子です!しかし、一部自己中心的で八方美人という面も持っており、他人の感情や立場を配慮することが苦手という一面も。
これは、制作スタッフの「河森正治」さんと「美樹本晴彦」さんによって、“性格が良く可愛いという従来の「都合の良いヒロイン」へのアンチテーゼ”として“多少性格の悪い部分もあり全員に好かれなくてもいいキャラ”といった設定で、生み出されたからです。

理想像よりも等身大な女の子としての姿を優先した描写から、当時はビジュアルと性格のギャップに戸惑いを覚える視聴者もしばしば。人類の存亡をかけた宇宙大戦に対して邪気すぎる態度から「わがまま」「ぶりっ子」という反感を憶えるひとも少なくない数いたそうです(実際、ある雑誌上での読者投票企画で「嫌いなキャラクター1位」に選ばれてしまったことも…)。

のちに“(マクロス世界における)第一次星間大戦の戦勝20周年を記念して2031年に作られた映画”『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(劇場版)』では、作品の雰囲気に合わせて「努力家」へと設定を変更され、従来のアニメファンも比較的感情移入しやすいキャラになりました。

他シリーズ作品との関わり

『マクロスF』では伝統の祭典として「ミス・マクロスフロンティア・コンテスト」が開催されており、出場したヒロインのランカ・リーが「伝説の曲」である「私の彼はパイロット」を歌いました!
ゲームでも名場面が楽しめる
公開されたゲーム動画にもコンテストのステージが。

この他にもオマージュされていたりと、以降のシリーズ作品では「歴史上の偉人」として偶像崇拝的な描かれ方もされています!

作品内外で連綿と受け継がれた歴史を感じられるのも『マクロス』シリーズの魅力の1つ。シリーズ作品が一堂に会する『歌マクロス スマホDeカルチャー』でも、作品同士の絡みで、どんな新たな歴史が紡がれるのか楽しみです!

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「マクロスΔ」でレイナ・プラウラーを演じる東山奈央さんやボーグ・コンファールト役KENNさん、ヒロインのフレイア・ヴィオンを演じる鈴木みのりさんが「マクロスシリーズ」について、生でお届けしています!

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