【シャドウバース】攻撃回数を回復するフォロワー!?癒しの奏者・アンリエットを解説!

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執筆者:編集部

『神々の騒嵐』のゴールドカード『癒しの奏者・アンリエット』について解説していきます。

その能力の範囲はどれほどなのか、どのように使うのがいいのかなど『癒しの奏者・アンリエット』の真髄に迫っていきたいと思います。

使い方に迷っている方や興味のある方は参考にしてください。

癒しの奏者・アンリエットとは?

『癒しの奏者・アンリエット』は新パック『神々の騒嵐』から登場したニュートラルフォロワーです。

「この歌であなたに癒しを・・・」

「この歌であなたに癒しを・・・」

コスト7、攻撃力4・体力5の高コストフォロワーで、コストに対してステータスが低い分、優秀な能力「攻撃済のフォロワー1体を攻撃していない状態にする」を使えます。

「攻撃済のフォロワー1体を攻撃していない状態にする」というのは、対象の攻撃済フォロワーを攻撃する前の状態に戻すということになるので、フォロワー1体が複数回攻撃できるようになるという形になります。

さらに対象のフォロワーの体力を上限まで回復(全回復)するため、フォロワー除去後に『癒しの奏者・アンリエット』を使って攻撃回数も体力も全快させるという方法もあります。

癒しの奏者・アンリエットのメリットは?

通常フォロワーの攻撃回数は1回なので、回復する攻撃回数も1回と思うのが普通なのですが、時折2回攻撃を持つフォロワーがいます。

「お前を喰うてやろうかのう・・・」

「お前を喰うてやろうかのう・・・」

代表的なフォロワーではドラゴンの1ターンに2回攻撃可能な『ハイドラ』が挙がるのですが、それを『癒しの奏者・アンリエット』を使って回復すると実は回復する攻撃回数は1回分ではなく、2回分となります。

「攻撃済を攻撃していない状態にする」というだけで回復する攻撃回数は指定されていないので、「攻撃回数2回」を持つフォロワーに『癒しの奏者・アンリエット』を使えば最大4回になるということになります。

体力を全回復することもメリットではありますが、回復できる攻撃回数に指定がないということが『癒しの奏者・アンリエット』の最大のメリットといえます。

癒しの奏者・アンリエットの欠点とは?

先ほど言ったように『癒しの奏者・アンリエット』は、「攻撃済のフォロワーを攻撃していない状態にする」能力を持っていますが、この「攻撃済のフォロワー」というワードが重要になります。

能力を使うには場に攻撃済のフォロワーがいないと『癒しの奏者・アンリエット』の能力は無効になります。

能力を使わずに場に出すことももちろんできますが、高コストの割りにステータスがコスト5のフォロワーくらい低く、能力があってこそのフォロワーなので能力を使わずに場に出すのはかなりネックです。

なので、最低でも強力なフォロワーが1体以上場にいる状態で使う必要があるフォロワーというのが、『癒しの奏者・アンリエット』の欠点になります。

癒しの奏者・アンリエットの使い方

『癒しの奏者・アンリエット』は実質攻撃回数を増やすことができ、中盤(5ターン目)以降から勢いがつく晩成デッキや高ステータスフォロワーを使うデッキと相性がいいフォロワーです。

攻撃力の高いフォロワーの攻撃回数を増やすことを重視して使うことが多く、相手リーダーを追い詰める一手となります。

体力を全回復できるので、相手リーダーへの攻撃や相手フォロワーの除去も含めて攻撃力5以上の守護フォロワーの体力回復にも使えます。

ロイヤルデッキで大ダメージ!

エンハンスで「攻撃回数2回」を付与できる『レヴィオンセイバー・アルベール』でも同じように攻撃回数を4回にでき、進化すれば攻撃力5・体力7なので合計20のダメージを与え、一気にバトルを終了することも可能です。

「エンハンスなら1ターンは無敵だ!!」

「エンハンスなら1ターンは無敵だ!!」

ロイヤルだと低コストの疾走持ちフォロワーが豊富なため、『癒しの奏者・アンリエット』と一緒に使うこともできます。

低コストフォロワーでおすすめなのは、コスト3の疾走持ちフォロワー『ノーヴィストルーパー』です。

10ターン目になれば出したその場で攻撃でき、進化後残ったPP7で『癒しの奏者・アンリエット』を使うことで合計8のダメージを与えられます。

フォロワーを場に出す機会も多いデッキなので能力が無駄になることもほぼありません。

高ステータスを使うドラゴンやビショップにもおすすめ!

最大PPを自分で上昇させ高コストフォロワーを使うドラゴンや、高ステータスのフォロワーを出すビショップと相性が抜群のフォロワーです。

ドラゴンに関しては先ほど『ハイドラ』を紹介しました。

ドラゴンは最大PPを自分で上昇させることができますが、それよりも『癒しの奏者・アンリエット』を使いやすくする方法では、コストを減少させるという工夫がおすすめです。

竜の伝令

「この声を聞きし者よ!来たれ!」

スペル『竜の伝令』によって手札に出せばコストが6になり、『騎竜兵』を場に出した際に、コストを-2することも可能なので、この時点でコスト4になります。

最終的に『騎竜兵』の能力の重ね掛けにより、コスト0もしくは1も狙えるので高コストのカードとの合わせ技も可能になります。

ビショップでは次のターンまで場にフォロワーが残りやすく、ターン開始時にカウントダウンアミュレットで疾走を持ったフォロワーを出すことが強みです。

最大PP7以上のターンに疾走を持つ『壮麗なる隼』をアミュレットで召喚出来れば『癒しの奏者・アンリエット』で直接攻撃を2回ということもできます。

癒しの奏者・アンリエットはOTKエルフデッキには向かない?!

『癒しの奏者・アンリエット』は対象のフォロワーが高ステータスであればあるほど能力が非常に優秀になります。

ですが、その逆の低ステータスになると「攻撃済を攻撃していない状態にする」効果があまり多くのダメージを与えられない分、かなり薄くなります。

低ステータスデッキで代表的なのはカードのプレイ数を使って戦うOTKエルフです。

リノセウス

「撃たれ弱いが攻めなら負けぬ」

特に重要なのがアタッカーとして使う『リノセウス』なのですが、『リノセウス』はプレイ数で強化しないと攻撃力が1のままで、強化したとしてもターン終了時にもとに戻ります。

いくら疾走を持っているフォロワーといってもプレイ数を稼ぐことで大ダメージを出すフォロワーなので、PPが7も必要な『癒しの奏者・アンリエット』との相性は最悪です。

なので『リノセウス』を軸にしているOTKエルフデッキでは『癒しの奏者・アンリエット』が使いにくいので注意してください。

執筆者: 編集部