Revolve Act -S-(リボルヴ アクトS)

Revolve Act -S-(リボルヴ アクトS)

パブリッシャー ysy,inc.

ジャンル カードRPG

1人用メインでも遊び込める本格ストーリー付き!「ペルソナ」「遊戯王」好き必見の学園伝奇ジュブナイルTCG

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※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。

Revolve Act -S- レビュー

カードアニメチックな世界観が良いね!▲

少女と出逢い、僕の世界は流転した――

『Revolve Act -S-(リボルヴ アクトS)』は、仮想空間のカードゲームを武器にして戦う学園伝奇ジュブナイルTCG。

新しく転校してきた主人公ミナトは、ゲーム上のカードを実体化する都市伝説「カラス男」と出会ってしまう。

不思議な少女に導かれるまま少年探偵となり、仲間と共に学園生活を送りながら怪人の正体を追うのであった――。

一度はサービスを終了したタイトルだが、グラフィックを大幅に進化させての新規リリース。様々な所に手が加わっているぞ。

墓地が資源となる「リボルヴ」システム

Revolve Act -S- レビュー

▲敵の場にカードが無ければダイレクトアタックも可能。

フィールド上に錬成(召喚)したカードは、ターン毎に一回だけ攻撃可能。

敵カードのパワーを上回っていれば破壊し、超過分だけ相手プレイヤーにダメージを与える。

破壊されたカードは「エナジー」として扱われ、強力なカード使用時のコストとして利用できるのが大きな特徴だ。

コストを消費した際には20枚の山札へ戻されるので、手札を回しながら重コスト系をいち早く場に出そう。

異なる用途を見極めてカードを使いこなせ

Revolve Act -S- レビュー

▲上がアニマ、下が使い切りのアシスト効果。

全カードは2種類の使い道を持っていて、1つは戦闘モンスターとして前衛に錬成する「アニマ」。

もう1つは後衛にセットする「アシスト」で、単発限定の代わりに敵を強制破壊などの特殊効果を発動できる。

モンスター罠や魔法が同梱している仕様となっており、状況に応じての使い分けが求められるぞ。

『Revolve Act -S-』はシンプルでハマれる戦闘&ソロモードが楽しい!

Revolve Act -S- レビュー

エースカード召喚は迫力アリ▲

プレイ感はアドバンス(生け贄)召喚が全盛期だった初期の「遊戯王」に近く、純粋なパワーが最重要だ。

複雑なコンボも多くないし、味方の種族に合わせてバフを掛けるなどの数値の殴り合い感には懐かしさがあって良いね。

敵陣を全滅させるような一発逆転効果もあるけど、相応にコストが必要だから発動タイミングを限定されて戦略性が必要になっている。

二十代カードゲーマーの筆者にブッ刺さりつつ、奥深さを感じるバランス調整。秀逸なコンセプトとなっていた。

少年少女を軸にした「ペルソナ3」っぽいストーリー

Revolve Act -S- レビュー

▲ちょっとダークな現代ファンタジー感が心地良い。

オンライン対戦とは別に「ソロモード」が用意されており、報酬付きのNPC戦に挑むことでストーリーが進展していく。

異能力者との闘い、近未来都市を舞台とした学園生活、そしてボーイ・ミーツ・ガール。エンタメ要素が盛り沢山だ。

「遊戯王タッグフォース」みたいにカードアニメを携帯機でRPG化させたようなコンテンツで、デッキを組み替えながら黙々と楽しめるぞ。

短所を補うポテンシャルはある

Revolve Act -S- レビュー

▲最大5枚まで強化できる。

残念な改変点もある。その1つが同種カードを重ねて攻撃力を恒久的に上昇させる「パワーアップ」機能だ。

僅かに上回るだけで一方的に打ち勝ってしまう本作での影響は大きく、高レアだろうと複数枚の所持を求められるので強くするのは大変そう。

一応、ボイス演出追加や画質面などは旧作よりもブラッシュアップされており新作TCGとして見れる出来に進化していた。

ストーリー付きの本格カードRPGとして遊べる部分が個性的なアドバンテージなので、そこに惹かれる人は試してみてほしい。

ゲームの流れ

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転校生が周りと打ち解けつつ都市伝説を追っていく、王道かつ明確なストーリーがある。

スマホのカードゲームはこのあたりが軽視されがちだけど、コンテンツとして成り立っており差別化されていた。

Revolve Act -S- レビュー

バトルもコスト周りのルールさえ覚えれば分かりやすい部類。

後衛にセットしたアシストカードは条件を満たすと強制発動するから、フェイントで避けるような駆け引きもある。

とはいえメインはモンスターの殴り合い。「ヴァンガード」にも通じる部分があるね。

Revolve Act -S- レビュー

カードは1枚の手札が実質2枚の使い道を持っていて面白い。

高レアの効果が強すぎて、低レアキャラを活かしにくそうなのは残念だけど。

パワーアップ(同種被せ)を続ければ、ボイスやイラストが変化するファン向けな特典も。

Revolve Act -S- レビュー

コンボもあるにはあって、シナジーを持つカードを組み合わせれば火力を倍増する効果など様々。

ただし持続的かつ安定して得られるパワーが強い本作において、汎用性の強いカード群には劣るかも。

Revolve Act -S- レビュー

オリジナリティもあるし、一人用メインでも遊べるカードゲームとして個人的にはアリだと思った。

この先はアナタの手でプレイしてみてくれ!(お約束)

『Revolve Act -S-』序盤攻略のコツ。

Revolve Act -S- レビュー

序盤はオンライン戦に潜るよりも、ソロモードを進めながら報酬を集めていこう。

「ジュンさんのレッスン」はバトルにおける必須級ルールを教えてくれるし、1分程度でガチャ一回分を稼げてウマイ。

ミッションの達成からもガチャ券を貰えるので、まずはカードプールの充実化を目指して収集だ。

コストのバランスに気を遣って構築を組もう

Revolve Act -S- レビュー

本作は序盤のテンポが非常に重要で、最初の手札が高コストばかりでアニマを出せないと厳しい展開になる。

無消費で出せるコスト0のカードだけでなく、コスト1も手札から一枚捨てれば1ターン目から錬成できるから多めにデッキへ積んでおきたい。

3以上のエナジーが溜まる2ターン目からは大型アニマの殴り合いになるので、パワーの高い種族を確保しよう。

パワーだけでなく盤面有利に繋がるカードも必要

Revolve Act -S- レビュー

手札ドローやエナジー増量系は、1枚で2枚以上のアドバンテージを稼げる。これらを操作する能力持ちカードは強い。

種族限定などの小難しいコンボを狙うより、高コスパ&高パワーのアニマで場を制圧する戦法のほうが扱いやすくてオススメだ。

2エナジーさえ溜まれば無消費で出せる「戦士の亡霊」をはじめに、コスト踏み倒し・底上げ系も有能だから多めに採用しよう。