からっぽのいえ

からっぽのいえ

パブリッシャー ところにょり

ジャンル カジュアルゲーム

価格 基本プレイ無料

遊ぶではなく「インストール」するゲーム。博士。娘。ロボの思い出を犠牲にして大切なモノを守ろう

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からっぽのいえ androidアプリスクリーンショット1

記憶を消すか。思い出を守るか。その判断を迫られる。

人のもういない空っぽの家を、いつまでも守りつづけるロボットがいた

からっぽのいえイメージ
「からっぽのいえ」は荒廃した世界で大切なものを守り続ける終末アドベンチャーだ

人のもういない。からっぽの家を。

家庭用汎用性ロボット「RJ6388265」がいつまでも守り続けている。

家にやってくる敵は日に日に数を増し、それをタップでロックオンし、ミサイルで撃ち落とすことが彼の日課となっている。

彼の記憶媒体の容量は限られており、からっぽの家を守るために家族との記憶データを消去することで、防衛システムをアップグレードしていた。

製作者である<博士

博士の娘である<みっちゃん

家事をしたり、他愛ないことを話したり、RJ6388265がそこにいて確かに暮らしていたことを証明するもの。

それを消してまで守るべきものが、彼にはあった。

からっぽのいえの特徴は秀逸な世界観とゲームデザイン

からっぽのいえ androidアプリスクリーンショット2

ロボができないことをプレイヤーに委ねているのが素晴らしい。

荒廃した世界。残された家。誰もいないその家を守るロボット。

周囲に現れる機械兵器をタップで倒し、物語を進めていくのだが、彼の記憶は兵器のアップグレードと共に消えていく

彼が彼であることを消し、0と1の記号に変えるのか。

記憶を守り、その象徴となる家を危険にさらすのか。

自我を失い、ただの機械へと戻っていくロボットをプレイヤーは止めることができない

しかし、記憶が消されることで、より強烈に彼のを脳に焼き付ける。

ロボットができなかった、残しておけなかった記憶はこのゲームを遊んだ人へとインストールされ、結果として「RJ6388265」という自我は生き続ける。

そんな少しの希望と怖さを感じられるのがたまらなく良い。

からっぽなんかじゃない、悲しいだけじゃない、きっとそこには満たされた何かが残るはずだ。

からっぽのいえの序盤攻略のコツ

からっぽのいえ androidアプリスクリーンショット3

彼らの思い出を記憶してあげよう。

ゲームは時間経過によって現れる敵を倒して部品を集め、RJ6388265の記憶を閲覧しながら進める。

それを見ると記憶データを消去してシステムをアップグレードするかを迫られ、一度消した記憶は0と1の羅列に変わってしまうので注意しよう。

ストーリーに分岐はなく一本道なので、じっくりと物語を読み込むといい。

ゲームの流れ

androidアプリ からっぽのいえ攻略スクリーンショット1
家の周囲に現れる機械兵器をタップし、ロックオンしてミサイルを発射しよう。
androidアプリ からっぽのいえ攻略スクリーンショット2
家の上にあるアイコンをタップすると、敵を混乱させ呼び寄せる電波を発信できる。
androidアプリ からっぽのいえ攻略スクリーンショット3
敵を倒して部品を集めると制御システムをアップグレードできる。RJ6388265の記憶データを犠牲に……。
androidアプリ からっぽのいえ攻略スクリーンショット4
記憶データは部品を溜めたときにしか見れない。
androidアプリ からっぽのいえ攻略スクリーンショット5
また、ゲームを進めるには必ず記憶データを消去しなければならない。