無限牢獄

収監されている乙女は悠子、菜摘、カトレアの3人！ いずれもキュートでありながら微エロ感漂う魅力的な娘たち。

…けど、喜んでばかりはいられない。救い出すべき乙女は、主人公に依頼をした富豪の孫娘である1人のみ。そもそも手錠を溶かす酸の量も1人分しかないのだ。

おしとやかでいかにもお嬢様っぽい悠子。フランクでお嬢様っぽくはないがただ一人祖父の救出計画について言及した菜摘。一人だけ豪華な特別使用の牢獄に入れられたカトレア。誰もが怪しく決定打にかけ、悩ましい…！

ゲームシステム的にはタップで手がかりを探して謎を解いていくフツーの脱出ゲームだが、エロキュートなヒロインと、救出ターゲットは誰か？というミステリーが独自のおもしろさを味わわせてくれる！

ゲームは依頼主から提示された脱獄計画を元に進んでいく。この依頼主、計画を提示するだけじゃなく、主人公の奥歯に酸を埋め込んだりカツラかぶせた上カツラにワイヤー仕込んだり…と、脱出についての装備まで万全に整えてくれる。

この辺りの描写は、海外ドラマの「プリズンブレイク」などで描かれる「脱獄にあたってのアイテムをどうそろえる!?」的展開を感じさせ、ドキドキさせてくれる。

さらにドキドキさせてくれるのが看守の目をあざむくシーン！ 本作には看守が見回りに来る時間を示すゲージがあり、このゲージがゼロになる前に自分の独房へ戻る必要がある。

このシステムがサスペンスを生んでいて、ゲーム中ドキドキしっぱなし！ 脱獄のスリルをバッチリ味わえちゃうのだ。

ただ難点は、肝心の乙女たちが4章まで出てきてくれないため、序盤はちょっと退屈してしまうこと。でも、本作は4章からが本番。それまでは何が何でもプレイを続けていただきたい！


4章までで詰まりそうなところといえば、看守が部屋に来るまでにブリキの板とビスを隠さなければならないというイベント。

ブリキの板を隠す際は部屋に置かれた食事がポイント。まずは食事をタップしてあるアイテムをゲットしよう。隠し先となる場所は食事中なるべく見たくない場所だ。

一方、ビスは元の場所へ戻せばOK。こちらはタップ範囲が狭いため認識されづらいかもしれないが、慎重にタップすれば隠すことができるハズだ。