ビートレーサー

左右のフリックでラインを移動。上フリックでジャンプ。下フリックで後ろから迫りくる敵への攻撃…と、操作方法はこの手のアクションの王道スタイル。

いたってフツーのカジュアルアクションに見えるかもしれないが、フツーじゃないのがBGM！　出現するオブジェクトとBGMが完全に連動しており、プレイ感が音ゲーそのもの。

自分の繰り出すアクションがBGMを鳴らしているかのような感覚。アクションの気持ちよさと音ゲーの気持ちよさがダブルで楽しめちゃう！

音ゲーが好きな人はもちろんのこと、「Rez」や「斑鳩」、「メタルブラック」といった音が気持ちイイ系のアクション/シューティングが好きな人に超オススメしたい作品だ！

例えば背景はBGMの低音部に合わせてアニメーションしておりウーファーのよう。また、波が上下するようにアニメーションする障害物は、音量を示しているかのようだ。

さらに、沢山のオブジェクトを一度にゲットする部分では、連続して鳴る短音やドラムを重ねていて、これがとてもカッコいい！

これらに加えて、ミスなくオブジェクトをゲットすることで背景の色が青→黄色→赤と変化！　思わずテンションアゲアゲに！

音とゲームに関わる各種要素の連動を工夫したことがよくわかるゲーム。プレイすればすぐにこの気持ちよさが分かるハズだ！

そうすると、障害物を避けそこなったり、背後から忍び寄る敵を撃退できずゲームオーバー…ということになりがちだ。

このため操作に慣れるまでは、オブジェクトのゲットよりも障害物の回避を意識してプレイしよう。

音ゲーと違ってオブジェクトを逃したとしても、ゲームオーバーとなるワケではない。なので、結果的に良いスコアを叩きだせるはずだ。

障害物を避けることに慣れてきたら、今度はオブジェクトをノーミスで取っていくことを目指そう。