キューエル リフレクト

洗練されたデザイン、BGMが魅力！

ゲームの特徴

シャレてる。ハイカラなゲームやなぁ、というのが初見の感想。パズルとしてのおもしろさはもちろん、ステージの背景のアニメーションや水滴の動きなど演出がリアル、それらの中でも際立つBGMの良さ。西洋の町の昼下がりにかかっていそうな心地よい音楽が流れている。雰囲気がものすごく良い大人のゲームだ。

物悲しさを感じる古びた倉庫。

古い倉庫の一角に置かれた額縁の数々。それは年代ごとに分かれており、ひとつタッチすると結露した4つの窓ガラスが現れる。4つのガラスにはそれぞれ銀色の玉が置かれたステージがあり、プレイヤーは青い雨粒を操作して銀の玉を集めていく。ヒント機能がついており、青い雨粒をなるべく動かさずにクリアするとヒントを使える回数が増えるようになっている。

流れるBGMもすばらしくイイ。

ダメなところ……うーん、考えてみたんだがあまりない。強いてあげるならゲーム性の部分で、時間制限のあるモードがあれば、よりおもしろくなっただろう。でもそれを入れると、この穏やかな雰囲気が壊れそうなんだよな。斬新な感じはしないけど作りがものすごく丁寧！ 音楽を聞きながらまったり遊びたい良作パズルとなっている。

ゲームの流れ

操作は青い雨粒を動かしたい方向へタッチ＆スライドさせるだけ。雨粒は壁や障害物に当たらないと止まらない。

各ステージの画面左上には、クリアできる最小の手数が表示されている。達成しなくてもクリアできるが、ヒントを使える回数は増えない。

上下や左右の壁がない場所は、もう一方へつながっている。他にも、当たると雨粒が割れてしまう赤い雨粒など、様々なギミックが搭載されている。

ヒント機能を使うと、そのステージのクリアまでの手順をすべて矢印であらわしてくれる。どうしても解けそうにない場面で使おう。

ゲーム内で特定の条件を満たすと金色の水滴がつくコレクション要素もある。この背景の落ち着いた感じ、流れるBGMが心地いい。